西田凌佑がエマヌエル・ロドリゲスに勝つにはジャブの差し合いで上回ることが必須? 自分から“行かない”作戦で僅差判定を…【展望・予想】

西田凌佑がエマヌエル・ロドリゲスに勝つにはジャブの差し合いで上回ることが必須? 自分から“行かない”作戦で僅差判定を…【展望・予想】

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2024年5月6日の東京ドーム興行、井上尚弥vsルイス・ネリ戦が近づいているわけだが。
 
その2日前、5月4日に大阪・エディオンアリーナ大阪で行われるエマヌエル・ロドリゲスvs西田凌佑戦(IBF世界バンタム級タイトルマッチ)も楽しみだったりする。
 
 
以前、この試合に触れたのは2023年8月。
 
エマヌエル・ロドリゲスは西田凌佑の持ちネタをまるっとスケールアップさせた印象。比嘉大吾戦の再現が理想? そんなことができるの? 亀田興毅は交渉がんばれ
 
当時は正式発表前だったこともあってフワッとした印象のみにとどめたが、いよいよ間近に迫っているのでちょっと真面目に考えてみようかと。
 
と言いつつ、実際には「西田凌佑がんばれ」を連呼するだけである笑
 
井上vsネリ戦に比べるとやや地味だがこちらもかなりの注目試合。
どうにか西田凌佑に勝ってもらいたい。
 

多くの方がロドリゲスの勝利を予想。いや、僕もそう思うけどさ

まず適当に試合の予想を漁ってみたところ、多くの方がロドリゲス有利とおっしゃっている。
 
もっとも多いのがロドリゲスの中盤~後半KO。
時間が経つごとに能力差が表面化して最終的に西田が決壊するのではないかと。
 
なるほど。
大多数が西田は分が悪いと考えているようで。
西田を応援している人間(僕)からすると、こういう不利予想を覆して豪快に高笑いしてやれと思ってしまうw
 
まあ、僕の予想も似たような感じですが()
 
西田凌佑がエマヌエル・ロドリゲスに勝利。ジャブで圧倒してロドリゲスに中間距離を諦めさせる。そういえば比嘉戦でも接近戦やってたわ
 

両者は割と特徴が似ている。左右の違いはあるけど全体的にロドリゲスの方が一枚上手

西田凌佑、エマヌエル・ロドリゲスは両者ともに中間距離での差し合いが得意なカウンター使い。
 
前手のジャブでタイミングを測りつつ、相手が出てきたところに利き手のカウンターで迎撃する。
 
前後の距離の調整がうまく射程の中と外をギリギリ行き来する。
で、カウンターをチラつかせることで相手の出足、手数を鈍らせジリジリ圧力を強めていく。
12Rを通してペースが落ちない、同じことをやり続ける根気も兼ね備える。
 
右と左の違いはあるが、両者の特徴はぼちぼち似ている(気がする)。
 
 
ただ、左右へのステップや一瞬のスピードは(恐らく)ロドリゲスの方が上。
 
井上尚弥やラッセル次男にもスピード負けせず、レイマート・ガバリョやメルビン・ロペスの圧力もしのぎ切った。
MAXスピードの差し合いになれば西田は置いてきぼりを食うのではないか。
 
エマヌエル・ロドリゲスvsアントニオ・ラッセル。ロドリゲスうますぎた。ラッセルの高速ジャブを攻略。改めてルイス・ネリvsロドリゲス戦がポシャったのが…
 

西田凌佑は“行かない”ことかな。ジャブの差し合いでは分がありそうな…

西田凌佑がロドリゲスに勝つには“行かない”ことかなと思う。
 
上述の通り両者は特徴が似ていて得意な距離も近い。自分の土俵で勝負するとスペックで劣る西田の方が厳しくなる。
なので、なるべく打ち合わない、交錯を少なくするのがいい(気がする)。
 
どちらも“前手のジャブでタイミングを測る”と申し上げたが、辛うじて分がありそうなのがここ。
 
ラッセル戦、メルビン・ロペス戦を観る限りロドリゲスはvsオーソドックスほどジャブが出ない。
あえて入ってこさせたところに右カウンターを合わせる印象。
 
エマヌエル・ロドリゲスがメルビン・ロペスを圧倒、約4年ぶりのIBF王者に。やっぱり差があったよな。できればKOして欲しかったけど
 
一方の西田凌佑はどんな相手でも右ジャブがめちゃくちゃスムーズに出る。
vsオーソドックスに慣れっこなのだと思うが、前手の多彩さに関してはロドリゲス以上? かも?
 
ラッセル次男はジャブのスピードはあったが基本はその場に留まることが多い。
前後の動きが少なく、ロドリゲスとしてはカウンターを合わせやすかったのではないか。
 
また前回のメルビン・ロペスは若干攻防分離気味で動き出しのアクションも大きい。
そのためか、1Rの時点でロドリゲスに動きを読まれていた。
 
 
それに比べて西田凌佑はジャブがコンパクトで多彩、距離の調整にも長けている。
 
強引に来られるとタジタジになる悪癖はあるが、ロドリゲスは自分からガツガツ攻めるタイプではない。
この選手に井上尚弥ほどのバネはないことを考えれば、西田にとってやりやすい相手かもしれない。
 

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単発のジャブ、危険地帯に立ち入らない、ロドリゲスにカウンターのチャンスを与えない作戦で判定狙い

なので、攻撃は基本右ジャブの単発。連打は2発まで。
 
打ったらすぐに下がる、前に出る際もギリギリ致命打を回避できる間合いを見極めつつ。
無理やり距離を詰めてきた際は2021年4月の比嘉大吾戦同様、上からのしかかるクリンチで時間を稼ぐ。
 
西田凌佑すげえわ。比嘉大吾対策は堤聖也よりもはるかに上。比嘉はどこを基準にするかだろうな。相手を選んで王座戴冠を狙うか
 
極力危険地帯に立ち入らず、ロドリゲスにカウンターのチャンスを与えないことを徹底できれば。
 
交錯を少なく、各ラウンドわずかに上回るだけでいい。
どんな状況でもKOは狙わずとにかく“行かない”
 
本人も判定狙いでいくとコメントしていたが、マジでそんな感じ。
 
塩試合だろうがブーイングが飛ぼうが関係ない。
最終的に1ポイントでもリードすればすべてが許される(知らんけど)。
 
なお、ジャブの差し合いでかなわなかったらごめんなさい。
 

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必ず訪れる打ち合いでどれだけがんばれるか。勝敗予想はロドリゲスの後半KO、もしくは判定勝ちです

あとは打ち合いの局面でどれだけがんばれるか。
 
自分から行かない、単発のジャブに終始すると言っても12Rアウトボクシングでしのぎ切るなどまず不可能。正面から打ち合う場面は必ず訪れる。
 
そこで亀になって耐えるだけではやられ放題になるので、どちらにしろ西田は受けて立つ必要がある(と思う)。
 
恐らく西田が勝つには僅差判定しかない。
それにはやはり打ち合いは避けて通れないだろうと。
 
 
勝敗予想はロドリゲスの9RKO、もしくは判定勝利です。
 
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