ジャーボンティ・デービスがウーゴ・ルイスをボコしてKO。でもナイスファイト。デービスvs那須川天心はやるならキックルールだろ【結果・感想】

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アメリカダウンタウンイメージ
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2019年2月10日(日本時間9日)、米・カリフォルニア州で行われたWBA世界S・フェザー級タイトルマッチ。同級王者ジャーボンティ・デービスがランキング9位ウーゴ・ルイスと対戦し、1R2分59秒TKO勝利。初防衛に成功した試合である。
 
 
アブネル・マレスの負傷により、急きょ代役に抜擢されたウーゴ・ルイス。
前戦からわずか20日、なおかつ階級をS・フェザー級に上げてのタイトルマッチとなったが、やはりデービスの牙城は高く。
 
開始直後からパワフルなジャブで後退させられ、徐々に追い詰められていく。
時おり右ストレートを出すものの、デービスの鋭いカウンターからの左に反撃の糸口をつかめない。
 
そして、コーナーに詰まったところで立て続けに左ストレートを被弾。
最後は跪くようにダウンを喫し、そのままレフェリーストップ。顕著なパワー差を見せられてのKO負けとなってしまった。
 
「愛しきレイ・バルガスw マンサニージャに大差判定勝利。ベリスタインのラスト・サンはポテンシャルだけで勝ち続ける」
 

ミスマッチな試合だったなぁ。ウーゴ・ルイスのパンチをちっとも怖がってなかったもんな

アブネル・マレスの離脱により、急きょ実現したこの試合。
いきなり代役に抜擢されたウーゴ・ルイスは1月19日にもリングに上がっており、わずか20日でのタイトル挑戦となった。しかも前戦はフェザー級契約の試合で、何から何まで急なオファーだったことがわかる。
 
そして、試合は案の定一方的な展開に。
開始直後のデービスの右2発で早くも委縮させられ、その後は正面に立たないようにリングを回り続けるだけ。
何発かパンチを返したものの、防御偏重の奥足重心のせいでまったく迫力がない。
 
一方、プレッシャーをほとんど感じることなく前に出続けるデービス。
ガードを下げ、カウンターをチラつかせながらゴリゴリ前進し、ルイスを追い詰めていく。
 
途中、ルイスの右が顔面を捉えるシーンもあったが、デービスはまったく意に反さず。
コーナーに詰めた状態で無遠慮な左を何発も打ち込み、最後は根負けしたルイスが膝から崩れ落ちる。
 
「田中恒成vs田口良一決定か。どうなるかがまったくわからん。今回はTBSで全国中継されるってさよかったな」
 
うん。
ちょっとどうしようもなかったな。
 
前戦のヘスス・クエジャル戦もなかなかの試合だったが、今回はそれに輪をかけてキツい。
鼻から大量に出血していたのを見ると、もしかしたら骨折か?
 
どちらにしろ、完全にミスマッチな一戦だった。
両者の打撃音が全然違ったしね。
 
「ルイス・ネリvsマックジョー・アローヨ予想。そろそろ認めようではないか。我々(僕)はルイス・ネリが気になると」
 

パワー差、体格差を利用するのがウーゴ・ルイスのスタイル。でも、今回のデービスにはまったく通用しなかった

僕の勝手なイメージだが、ウーゴ・ルイスは基本的に体格差と上背を活かして戦う選手。
階級屈指のフィジカルで相手を下がらせ、打ち下ろし気味の連打を浴びせる。
スピードのなさをパワーと物量でカバーするスタイルという印象が強い。
 
なので、今回のようにパワー面でアドバンテージをとれない試合はめちゃくちゃキツい。
最初の数発で逆にデービスにパワー差を見せつけられ、相手は自分のパンチを怖がる様子がまったくない。あそこまでフィジカルに差があると、ウーゴ・ルイスにできることはほとんどなくなる。
 
本人もコメントしていたように、完全に階級違いだったとしか言いようがない。
 
「“カネロ”・アルバレスvsジェイコブス…!! ミドル級で唯一カネロに勝てる可能性があるのがコイツ。当てて走って走りきれ」
 
本来であれば、2年ほどかけて準備をしてようやく勝率30%あるかどうか? という試合。
 
それを前戦からわずか20日のスパンで。
しかも、2016年に長谷川穂積に敗れてから2年ほどのブランクがあり、ようやく2018年に復帰したばかりだというのに。
なおかつ復帰後は3連勝と、フェザー級での戴冠に向けて歩みを進めている最中だったのに。
 
 
ただまあ、アレだ。
この試合に関しては「ウーゴ・ルイスお疲れさま」というのが率直な感想だったりもする。
 
立ち位置を考えると便利屋的な振る舞いも仕方ないのかもしれないが、今回はこの条件でよくOKしたと思う。
 
一部からはだいぶネタキャラ扱いもされていたようだが、個人的にはそんなイジリをする気にはならない。
 
マジでナイスファイト。
今後も適正階級でがんばってくれ。
 
「岡田博喜にとってのベルトランは最悪な相手だったな。9RTKO負けで初敗戦。経験値と慣れと強者のメンタル」
 
あと、アブネル・マレスの健闘にもこっそり期待してたのがね……。
勝つのは難しいにしても、意外と「お?」と思わせる展開にはなったんじゃねえか? とか。
もしかしたら5、6Rくらいまでなら……。
 
いろいろな意味で「まあ、しゃーないな」という一戦だった。
 

ジャーボンティ・デービスvs那須川天心@RIZINだ? 完全に金ヅル化してるじゃねえか。やりたいならやればいいんじゃないのかな

なお、ジャーボンティ・デービスをプロモートするフロイド・メイウェザーが、RIZINの4月大会でデービスvs那須川天心のエキシビジョンマッチの実現を示唆したとか。
 
メイウェザーによると、デービスは次戦を5月に予定しており、本人が了承するならその前に日本で那須川天心とエキシビジョンを行うつもりとのこと。
 
ほほう。
完全にRIZINでの金儲けに味を占めやがったなメイウェザーはww
こういう銭の匂いを察知する嗅覚は引退後も健在だな。
 
「メイウェザーvs那須川天心…。すまん、素直に謝る。この結果は予想してなかった。でもこの2ヶ月ホントに楽しかったわ」
 
まあ、やったらいいんじゃないっすかね。
本人同士が望んで、金額面でも合意できるのであれば。
僕は全然いいと思いますよ。
 
ただしキックルールでね!!
 
今さら言うまでもないが、2018年大みそかのエキシビジョンは相手がメイウェザーだったからこそ実現したもの。
 
今さらあの一戦の是非をどうこう言う気はないが、日本のリングにフロイド・メイウェザーが上がったという事実は間違いなく快挙。那須川陣営が言うように、「生涯唯一の敗戦がメイウェザー」(今後は知らん)という肩書きは何物にも代えられない。
 
もっと言うと、メイウェザーだったらからこそのファイトマネー10億? 15億? だったわけだし、1年の中で唯一ああいう無茶が許されるのが大みそかの舞台でもある。
 
「武尊vs皇治戦の既視感。会場の雰囲気が試合をグレードアップする。武尊はK-1でやること残ってないよな」
 
それに対し、ジャーボンティ・デービスに関しては……。
はっきり言って、え? 誰? という話だと思うのだが。
日本ではボクシングファン以外にデービスなんて誰も知らんし、何の求心力もない。
いくら「無敗のボクシング王者」と紹介されても、ライトなファンはポカンとするだけ。
 
ガーボンタ?
ゲルボンタ?
ジェルボンタ?
 
なーんか首にタトゥが山ほど入ったイキり小僧がおるけど、名前の読み方もわかれへん。
 
この程度の知名度の相手に、わざわざ那須川がボクシングルールで付き合う必要性は皆無。
 
かつての旧K-1のように、ローキックで生まれたての小鹿にした上で「日本のキック王者はボクシングの世界王者よりも強い!!」とでも喚き散らしておけばいい。
 
「ガンボアvsマルティネス感想。そういうことやぞ。S・フェザーならドネア方式でいけるんだよ」
 

メイウェザーの話題作りをマジに受け取る必要はない。どうせ実現しねえし。札束こそが世界の共通言語


そして、こんな条件をメイウェザー側が了承するはずがない。
 
ハナから実現性が薄い話だし、メイウェザーが話題作りのために口にしたに過ぎないことは明白である。
いちいちイライラせずに、ネタとして受け取っておけばいいヤツ。
 
てか、マクレガーvsメイウェザーの際もそうだったけど、金の匂いがする場所にはみんながこぞって群がるからな。
マクレガーが負けたあとはパッキャオやポール・マリナッジが「俺もマクレガーとやらせろ」って言い出したし、MMA選手も「ワイもボクシングのワンマッチやるぜ!!」って息巻いてたし。
 
「パッキャオ圧勝w ブローナーをまったく問題にせず。おかしいだろコイツ。議員との二刀流のルーティーンを掴んだっぽい」
 
那須川天心が負けたあとも同じ。
コナー・マクレガー、クリス・サイボーグ、ライアン・ガルシアが次から次へと「次は俺だ!!」って言い出したしな。
 
競技へのリスペクト()もクソもあったもんじゃないww
結局みんなお金が大好きだよね。
 
 
つまり、札束こそが世界最強であり、万国共通の言語なのであるww
 
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