記憶に残るアニメ名勝負5選。王道ではないけど強烈な印象を残したバトル。グロい、性格が悪い、能力が特殊、トラウマレベルの散り際などなど

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今回は久々のアニメ、漫画のランキング遊びでございます。
題して「記憶に残るアニメ名勝負5選」。
(僕の中での)アニメ、漫画の名勝負ランキング5位~1位を発表していきます。
名勝負と言っても王道のバトルではなく(僕の)印象に残った戦い。
個性派同士のバトルだったり描写が異様にグロかったり。O.A.から時間が経っても定期的にリピートしたくなるヤツです。
恐らく聞けば「ああ、あれね!!」と画が浮かぶものばかりで今さら感もありますが、そこは気にせず突き進むことにします笑
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記憶に残るアニメ名勝負5選:第5位
「ザエルアポロ・グランツvs涅マユリ」(BLEACH)
死神篇198~199話で対戦した両者。
凶科学者同士、どちらも研究成果や理論に絶対の自信を持っており、自分の技で相手が焦る様子に高笑いが止まりません笑
こういう能力勝負の極致みたいなバトルは王道にはなりにくいですが、逆に強烈なインパクトを残しやすい。
特にマユリはザエルアポロの攻撃(と呼んでいいかは不明)をすべて受け止め、その上で「ぐあああ!!」→「なんちゃって」を繰り返します。
アキレス腱を切られ、内臓を破壊されてもしれっとよみがえるという笑
極めつけは1秒が100年に感じられる超人薬を盛られたザエルアポロが絶望するシーン。
バトル作品における時間操作は割とポピュラーですが、それまでの凶科学の応酬のせいでより絶望が際立ちました。ここからザエルアポロが過ごすであろう数百年? に悲しさすら覚えるほどに。
マユリの「我々科学者にとって“完璧”とは“絶望”だヨ」もなかなかの名言でしたね笑
アニメ「BLEACH 千年血戦篇」がおもんない。これはアニメがダメなの? それとも千年血戦篇自体がイケてないの? ずーっと辛気臭いんだけど笑
記憶に残るアニメ名勝負5選:第4位
「ペテルギウス・ロマネコンティvsナツキ・スバル」(Re:ゼロから始める異世界生活)
これはバトルと言っても純粋なタイマン勝負ではなく、いわゆるラスボスとのパーティ戦です。
一度はユリウスに倒されたかと思われたペテルギウスですが、そこからとんでもない覚醒? を見せます笑
目ん玉は真っ黒に落ちくぼみ、血涙を流し、歯は欠損しまくり。
背中から伸ばした紫の触手? を足のように操作してスバルとオットーの馬車を追いかけます。
もともとペテルギウスは語尾に「Death!!」をつけて叫ぶようなぶっ飛びキャラではありましたが、最終形態は人型ですらない笑
主人公の“死に戻り”という気が遠くなるような設定の作品ですが、その中でもペテルギウスのインパクトは群を抜いていました。
ぶっちゃけ魔女教大罪司教の中でコイツ以上のキャラっています?
女性の自我を奪って次々奥さんにするイケメンが“強欲”?
クッソしょーもない。
“憤怒”なんて単なるペテルギウスの下位互換でしょ。
出直してこいっちゅーねん。
スピンオフ回で悲しい過去が語られたペテルギウスですが、はっきり言ってそんなものでは追いつかない。
あの程度の不幸で「じゃあしょうがないね」とはならないレベルの異形っぷりでした。
この1年でインパクトのあった試合5選。あまりの凄さに「嘘だろw」となった試合を挙げていくぞ。ESPNのPFPランキング更新を受けて思いついた
記憶に残るアニメ名勝負5選:第3位
「幕之内一歩vs沢村竜平」(はじめの一歩)
Rising(3期)の11~13話。
これはもう、めちゃくちゃおもしろかったですね。
“はじめの一歩の名試合”でまず思いつくのは鷹村守vsブライアン・ホーク、幕之内一歩vs千堂武士。また幕之内一歩vs真田一機、木村達也vs間柴了はアニメ単体としてもピックアップされています。
ですが、これらはあくまで王道のタイマン勝負に過ぎない。
今回の趣旨にもっとも合致するのはやはり幕之内一歩vs沢村竜平戦です。
何といっても沢村竜平のキャラが最高でした。
対戦相手を「肉」と呼ぶ。
弱った相手をいたぶるのが大好き。
自分の拳がめり込む感触に絶頂。
また主な持ちネタは高速のジャブ(バレット)と相手が殴られたことにすら気づかない右ストレート(センコー)の2つ。
もう、狂おしいほどカッコいい笑
試合前に普通にケンカする、勝つためには躊躇なく反則に手を染める、それをまったく悪いと思わない性格もgood。
何から何までたまりませんw
やられ方もいいんですよね。一歩のデンプシー破り破り破りで眼窩底骨折、目ん玉がズレて飛び出しそうになるまで殴られてのKO負け。
「人をぶん殴る天才」が努力の凡人(一歩)に敗れるカタルシスを含めて最高の一戦でした。
声優の三木眞一郎さんの代表キャラは浦原喜助(BLEACH)、坂本辰馬(銀魂)、ザマス(ドラゴンボール超)等が浮かびますが、僕の中では文句なしに沢村竜平です。
ちなみにはじめの一歩のアニメで最高の出来は問答無用で第1期。
アニメ「はじめの一歩」第1期が完璧としか言いようがない。「強いって、何ですか?」「知りたいか。ならば戦ってこい。あの男に勝ってこい」
これは満場一致で同意していただけるのではないかと。
記憶に残るアニメ名勝負5選:第2位
「アインズ・ウール・ゴウンvsクレマンティーヌ」(オーバーロード)
この戦いは恐らくアニメならではのもの。第1期の9話のみのバトルではありますが、クレマンティーヌ役の悠木碧さんの演技が歴史に残る? 名勝負を生み出したと思っています。
クレマンティーヌはペテルギウスには及ばないもののかなりの性格破綻者。
相手をいたぶって苦しむ様子に歓喜する姿は沢村竜平とも被ります。
アインズとのバトルでは最初はお互いに余裕を見せ合いディベートを繰り広げるところからスタートし、アインズの舐めた態度にピキったクレマンティーヌが自身にバフをかけて襲い掛かります。
そして二刀流でアインズの両眼をくし刺し→必殺? の雷撃と火球を発動して「ざまあみやがれ!!」とドヤる……。
そこからの展開はあまりに有名です。
アインズのまさかの鯖折りでクレマンティーヌが圧殺されるという。
いや、マジでヤバいんですよねここ。
アインズ「答え合わせといこうか」
アインズ「どうだ? マジックキャスターと剣で戦った気分は」
アインズ「そんなに暴れるなよ」
アインズ「お前だってアレを殺すのに時間をかけたんだろ?」
アインズ「言い忘れていたな。私は非常に我がままなんだ」
余裕を崩さずじわじわと力を強めていくアインズと、自分との力量差を思い知って余裕を失くしていくクレマンティーヌ。
ポロポロとプレートがはがれ落ち、歯は欠け目や鼻から血を流し、最後に表情が絶望に変わり……。
満月の光に照らされる中、背骨が折れる瞬間をシルエットで表現。
ドサっと落ちるクレマンティーヌ(だったもの)がバトルの凄惨さを際立たせます。
僕は原作を知らずにアニメで観たのですが、まあぶっ飛びましたね。
油断していたところに度肝を抜かれ、「は? 何だこれ?」「嘘だろオイ」と。そこから3回ほどリピート(配信視聴)したことを覚えています笑
改めて悠木碧さんの憑依力には驚かされます。
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記憶に残るアニメ名勝負5選:第1位
「ロイ・マスタングvsエンヴィー」(鋼の錬金術師 fullmetal alchemist)
いよいよ第1位はコレ。
「ロイ・マスタングvsエンヴィー」(鋼の錬金術師 fullmetal alchemist第53~54話)でございます。
以前にも申し上げましたが、こういうランキング遊びは毎回“1位ありき”でスタートします。今回も最初に思いついたのがこのロイ・マスタングvsエンヴィー戦でした。
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親友マース・ヒューズを殺した相手(エンヴィー)にようやくたどり着いたマスタング。
エンヴィーがヒューズの仇とわかった瞬間、本来の目的よりも私怨を優先する復讐の鬼と化します。
てか、狙った場所をピンポイントで燃やせる大佐の能力はなかなかのチートですよね。
水に濡れた途端に無能者に成り下がりますが、それさえなければほぼ無敵。エンヴィーが目を直接焼かれるシーンはフィクションとわかっていても「うわあ……」となります笑
「丸焼きにされる→再生→丸焼きにされる→再生」を無限ループしつつ、そのつど「ウギャー」というエンヴィーの絶叫が響き渡る。
「クソ人間があああ!!、見下してんじゃねウギャー!!!」は高山みなみさんの金属的な声質も相まって今でも脳内再生することが可能です。
そして、壁際に追い詰めたエンヴィーにマスタングが無限指パッチンで畳みかけるシーン。
大佐のあまりの形相にドン引きするリザ・ホークアイ、大佐を正気に戻すために駆け付けるエドワード等、主要キャラが集結する中でついにエンヴィーの再生能力が底をつきます。
で、エンヴィーの正体が芋虫ともナメクジとも言えない矮小な生き物と判明するわけですが、なるほど。確かにこれは“嫉妬”のエンヴィーだわ。
何度も相まみえる中ボス。
感情豊かで性格はドS。
自在に姿を変えることが可能。
エンヴィーは必ずと言っていいほどメインストーリーに絡んでくるなじみ深いキャラでしたが、死に際も最高で最低でトラウマレベルのグロさ。
三木眞一郎さんの代表キャラNo.1は沢村竜平だと言ったばかりですが、このロイ・マスタングを同率1位とさせていただきます笑
7人のホムンクルス(傲慢、色欲、強欲、嫉妬、怠惰、暴食、憤怒)は魔女教大罪司教(リゼロ)のプロトタイプなのは明らかだし、呪術開戦は鋼の錬金術師、BLEACH、幽遊白書にインスパイアされているのも明白すぎるくらい明白です。
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多くの作品に影響を与えた鋼の錬金術師、その中でもロイ・マスタングvsエンヴィー戦はやはり別格でございます。
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