最近「はじめの一歩」がおもしろいんだが? 明らかに井上尚弥の活躍に触発されて作者のモチベーションが回復しとるやん笑 ヴォルグ、千堂、間柴が世界戦線へ【2022年7月】

最近「はじめの一歩」がおもしろいんだが? 明らかに井上尚弥の活躍に触発されて作者のモチベーションが回復しとるやん笑 ヴォルグ、千堂、間柴が世界戦線へ【2022年7月】

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週刊少年マガジンで連載中の漫画「はじめの一歩」。
1989年から連載がスタートし2022年7月現在も継続中、アニメは2000年~2014年の間に三期まで制作され、発売されたコミックスは135巻に到達。今もなお週刊少年マガジンの看板作品であり続けるお化け漫画である。
 
 
だが主人公の幕ノ内一歩が2018年(作中では1999年?)に引退するなど作品のパワーダウンが各所で言われており、一歩引退直後には「はじめの一歩が最終回間近か?」と噂が立ったほど。
 
僕も一歩の引退後もダラダラと続くストーリー展開に徐々に情熱が低下していったのだが、とどめとなったのが2019年6~7月の第1265~1267話。現実の試合を丸々トレースしたのを目の当たりにして「ああ、はじめの一歩は終わったんだな」と確信した次第である。
 
「はじめの一歩」が酷すぎる。マンガ史に残る汚点。まさか井上尚弥の試合を丸パクリするとは…。森川ジョージは完全に終わったんだな
 
それ以降、2020年4月あたりにちょろっと眺めたのを最後にいっさい読むのを止めている。
 
 
今では「その昔、『はじめの一歩』(全60巻)というクソおもしろい漫画があってだな……」などと冗談っぽく言ったりするなど、完全にどうでもよくなっていた。
 
 
で、先日気が向いたので約2年ぶりくらいに読んでみたのだが……。
 
あれ?
結構おもしろいぞ?

 

困ったことに「はじめの一歩」がおもしろいw 森川ジョージは漫画家としては完全に終わったはずだったのに

上述の通り約2年ぶりくらいに(バカにする気満々で)漫画「はじめの一歩」を読んでみたのだが、困ったことに割とおもしろい
 
なぜか千堂武士とウォーリーがスパーリングをしていて、それを一歩が滝汗を流しながら見ている。
で、途中からヴォルグと一歩のスパーリングがスタートし、一歩の強さにヴォルグが「警戒度MAX!!」を宣言。
 
画力も(数年前の)やたらと華奢な身体にデカい頭が乗っかったアンバランスなキャラ造形とは違い、肩回りが隆起して力強さがある。
それこそ宮田一郎vsランディ・ボーイJr.戦前後の七掛けくらいには戻っているのではないか。
 
引退した一歩が現役世界王者(だよね?)のヴォルグに肉薄するトンデモ展開は相変わらずだが、申し上げたように話としてはちゃんとおもしろい。
 
「はじめの一歩」1283話感想。最高だぜ! はじめの一歩。減量がうまくいかずに脱水症状? だったら血を抜けばいい←40年前のあしたのジョーかな?
 
おいおい、どうしたどうした。
何があった? 森川ジョージ。
漫画家としては完全に終わったんじゃなかったのか?
 
と思って直近1か月くらいをさかのぼる&それ以前のあらすじを大急ぎで追ってみたところ……。
 
・鷹村守がキース・ドラゴンに勝利し3階級制覇達成
・間柴了が元世界王者に勝利し世界王座挑戦権獲得
・千堂武士が一歩をKOしたアルフレド・ゴンザレスに勝利し世界王座挑戦権獲得
・ところが千堂の拳の負傷によりリカルド・マルチネスvsウォーリー戦が決定
・ヴォルグ・ザンギエフの防衛戦の相手がゴリゴリのインファイター
・一歩と千堂がヴォルグとウォーリーの練習するジムに出稽古へ
 
その流れで(リカルド・マルチネスへの挑戦を横取りされた)千堂がウォーリーに食って掛かり、次の対戦相手と似たタイプの一歩がヴォルグの練習相手を務める(←今ココ)でいい? のかな?
 
またちょろっと調べてみると、間柴了と元世界王者の対戦や千堂vsアルフレド・ゴンザレス戦はかなりの盛り上がりだったとか。
 
 
鴨川ジム関連、鷹村関連の小ネタとしては、
・鴨川陣営は鷹村を海外で売り出したいが、本人が国内開催にこだわっている
・階級アップで減量苦から解放された鷹村はスピード&パワーが一段上がった
・近い将来、東京ドームでのタイトルマッチ開催を鴨川会長に約束
・鷹村守とリカルド・マルチネスはパウンド・フォー・パウンド1位を争っている
・一歩がヴォルグとのスパーリングで見せた“ガードした腕でそのまま内側から打ち込むカウンター”は鷹村がドラゴンをKOしたパンチ
 
中でも“鴨川会長の老い先の短さ”匂わせとベスト・キッド方式で謎の成長を遂げている一歩の現役復帰匂わにせはだいぶ拍車がかかっている(ついでに鷹村の網膜剝離の匂わせも)。
 
だが現実的にはここからリカルドvsウォーリー、ヴォルグの防衛戦、間柴の世界戦、リカルドvs千堂と重要な試合が控えているので、とてもじゃないが一歩の現役復帰には手が回らない。
 
物語が完結するまで作者は健康でいられるの?
 
だいたいこんな感じで合っているだろうか。
 

今後の展開にワクワクが止まらないw 一歩世代が世界に挑む姿にテンションが上がる

いや、参ったね。
今後の展開を想像すると自然とワクワクしてきやがる笑
 
だってリカルド・マルチネスvsウォーリーなんて、現状リカルド陥落の可能性を秘めた唯一のカードじゃねえか笑
 
恐らく序盤はウォーリーの圧倒的野性が“精密機械”リカルドを狂わせる→リカルド覚醒→中盤以降、伊達英二を葬った暴力ファイトでウォーリーの野性を飲み込む展開になるのだと思うが、「ウォーリーならもしかしたら?」を辛うじて感じさせるのも事実。
 
たとえば次のリカルドvs千堂戦で千堂が再起不能レベルにぶっ壊される→それを目の当たりにした一歩が「僕があなたを倒します」宣言するとかね。
 
ヴォルグと間柴と次戦も楽しみだし、ヤベえなマジで。来週が待ちきれねえっすわ笑
 
ここから無駄な引き延ばしが山ほど入るのはわかっているのだが、それでも。一歩と同世代の面々が世界に挑む姿には問答無用でテンションが上がる。
 

明らかに井上尚弥に触発されてるじゃん。モチベーションが回復して画力も向上心も戻ってきてる

また「本当は海外で鷹村を売り出したい」「リカルドと鷹村がパウンド・フォー・パウンドを争っている」あたりの件は井上尚弥を始めとした近年の日本ボクシング界に影響されているのだと想像する。
 
2022年6月の井上尚弥vsノニト・ドネア戦に作者も大いに興奮していたようだが、要するにそういうことなのだろうと。
 
井上尚弥のリアル鷹村守化完了。さすがのドネアもこの日の井上には勝つのは難しい。悔しすぎてインタビューも聞かずに会場を出ちゃったけど
 
・近年、海外のリングで活躍する日本人選手が増えた
・コロナの影響もあり、井上尚弥のマッチメークがうまくいかない時期が続いた
・井上尚弥がパウンド・フォー・パウンド上位の常連になった
 
諸々の状況に触発されてダダ下がりだった作者のモチベーションが回復、ここにきて画力やストーリーに躍動感が戻りクオリティの向上につながった。
 
ガードした腕でそのまま打ち込むカウンターなどは井上尚弥の試合を丸パクリしていた頃の作者には絶対に出てこないパティーン(だと思う)。
 
千堂がウォーリーを“猿”呼ばわりするヤツなんて、間違いなくジョン・リエル・カシメロへの当てつけでしょ笑
 
一歩の引退前後は作画も含めてすべてが投げやりだったのが、井上の活躍によって現実世界の出来事、技をアレンジしてフィクションに昇華させるスポーツ漫画における“当たり前”を思い出した。
 
仕事に対する熱量、向上心がV字回復した結果、かつての発想力も戻ってきているのかもしれない。
 
いわゆる格闘技の試合を観た直後に腕立て伏せをしたくなるとか、そんな感じ。
森川ジョージの中にも“男のロマン”が残っていたんでしょうね。
 

漫画史に残る名言がナチュラルに生まれるようになれば。井上尚弥バブルがどこまで継続するかが重要

あとはアレだ。
これは!! と思う名言がナチュラルに出てくるようになればパーヘクトである。
 
 
「はじめの一歩」の名言と言えば、
 
鴨川会長がブライアン・ホーク戦前に鷹村にかけた

努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!!

 
伊達英二vsリカルド・マルチネス戦での

伊達「ホレた女の前でカッコつけてえ」
伊達「安物(チンケ)な夢かもしれねえよ」
伊達「だけどオレにとっちゃ一番重要なコトなのさ!」

からの

リカルド「Good-bye エイジ・ダテ!!」

 
幕ノ内一歩vs千堂武士Vol.2での

一歩「強いって、何ですか?」
鴨川会長「知りたいか。ならば戦ってこい。あの男に勝ってこい」

などが思いつくが、これらに匹敵するフレーズを生み出せれば。
 
アニメ「はじめの一歩」第1期が完璧としか言いようがない。「強いって、何ですか?」「知りたいか。ならば戦ってこい。あの男に勝ってこい」
 

鷹村「そこから先は人外の者だけが棲む場所だ。人のまま入ってくるな」
鷹村「一歩に期待するのはもう やめておけ」

こういう明らかに狙って外している&近年の投げやりな心情がモロに出た薄ら寒いセリフとは一線を画す、漫画史に残るようなヤツ。
その中でも僕は伊達英二の「ホレた女の前でカッコつけてえ」が大好きなのだが、変に小手先に頼ったフレーズではない、どストレートに胸に刺さるひと言がほしい。
 
はじめの一歩ベストバウトランキング7選。やる意味ないと思ったけど、やっちゃいます。終末感漂うボクシングマンガの名作記念碑
 
森川ジョージの画力が回復していると申し上げたが、実際には全盛期(伊達vsリカルド~鴨川、猫田の過去編あたり)の半分くらい。長年染みついた錆はまだまだ落としきれていない。
 
つまりここからどれだけ井上尚弥バブルが継続するか、日本人選手の活躍に触発された向上心をキープできるかが重要になる。
 
実際には一歩の現役復帰と井上の引退、どちらが先か? みたいな話だとは思うが笑
 
 
てか、鷹村がブライアン・ホークに勝利→鴨川と猫田が感慨にふける→昔話から2人の過去編に突入!! の流れはマジで秀逸でしたよね。
何度も言いますけど、その昔「はじめの一歩」(全60巻)というクッソおもしろい漫画があったんですよ笑
 
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