ロドリゲスが井上尚弥に勝つ姿が想像つかないんだが。5月にグラスゴーで準決勝。WBSSのグダグダ運営を見るのも楽しいw【予想・展望】
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2019年5月18日(日本時間19日)、英・グラスゴーで行われるボクシングのWBSSバンタム級トーナメント準決勝。WBA世界バンタム級王者井上尚弥とIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲスの一戦が、日本時間13日に公式サイトで正式に発表された。
CONFIRMED: @naoyainoue_410 vs @ERodriguezManny heads to @TheSSEHydro, Glasgow, 18 May, in #WBSS Semi-Final spectacular!!
ℹ️ Full details: https://t.co/anVlIoAimo#InoueRodriguez #WBSS2 #AliTrophy pic.twitter.com/JQumkia1af— World Boxing Super Series (@WBSuperSeries) 2019年2月12日
昨年10月に行われたWBSSバンタム級1回戦。
井上尚弥はファン・カルロス・パヤノを1RTKO、ロドリゲスはジェイソン・モロニーとの激闘を制しての判定勝利を収め、ともに準決勝へコマを進めた。
#ICYMI: MONSTER fight added to the Glasgow show!!
@naoyainoue_410 @ERodriguezManny
18 May – @TheSSEHydro
️ Tickets on sale soon, sign-up for Alerts: https://t.co/5HSBFBFTxL #InoueRodriguez #WBSS2 #AliTrophy pic.twitter.com/8DeeNrBUIV— World Boxing Super Series (@WBSuperSeries) 2019年2月13日
ところが次戦の発表がないまま時間だけが経過し、2018年12月に突如としてWBSSの財政難、一部選手へのファイトマネーの未払いが報じられる。
運営側はその報道を否定したものの、S・ライト級出場者の1人であるイバン・バランチェクがトーナメントからの離脱を表明。その後も同階級のレジス・プログレイスも離脱を示唆するなど、運営の行き詰まり感が顕著となる。
その中での井上vsロドリゲス戦発表だったため、関係者の間でもいまだ開催自体が疑問視されているとのこと。
井上本人は「熱狂的なファンの前でボクシングをすることが待ちきれない」とコメントしているものの、依然として予断を許さない状況が続く。
「井上尚弥w 理不尽な左と意味不明なタイミングでロドリゲスを片付ける。パワー勝負に切り替えた瞬間だったな」
WBSSの運営のグダグダっぷりがだんだんおもろくなってきたww 井上vsロドリゲス戦よりも楽しいww
井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲス戦の日程がようやく正式発表された。
2019年5月18日(日本時間19日)、スコットランドのグラスゴー。井上尚弥にとっては2017年9月の米・ラスベガス以来二度目の海外のリングとなる。
とはいえ、離脱を表明したイバン・バランチェクに関しての続報はなく、WBSSの財政難が解消したかどうかも定かではない。混乱を鎮めるために先走って発表した可能性もあり、現時点では試合の実現そのものが怪しい。
そして、先日も申し上げた通り、僕はWBSSの財政難にはかなり驚かされた。
報道されていることが事実だったと仮定して、クルーザー級トーナメントの賞金に50億も出せるような強気の運営が頓挫するわけがない。恐らく相当デカいスポンサーがバックについているのだろうと思っていた。
それがまさか、実態はこんなにグダグダだったとは……。
「WBSSのブランドイメージを守る」
「ボクシング新興国の開拓を進める」
散々カッチョいいことをほざいた割に、なんつーどんぶり勘定しちゃってんだよww
「WBSSの資金難にはビックリしたな。てっきり大財閥の御曹司が道楽で金出してるもんだとばかり……。バランチェク離脱、井上尚弥試合枯れ」
むしろ最近はWBSSのグダグダ運営を見るのが楽しくなってきているくらい。
井上vsロドリゲスも結構だが、この舐め腐った運営がどこまで持ちこたえられるかの方に興味が向かいつつあるww
「開催地は米国か英国」
「詳細は来週発表する」
この2つのセリフをループしてりゃ何とかなるとか思うなよOK?
「ゾラニ・テテvsノニト・ドネア予想。さすがにテテが無難に勝つんじゃないの? ドネアがムザラネになれるとは思えないのが…」
勝敗予想は井上尚弥の5RKO勝利。ロドリゲスにはがんばってもらいたいけど、勝てる見込みが…
前置きが長くなったがそろそろ本題に。
井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲス戦が無事行われたとして、その展望を。
まず勝敗予想だが、井上尚弥の5RKO勝利。今回はこれでいきたいと思う。
両者の過去の試合を観ると、恐らく井上の勝利は固い。十中八九負けることはないと思う。その上で、序盤~中盤くらいまでにはKOできるのではないかと。
てか、アレなんだよな。
ロドリゲスが勝つ要素がほとんど見当たらないのがキツいよな。
あまりに両者の特徴が似ているというか、ほぼ井上がロドリゲスの上位互換なのが……。
ロドリゲスにはめちゃくちゃがんばってもらいたいのだが、ちょっとどうにもならない感が強い。
「テイラーvsバランチェク実現? WBSSとかいう壮大な茶番に幸あれ。アリトロフィーの名誉()よりも実が欲しい」
これを言うと「井上尚弥アンチ」呼ばわりされたりするのだが、いや全然違うからね。
他の日本人選手と同様、普通に応援してますからね。
ただ単におもしろい試合が観たいから相手目線になるだけで。
あれこれと想像を巡らせた結果、毎回根っこからひっくり返されて絶句するという。
井上が勝つたびにめちゃくちゃ興奮してますからね自分。
「伊藤雅雪vsジャメル・ヘリング予想。クソアウェイでがんばれ伊藤雅雪。てか、ヘリングに豪快に裏切られたことがあるんだよなw」
両者の得意なパンチと距離が似過ぎているせいで、ロドリゲスにとってはかなり厳しい勝負になりそうな
僕が思うエマヌエル・ロドリゲスの特徴は、左ジャブとスムーズなカウンター。
刺すような左でスペースを確保し、相手のパンチにカウンターを合わせまくる。
特に右のカウンターが得意で、タイミングを覚えれば全弾に被せることも可能。
狙って打つというより、反射で手が出ている印象が強い。
その反面、動きはやや直線的で追い足もない。
基本的には中間距離~やや近めの位置での差し合いが中心。
前戦では、常にサイドに動いてアングルを変えるジェイソン・モロニーを大いに持て余している。
「ロドリゲスの評価が下がった? いや、モロニーの評価が上がったんだよ。河野公平化したモロニーがロドリゲスを追い詰める」
左が攻撃の起点になる分ケガもしやすく、今回も生命線の左ジャブが通用するかが分かれ目になりそうな。
そして、当の井上も同じような特徴を持っているのが……。
ハンマーのような左ジャブ。
無意識に相手を下がらせる圧力。
すべてをなぎ倒すような右。
などなど。
ロドリゲスと得意な距離が似通っていて、ほぼすべての面でロドリゲス以上の破壊力がある。
しかも、最近では中間距離での圧力のかけ方が極まりつつある。
ガードを高く上げ、極力自分からは手を出さずに前進。
相手の左の戻り際に合わせて一気に距離を詰め、最初の左を当てる。
その1発で相手を萎縮させてもう一歩踏み込み、至近距離でボディをねじ込む。
そのまま相手をロープに押し付け、怒涛のラッシュで仕留める。
向かい合っているだけで気圧されるほどの圧力と瞬間的なダッシュ、近場での爆発力。
さらにバックステップ→リターン→連打までを一つの流れで実行する足腰のバネもある。
「猛獣井上尚弥がマクドネルを1RTKO。あんぐりですね。解説山中慎介に喋る暇を与えない秒殺劇」
ロドリゲスの左はマクドネルと比べて強力なので、決して一筋縄ではいかないとは思う。だが、いったんタイミングを掴めばあっさり間合いに入られ、悶絶ボディ→連打でフィニッシュといういつものパティーンで終わりそうな……。
ロドリゲスが勝つには? 左がどれだけ通用するかかなぁ。あの左で井上の前進を鈍らせられればもしかしたら…
なので、今回の試合でロドリゲスが勝機を見出すには、やはり左ジャブがどれだけ通用するか。
あの左で井上の前進を止め、踏み込みを鈍らせる。
そして、飛び込み際の右に合わせて得意のカウンターをぶち当てる。
ロドリゲスが左を出す→井上が戻り際に距離を詰める→そこにロドリゲスのカウンターが間に合うか? という勝負になるのかなと。
手数で対抗するか、1発の威力をアップするかは不明だが、とにかくあの左で井上の前進を止められない場合は厳しい。威力にビビって逃げ回り、最後は右のカウンターで撃沈したヨワン・ボワイヨの二の舞になる可能性すら……。
「井上また圧勝。ボワイヨダメだわ。アレじゃ勝てないんですよ。S・フライ級ラストマッチも楽勝。でも「物足りない」ってさ」
いやもう、がんばってほしいんですけどねロドリゲス。
アンチとかではなく、単純にいい試合が観たいってことで。
たとえ勝てないにしても、せめて「井上尚弥攻略の糸口が見えたぜ」みたいな展開になれば。
まあ、その前にホントに開催されるかどうかの方が気になるわけですがww
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