ロマチェンコvsテオフィモ・ロペスか。一応ロペスにもチャンスはありそうだよな。ロマチェンコ圧倒的有利だと思うけど【予想・展望】

ロマチェンコvsテオフィモ・ロペスか。一応ロペスにもチャンスはありそうだよな。ロマチェンコ圧倒的有利だと思うけど【予想・展望】

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WBAスーパー/WBC/WBO世界ライト級統一王者ワシル・ロマチェンコとIBF世界同級王者テオフィモ・ロペスの4団体統一戦が2020年10月開催で予定されているらしい。
 
当初は9月にラスベガス開催を目論んでいたものの、ネバダ州で新型コロナウイルス感染拡大が進んでいることから断念。観客を大幅に減らした上で10月上旬の開催を目指しているとのこと。
 
 
ワシル・ロマチェンコは“ハイテク”の異名を持つボクシング界随一の実力者。PFP上位に常に名前が挙げられ、2019年はアンソニー・クローラ、ルーク・キャンベルといった英国の強豪を立て続けに退けている。
 
一方、テオフィモ・ロペスは戦績15戦全勝12KOの強打者。2019年7月に日本の中谷正義との挑戦者決定戦に勝利し、同年12月にリチャード・コミーを2RTKOに下して初戴冠を果たしている。まだ22歳と若く、怖いもの知らずの荒々しいボクシングを持ち味とする。
 
 
新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行がストップしていたボクシング界だが、このライト級4団体統一戦は2020年の中でもトップクラスの注目試合と言えそうである。
 
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ロマチェンコvsテオフィモ決まるの? 決まったの? すげえな。全然知らなかったけどワクワクするわw

最近マジでボクシング界の動向を追っていなくて知らなかったのだが、どうやらワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペスのライト級4団体統一戦が決定? 間近? だとか。
 
トップランク社のボブ・アラム氏によると、現在新型コロナウイルスの状況を見ながら2020年10月に米・ネバダ州ラスベガスでの開催を目指しているという。
観客数も2000~3000人程度に抑えるとかで、無観客試合ではないにしろ予断を許さない状態が続いている。
 
というか、個人的にはコロナ禍よりもボブ・アラムの健康の方が心配だったりするが……。
アイツの顔写真を見るたびに「おいおい、大丈夫かよお前」とハラハラしてしまうのは考え過ぎだろうか。
 
 
とは言え、有力なマネーファイターの試合がなかなか決まらない中、唯一具体化しているビッグマッチなだけにぜひとも実現してもらいたい。
「それどころではない」と言われるかもしれないが、やはりド派手なスポーツエンターテインメントはワクワクするので。
 

カウンター使いのテオフィモ・ロペス。さすがにロマチェンコが有利だと思う。でも…

一応言っておくと、僕はこの試合、当初はロマチェンコの圧倒的有利だと思っていた。
 
テオフィモ・ロペスはこの階級では飛び抜けた馬力と1発の威力を兼ね備えているが、決して機動力がある方ではない。
サイドに回られると置いてきぼりを食う印象が強く、縦横無尽に動きながら連打を浴びせるロマチェンコについていくのは相当厳しい(と思われる)。
 
何とも言えないところだが、この両者がやれば十中八九ロマチェンコの大差判定勝利。もしかしたら後半KOもあるのではないか。
 
 
だがロペスの過去の試合を観て、ん? ちょっと待てよと。案外ロペスにもチャンスあるんじゃねえか? と思い始めている。
 
テオフィモ・ロペスという選手の特徴は何といってもカウンター。
左腕をL字気味に低く構え、相手の初弾をショルダーロールで外して打ち終わりにカウンターの右を被せる。
 
遠い位置から飛び込んでくるタイプは大得意で、前回のリチャード・コミー戦や2019年2月のディエゴ・マグダレノ戦では凄まじいタイミングのカウンターで勝利を挙げている。
 
逆にガードが低い分、オーソドックスのジャブ使いとは相性が悪く、2019年7月の中谷正義戦では身長、リーチともに階級屈指のサイズを持つ中谷に終始苦労させられた。また豪快なTKOで勝利したリチャード・コミー戦でも、コミーが左中心に攻めた1Rはかなりの被弾を許している。
 
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遠い間合いからすっ飛んでくる相手をカウンターで切って落とすのは大得意。
その反面、長身+リーチの長いジャブ使い相手にはガードが間に合わず、攻めあぐねるケースが目立つ。
 

機動力と連打、ポジションどりの鬼。やっぱりロマチェンコがロペスを置いてきぼりにすると考えるのが妥当かなぁ

で、今回のロマチェンコは上記のどちらにも当てはまらない。
 
サウスポーかつ鋭いジャブの持ち主というわけでもない。リーチが短く上背もないので、効果的なパンチを当てるにはとにかく相手の懐に侵入する必要がある。
そして、その相手との距離を詰める機動力と連打の精度、ポジションどりの能力が飛び抜けて高いのがこの選手の特徴である。
 
しかも予備動作や動き出しの硬直がほぼゼロと言っても過言ではなく、すべてのアクションが滑らか。
動き始めから距離を詰めて連打を発動するまでが一挙動で完結するというか、とにかく切れ目のない動きを12Rにわたって継続することができる。
 
 
もちろんテオフィモ・ロペスの動きもスピーディでパワフルなのだが、ロマチェンコに比べれば予備動作や打ち終わりのタイムラグは大きい。
 
そう考えると、やはりロマチェンコがロペスを置いてきぼりにする展開が妥当かなと。
 
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いや、待てよ。ロペスのカウンターの威力、スピード、タイミングは凄まじいぞ。序盤で1発当てればもしかしたら…

だが、申し上げたようにロペスのカウンター、1発1発の威力は文句なしに凄まじい。
 
基本的にはロマチェンコに翻弄される流れになるとは思うが、1発当たりさえすればマジで可能性はある。
しかも、ロペスのタイミングとスピードはめちゃくちゃ突出していて、冗談抜きでロマチェンコでも最初は面食らうのでは? というほど。
 
試合展開的には2016年11月のニコラス・ウォータース戦のような感じになると予想するが、ロペスはとにかく辛抱強く耐えてカウンターのチャンスを待ちたい。
 
ウォータースは連打を警戒するあまりガチガチにガードを固めて手が出なくなったが、身体の大きなロペスなら多少の被弾は問題ない(はず)。
 
しかもロペスにはウォータースよりもはるかにキレるカウンターがある。
 
前回のリチャード・コミー戦でも、コミーの想像をはるかに超えるスピードで右を当ててKOしている。なので、ロマチェンコがスピードに慣れていない序盤にあの右を1発当てることさえできれば。
 
 
てか、コミーは何でわざわざ自分から攻めたんだろうな。
 
1Rは遠い位置から左のヒットを重ねていて、割といい立ち上がりだと思ったのだが。2Rに入った途端、前傾姿勢で勝負に行って豪快にカウンターをもらっちゃった。
 
テオフィモを観てると筋トレしたくなる。リチャード・コミーを2RTKOに下して初戴冠。やっぱり中谷正義引退は惜しいよね
 

勝敗予想はテオフィモ・ロペスの5RTKO。思いきって大穴狙いでいきます。すべての条件が奇跡的に合致することを祈って

勝敗予想だが、今回はテオフィモ・ロペスの5RTKO勝利でいきたい。
 
はい。
はっきり言って大穴狙いでございます。
 
何度も言うように両者の能力、相性的に有利なのは断然ロマチェンコ。普通に考えればロマチェンコの判定勝利or後半KOが妥当なのかなと。
 
だがロペスの1発の威力や瞬間的なスピードを見せられると、どうしても奇跡の1発に期待したくなる。
 
ロマチェンコが慎重に対峙すれば、恐らく高確率で勝利は動かない。
だが仮に「若造に格の違いを見せつけてやんよw」的な感じでイキった場合、“まさか”が起きる可能性はわずかに高くなる。
 
・ロペスのスピードに慣れない試合序盤〜中盤までに、
・ロマチェンコが珍しくイキり倒して強引に距離を詰める
 
この2つが絶妙なタイミングで合致すれば、決してテオフィモ・ロペスのKO勝利がないとは言い切れない。
 
ホルヘ・リナレスやホセ・ペドラサなら好勝負には持ち込めるが、ロマチェンコに勝てる見込みは薄い。
それに比べ、テオフィモ・ロペスはゴリゴリに圧倒される可能性は高いが、奇跡を起こす期待感はリナレスやペドラサよりもはるかに大きい。
 
そして、こういうファンが期待する奇跡を実際に起こせるのがスーパースターの条件でもある。
 
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つまり、この試合はテオフィも・ロペスという選手がスーパースターになれるかどうかの試金石の一戦なのである(違。
 
なお、ロマチェンコがイキり倒すなどということが本当にあるのかは知らん。
 
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