一人暮らしの笑えない大失敗。賃貸部屋でサバイバル。コンクリートジャングルで、俺は修羅になる!!
お世話になります。
前回、「初めての一人暮らし。部屋探しで失敗しないための4つのコツ【新生活スタート】」と題して、初めて一人暮らしをする上で、僕なりの部屋選びに失敗しないコツをお伝えしました。
今回は僕がこのコツを実践しなかったために犯した初めての部屋選びでの失敗体験を書きたいと思います。
ぶっちゃけ山ほど失敗しましたので、すべてをお伝えできるかわかりませんが、極力簡潔な表現で書ければと思います。
4月に入りましたので、新たな引っ越し先での生活がスタートしている方も多いかと思います。ですが、引っ越しは3月だけではなく、いつでも誰にでも起こりうるイベントですので、そういった意味でも反面教師としてお読みいただければ幸いです。
当時の僕はこんな人間、そして初めての一人暮らしはこんな部屋
まず当時の僕がどんな人間だったかというと、
・24時間営業二交代制の超絶ブラック企業勤務
・日勤は8:30出社、20:00定時の超絶ブラック企業勤務
・夜勤は20:00出社、5:00定時だが定時退社はほぼ無理の超絶ブラック企業勤務
・日勤、夜勤ともにエンドレスサービス残業の超絶ブラック企業勤務
・日勤、夜勤が二週間ごとに交代する超絶ブラック企業勤務
・月〜土曜日の週六勤務、年末の祭日は強制出社の超絶ブラック企業勤務
・社長の家は一等地の超豪邸、息子は名ばかり役員、オープンカーのBMW所有の超絶ブラック企業勤務
・当たり前のように2chのブラック企業カテゴリーにスレッドが立つ超絶ブラック企業勤務
という、絵に描いたような超絶ブラック企業に勤務する残念な男でした。
次に、そんな僕が初めて一人暮らしをした物件をご紹介します。
・築45年
・木造二階建てアパートの一階
・家賃4.5万(周辺の相場は約6.5万前後)
・最寄り駅まで徒歩約10分
・六畳1R、収納一間
・ユニットバス
・洗濯機外置き
といったところでしょうか。
見てわかる通り、相場よりもかなり安い物件を選びました。初めての一人暮らしでビビっていたこともありましたが、とにかく薄給でしたので家賃優先、節約優先で決めた物件でした。
「残業月100時間オーバーの実態。ヤバい? まだいける? ヒトでいられるボーダーラインの見極め。社畜自慢」
失敗その1:初見で即決、まさかの……
初回の内見で即決。
僕がやらかした一つ目の失敗がこれです。
前回の投稿の中で、必ず「内見は必ず2回行く」べきだと述べましたが、まさしくそのままの失敗でした。
4.5万の物件とは思えないほどキレイ(に見えた)だったため一目惚れしてテンションが上がり、二度目の内見をせずに決めてしまいました。時間帯も夜だったので日当りの確認などは思いつきもせず。というよりも、気づいてはいたけどテンションが上がり過ぎてまともな思考ができない状態になっていました。
そして引っ越し当日。
驚愕の日当りゼロ。13:00なのに真っ暗。
窓を開けてさらにビックリ。隣家との距離がまさかの5センチ。
「ウッソだろ……」
時すでに遅しとはこのことです。
思いもよらない弊害の数々。我が家が修羅場と化す
日当りゼロであることはもう仕方がない。
そう自分に言い聞かせて暮らし始めたものの、この部屋のヤバさに気づくのに時間はかかりませんでした。
「信じられない湿気」
日当りゼロの部屋の弊害といえば、ほぼこの一択といっても過言ではないかも知れません。
日が当たらない部屋というのはとにかく湿気がものすごい。奥まった場所に建っていることも大いに関係していたかも知れませんが、耐えがたいほど凄まじい湿気に苦しめられるわけです。
まず床に直に布団をひくと、布団が湿ります。
次の日の朝に気づきました。布団だけでなく、床全体にほのかに水滴が浮いていることに。その日の帰りに絨毯を買ったのは言うまでもありません。そして言うまでもなく、数ヶ月後にはその絨毯もカビだらけでした。
真冬でも除湿器全開です。
除湿器は一年中「強」のまま、ぶん回しっぱなしです。なおかつ真冬でも一日でタンクが一杯になります。さらに、服が肌にまとわりつくようなジメジメ感が消えることはありません。一日室内にいると、汗もかいていないのに首回りや額がじっとりと湿ります。
洗濯物が臭いです。
隣家までの距離が5センチなので洗濯物を外に干すこともできず、やむなく室内干しをするのですが、とにかく生乾きの臭いがキツいです。当然そのまま畳むわけにはいかず、除湿器+空気清浄機を全開にするハメになります。家賃をケチったおかげで雑費が都度消えていく本末転倒な状況です。加えて常時パンツ不足に悩まされ、最後まで解消することはありませんでした。
アレの大量発生。
そしてこれが最大にして最強、最狂の悪の権化、アレの大量発生です。
お気づきの方も多いと思いますのではっきり申し上げましょう。アレとはゴキブリです。汚い話ですみません。ですが、これだけは避けては通れない宿命です。
・一階
・日当りゼロ
・湿気
・築45年
これだけの条件が揃えば、どれだけ拒否してもアレとの出会いを避けることはできません。
最初の出会いは梅雨の時期。その時期から、アレはちらほらと顔を見せるようになります。7月に入る頃には、ほぼ1時間ごとにニューカマーとの出会いが待っていました。
朝起きて電気をつけた瞬間、「おっす」。
洗面台の前に立った瞬間、「おっす」。
冷蔵庫の下からも「おっす」。
帰宅して電気をつけたら壁に「おっす」。
トイレに入ったら天井に「おっす」。
風呂場に「おっす」。
押し入れに「おっす」。
ありとあらゆるところにアレとのご対面が待っていました。
みなさんにお聞きします。
今までの人生で、ゴキブリがゴキブリホイホイに入る瞬間を目撃したことはありますか?
僕はあります。
そして、ゴキブリがうなじに乗ったことがありますか?
僕はあります。
うぎゃ〜〜!!!!
夜中に地獄の咆哮を響き渡らせたのは言うまでもありません。
ちなみにあいつらの特徴として、暗くなると姿を現す傾向が強いようです。参考にしたくないかも知れませんが、機会があれば参考にしてみてください。
次回に続きます
一つ目の失敗だけで思いのほか長くなってしまったので、この続きは次回にまた書きたいと思います。
長々書いてきましたが、とにかく僕の言いたいことは日当りはマジで大事だということと、家賃をケチってくつろげない部屋に住むべきじゃないということです。
24時間営業二交代という超絶ブラック企業に勤務するような忙しい身ならなおさらです。
会社で修羅場、家で修羅場。これはホントにシャレにならないです。
多少予算をアップしてでもしっかりと安眠できる部屋を選んでください。忙しければ忙しいほど、家でくつろげることは重要な要素です。心の底からそう思います。
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