僕的カッコいい技名ランキング。マンガ作品の中で最高にカッコいいと思っている技名ベスト5を発表するぞ
- 2020.07.16
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先日、全3回にわたって発表した「男なら絶対にやったマンガの必殺技ランキング」。
男なら絶対にやったことあるマンガの必殺技ランキングその1。最強の必殺技には男のロマンが全部詰まっているのである
“男なら一度はマネした人気マンガの必殺技”のトップ10を並べていくランキング遊びでしたが、今回はその流れで「カッコいい技名ランキング」をやってみたいと思います。
予告してからだいぶ時間が経ってしまったのですが、こういうのは思い立ったときにやらないとすぐに忘れてしまいますねww
で、具体的には5位~1位までを発表していくわけですが、一応、前回も載せた第10位~第6位までのヤツを再掲載しておきます。
●第10位
邪王炎殺黒龍波(じゃおうえんさつこくりゅうは)
作品名:幽遊白書
使用者:飛影
●第9位
滅びの爆裂疾風弾(ほろびのバーストストリーム)
作品名:遊戯王
使用者:海馬瀬人
●第8位
大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)
作品名:BLEACH
使用者:日番谷冬獅郎
●第7位
天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)
作品名:るろうに剣心
使用者:緋村剣心
●第6位
一刀流居合 獅子歌歌(いっとうりゅういあい ししそんそん)
作品名:ONE PIECE
使用者:ロロノア・ゾロ
正直、上記についてもがっつり語れる自信があるのですが、それだとさすがにキリがなくなるので。
というわけで、ここから先は僕にとってのオンリーワン(?)なランキングになります。
不遇な知将キャラランキングTOP10その2。5、4位と番外編を発表する。キャラ立ちは凄まじかったし能力も高いのに、扱いが雑すぎて切ないアイツ笑
僕的カッコいい技名ランキングベスト5:第5位
●二の秘剣 紅蓮腕(にのひけん ぐれんかいな)
作品名:るろうに剣心
使用者:志々雄真実
「弱肉強食」の信念のもと、日本征服をもくろむ志々雄真実が緋村剣心との最終決戦で使用した技。
相手を掴んだ状態から手袋の甲に仕込んだ火薬を爆発させる技で、起爆には殺人奇剣・無限刃による“壱の秘剣・焔霊(ほむらだま)”を使用します。
作中では剣心と斎藤一相手にそれぞれ1度ずつ使用し、いずれも気絶させるほどの大ダメージを与えています。
この“紅蓮腕”に関しては、もう字面と語呂が両方ヤバい。
技名の意味は読んで字のごとくで、“猛火をまとった腕”とでも言えばいいでしょうか。
・手からビームを出す
・炎の拳を繰り出す
これらは我々の追い求めたロマン()であり、紅蓮腕はまさにそれを具現化したもの。
しかも、手の甲に火薬を仕込むという明治時代に即したローテクっぷりもいい。
回数制限による縛りは必然的に「1発も外せない」緊張感を生み、技の希少価値をさらに高めます。
使用済みの手袋を捨て、懐から新しい手袋を取り出す志々雄さんの佇まいは何とも言えないものがありましたww
なお、せっかく首根っこを掴んでいるならそのまま刀で頸動脈を切った方がよくね? などと野暮なツッコミを入れることは僕が許しません。絶対に許しません。
男なら絶対にやったマンガの必殺技ランキングその2。誰もがマネしたくなるカッコいい必殺技あれこれ
僕的カッコいい技名ランキングベスト5:第4位
●闘魔傀儡掌(とうまくぐつしょう)
作品名:ダイの大冒険
使用者:ミストバーン
ハドラー率いる魔王軍の魔影軍団長・ミストバーンの技で、掌から放った糸状の暗黒闘気で相手を束縛して操ります。
ただ、この技を使うには強い暗黒闘気が必要となるため、魔王軍からダイの側に寝返ったヒュンケルは暗黒闘気が弱まり本来の威力が失われてしまいました。
続いて第4位の“闘魔傀儡掌”ですが、これまたほどよく毒が効いたネーミングでございます。
それぞれの言葉を細かく解体すると、「掌から発した魔の闘気で相手を傀儡化する」という意味になります。当て字と語呂、どちらも完璧としか言いようがありませんw
ミストバーンの技については爪を伸ばして相手を貫く“ビュートデストリンガー”、魔の闘気を蜘蛛の巣状に張り巡らせて複数の相手を拘束する“闘魔滅砕陣”などがありますが、サシの勝負用であることや打ち出し時のフォームのカッコよさなど、あらゆる面でこの闘魔傀儡掌をNo.1に認定させていただきます。
実は作中でミストバーンが使用した回数がそんなに多くないというのは内緒()
ダイの大冒険かっちょいい技ランキングTOP10完結。技はもちろん、キャラクターへの思い入れもデカい。安定のBEST3を発表しようジャマイカ
僕的カッコいい技名ランキングベスト5:第3位
●三日月型砂丘(ばるはん)
作品名:ONE PIECE
使用者:サー・クロコダイル
ロギア系スナスナの実の能力者で元王下七武海、サー・クロコダイルが使用した技。
右腕を三日月状の砂の刃に変えて振り下ろし、切断した部分から水分を奪い人体をミイラ化します。作中ではルフィがこの技を食らいましたが、完全にミイラ化する前に水分を補給して難を逃れました。
第3位は三日月型砂丘。これは以前から何度か申し上げているのですが、僕はこの“バルハン”という言葉の響きが大好きです。
もともとは砂丘の種類を指す意味とのことですが、それを技名に持ってくるあたりはさすがのセンスと言えるのではないでしょうか。
しかも、サー・クロコダイルのクールさと砂人間の能力がめちゃくちゃマッチしてるのがいい。
ここ最近、能力者が増え過ぎた上に“能力の覚醒”なるものもおっ始まっていて興ざめなのですが、「アラバスタ編」におけるクロコダイルの“得体のしれない大物感”は本当にインパクトがありました。
キン肉マンで言えば、悪魔将軍よりもバッファローマンの方が人気がある。
ドラゴンボールで言えば、マジュニアよりも初代ピッコロ大魔王の方が絶望感は上。
銀魂で言えば、虚よりも“夜王”鳳仙の方が印象は強烈。
物語が進むにつれて敵キャラをどんどんインフレさせなければならないのはバトルマンガの宿命ですが、やはり最初に登場した強敵のインパクトというのは別格です。
絶望を感じたアニメ/漫画のセリフランキング。トップ3は不動だからつまらないので、僕の独断で選ばせてもらいましたがそれが何か?
僕的カッコいい技名ランキングベスト5:第2位
●六獄暗黒雷光波(りくごくあんこくらいこうは)
作品名:幽遊白書
使用者:朱雀
四聖獣のリーダー、朱雀の必殺技の一つ。
自らを6人に分裂させ、それぞれが妖気と雷を掛け合わせた妖雷波で作り出した弓矢を一斉に放つ技。作中では幽助とのラストバトルにおける最大の必殺技として使用されました。
なお、分裂する人数によって技の呼び名も変わるのが特徴で、7人に分裂した際には七獄暗黒雷光波(しちごくあんこくらいこうは)となっています。
一応言っておくと、幽遊白書のカッコいい技名としてもっとも有名なのは間違いなく飛影の“邪王炎殺黒龍波”。今回も第10位にランクインしていますが、これ系の企画では必ず登場するほどポピュラーな技となっています。
ですが、僕レベル()になってくると“邪王炎殺黒龍波”ごときではとてもじゃないが満足できない。より高度でよりマニアックな中二病を求めて鍛錬を続ける人間としては、他所で乱用される技では到底追いつかないのであります。
そして、僕レベル()を満足させるに足る技こそがこの“六獄暗黒雷光波”です。
申し上げたように使い手は朱雀。
敵キャラに四聖獣(四神)を出してくる時点でかなりアレなのですが、その中でもリーダー朱雀の最強の必殺技名が“六獄暗黒雷光波”というのは本当にたまりません。
「六獄」を“りくごく”と読ませることからも作者の強いこだわりが滲み出ておりますが、中盤からの「暗黒雷光波」もさらにヤバい。
自らの妖気と雷をミックスして作り出した雷光波を弓のように打ち出し、電撃で串刺しにする。それも6人に分裂した状態から。
6人に分裂するだけでもおしっこを漏らしそうなのに、妖気と雷を掛け合わせて弓矢を作るだって?
・四聖獣
・朱雀
・妖雷波
・6人に分裂
・六獄暗黒雷光波
おいおいお前、どれだけ僕をゾクゾクさせたら気が済むんだよ? あ?
僕的カッコいい技名ランキングベスト5:第1位
●飛燕十字蔓(ひえんじゅうじかずら)
作品名:修羅の門
使用者:陸奥九十九
千年不敗を誇る古武術・陸奥圓明流の技の一つで、飛びつき腕十字をかけると同時に相手の顔面に強烈な蹴りを入れる技。その体勢のまま相手を仰向けに倒して腕ひしぎ逆十字に移行することで技の完成となります。
作中では主人公陸奥九十九が全日本異種格闘技選手権の3回戦、飛田高明戦で使用しています。
ですが、パワーで勝る飛田は九十九に腕を決められたまま踏みとどまり、逆に九十九を地面に叩きつけるという荒技で対抗しました。
とうとうきました。
「僕的カッコいい技名ランキングベスト5」第1位は“飛燕十字蔓”(修羅の門)です。
「修羅の門」は僕の好きな作品の一つなのですが、正直この“飛燕十字蔓”に関してはあまり記憶がなく。
少し調べて飛びつき腕十字の変形技ということを思い出したわけですが、それでも“無空波”や“虎砲”などの奥義に比べれば圧倒的に地味です。
ただ、技名の響きだけはめちゃくちゃ印象深い。
恐らく“飛燕”は飛び蹴りを表していて、“十字蔓”の部分は十字にぶら下がる蔓(つる)をイメージしているのだと思いますが、そんなことはどうでもいい。
「飛燕」の字面のカッコよさに加えて「じゅうじかずら」の語呂のよさ。それとは正反対とも言える技の地味さ。
すべてが絶妙なバランスで合致した結果、奇跡とも呼べる技名が完成したわけです()
「修羅の門」はいわゆる異種格闘技戦の走りのような作品ですが、今振り返っても本当にロマンがありました。
名門空手道場の道場破りを果たし、日本中の格闘技のトップ選手を集めた異種格闘技大会で優勝。しかも決勝ではかつて陸奥圓明流と袂を分かった分家・不破圓明流との一騎打ちに勝利する。
その後、アメリカに渡ってボクシングのヘビー級世界王者に勝利し、極めつけは柔術の本場ブラジルで開かれるバーリトゥードの大会での優勝です。
「誰が最強なのか?」「どの競技が最強なのか?」という我々()の妄想を「グラップラー刃牙」よりも先に具現化したという意味では、まさしく伝説の作品と言えるのではないでしょうか。
「刃牙シリーズ」大擂台賽編ベストバウト10。アニメ「バキ」大擂台賽編スタート記念のクソ企画やりますw
その中でもひときわ(僕の)中二病を刺激するのがこの“飛燕十字蔓”。
つまり、これはすでに格闘技マンガの究極形態とも言えるのです(なんじゃそりゃ)。
以上です。今回も楽しかったっすww
以上でございます。
前回同様、今回もめちゃくちゃ楽しく大満足の独りよがりでしたww
てか、こうして見るとアレですね。
作者は本当に技名にこだわっているんだなと。
・邪王炎殺黒龍波
・紅蓮腕
・闘魔傀儡掌
・飛燕十字蔓
その他もろもろ。
それぞれの言葉を解体してみると、どの名前もしっかりと技にちなんだ意味が込められていることがわかります。
字面はもちろん、語呂も文字数も収まりがよく、なおかつ何度も口にしたくなる中毒性も兼ね備える。
ストーリーだけではなくキャラデザインにもとことんこだわり抜く。そういうスタンスも含めてプロフェッショナルとしか言いようがありません。
“滅びの爆裂疾風弾(ほろびのバーストストリーム)”なんて、1日5回は言いたくなるからねww
ヒット作の裏には作者の努力と苦労の結晶が隅々まで行き渡っているってことですね。
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