井上尚弥vsルイス・ネリ正式発表。まさかAmazon中継とは。東京ドーム開催をかっさらわれたLeminoの絶望感。確かにイベント進行は舐め腐ってたし視聴者の不満も多かったもんな
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前々から噂されていたS・バンタム級4団体統一戦、井上尚弥vsルイス・ネリ戦が正式発表された。
井上尚弥がタイソン以来34年ぶり東京ドーム興行 5.6元2階級制覇王者ネリと防衛戦https://t.co/7SH9JP5LbJ pic.twitter.com/EqmWmQ2KKp
— ボクシングビート (@beat_macc) March 6, 2024
日時は2024年5月6日、会場は東京ドーム。
ボクシングイベントのドーム開催は1990年2月のマイク・タイソンvsジェームス・ダグラス戦以来約34年ぶりで、日本人選手がメインを務めるのは史上初となる。
中継はAmazon Primeが担当、アンダーカードには井上拓真vs石田匠戦、ジェイソン・モロニーvs武居由樹戦、ユーリ阿久井政悟vs桑原拓戦(すべて世界タイトルマッチ)が予定されている。
【情報解禁】
LIVE BOXING 第8弾 開催決定!#井上尚弥vsルイス・ネリ#井上拓真vs石田匠#ユーリ阿久井政悟vs桑原拓#ジェイソン・マロニーvs武居由樹
の4大世界戦を
5月6日(月・振替休日)プライムビデオで独占ライブ配信!
GW最終日は #プライムボクシング で盛り上がろう🥊 pic.twitter.com/8KIAutscIZ— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) March 6, 2024
井上尚弥vsルイス・ネリ現地観戦感想。序盤の鬼強タイムの井上をダウンさせた意義は大きい。S・バンタム級の井上を過度に神格化する必要はない
予想外なことが多かった井上vsネリ。当初は現実味がなかったけど…
井上尚弥vsルイス・ネリ戦が正式発表されたわけだが。
「締結間近」「すでに合意済み」等、2023年12月の井上vsマーロン・タパレス戦直後から噂が出ており、先日の井上拓真vsジェルウィン・アンカハス戦後の会見で井上パパがポロッたりもしていた。
井上尚弥vsマーロン・タパレス雑感。先人の残した情報を総動員して大健闘したタパレスがすげえ。井上の相変らずのヤンキーマインドにも安心した笑
尚弥本人の希望もあってもはや既定路線だったのだろうと。
だが、個人的には予想外なことが多かった。
何度か申し上げているように僕はもともと井上vsネリ戦実現には現実味がなく。
2018年3月の山中慎介戦でのやらかしによってネリは日本で試合ができない。
海外のリングなら可能だが、それをやるには井上の所属するトップランクとネリ所属? のPBCの協力が不可欠。
ただ、軽量級は北米のリングではなかなか採算が取れない。わざわざこの一戦のためだけに協力するメリットがあるの?
そもそもトップランクのボブ・アラムとPBCのアル・ヘイモンってかなりの不仲じゃなかった?
超えなくてはいけない壁が多すぎていまいちピンとこなかった。
ところが上記のタパレス戦後に井上とネリの両陣営が交渉中との噂が。
それに伴い、JBCがネリの処分を解除する方向であると。
おお、マジか。
確かに私怨丸出しの処分ではあったが、こんなにあっさり覆るのか。
もはやメンツもクソもない、天下の井上様が「やりたい」と言えばすべてが通る不条理。
まあでも、絶対に儲かる試合をみすみす手放す必要はないもんな笑
井上尚弥vsルイス・ネリ、日本開催決定的? 井上は2度の北米進出失敗が響いてるんだろうな。JBCが音速で処分を解除。わかってるじゃねえかJBC笑
これが先日までの僕のテンションである。
Amazon中継はオドレエタ。ソリス戦でやらかした拓真を再起用したのもこのため?
で、今回の正式発表を受けて。
まず驚いたのが、Amazon Primeが中継を担当すること。
井上尚弥の試合は2022年12月のポール・バトラー戦からLemino(2021年12月のアラン・デパィエン戦も)で配信されている。今回も当然そうなるだろうと想像していたのだが……。
それこそLeminoとは独占契約に近いのではないか。
「今後、大橋ジムの選手の試合はLeminoが独占中継する」旨の発表もあったし。
よほどのことが起きない限り他所は手出しができないだろうと。
よほどのことが起きたよ笑
いや、マジか。
ここにきて2022年6月のドネア2以来のAmazonですか。
すげえなオイ。
ナンボほど金を積んだのか。
どれだけの条件を提示したのか。
リボリオ・ソリス戦で盛大にやらかした井上拓真の再起用(しかもメインで)もこのためだったのか?
井上拓真vsジェルウィン・アンカハス。いや~、すまん拓真。ナイスファイト。接近戦はオドレエタ。アンカハスは数年前に比べて足が動かなかったな
村田諒太が引退、井上尚弥がLeminoに引っ張られた今、視聴数を見込める選手は那須川天心くらいしか見当たらない。
Amazonのボクシング中継は先行きが明るくないと思っていたが……。
そこを見誤ったことを全力で謝罪させていただく笑
井上をかっさらわれたLeminoの絶望感。せっかくファンの囲い込みをがんばってきたのに笑
そして井上をかっさらわれたLeminoは最悪である。
ご存じの通りルイス・ネリは2017、2018年の山中慎介戦で日本のファンに大いに恨みを買っている。
当時のアレは殺意と言っても過言ではなく、いまだにその怒りを覚えている人も多い。
なので、今回の井上vsネリ戦は山中戦の制裁マッチの意味も大いにある。
正直、ネリが井上に勝つ可能性は限りなく低いと思っている。
これに関しては同じ意見の方が大多数なのではないか。
要するに“普通の指名戦”なわけだが、その試合を(34年ぶりに)東京ドームで行う理由は明白すぎるくらい明白である。
恐らく井上にとって今回はキャリア最大の一戦。
当然Leminoも視聴数、新規加入者数を期待していたはず。
それを直前で? 他所に持っていかれた。
この絶望感は想像を絶するものがある笑
せっかく井上尚弥、拓真、浩樹の3人がファミレスでくっちゃべってる動画等で媚びまくってきたのに。
マジな話、「あんなもんファン以外に誰が喜ぶんだよw」って思ってましたからねボカァ。
まあ、ああいう動画を喜ぶ層をいかに囲い込むかが重要なんでしょうね。
井上尚弥vsルイス・ネリ再視聴感想。井上がKOに執着し始めたのってドネアVol.2以降かも。“井上信者”とかいうバカが大量発生したのもこの試合から
「井上尚弥さえいればいい」というLeminoの舐め腐った態度が見え隠れしてた
こんなことを言うとアレだが、Leminoの中継は「井上尚弥さえいればいい」という考えがダダ洩れだった。
アンダーカードは後楽園ホールでも組める試合ばかり。
セミとメインの間に意味不明な休憩を(開始時刻の告知もなく)設ける。
また、ロベイシ・ラミレスのインタビュー中に本人への根回しなしで音声をオフにしたり。
はっきり言ってスポーツイベントとしては下の下の下。
「井上の試合があれば満足なんでしょ?」と言わんばかりの態度が見え隠れするのが非常に腹立たしかったことをお伝えする。
しかも、それでちゃんと成り立っているのがなお腹立たしい笑
ルイス・ネリが井上尚弥に勝つ方法を考えすぎて夜しか眠れない。序盤勝負と中盤までチャンスを待つ作戦、どっちが勝ち筋ありますかね? 打倒井上尚弥(ルイス・ネリ編)
Leminoに対するユーザーの不満は僕も何度も目にしてきた。
会場での運営以外にも「アプリが使いにくい」「途中でフリーズする」などなど。
もしかしたらAmazon側はLeminoのそういった部分を交渉の場であげつらったのかもしれない。
てか、あのアンダーカードでOKを出している時点で客を舐め腐ってんだよ笑
JBCがあっさり折れたのはホントに驚きです。ルイス・ネリがJBCの規定なんて知ってるわけないし笑
もう一つ言うと、JBCがあっさり処分を解除したのは改めて驚きである。
井上尚弥が「やりたい」と言った、10000%儲かるイベントというのを差し引いても。
そのくらい山中慎介戦での恨みは深いと思っていたので。
なるほど。
2024年2月26日に正式解除されたわけね。
「告示 2024年2月26日」
「制裁規定第7条1項4号によりライセンス申請資格の回復を認める」とあるのでその項目を読んでみると……。
「第7条(ライセンス申請資格の回復)」
ほほう。
処分開始日から5年経過すれば手続きが可能になると。
当事者が申請書類をJBCに提出、倫理委員会の審議、決定によりライセンスが回復するらしい。
ルイス・ネリの処分開始が2018年なので確かに資格回復は可能である。
ただ、ネリがJBCの規約を知っているとは思えない笑
井上陣営、もしくは日本側の進言があったことは容易に想像がつく。
あれだけの出来事を「ルールに則って処分を解除しました」で済ませるのは違和感しかないが、筋の通った説明などできないというのが本音なのだろうと。
瑠偉須根利vsナァヤ・イノィエ、日本側から情報を垂れ流していくスタンスが新しいなと思ってたけど、結局処分解除のいきさつは説明しないわけね。
そこはある程度取り繕っておいた方がいいと思うけどな。
「ナァヤがやりたい言うたから」がファイナルアンサーなのは明白だけど。 https://t.co/ahcpDDiOrj
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