八王子ビートレインズのイベントは信用できるw アイシン・アレイオンズ戦を現地観戦してきた。エスフォルタアリーナ八王子ホント好き笑【2021.11.27感想】
2021年11月27日に東京・エスフォルタアリーナ八王子で行われたバスケットボールB3リーグ第8節、八王子ビートレインズvsアイシン・アレイオンズ戦を現地観戦してきました。
結果は61-89でアイシン・アレイオンズが勝利。八王子は11月12日のアルティーリ千葉戦から続く連敗を止めることはできず、5連敗となってしまいました。
八王子ビートレインズの試合は今年5月に初めて現地観戦したのですが、その際はめちゃくちゃ楽しくまたいつか来たいと思っていたところ。2021-22シーズンがスタートし、ようやくタイミングが合ったので久々に行ってきた次第です。
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なお、対戦相手のアイシン・アレイオンズは今シーズン限りで活動を終了するとのこと。今回の試合が八王子でのラストゲームになるとか。
確かアイシングループは今年に入ってからあれこれ統廃合を繰り返していた記憶がありますが、チーム解散もその煽りでしょうか。何とも言えないところですが、僕にとっての初観戦がラストゲームという事実に少々驚いております。
というわけで、今回はこの八王子ビートレインズvsアイシン・アレイオンズ戦の感想を撮った写真を載せつつ言っていくことにします。
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試合は61-89でアイシンの圧勝。アイシンって昨年優勝チームなんですね
まず試合についてですが、アイシンが61-89と大差をつけて勝利を挙げています。前日の試合も69-85でアイシンが勝利しているので、この両チームはそこそこ力の差が大きいのかもしれません。
前回僕が観たときはダブルオーバータイムの末にビートレインズが勝利するという劇的展開だっただけにこの辺はちょっと残念でした。
というか、アイシンは昨シーズンのB3優勝チームなんですね。31勝7敗、勝率.816の好成績で優勝を飾った翌シーズンに解散するというのは何とももったいない……。
2Qの大ブレーキと3Qで流れを掴み損ねたのが…。二桁得点が2人だけだとちょっとキツい
八王子の敗因としては、やはり2Qでの大ブレーキでしょうか。
1Qは20-22と大接戦だったのに対し、2Qに入るとパッタリと得点が止まります。
出だしの4分までに2本シュートを決めて以降、6分以上にわたって無得点が続きます。「ちっとも八王子に点が入らねえなぁ」と思っていたら、あれよあれよという間に点差が開いていくという。
それでも2Q終了時点で28-43の15点差。残り半分あればどうにか追いつける位置にはつけていたと思います。
ただ、3Qの序盤で波に乗れなかったことで勝機を逃してしまった印象です。
開始15秒に2Pシュートを沈めて30-43とした直後にあっさり3Pを決められ30-46に。さらにその30秒後に再び2Pを決めて32-46としたものの、またしても直後の攻撃で3Pを決められ32-49と引き離されてしまう。
ターンオーバーからの得点によって追い上げムードが漂ったところでの3Pだっただけにショックも大きい。
仮にあそこでペースを掴んで点差を10点以内に戻していれば……。また違った展開になっていたと思うのですが。
実質、この試合はあの2本の3Pで勝負ありだった気がします。
アリーナDJは「OKOK、切り替えていきましょう!!」と元気に言っていましたが、いや、そうか? 今のは結構絶望的な1本だったよ? みたいな笑
てか、改めて振り返ると2、3Qの八王子ビートレインズは連続得点が一度もないんですね。
1本決めて「さあ、ここから」というときに攻められなかったのもそうだし、二桁得点を挙げたのがジェフ・バンバ選手(14点)と大金選手(14点)の2人だけというのはちょっと寂しい。
アイシンが強かったのはもちろん、八王子はもう少しスコアラーが機能していればといったところでしょうか。
アイシンのマーカス・ダブ選手がお気に入り。タッチが柔らかく視野も広い。適度に休ませながらの運用
そして、この日もっとも輝いていた(ように見えた)のがアイシン・アレイオンズの背番号5、マーカス・ダブ選手です。
この選手は1985年生まれの36歳。2016-17、2017-18シーズンにB1の京都ハンナリーズに所属していたとのことで、もともとの能力が高いのだと思います。
また比較的ベテランなこともあってか、交代を挟みながらうまく運用している印象。どの試合もプレイタイムがだいたい20〜30分以内に抑えられています。
何というか、全体的にタッチが柔らかいんですよね。
パワーで勝負するというよりうまく芯をずらしながら相手に力を出させないプレー。
恐らくポジショニングがいいのだと思いますが、パスを受けてから振り向いてシュートを打つまでの滑らかさ、視野の広さはこの日コートに立っていた選手の中ではNo.1だった気がします。
と思ったら、得点も20点と両チームを通じてトップですね。19得点を挙げたアイシン40番のジョーダン・フェイゾン選手のプレイタイムが32:49(マーカス・ダブ選手は23:33)なので、この試合のダブ選手がいかに当たっていたかという話でございます。
ちなみに今回の八王子ビートレインズには僕が「おお!!」と思う選手は残念ながら見当たりませんでした……。
八王子ビートレインズのイベントは信用できる。観客を置いてきぼりにしない、放置しない工夫
表題の通りですが、やっぱり八王子ビートレインズのイベントは全面的に信用できます(何様?)。
申し上げたように試合は61-89と厳しい内容だったわけですが、それでもイベント自体はめちゃくちゃ楽しい。もともとBリーグの試合はどこに行ってもハズレがないのですが、八王子ビートレインズに関しては文句なしにオススメです。
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なお、この日の観客数は415名。
上記の写真でもわかるようにかなり空席が目立つ状態でした。
前回の観客数が1018名だったことを考えると少々寂しいというか、同じ土曜日なのに前回と今回で何が違うんだろう? と思いつつ。
ただ、それでも楽しいことには変わりありません。
今回の座席はコレ。
コート脇の最前列を購入したのでフッカフカです笑
まったくケツが痛くなりません(これ超大事)。
試合前には解説者へのインタビューが行われます。
アリーナDJがおっしゃるにはどちらの方もかなりの大物らしいっす。
もちろんチアリーダーのお姉さんたちはオープニングからタイムアウト時、ハーフタイムとすべての時間帯で踊りまくりです。
テッカテカの笑顔とキレ味鋭いパワフルなパフォーマンス。
あまりのキレキレっぷりに「ひょっとしたら選手よりも運動量多いんちゃうか?」と思うほどでございます()
マスコットのトレンチー。
まさか? のチーターだということに前回の現地観戦で驚いた記憶があります笑
タイムアウト時にはファンクラブ会員向けのプレゼント抽選が行われます。
観客を置いてきぼりにしない、放置しない工夫がいたるところに感じられるイベントです。
マジな話、これでチケット代5700円なら十分元が取れるのではないでしょうか。
先日現地観戦したハンドボールの試合が社会人丸出しの無味乾燥なイベントだった分、今回のバスケ観戦の華やかさがより際立ちました(僕の中では)。
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試合の勝敗だけではなく、イベントそのものが楽しいのはデカい。エスフォルタアリーナ八王子も相変わらずカッコよかったし
またアイシン・アレイオンズはこの日が八王子でのラストゲームということで、試合後にセレモニーが行われました。
ファンからの寄せ書き? が贈呈されます。
会場ロビーでファンの方が書き込んでいたのですが、まったくの初見で思い入れもクソもない僕はさすがに自重しました笑
そしてこれも前回同様、エスフォルタアリーナ八王子のカッコよさには問答無用でテンションが上がります。
2014年開館ということで建物が比較的新しく、照明も明るい上に適度にコンパクト。
トイレもキレイです(これも超大事)。
個人的に会場がダサいとそれだけで萎えるので、この一点だけでもエスフォルタアリーナ八王子開催は嬉しかったりします。
アイスバックス強くなった? 王子イーグルスは優勝おめでとうございます。会場のダサさが盛り上がりを妨げる?
うん、ホントにおススメっすよ八王子ビートレインズ。
いつも申し上げているのですが、試合だけでなくイベントそのものが楽しい、勝っても負けても満足度が高いというのはデカいです。
あとはチームが強くなればさらに盛り上がるのではないかと。
オーナー企業のキャリアコンサルティングの鼻息も荒いし、期待感は高まります。
でもアレか。
仮にB1昇格となると、キャパ2000人のエスフォルタアリーナ八王子はホームアリーナとしては使えなくなるんすね……。
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