RIZINバンタム級GPのガチ感に思いのほかワクワクしておる笑。わからないなりに勝敗予想をしてみる。井上直樹、朝倉海ほか

RIZINバンタム級GPのガチ感に思いのほかワクワクしておる笑。わからないなりに勝敗予想をしてみる。井上直樹、朝倉海ほか

2021年5月23日からスタートする「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の抽選会、記者会見が3月26日に都内で開催され、出場選手16名の組み合わせが決定した。
 

朝倉海vs渡部修斗
獅庵vs大塚隆史
石渡伸太郎vs井上直樹
扇久保博正vs春日井寒天たけし
倉本一真vsアラン“ヒロ”ヤマニハ
瀧澤謙太vs今成正和
元谷友貴vs岡田遼
伊藤空也vs金太郎
 
この8試合が5月23日の東京ドーム、5月30日の丸善インテックアリーナ大阪の2大会で各4試合ずつ行われ、ベスト8に進出する選手が決定する。
 

RIZINバンタム級GPのガチ感にワクワクが止まらないw 1DAYトーナメントには日本独自のロマンがあるよな

僕は以前からRIZINを楽しんで観ている人間だが、正直トーナメントに関してはこれまであまりピンときたことがない。
 
2017年のバンタム級GPは堀口恭司が完全に頭2つ、3つ抜けていたし、RENAを勝たせるために開催した女子スーパーアトム級GPは浅倉カンナの予想外の強さによって運営の思惑通りにならず。
また那須川天心を主役に据えたキックのトーナメントは、視聴率のどん詰まりにより急遽那須川天心vs堀口恭司のワンマッチに変更されている。
 
いろいろと大人の事情や忖度は感じるものの、いまいちその通りに着地しないというのがRIZINトーナメントの印象である。
 
那須川天心vs皇治感想。リスクを背負ったのは那須川天心だし、皇治はホントにおいしい試合だった。K-1を離脱した行動力は素晴らしいけど
 
だが!!
 
今回発表されたバンタム級GPはひと味違う。
尋常じゃないガチ感というか、あまりMMAに詳しくない僕でもわかる名前が多数並ぶ状況にワクワクが止まらないww
 
準決勝、決勝が大晦日の1DAYとなることに若干の抵抗はあるが、それも日本らしくていいのかなと。
 
実力と運と根性の三拍子が揃わないと勝ち抜けない過酷さは夏の甲子園や箱根駅伝に通じるものがあり、まさに日本独自の文化と言えるもの。
K-1の1DAYトーナメントなども選手側はしんどいだろうなぁと思いつつ、何だかんだで目を奪われてしまう。
 
安全面を考慮すれば正しいとは言えないかもしれないが、UFCやベラトールとの差別化、日本格闘技のブランド化という意味では一概に間違いではない気も……。
 
 
桜庭和志vsホイス・グレイシー戦の1R15分、ラウンド無制限、判定なし、レフェリー(ドクター)ストップなしルールなんて、普通に考えたら正気の沙汰じゃないですからね。
このご時世でさすがにそこまでやれとは言わないが、あえて“幻想”を残した形で独自色を強調するのは決して悪手ではない。
 
 
というわけで、ここから先は「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」1回戦の勝敗予想をしてみたいと思う。
 
MMAに詳しくない上に試合を観たことすらない選手もいるのでアレだが、普通に楽しそうなので。
当たり外れを気にせずにフワッとしたテンションでいくことにする(熱い予防線)。
 

朝倉海vs渡部修斗

勝利予想:朝倉海
 
まず最初に言っておくと、この試合は予想というより「海が勝たなきゃダメだろ」という思いが強い。
 
相手の渡部修斗はバックに回ってのチョークを武器とするグラップラー。今回も開始直後からグランドに引き込みにくることは目に見えている。
 
だが、朝倉海はパワフルな打撃だけでなく足の速さも持ち味とする。
前後左右に動きながら遠間からパンチを打ち込んで圧力をかけるスタイルで、グラップラー系の選手が流れの中でタックルを決めるのは恐らく困難を極める。
マネル・ケイプも初戦では海を捕まえるのに苦労していたし、強引に引き剝がされてパンチをもらうシーンも目についた。
 
また渡部修斗の過去の試合を観ると、ケージファイトでは比較的あっさりグランドの展開に持ち込むものの、リングではやや苦労している印象。
 
諸々の要素を加味すると、やはり朝倉海がスタンドで圧倒する展開が濃厚なのではないか。
 
 
懸念があるとすれば、ここ最近の海がパンチに傾倒し過ぎていることだろうか。
2020年末の堀口戦ではパンチを重視するあまりフットワークが鈍り、前傾姿勢の前足にカーフキックをもらいまくってしまった。
今度の試合も堀口戦と似たようなスタンスでいった場合、渡部修斗がタックルを決める可能性が一気に高まるのかもしれない。
 
あるべき場所に戻ってきた堀口恭司。朝倉海を1RTKOに沈めて王座奪還。やっぱりRIZINの現地観戦はサイコーだなw
 

獅庵vs大塚隆史

勝利予想:大塚隆史
 
何となくだが、この試合は大塚隆史がどんな戦略でいくかによって変わりそうな気がしている。
 
先日RIZINデビューを果たした獅庵は完全に打撃重視の選手。
ステップの踏み方や間合いの取り方が少し堀口恭司と似ているなと思っていたのだが、どうやら伝統派空手がベースとのこと。
今回の大塚戦でも遠い位置からローを蹴りつつ顔面へのワンツーを狙ってくると思われる。
 
一方の大塚隆史だが、この選手は過去の試合を観るとグラップラー寄りのオールラウンダーっぽい。と言っても打撃ができないわけではなく、元谷友貴戦でも岡田遼戦でもスタンドでは互角の攻防を展開している。
 
だが、基本的に踏み込みのレンジは短く中間距離では“待ち”が中心となる。しかもインタビューで「相手の土俵で打ち合ってもいい」とコメントしていたことを考慮すると、遠間からすっ飛んでくる獅庵の打撃にどこまで対応できるかがこの試合の見どころになるのかなと。
 
打撃勝負になれば獅庵有利。
だが、グランドに引き込めれば大塚にペースが傾く。
 
獅庵の1発KOも十分あり得るとは思うが、この選手は堀口と違って動きが直線的で捕まえやすい。どちらかと言えば大塚がグランドで上のポジションをキープしたままポイントアウトする確率が高い(と思う)。
 

石渡伸太郎vs井上直樹

勝敗予想:井上直樹
 
今回のGPでは朝倉海とともに優勝候補筆頭と言われる井上直樹。
相手の石渡伸太郎も2017年のGP決勝で堀口恭司と対戦するなど、実力の高さは疑いようがない。
 
と言いつつ、どちらが勝つかと聞かれれば僕はやはり井上直樹と答える。
 
井上直樹はフェザー級のクレベル・コイケとともに僕が現地観戦して一目で「やべえわコイツ」となった選手。
 
吉成名高、井上直樹、クレベル・コイケ、倉本一真。RIZIN26で衝撃を受けた試合振り返り。やっぱり2週間の隔離は影響デカいよな
 
長い手足を活かしてグランドで相手を自在にコントロールする上に、実はスタンドでの打撃も強い。
圧勝した渡部修斗戦、元谷友貴戦はもちろん、RIZIN初戦となった2020年2月のトレント・ガーダム戦も改めて観直してみるとめちゃくちゃいい試合をしているww
 
 
もちろん石渡伸太郎が文句なしの実力者なのも間違いない。
2019年7月には井上と同門の佐々木憂流迦にも勝利しているし、2019年12月の扇久保との熱いどつき合いは今でも強く印象に残っている。
 
だがスタンドの打撃がダメダメだった佐々木とは違い、井上直樹は打撃の土俵でも上々の動きを見せる。佐々木戦では比較的あっさりとグランドに持ち込むことができた石渡だが、井上相手にあのパターンが通用するとは思えない。
 
仮にスタンド勝負を挑むにしても、サイズ差のあった扇久保戦ほど左ストレートが機能するかも疑問。
 
あれこれ考えると、やはりどこかの時点で井上がバックチョークなりで一本勝ちするのではないか。
 

扇久保博正vs春日井寒天たけし

勝敗予想:扇久保博正
 
恐らくこの試合はどちらが先に仕掛けるかによって展開が変わる。
立ち上がりはリング中央に陣取る扇久保の周りを春日井が回る流れになるとは思うが、そこから両者がどう試合を動かすか。
 
過去の試合を観た印象だと、春日井寒天たけしはたぶんケージの方が得意。グランドに引き込むにしろスタンドで勝負するにしろ、背中でうまくケージを使いながら攻防を展開している。
 
それに対して扇久保は中央でどっしり構えるスタイルが基本。
上述の大塚隆史と少し似ているというか、レンジの短いグラップラータイプでリングorケージの影響を春日井よりは受けにくい(気がする)。
 
何となくだが、今回はリングに慣れた扇久保が手堅い試合運びで勝利を呼び込むように思える。
 
 
ただ、この選手は熱しやすい側面があり、打撃勝負を挑まれると迷わず真っ向から受けて立ってしまう。
朝倉海とのタイトルマッチでもゴング寸前で「打ち合う!」と決意したらしいし、仮に春日井がスタンドでの打撃勝負に出たら……。
 
神試合連発のRIZIN17。メイン3試合がヤバ過ぎて頭痛が痛い()。これぞFEDERATIONなヤツらの集い
 
狭いリング+ケージ際のテクニックが使いにくいことを考慮すると、開き直った春日井が打ち合いに来る可能性も多少はあるように思える。
 
 
まあでも、仮に打撃勝負になっても扇久保に分がありそうだけどね。
 

続きは次回に

例によって長くなってきたので、続きは次回ということで。
 
RIZINバンタム級GP1回戦勝敗予想後編。倉本一真と岡田遼に注目。バンタム級“四天王”とどこまでやれるか。金太郎はやっぱり華があるよな
 
というか、割と楽しくて笑ってしまうww
 
勝敗予想をするために過去の試合をいろいろ漁ったのだが、予想以前にMMAの試合を観るのが純粋におもしろい。そのおかげで想定以上に時間を食ってしまった。
 
以前は「グランドの攻防は退屈」「どれも同じに見える」などとほざいていた僕だが、いつの間にかこんなヤツになっております笑
 

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