石田匠がヤファイに勝利する方法を考える。って、7万人?! ゴメン、意味わからんww ボクシングやる規模じゃねえわww【予想・展望】
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2017年10月28日(日本時間29日)、英・カーディフにあるプリンシパリティ・スタジアムで行われるWBA世界S・フライ級タイトルマッチ。
同級王者カリド・ヤファイにランキング1位の石田匠が挑戦する一戦である。
統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュアの防衛戦のアンダーカードとして行われるこの試合。
王者ヤファイは今年5月に村中優の挑戦を3-0の判定で退けており、2戦連続で日本人選手との対戦となる。
「ジョシュアがクリチコを粉砕!! 圧倒されながらも逆転勝利。怪物元王者を沈めたジョシュア」
対する石田匠も24戦全勝13KOと無敗を継続中で、ずっとチャンスを待っていた選手。
身長173cmの長身を活かした鋭いワンツーからのボディ打ちを得意とし、日本王座を5度防衛した強豪である。
「ヤファイが無難に石田匠に勝利。うん、石田全然間違ってない。アレで正解だしアレしかない。やっぱりヤファイに勝てるのはアイツだろ」
2018年に計画されているSuperFly2への参戦を希望するヤファイが順当に勝利するか、石田匠が千載一遇のチャンスをものにするか。
ボクシングバブル絶頂の英国で行われる一戦に注目である。
「比嘉がマソンを圧倒。打倒井上尚弥一番手キタんじゃない? 井岡よりも普通に強いんジャマイカ? あ? 武井壮? ブロックしちゃいなよ」
石田匠世界戦キター!! って、7万人!? そんな会場でボクシング観てどうするよww
井上尚弥や河野公平等、有力選手が多く、これまで注目されることが少なかった石田匠。
待ちに待った世界挑戦というか、ついに巡ってきたチャンスである。
相手は英国のスター候補カリド・ヤファイ。
今年5月に日本の村中優を敗り、先日シーサケットに敗れたロマゴンの標的と噂される強豪である。
ハンドスピードと素早い出入り、強烈なボディを得意とし、あのナジーム・ハメドの後継者とも呼ばれている。
「村中優惜しい!! ヤファイを追い詰めるが、最後の最後で失速。敵地で絶好のパフォーマンスは次につながるんでねえか?」
だが、挑戦者の石田匠はS・フライ級では長身の部類に入る173cm。
ヤファイにとっても、これまでとはひと味違う相手と言っても過言ではない。
ヤファイが石田の鋭い左ジャブをかいくぐって得意の左ボディをヒットするか。
石田が長身とリーチを活かしたワンツーで迎撃するか。
戦前予想ではヤファイが断然有利と言われているが、意外とおもしろい試合になりそうな気がするのだが、いかがだろうか。
というか、プリンシパリティ・スタジアムでやるんすかww
あそこってラグビーとかサッカーの代表戦やる場所でしょ?
収容人数7万人てww
そんなところで人間2人のどつき合い観ても、さすがに豆粒じゃないの?
こないだのパッキャオvsホーン戦のサンコープスタジアムが5万5000人だっけ?
確かにオーストラリアもラグビーは盛んだけどさ……。
「ジェフ・ホーン圧勝!! パッキャオ議員に力技で勝利し人生の厳しさを教える!! 作戦勝ちかな。フィジカル面も差があったよな」
ワケがわからな過ぎて、笑ってしまいますねww
日本人選手が英国でお得意様になりそうな感じですね。諦めない日本人選手はプロモーターにとっても嬉しい存在
ヤファイvs石田匠。
ヤファイの圧倒的有利という戦前予想は山ほど聞いたし、実際その通りなのだと思う。
石田匠の戦績を見てもKOが少なく、なおかつ自国寄りの判定が出やすい英国開催。
・最後まで諦めない
・真正面から打ち合う
・ダーティさがない
確かにプロモーターが日本人選手を呼びたくなる気持ちもわかる。
別に英国だからというのではなく、自国のスター候補を傷つけずに興行を成功させるためにはどうすればいいか。それを考えれば、おのずと選択肢は絞られる。
WBAからの指令というのもあるが、正直大した拘束力はない。
しかも次戦以降にロマゴン戦やSuperFly2参戦を見据えているなら、今回はなるべく穏便に……というのが普通である。
「ロマゴンの手詰まり感ぱねえっす…。シーサケットのカウンターで大の字KO負け。PFP No.1の伝説に終止符?」
要するに、今回はヤファイにとっては完全に踏み台。
イージーゲームをサクッとクリアして、ビッグマッチに備えましょうという試合である。
石田匠舐めんなよ。ヤファイがムカつくから全力で石田匠を応援したるわ
ただ、それだとちっともおもしろくない。
おもしろくないだけではなく、結構ムカつく。
なので、ここから先は表題の件、石田匠がヤファイに勝つにはどうすればいいかを考えてみたい。
もちろん僕が適当に考えるだけで、参考になるかどうかは知ったこっちゃない。
いつも「展望と言いつつ、僕の希望ばかり述べている」予想記事だが、とうとう「ムカつくから勝て」というストレス発散の場になったことを報告しておくww
「村田再戦で勝利!! 絶不調のエンダム(ヌジカム)にTKO勝ちでミドル級戴冠。疑惑の判定から因縁に終止符を打つ」
そして、肝心の僕が考える石田匠がヤファイに勝つ方法だが、結論から申し上げると「いつも通りでええんちゃうか?」と思っている。
繰り返しになるが、石田匠の持ち味は身長173cmというS・フライ級としては長身。それを活かした左ジャブと、打ち下ろし気味のワンツー。さらに一歩間合いを詰めての左ボディ、そして右ストレートまでの一連の流れ。
左回りで正面を外しつつ、相手の動き出しを狙って打ち込むリーチの長い左ジャブ。これを軸とするワンツーフィニッシャーというイメージが強い。
少し脆弱なフィジカルも含め、若干猫背気味のビクトル・ポストルというのが個人的な印象である。
ヤファイの持ち味は素早い出入りと左右フック。あとはインサイドでのクリンチがめちゃくちゃ巧い
対するヤファイだが、この選手の持ち味は何と言っても出入りと左右ボディ。
常に左右に動き続け、レンジの長い踏み込みでボディから顔面に鋭いパンチをヒットし、すぐさま離れる。
射程内では渾身の力で左右ボディを叩き込み、身体を預けるように押し込んで顔面にもフックをヒット。
動き続けている間は若干パワー不足を感じさせるが、足を止めてボディ中心に切り替えた際は一転してパワフルなスタイルに移行する。
流れや疲労度によって使い分ける柔軟性もあり、勝てそうで勝てないやっかいな相手である。
「クローラvsバーンズ感想。もの足りない人同士の壮絶サバイバル。両者が足りない部分を攻め合う駆け引きがおもしろかったよ」
また、個人的に思うこの選手のいいところは、至近距離でのクリンチ。
前回の村中戦でも、インサイドで村中の腕をうまく抑え、連打の発動を封じ込めるシーンが散見された。
サイドに激しく動くヤファイに対し、村中はガードを上げてじっくり追いかける。
ガードの間からボディや顔面を打たれても我慢し、自分の間合いまで近づいたところで攻撃姿勢に入る。
だが、そのたびにヤファイは自ら身体を押しつけ、村中の腕を抱え込んで追撃を許さない。
レフェリーのブレイクを待ち、再び自分の距離で対峙。
遠い位置からのボディで動きを止める。
このパターンで、じわじわと村中は体力を奪われてしまった。
ちなみにだが、こういったインサイドでのもみ合いが巧い選手が英国には割と多い気がする。
先日のライアン・バーネットも同様の作戦でザキヤノフに勝利していたし、ビリー・ジョー・サンダースもロープ際のもみ合いでウィリー・モンローJr.を圧倒していた。
英国ではアンドレ・ウォードが大人気という記事も読んだ記憶もあるので、案外こういうのはお国柄なのかもしれない。
「サンダースvsウィリー・モンローJr.とかいうアラサー大男2人のお見合いが36分間続く地獄」
そう考えると、クリンチや反則打を打たずに真正面から打ち合う日本人選手というのは確かに扱いやすい。パンチのない日本人選手が英国王者のお得意様扱いされる流れは、今後も続くのかも。
石田匠が狙うべきはヤファイの動き出し。踏み込みの瞬間を狙って左ジャブを当てれば試合を優位に進められる?
で、ようやく「石田匠がヤファイに勝つには普段通りやればいい」についてだが、もうこれは読んで字のごとく。
左回りで正面を外しつつ、相手の動き出しを狙って長身を活かしたジャブを打つ。
個人的に、ヤファイに勝つにはこのスタイルが一番じゃないの? と思っている。
過去の試合を観る限り、ヤファイが自分から前に出る選手を得意としているのは明白である。
村中優やルイス・コンセプションなど。スピードや踏み込みの鋭さはないが、自分の間合いまで近づくと力を発揮するタイプの選手はヤファイにとっては大好物。
「ポール・バトラーがスチュアート・ホールを当て逃げで下す。そうそう、井上尚弥相手にこれをできるヤツを探してんのよ」
逆に、この選手が苦手だと思われるのがカウンター使い。
遠い位置から踏み込む分、動き出しに間があり、なおかつフォームが大きいので隙もできやすい。
さらに、石田匠のような長身と対峙した経験も少ないだろうし、相性的にはマジで悪くないと思う。
なので、今回の試合で石田匠が勝つには、石田の左がどれだけヤファイに通用するか。
あの左がいかにヤファイの動き出しを捉えられるか、ファーストコンタクトで圧倒できるかが重要になるのではないか。
「井上拓真vs久高寛之感想。久高がクソよかった。井上は1年ぶりの復帰戦でベテラン強豪に判定勝利」
恐らく、至近距離で石田がヤファイのボディに耐えるシーンは多くなるはず。
離れ際に右フックを顔面にもらい、盛大にグラつくこともあるかもしれない。
だが、狙い目はヤファイの踏み込みの瞬間。
最初の交錯で優位に立てれば、勝利の確率はかなり上がるのではないかと思う。
タイミングさえ合えば、右のストレートで尻餅をつかせることも可能かもしれない。
逆に、石田が「敵地だから」と前に出て打ち合いを挑んだ場合、高確率で江藤光喜vsカルロス・クアドラスの劣化版になるのではないかと思っている。
勝敗予想はカリド・ヤファイの判定勝利。石田が勝つには善戦じゃ足りない。でもKOするのは難しい
今回の勝敗予想だが、カリド・ヤファイの判定勝利でいきたいと思う。
ここまで石田匠がヤファイに勝つ方法をあれこれ考えてきたが、正直石田が勝つのは相当難しい。
善戦はするかもしれないし、ダウンも奪うかもしれない。
だが、残念ながら石田がヤファイをKOできるとは思えない。
僕自身、英国がそこまで露骨なジモハンだとは思わないが、それでも多少は自国の選手寄りになることは仕方ない。
「日本一恵まれた男、河野公平がレックス・ツォーに敗れる。中国の英雄に打撃戦の末に負傷敗戦。惜しい! 勝てる試合だったな」
そして、仮に石田がヤファイを追い詰めたとしても、恐らくポイント的にはギリギリ。
石田の左が目いっぱい機能しても、ヤファイの出入りもそれなりに石田を苦しめるはず。
そう考えると、どうしても予想しやすいのはヤファイの判定勝利。
「石田はがんばったけど、一歩及ばなかったね」という無難な結果にたどり着くのではないだろうか。
「リナレスはキャンベルに二度と関わるなww 2-1の判定でスレスレ勝利。危ない試合だった。再戦したら負けるんでない?」
それでも僕は全力で石田匠を応援しますけどね。
ムカつくから。
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