井上尚弥vsTJ・ドヘニー正式発表。アンダーに平岡アンディの挑戦者決定戦、佐々木尽のアジア2冠戦。そうだよ、これが井上バブルの正しい使い方だよ笑
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世界S・バンタム級4団体統一王者井上尚弥の次戦が正式発表された。
日程は2024年9月3日の東京・有明アリーナ、対戦相手はWBO同級2位TJ・ドヘニー。
またWBO世界バンタム級王者武居由樹が同級1位比嘉大吾の挑戦を受けることも併せて発表されている。
井上尚弥vsドヘニー、武居由樹vs比嘉大吾のダブル世界戦が決定=9.3有明#井上尚弥 #ドヘニー #武居由樹 #比嘉大吾 #ボクシングhttps://t.co/ZV8ljS2G02
— eFight(イーファイト)格闘技&フィットネス情報 (@efight_twit) July 16, 2024
今回の会見でアナウンスがあったのは下記の5試合。
・井上尚弥vsTJ・ドヘニー
・武居由樹vs比嘉大吾
・イスマエル・バロッソvs平岡アンディ
・佐々木尽vsカミル・バラ
・下町俊貴vs津川龍也
当日はLeminoで無料配信されるとのこと。
◤◢◤ 解 禁 ◢◤◢
2024年9月3日(火)
2つの世界タイトル防衛戦を #レミノ で独占無料生配信🔥>> #井上尚弥 vs #TJドヘニー
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— Lemino|レミノ (@Lemino_official) July 16, 2024
井上尚弥vsTJ・ドヘニー。ドヘニーの4敗、勝利した相手を振り返ると井上との相性はそこまで悪くない? めっちゃ応援するけど勝つのは…
井上尚弥vsTJ・ドヘニー
5月の東京ドームでリングインしたサム・グッドマン、WBAから指令が出ていたムロジョン・アフマダリエフとさまざまな憶測が飛んだものの、当初の噂通り井上尚弥vsTJ・ドヘニー戦が正式発表されたわけだが。
あーだこーだと言われるマッチメークだが、個人的には納得感がある。
グッドマンはもともと7月の試合を予定していたし、アフマダリエフは交渉段階で日本開催を渋ったとか。
さらにWBAからの指令もギリギリすぎて現実味に欠けた。
その一方でドヘニーは大橋プロモーションの興行で中嶋一輝、ジャフェスリー・ラミドを連続KO、井上vsルイス・ネリ戦のリザーバーを受け入れた経緯がある。
任された仕事をパーフェクトにこなした結果のチャンスは当然である。
TJ・ドヘニーがジャフェスリー・ラミドを1RKO。最高かよドヘニー。驚きすぎてテンションがおかしいw 大橋プロモーションの思惑をぶっ壊したのも爽快だった
僕は7月の調整試合を優先したサム・グッドマンを「逃げた」呼ばわりしたバカどもをいまだに許していない。
井上にまったく同じことが起きたら今度は「仕方ない」とほざくダブルスタンダードっぷりにも反吐が出る。
すごいなこれ。
3ヶ月後に試合が内定してる中で突然別の試合の話が舞い込む→今さらキャンセルできないから次の機会にって、サム・グッドマンの状況とまったく同じじゃん(グッドマンは2ヶ月)。
あのときのグッドマンを逃げた呼ばわりすることがどれだけクソだったかニワトリ脳でも理解できたか? https://t.co/lTWexX93aF
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) June 14, 2024
そんな感じで僕はドヘニーをクソほど応援させていただく。
なお下記によると井上はあと2年はS・バンタム級に留まる予定とのこと。
大橋会長、尚弥の相手ドヘニーは「ネリ以上の怖さ」 Sバンタム級あと2年OK「限界超える減量ではない」― スポニチ Sponichi Annex 格闘技 https://t.co/nrj4mZXb05
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) July 16, 2024
要するにその2年で中谷潤人を待つつもりなのだろうと。
そう考えると今回のドヘニーはかなりいい相手。
中谷戦の前にマーロン・タパレス、ルイス・ネリ、TJ・ドヘニー、ムロジョン・アフマダリエフ(次戦?)といったトップクラスのサウスポーと対戦しておくのはめちゃくちゃ前向きである。
TJ・ドヘニー「俺は自分の力と不屈の精神を信じている。これまでの連中のように逃げたり、生き延びようとは思わない。俺は戦いに来る」
井上尚弥に挑戦のドヘニーは誇り高き”戦士” 「逃げたり、生き延びたりしようとは思わない」https://t.co/abBK4uFvW4
— スポーツニッポン新聞社(スポニチ)【公式】 (@sponichiannex) July 16, 2024
最高以外の言葉がない笑
TJ・ドヘニーがすごかった。警戒心MAXの井上尚弥から6R中2R奪取はとんでもない。差し合い、駆け引き勝負で食い下がる姿に感動したぞ
武居由樹vs比嘉大吾
こちらも井上vsドヘニー同様、確定的と言われていたマッチメーク。
先日の井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス戦のアンダーに比嘉大吾の名前がなかった時点で「これは9月の井上vsドヘニー戦のアンダーに出場か?」「ランキング的にも武居由樹vs比嘉大吾じゃないの?」となり、実際にその通りだったという。
先日考えた展望は下記。
武居由樹vs比嘉大吾発表間近? 直近2戦でコツを掴んだっぽい比嘉は武居に勝てますかね。正式発表前だけど考えてみる
バンタム級では小柄な比嘉大吾に対して武居由樹はS・バンタム級から下げた選手。
しかも比嘉は「サウスポーが苦手」と公言&長身サウスポーの西田凌佑に負けている。
比嘉の馬力が通用すればいけそうだが、これまでの試合を振り返るとちょっと難しいのではないか。
おもしろい組み合わせには違いないが、僕は武居由樹の勝利を推す。
イスマエル・バロッソvs平岡アンディ
この試合はめちゃくちゃ素晴らしいと思っている。
というより「ようやく組みやがったか」の方が正確だったりする。
ここ数年、やたらと試合数が少ない&微妙な対戦が続いてきた平岡アンディ。
先日の東京ドーム興行に名前がなかった時点で「おいおい、平岡アンディを何とかしたれよ」と思っていたわけだが。
井上尚弥vsルイス・ネリ現地観戦感想。序盤の鬼強タイムの井上をダウンさせた意義は大きい。S・バンタム級の井上を過度に神格化する必要はない
王座返上のタイミングやマッチメーク等、井上尚弥バブルに乗っかってやりたい放題の大橋プロモーションだが、平岡アンディはほったらかし。
いや、違うでしょ。
井上人気に全乗りするなら中量級の選手に注力しろよ。国内、アジア圏でせこい小細工を弄してる場合じゃないでしょ。
清水聡の相手にロベイシ・ラミレスを呼ぶくらいの交渉力があるならなおさらである。
平岡アンディの挑戦者決定戦を組んでやれやと。
井上尚弥vsルイス・ネリを日本でやれば平岡アンディと佐々木尽の挑戦者決定戦の可能性も生まれるんじゃないの?
前回ロベイシ・ラミレス呼べたんだし。そこは井上バブルに全乗りするところだと思うけどな。
ドヘニーvsラミドみたいな露骨なドヘニー潰しで大怪我してる場合じゃねえんだよ笑
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) November 12, 2023
そんな感じで大橋プロモーションのやり方にずーっと納得いかなかったわけだが、ここにきてようやくである。
しかも相手はWBA暫定王者イスマエル・バロッソ。
暫定王者に挑戦者決定戦を強いる強引さこそが井上バブルの正しい使い方である笑
平岡アンディvsイスマエル・バロッソ、佐々木尽vsカミル・バラが楽しみ。大橋プロモーションのイベントでは久々に納得感がある笑
佐々木尽vsカミル・バラ
この試合もバロッソvs平岡アンディ戦同様、「ようやくですか」というマッチメーク。
佐々木尽は日本の中量級史上まれに見るスター候補で、本人も「ウェルター級で世界王者になる」と公言している。
試合は誰が観てもおもしろい、倒すか倒されるかのエキサイティングなスタイル。
2023年4月の小原佳太との国内頂上決戦を豪快なKOでクリアし、次はいよいよ世界へ!! だったはずが……。
そこから怪我で離脱、今年5月の復帰戦はなぜか井上vsルイス・ネリ戦とは別の興行で組まれるという。
マジな話、これはあまりに謎すぎた。
中量級でトップを狙うなら北米へのアピールは必須。
井上のアンダー&東京ドーム興行は絶好のチャンスだったのに。
いや、嘘だろ。
5月なら井上尚弥vsルイス・ネリのアンダー一択じゃねえのか。
中量級で頂点を狙うなら北米に売り込まなきゃダメだし、せっかく出てきた日本人中量級のスター候補を推さなくてどうすんだよ。
大橋プロモーションは井上人気を利用するならそっち方面に使えって言ってんだよ。 https://t.co/An3pCA85Ob
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) February 21, 2024
恐らくAmazonとLeminoの関係、佐々木尽をメインにしたい等の思惑があったのだと思うが、そんな小事にこだわってチャンスをフイにするとは……。
復帰戦でKO勝利を収めたものの、そもそも平日の後楽園ホールなんてだーれも観てねえだろ。ようやく出てきた中量級のスター候補を業界全体でプッシュしないでどうするのよ?と笑
平岡アンディvsバロッソ、佐々木尽vsカミル・バラ、下町俊貴vs津川龍也。平岡アンディのベストバウト。1、2試合目がガラガラすぎて…
そういう意味での「ようやく」である。
まあ、本来は平岡アンディも佐々木尽も東京ドームのリングに立つべきだったのだが。
そこは言っても仕方ない(散々言ったけど)ので今回に期待しておく。
下町俊貴vs津川龍也
下町キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
てか、下町俊貴vsジョン・リエル・カシメロの噂は何だったの?笑
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