清宮海斗vs大岩陵平凄まじいもん観た。佐々木憂流迦vsワグナーJr.の空中戦もよかったし、最高の1日でした【2024.8.9NOAH現地観戦感想】

清宮海斗vs大岩陵平凄まじいもん観た。佐々木憂流迦vsワグナーJr.の空中戦もよかったし、最高の1日でした【2024.8.9NOAH現地観戦感想】

2024年8月9日に行われたプロレスリング・ノア「ABEMA PRESENTS N-1 VICTORY 2024」後楽園ホール3連戦初日を現地観戦してきました。
 
 
毎年恒例のNOAHのリーグ戦、「N-1 VICTORY」が今年もスタートしています。
出場16人がA、Bブロックに分かれての総当たり戦、両ブロックの1位通過者が9月1日のエディオンアリーナ大阪大会で優勝をかけて激突します。
 
で、今回はその2日目でございます。
 
僕のお目当ては
・佐々木憂流迦vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(第6試合)
・清宮海斗vs大岩陵平(メインイベント)
の2試合。
 
特にメインでぶつかる清宮海斗と大岩陵平はかつてのタッグパートナーであり、清宮が拳王と「ALL REBELLION」を結成したことで因縁が生まれました。
 
この両者がシングルマッチでぶつかると知って大急ぎでチケットを購入した次第です。
 
NOAH両国大会「WRESTLE MAGIC 2024」現地観戦感想。清宮海斗の覚醒、ジュリアvs野崎渚、拳王vsYAMATO。いろいろ最高だった
 

×佐々木憂流迦vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.◯(11分14秒片エビ固め)

まずはこの試合。
総合格闘技から転向、今年1月の有明アリーナ大会でデビューした佐々木憂流迦とワグナーJr.の一戦です。
 
佐々木憂流迦は成長速度が凄まじく、デビュー1年未満にも関わらずN-1出場をゲットしています。
僕もNOAHの会場に行くたびに憂流迦の試合を観ていますが、マジで“ちゃんと”プロレスラーをやっている。
 
いつぞやの新宿FACEでの清宮海斗とのグランド勝負はめちゃくちゃ見応えがありました(Abema視聴)。
 
デビュー前にやたらと身体がデカくなっていたのを見て「おいおい、どうした憂流迦」と思ったのがだいぶ昔のことに思えます笑
 
さらに先日目標としていたGHCのベルトを獲得、自身のYouTubeチャンネルでN-1への意気込みを語る姿に現地観戦の意気込みがより高まりました笑

 
 
まずはワグナーJr.が入場。

この人、人気あるんすよ笑
 
 
続いて佐々木憂流迦。GHCのベルトを肩にかけて入場します。

 
もともと雰囲気のある選手でしたが、プロレス転向後はマジで色気が出てきています。


“天狗”の通り名もプロレスとマッチしてる気がします。
 
WWE日本公演現地観戦。中邑真輔、AJスタイルズ、コーディ・ローデスの三大スター揃い踏み。でもスポーツイベントとしては微妙。過剰な交通規制の意味あった?
 

空中戦を意識する佐々木憂流迦。「ルチャとの対戦は楽しみ」って言ってたよね

試合についてですが、今回の佐々木憂流迦は空中戦を意識していた気がします。
 
上記のYouTube内でワグナーJr.について
・縦横無尽に飛び跳ねるルチャスタイル
・あのデカい身体で怪我もせずやれるのはすごい
・ルチャと対戦するのは楽しい
と言っています。
 
また憂流迦に対するコメントで「総合ベースのサブミッションはすごいけど、フォール勝ちが少ない」「相手をダウンさせて仕留め切る決定力が足りていない」旨の感想を見たことがあります。
 
本人がそれを目にしたかは不明ですが、とにかくルチャのファイトに対抗、吸収してやろうという意気込みが感じられました。


 
ワグナーJr.の決めポーズの最中に首を取りに行ったり、相手のリズムを崩そうという意図も。

 
最後はワグナードライバーからの片エビ固めでフォール負けを喫しましたが、「自分はこっち側でも勝負できる」という“プロレスラー”佐々木憂流迦の意思表示が見えた試合でした。

 
てか、単純におもしろかったです笑


 

△清宮海斗vs大岩陵平△(30分引き分け)

そしてメインイベント、清宮海斗vs大岩陵平についてです。
 
申し上げたようにこの2人はかつてタッグを組んでおり、清宮が大岩を裏切る形で袂を分かっています。
 
清宮海斗はNOAHのエースとして将来を期待される立場。
一方の大岩陵平は新日からの武者修行中で著しい成長を見せている。
 
両者とも20代ということで、今後も遭遇する可能性は高い。
また彼らが新日の海野翔太や全日の安齊勇馬といった各団体のスター候補とどう絡んでいくかにも注目です。
 
 
まずは大岩陵平の入場。

相変わらずすげえ身体してんな笑
 
 
お次は清宮海斗が入場。

うん。
この人のスター性、華やかさに文句をつけるところは見当たらない。
爽やかな空気感はNOAHでも王道中の王道を行っていると思います。
 

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ねちっこく技を掛け合う両者。派手なアクションがなくてもしっかり見せる円熟さがあった

結果は上述の通り30分ドロー。


最後の最後まで凄まじい攻防が繰り広げられましたが勝負はつかず。
場内も(僕も)大盛り上がりの一戦となりました。
 
 
展開としては、序盤は大岩がしつこいくらいにヘッドロックを仕掛けて清宮を削る。

 
それを振りほどいた清宮が今度は四の字で大岩の足を攻める。

どちらも執拗でねちっこく、派手さはないものの見応え十分。
 
試合後に「空中戦やド派手なアクションがなくてもここまで見せられるのはすごい」「20代同士の試合とは思えないほど円熟してる」との感想を目にしましたが、マジでそれです。
 
今年の正月に丸藤正道相手に大失態をかました飯伏幸太とはひと味違う。
 
最低だった丸藤正道vs飯伏幸太。最高だった拳王vs征矢学。最初からおかしかった飯伏。カミゴェのトロさに哀しくなった
 
鈴木みのるのように多少フィジカルが落ちてもテクニックで見せる職人の空気を感じました。
 
 
何より両者ともいい表情しやがるんですよ笑


 
大岩陵平は以前から表情が豊かで表現力が高いヤツだと思っていましたが、清宮海斗はマジで覚醒したなと。
 
試合中の起伏の足りなさに加えてジェイク・リーにボロカス言われたマイク。
素の清宮は口下手でシャイなヤツなのだと思いますが、これまではスターに不可欠とも言える“自分を出す”部分が絶対的に足りていませんでした。
 
 
ところが拳王に坊主頭時代のTシャツを作られ、インタビューを邪魔されと散々ウザ絡みされた結果、完全に一皮剥けた感じがします。


なお僕が応援していたのは大岩陵平です笑
 

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船出の一戦、ターニングポイントの試合になったかも? 今後の両者が楽しみですよ笑

引き分けに終わった両者がリング中央でメンチを切り合います。

 
申し上げた通りこの2人のストーリーは今後も続いていくと想像します。
 
 
いや、すごかったっすね。
マジですごかった。


 
先日の拳王vs鈴木みのる戦は感動で不覚にも涙が出そうになりましたが、今回はベクトルがやや異なる。
 
鈴木みのる「やっぱりノアはクソ弱えな!」。拳王「この空間をノアの日常にしてやる」。プロレスはすごい。プロレスラーは最高にカッコいい
 
NOAHで成長した両者が集大成のような形でシングルマッチを迎え、次の段階に進む。
船出の一戦、どちらにとってもターニングポイントになる試合というか。
 
恐らく大岩陵平は今年中? にNOAHを離脱すると思いますが、それを含めてますます楽しみでございます笑
 
この際だから正式にNOAH入りしちゃえばいいのに(無茶言うな)。
 

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