間近に迫った亀田和毅vsブランドン・フィゲロア。和毅にも可能性はありそうだけど難しいミッション。和毅が想像を超えてきた記憶がほとんどないんだよね…【予想・展望】
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2026年10月17日(日本時間18日)に米・ネバダ州で開催されるPBC興行。セミファイナル? のWBA世界フェザー級タイトルマッチ、同級王者ブランドン・フィゲロアvs同3位亀田和毅戦が迫っているわけだが。
10月17日ラスベガス、コスモポリタンホテルでWBA世界フェザー級タイトルマッチが決定しました!全世界DAZNで生放送されます!この素晴らしい舞台を思いっきり楽しんで10月17日ラスベガスでWBA新チャンピオン亀田和毅が誕生します!皆さん期待していてください! https://t.co/8dHrbbQUwH
— Tomoki Kameda (@TomokiKameda) August 27, 2026
前々から「合意間近」「合意済み」と言われていて、8月末に正式発表されたこの試合。
当初「マジで?」「ここでフィゲロアへの挑戦を持ってきたの?」「交渉力すげえ」と驚き、間近に迫った今は純粋に「和毅がんばれ」になっている。
“亀田家の最終兵器”などと呼ばれてブイブイいわせていた和毅も35歳。
恐らく今回が最後のチャンスになるだろうし、負ければ引退もあり得る。
逆に勝てば井上尚弥との日本人対決に現実味が出る。
本人もずーっと井上の名前を出し続けているので、今回もそこが目標になるのだろうと。
世間でどの程度興味を引くのかは不明だが、個人的には井上戦実現のためにも勝ってほしい。
和毅は亀田興毅とは離れたの? SNSでもノータッチだし自前で興行やってるし
僕の勝手な疑問なのだが、和毅は兄貴2人(特に亀田興毅)とは再び離れたのだろうか。
興毅のSNSを見ても2025年5月のアンジェロ・レオ戦以降和毅について触れていない。
和毅は和毅で3150FightではなくTMK主催でイベントを開催している。
皆さんのお陰様でチケット完売しました!
今回は一階だけにしたけど2階も開放しとけばよかったわ。チケット買いたいと殺到してるから興行側からしたら反省。 https://t.co/Z9oAc5AZvK— Tomoki Kameda (@TomokiKameda) July 1, 2026
両者ともいい大人なのでベタベタする必要もないが、ここまでお互いにノータッチなのは……。
平成から令和まで続いた亀田家のボクシングロードも恐らく今回が最終章。
最後は三兄弟一丸で王座を狙いに行く姿を見せるのもエモいと思うのだが……。
いや、事情を知らない部外者の妄想ですが。
亀田和毅vsアンジェロ・レオ。和毅は肉薄したけど最後の一歩がデカい。元祖亀田家スタイル(親父のボクシング)がフェザー級王者にも通用したのは感動したよ
フィゲロアvsフルトン2が参考になる? フィゲロアに踏み込みを躊躇させられれば…
試合の展望は下記で散々言ったのでアレだが、
亀田和毅vsフィゲロア対戦合意だって。亀田家最終兵器さん、今度こそ本当にラストチャンスかな。相当厳しいと思ったけど、冷静に見ると「あれ? 案外いけるかも?」と思い始めてる
和毅の持ちネタの中で可能性があるとすればフィゲロアvsスティーブン・フルトン2の再現かな? と思っている。
動き出しに合わせてジャブ、バックステップを駆使してフィゲロアを近づかせない。
安全圏をキープしたまま遠間からボディジャブ、右を当ててサッと離れる。
この試合のフルトンは出入りのタイミングと距離の管理が絶妙。何度もコーナーを背負って苦労させられた1戦目がウソみたいな完勝だった。
スティーブン・フルトンがブランドン・フィゲロアに勝利し2階級制覇。フィゲロアは作戦をミスったの? フルトンは出来がよかったし、井上尚弥はよくこの人を圧倒したな笑
和毅はジャブとハンドスピード、見切りが持ち味の選手(見切りはそこまでではない?)。
フィゲロアに踏み込みを躊躇させることができればガチで何かが起きるかもしれない。
和毅にはフルトンのようなバックギアがない。フルトンはジャブだけで展開を作れてしまう
これも以前言った気がするのだが、フルトンにあって和毅にないのがバックギア。
フルトンは腰を落として低く構える+身体ごと移動するが、和毅はどちらかと言うとその場に留まる+上体とガードでパンチを防ぐ。
動きも横移動が多く、フルトンのように前後も含めた縦横無尽という感じではない。
またどちらもジャブを得意とする選手だが、フルトンの方が明らかに射程が長い。
踏み込みの距離、精度もフルトンが上回っているように見える。
和毅の場合は中に入ってワンツー、懐で連打、ボディにつなぐための起点としてジャブを使うが、フルトンは次の展開を作るだけでなく(メイウェザーのように)このジャブだけで何とかできてしまう。
亀田和毅vsドラミニ、健文トーレスvsKJ・カタラジャ。人をぶん殴る才能しかないガチクズの天才が一発逆転を狙えるのがボクシングの醍醐味だよね
フルトンは極論左だけでフィゲロアの前進を止めることが可能。
一方の和毅は持ちネタ全部を使って受け止める必要がある。
その上で攻撃にどれだけリソースを避けるか? という話。
サウスポーでも動きが変わらないフルトン。vsサウスポーが2017年以来の和毅は…
さらに言うと、フルトンはフィゲロアがスイッチしても特に動きは変わらない(ように見える)。
普通にジャブも出る、時おりジャブを見せてからオーバーハンドの右を当てたりもする。
フィゲロアがスイッチすれば、起点となるパンチを瞬時に変えて動き出しに右を合わせる器用さも併せ持つ。
サウスポーとの対戦が2017年7月以来となる(フィゲロアはスイッチだけど)和毅がここまでやれるかは疑問である。
そして何よりフルトンは距離が近づいた際のクリンチがいい。
接近戦でガチャガチャやりたいフィゲロアにとってあのクリンチはめちゃくちゃ邪魔。初戦でもロープ際、コーナーのクリンチを駆使してピンチになりそうな局面を何度も切り抜けている。
自分からくる相手を迎えうつのが得意な和毅。フィゲロア相手に被弾前提で走り切れるかは疑問
恐らくだが、和毅は出てくる相手を迎えうつのが得意。
ジャブと見切り、距離が近くなればボディ。
亀田式の高いガードで急所を守りつつ差し合いで上回る。
逆にアンジェロ・レオやレラト・ドラミニ、ヨンフレス・パレホなど、“入ってこない”相手を追いかける展開になるとグダる傾向がある。
亀田和毅vsエンカーナシオン。和毅のベストバウトじゃない? ここ最近ではダントツの試合。竹原慎二パイセンの「距離で避けるディフェンス」そのまんまだった
今回のフィゲロアは完全に前者で、その意味でも可能性があるのでは? と思っている。
だが一方でスペック的にフルトンと同じ立ち回りは難しそう。
ディフェンスはガード中心、ある程度の被弾を想定した上で相手よりも多く当てなくてはならない。
また前半はそこそこ動けたとしても、疲れが出る後半にどうなるか。
和毅が勝利するには体力お化け(フェザー級ではそこまでではない)のフィゲロア相手に走り切るのが大前提。
その中で被弾を受け入れつつヒット数を稼ぐというのはなかなかのミッションに思える。
どちらにしても和毅がフィゲロアをKOするのは難しい、勝つとすれば判定だと思うので。
勝敗予想はフィゲロアの判定勝利。和毅が“想像を超えた”試合を見せた記憶はほとんどない
勝敗予想は、正直フィゲロアの判定勝ちかなと。
上述の通り応援するのは断然和毅。可能性もあると思っている。
ただ、どちらかを選べと言われればやはりフィゲロアと答える。
ブランドン・フィゲロアの最終回大逆転。ニック・ボールは何でこんなややこしいヤツと防衛戦しちゃったんだろな。「井上尚弥は俺から逃げた」って言い続けてりゃよかったのに
内容は「和毅もあと少しがんばれば」的なもの。アンジェロ・レオ戦同様、両者とも評価は下がらないが、どことなくモヤっとした感じで終わると予想する。
いや、マジで勝ってほしいっすね亀田和毅。
僕のクソ予想を思いっきり覆して「どんなもんじゃい」をやってもらいたい(それは和毅じゃない)。
と言いつつ、これまでのキャリアで和毅が“想像を超えた”試合をした記憶がほとんどないんですよね……。
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