八王子ビートレインズvs湘南ユナイテッドBC現地観戦。Bリーグは「いつ、どこに行っても楽しい」場所ではなくなった。ちょっと内輪ノリがキツかったよね【2024.1.13感想】

八王子ビートレインズvs湘南ユナイテッドBC現地観戦。Bリーグは「いつ、どこに行っても楽しい」場所ではなくなった。ちょっと内輪ノリがキツかったよね【2024.1.13感想】

2024年1月13日に東京・エスフォルタアリーナ八王子で行われたバスケットボールB3第14節、八王子ビートレインズvs湘南ユナイテッドBC戦を現地観戦してきました。

 
結果はオーバータイムまでもつれる大接戦の末に85-82で湘南が勝利。戦績を10勝17敗としています。
一方、敗れた八王子は前日に続いての連敗。戦績も13勝14敗と黒星先行となりました。



 
個人的にBリーグの試合はかなり好きで、これまでもちょくちょく足を運んでいます。
中でもB3の八王子ビートレインズは2021年に初めて現地観戦してめちゃくちゃ楽しかったこともあってお気に入りです。
 
と言いつつ、2023年は一度も現地観戦できず。
調べてみたところ最後に足を運んだのが2022年4月と、2年近く期間が空いていました。
 
八王子ビートレインズがしながわシティに快勝。でもこの試合は100点ゲームで勝たなきゃダメだった。舐めプの結果、案の定…
 
というわけで久しぶりのBリーグ観戦、八王子ビートレインズのイベントの感想を言っていきたいと思います。
 

座り心地Goodな座席は相変わらず。さっそく試合開始です

この日は14:00試合開始、僕が会場に到着したのは13:40頃でした。
 
コート上ではすでに両チームがアップ中です。


 
座席はコレ。

フカフカしていて座り心地がGoodです。
Bリーグのこういうところはホントにいい。他の競技の場合はペラッペラのパイプ椅子がほとんどなので笑
 
 
チームの筆頭? スポンサーである株式会社キャリアコンサルティングの偉い人によるフリースロー。

社員っぽい応援団の人たちから大歓声が上がっていました。
 
 
両チームの選手紹介です。


 
いよいよ試合開始です。
 

とんでもない試合だった。流れが変わりそうな局面で両チームが粘りを見せる

試合の感想ですが、とんでもなかったです
 
上述の通りオーバータイムの末に85-82で湘南が勝利したわけですが、最後まで目が離せない大接戦。いっさいダレる時間がない40分+延長戦でした。
 
 
開始直後から八王子が得点を重ねて第1Qを10点差で終えます。
「おや? このまま八王子が走るのか?」と思っていると、第2Q中盤あたりに湘南がスティールからのゴールを2連続で決めます。
 
特に2本目は八王子が反撃に出ようとした直後だったのが大きい。
あそこで試合の流れが変わった感じがします。
 
で、案の定その直後に湘南が逆転→前半を39-38とリードして折り返します。
 
 
また第3Q、54-54の同点で残り1分弱の局面。
湘南がフリースローを獲得しますが、ここでまさかの2本とも失敗という。
八王子に追いつかれた直後だっただけにアレは大きかったです。
 
思った通りこれで流れが変わり、第3Qは58-57と八王子リードで終わります。
 
 
と言いつつ「あ、今のはまずい」と思った場面はこの2つくらい。
両チームともターニングポイントになりそうな局面で踏ん張り、離されずに並走を続けます。
 
東京八王子ビートレインズvsさいたまブロンコス現地観戦感想。エスフォルタアリーナ八王子カッコいいw B3を完全に舐めてたな
 
第4Q終了間際で70-70の同点。

正直「ここで止めてもええんちゃう?」「どっちもがんばったでしょ」と思ったほど笑
 
いや〜、マジですげえ。
僕はどちらのチームのファンでもないので純粋におもしろい試合にテンションが上がりっぱなしでした笑
 
レベル云々、ミス云々はあると思いますが、そんなことは関係ない(そもそもよくわからない)。
完全に“当たり”の日だったことをお伝えします。
 


 

湘南のケドリック・ストックマンJr.選手がよかった。今後が期待される選手なんでしょうね

今回僕がいいなと思ったのが湘南ユナイテッドBCのケドリック・ストックマンJr.選手。
ポジションはPGで、スピーディなドライブとストップ&ゴーのキレがすごかったです。


 
ちょろっと調べてみると、練習生として横浜ビー・コルセアーズに加入したところからキャリアがスタートしたとのこと。
 
助っ人かと思ったら日本国籍なんですね。
 
 
この日は出場時間26:27で16得点。フィールドゴール成功率77.8%は出場全選手中No.1でした。
 
横浜ビー・コルセアーズ→大阪エヴェッサ→ファイティングイーグルス名古屋とB1のチームを経てB3の湘南入りしていることを考えると、プレー時間と成長の場を求めての選択だったのかもしれません。
 
23歳と年齢も若く、マジでこれからの選手なのだと思います。
 
サンロッカーズ渋谷vs信州ブレイブウォリアーズ現地観戦。久々のB1観戦でレベルの高さ、観客の熱狂に驚いたw オイオイ、B3とは全然ちげえな
 

観客を置き去りにしない進行、華やかさはさすがだよね

そしてイベント全体の感想ですが、相変わらずの賑やかさ、華やかさはさすがでした。
 
選手以上の運動量じゃねえか? と思うほど動き回るチアリーダーのお姉さんたち。


今回も終盤はファールゲームとなりましたが、満面の笑顔が崩れることは一瞬たりともありません笑
 
 
ハーフタイムショーでは専修大学の介川アンソニー翔選手がジュニアのチアリーダーグループ? とともに会場を盛り上げました。

この選手はもともと米カリフォルニア州在住だったものの、コロナ禍をきかっけに家族で日本に帰国。開志国際高校に転入したとのこと。
 
「開志国際バスケ部に196cmアンソニーが転入学」
 
なお、八王子ビートレインズとの関連はまったくわかりません笑
 


 
その他、会員向けの抽選会や試合後にチアリーダーのお姉さんとの触れ合い等、観客を置き去りにしないやり方は本当に素晴らしいと思います。
 
ちょっとやかましかったけど。
 

Advertisement

 

親会社の社員? みたいな人たちのノリがしんどい。以前はあんな感じじゃなかったと記憶してるけど

いや、ちょっとやかましかったんですよね。
イベント自体はよかったんですが、あの応援団みたいな人たちが。
 
恐らく親会社? の社員だと思うんですが、一つ一つのプレーに一喜一憂が凄まじい。
もちろん賑やかなだけならいいのですが、ノリがしんどいんですよ笑
 
内輪感丸出しというか、反応が完全に身内に対するソレなのが……。
 
 
正直、以前はああいう感じではなかった覚えがある。
 
八王子ビートレインズのイベントは信用できるw アイシン・アレイオンズ戦を現地観戦してきた。エスフォルタアリーナ八王子ホント好き笑
 
コロナ禍のせいで表面化しなかったのか、何かのきっかけで社員? 内輪? の人たちが来場するようになったのか。
 
とにかく「うわ〜、しんど……」と。
 
まあ、試合前のフリースロー(会社の幹部? 偉い人が出てきた)での異様な盛り上がり方で変な感じはしてたんですが。
 
 
もちろんこれは僕の好みであり、楽しんでいる人たちを否定するつもりはありません。
プロスポーツチームはこうあるべきなどと偉そうなことを語る気もないです。
 
ただ単に僕の好みではない、やかましすぎたという話。
 

Advertisement

 

徐々にファンが先鋭化? Bリーグは「いつ、どこの会場に行っても絶対に楽しい」場所ではなくなった

2016年のリーグ発足以降何度か足を運んでおりますが、当時はこういう内輪&組織的な感じはなかったと記憶しています。
 
どちらかと言うと「たまたま通りかかったら盛り上がってた」「軽い気持ちで来たらめちゃくちゃ楽しかった」というか。
初見の方が多いのもあったと思いますが、「何ここ、楽しいじゃん!!」という驚き、新鮮さが全面に出ていた印象です。
 
川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックスinとどろきアリーナ現地観戦してきたぞ。DeNA体制初年度
 
ところがリーグ発足から数年が過ぎ、会場の雰囲気やイベントの進行具合もある程度浸透してきた。
それに伴い、ファンも先鋭化しつつあるのかもしれません。
 
たとえばJリーグやプロ野球における私設応援団のようなヤツ。
たまに行き過ぎたファンの行動が問題視されることがありますが、Bリーグもその前段階に入ったのかな? と。
 
もしくは八王子ビートレインズに限ったことなのか。
その辺はマジで何とも言えません。
 
 
とりあえずわかったのは、僕の中でBリーグは「いつ、どこの会場に行っても絶対に楽しい」場所ではなくなったということ。
 
今後はチームや日付けを選びつつ自分好みの空間を見つけられればと思います。
 

Advertisement

 
稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである
 
B.LEAGUE(Bリーグ)誕生 日本スポーツビジネス秘史
 
Bリーグ超解説 リアルバスケ観戦がもっと楽しくなるTIPS50
 

 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!