松坂大輔2020年成績予想。ついにこの季節がきましたww 2年ぶりの恒例? 企画でございます。3か月遅れの変則シーズンだけど

松坂大輔2020年成績予想。ついにこの季節がきましたww 2年ぶりの恒例? 企画でございます。3か月遅れの変則シーズンだけど

2020年6月19日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていたプロ野球が開幕する。
 
約3か月遅れの開幕となった2020年シーズン。当面は無観客で試合を行い、各チーム120試合が予定されているとのこと。
 
そして、ようやく開幕を迎えることで僕もついに恒例の企画に着手することができる。
「松坂大輔2020年成績予想」
 
去年は春のキャンプイン直後にファンとの接触により右肩を負傷、そのまま離脱してしまったためにかなわず。今回実に2年ぶりの予想記事となる。
 
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2019年12月に古巣の埼玉西武ライオンズ復帰が発表され、背番号も16に決定した松坂大輔。
 
2月25日、3月8日、3月15日、3月22日とオープン戦/練習試合でマウンドに上がっていたものの、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズン開幕が延期となる。
 
それにより、3月28日にコンディショニング目的の注射を右ひざに打つなど調整も振り出しに。6月7日の中日戦で77日ぶりのマウンドに上がり、1回を無失点に抑えるも開幕ローテーション入りはならず。
 
 
シーズン開幕後、どの時点で1軍に呼ばれるのか。
強打のパリーグ相手に松坂の球は通用するのか。
そもそも120試合のシーズンでどの程度チャンスが巡ってくるのか。
 
いろいろと不確定要素が多いが、今年に入って以降のピッチングを観た範囲で考えてみたいと思う。
 

日程ビッシリ杉ワロタww 6月から11月までぶっ続けで6連戦しまくるらしいぞ

申し上げたように今シーズンは各チーム計120試合。従来のペースでは80試合前後しか消化できないところを無理やり120試合制にしているため、スケジュールをぎちぎちに詰め込む必要がある。
 
通常は9月末~10月初旬でレギュラーシーズンが終了し、10月中旬から下旬にかけてCS、日本シリーズが行われる。
 
ところが今年は3か月遅れの開幕なのでそんな悠長なことは言っていられない。CS開催はパリーグのみ、日本シリーズは11月21日からのスタートが予定されている。
 
 
松坂の所属する埼玉西武ライオンズの日程を見てみると、
 
6月:12日で10試合
7月:31日で27試合
8月:31日で26試合
9月:30日で26試合
10月:31日で27試合
11月:6日で5試合
 
ビッシリ杉ワロタww
 
交流戦もオールスター休みもなく、5か月間ぶっ続けで延々と6連戦をリピートしまくる。
恐らくどのチームも似たようなものだと思うが、はっきり言ってこれは相当厳しい。
 
その上10月後半~11月ともなれば気温はかなり低くなる。
東北楽天イーグルスの楽天生命パークでも10月に10試合が組まれているが、10月後半の東北は平均気温が10度ちょいまで下がるけど大丈夫なんすかね?
 
 
そう考えると、今年は従来よりもはるかに過酷なシーズンになることが予想される。逆にその分、多くの選手に出番が回ってくるのではないか。
 
松坂にもそれなりに先発のチャンスが与えらえるはずで、少なくとも“ローテーションに入る余地ゼロ”という状況にはなりにくいと思われる。
 

松坂の成績予想は9試合2勝3敗、防御率5.42。そこそこ登板機会はあると思うけど、投げてる球自体は…

だいぶ前置きが長くなったが、2020年シーズンの松坂大輔の成績予想を。
 
“9試合2勝3敗、防御率5.42”
 
これでいきたいと思う。
 
6勝を挙げた2018年の登板数が11試合だったことを踏まえると、今年はだいたい8~10試合前後の先発機会が見込めるのではないか。シーズンが変則過ぎて何とも言えないのだが、ケガさえなければという前提で。
 
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そしてオープン戦/練習試合での松坂のピッチングを観ると、正直なかなか厳しい気がしている。
 
130km前半~中盤くらいのカッターを中心に130km後半の2シーム、120km中盤のスライダーと130km前後のスプリットチェンジを織り交ぜながら110km台のカーブで緩急をつける。
最高球速は137、8kmほどで4シームを投げることははほとんどない。
 
基本的には中日時代と同じスタイルだが、2018年に比べてほんの少し球の力が落ちているイメージ。
 
もちろんここから徐々に上げていくとは思うが、今のままだと1軍レベルで通用するかは微妙なところ。
 
ましてやパリーグの打者はセリーグに比べて全体的にスイングが鋭い。
松坂もどうにか緩急や球の出し入れで幻惑を試みているが、球に勢いがなさ過ぎて逃げ切れていない。バットが届くコースだとあっさりと拾われている。
 
立ち上がりの悪さ、四球の多さも相変わらず。3月の日ハム戦では2回ですでに50球を超えるなど、イニングを食うのが難しそうなピッチングが続く。
 
 
だが、西武は打線がリーグ屈指の破壊力を持つ上にセンターラインは鉄壁の守備力を誇る。
松坂がフラフラしつつも5回3失点or6回4失点で切り抜ければ、マウンドを降りる前に追いついてくれる可能性は高い。
 
 
諸々を考えると、勝敗のつかない試合が半分ほど生じると想定してトータルで9試合で2勝3敗、防御率が5.42。だいたいこのくらいに収束するのではないかと。
 

不確定要素が多くてわからない。でも、5回3失点なら先発の谷間としては上出来だよね

申し上げたように今シーズンは不確定要素があまりに多く、非常に予想がしずらい。日程が変則な上に松坂のピッチングシーンも少ない。さらにリーグも変わる。
 
 
パリーグの優勝予想はソフトバンク、対抗馬に楽天。西武は楽天との2、3位争いになると思っているのだが、その中で松坂がどういう使われ方をするか。
 
先発ローテーションとしては、
・ザック・ニール
・松本航
・高橋光成
・今井達也
あたりが確定。
 
残りの2枠を
・與座海人
・榎田大樹
・十亀剣
の誰かが務める感じか。
 
だが榎田も十亀も決め手に欠け、プロ入り3年目の與座海人もシーズンに入ればどうなるかわからない。見れば見るほど松坂が入る余地は十分に残されている。
 
長いイニングを投げられない松坂の登板日は必然的にリリーフの負担が増すわけだが、これもまた微妙なところ。
2019年に81試合登板の平井克典、新外国人のギャレット、剛腕の平良海馬あたりが力を発揮できればいいが、ひょっとしたら総崩れの可能性も……。
 
「9試合2勝3敗、防御率5.42」の予想をしてみたものの、実際にはまったく見通しが立たないのが本音である。
 
松坂大輔の西武復帰に狂喜乱舞している。来年から西武ファンになることを誓います。松坂のやることに間違いはないんだよ
 
まあでも、アレか。
7、8、9月に登板数10試合前後、平均5回3失点なら先発の谷間としてはぼちぼちではある。
 
だいぶ厳しめの予想ではあるが、何だかんだで終わってみれば「松坂、今年はそこそこがんばったね」となるのかもしれない。ケガさえしなければ。
 
 
え? 理由?
そんなもん「松坂大輔だから」以外に必要ですか?
 

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