アニメ「どろろ」がクッソ暗くてしんどいんだがw よくこんなのをアニメ化したよな。中二病丸出しの主題歌と絶望ともの悲しさと【感想】
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TOKYO MXで放送中のアニメ「どろろ」を観た。
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「どろろ」(2019年)
時は室町時代中期。
武士の醍醐景光は「地獄堂」にて十二体の鬼神像に天下取りを願い出る。
その代償として、生まれてくる我が子の身体十二か所を生贄として差し出すことを約束する。
数日後、異形の状態で生まれた我が子を見て、願いが聞き入れられたことを知り歓喜する影光。
そして、嫌がる妻から子を取り上げ、忌み子として川に流すよう命じるのであった。
それから14年後。
ある親子が旅をする1人の少年とすれ違う。
少年の顔を見た女の子は母親に「今日、お祭りでもあるの?」と聞く。
「なぜ?」と聞き返す母親に対し、女の子は言う。
「だってあのお兄ちゃん、お面してたから」
2019年1月からTOKYO MXで放送されている手塚治虫原作のアニメである。
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「どろろ」をよく知らず。というか、手塚治虫作品自体があまり好きではない。理由は……画が好みじゃないから
TOKYO MXで放送中のアニメ「どろろ」。
「TVアニメ「どろろ」公式サイト」
まず最初に。
僕はこれまで、この作品の内容をまったく知らなかった。
作品名を耳にしたことはあったが、ただそれだけ。完全に予備知識ゼロの状態での視聴だったことをお伝えしておく。
というより、実を言うと僕は手塚治虫作品全般があまり好きではない。
「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」など数々の名作を世に送り出した巨匠で、熱狂的なファンも多い手塚氏。だが、どうもこの人の作品にはテンションが上がらない。
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理由はまあ、いくつかあるのだが、とりあえず画が好きくない。
パチクリとした目にやたらと長いまつ毛。
ショートカットの毛先はほんのりカールし、片足を跳ね上げたポーズでニコッと微笑む。
どの作品の女の子キャラもほぼ似たような表情、似たようなシルエットで面白みがない。
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「だいたいどの作者もそうだろ」と言われればその通りなのだが、要するに好みじゃない。
もっと言うと、手塚治虫の作風自体もあまり好きではない。
氏の作品は反戦、人種間の問題や命の尊厳等のテーマが根幹にあるとのことだが、いや、そういうのいらんねんと。
確かに重要な問題には違いないし、腰を据えて向き合うべき課題ではある。
ただ、今はいいや。
諸々の小難しくて重いテーマ()より、もっと気楽に笑いたい。
以前にも何度か申し上げたが、僕の中ではのんびり楽しく観られる作品こそが最上級。
つまり、根本的に手塚作品は僕には合わない。
「人生の特等席感想。データvs感覚じゃないんだよ。両方「ほどよく」取り入れるんだよ。でも映画自体はよかった」
そんな感じで、このアニメ「どろろ」も大して期待もせずに観始めた次第である。
何だこのアニメふざけんなww こんなトラウマ映像だとは聞いてねえぞ。私生活に支障が出るわ
そして、アニメを観た率直な感想としては、
何ぞこれww
ふざっけんなよクソが!!
散々「手塚治虫作品は作風が重くてあまり好きじゃない」「アニメは気楽に観たいよね」と申し上げたが、それを踏まえた上で重い。
あまりに重い。
予想の7割増しで重いww
いやマジで。
私生活に影響が出るほどのトラウマ映像というか、あまりに凄惨な描写の数々に思わず「なにコラ! タココラ!」と言いたくなるレベル(元ネタをよく知らない)。
2019年1月31日現在、第4話まで放送されているのだが、今のところ立ち直る要素はいっさい見当たらない。
「アニメ「メガロボクス」はあしたのジョーというよりサムライチャンプルーだよな? 主人公もモジャモジャ頭だし」
は?
身体の十二箇所が欠損した状態で生まれた?
妖怪を倒して身体を取り戻す旅に出る?
エグいにもほどがあんだろ。
血まみれのガイコツが呼吸をしている時点で「うせやろ」だし、突然足が生えたり顔面が生成されたり。どこまで病んだものを放り込んできやがるんだと。
もともとストーリーも把握せずに観始めたのだが、おおよそのあらすじを知って以降、さらに気分が沈んでいるww
よく地上波でアニメ化できたな。手塚作品の中でもひときわ異質で暗い作風だけど
てか、よくこんなのをアニメ化できたよな。それも地上波で。
1969年にも一度アニメ化されたようだが、結局未完のまま半年足らずで終了しているとのこと。しかも、あまりに作風が暗いせいで人気が出ず、作者自身も相当悩んだとか。
まあ、そうだろうな。
いくら「鉄腕アトム」や「火の鳥」「ジャングル大帝」のテーマが重いといっても、実際ここまで暗くはない。作中、必ずどこかに救いはあるし、それなりにポップなシーンも散見される(よく知らないけど)。
「「ルサンチマン」を知っているか? 花沢健吾のデビュー作にして最高傑作。陰キャラぼっちの居場所」
そういった諸々の作品と比べても、やはりこの「どろろ」は異質。
主題歌の女王蜂「火炎」の中二病丸出しっぷりなどを見ると、恐らく現代風にアレンジを利かせたつもりなのだとは思う。
火炎
カテゴリ: ロック
ちっとも追いついてないけどな!!
生粋のビビり舐めんなよ、お?
「42 世界を変えた男感想。困難に立ち向かう俺は1人じゃない。自分が変われば周りが変わる。大谷翔平の二刀流とそっくり」
マジな話、僕はこのアニメを最終話まで完走する自信がない。
どこかでポッキリ精神が折れるのではないかと、常にドキドキしている状況。
そして、
次回が待ち遠しくて仕方ない。
「MAPPA SHOW CASE」行ってきたぞ。「どろろ」サイコーだったぞww
というわけで行ってきた。
池袋パルコで開催中の企画展「MAPPA SHOW CASE」。
【MAPPA SHOW CASE】
本日より開催!TVアニメ「どろろ」ブースでは、OPED原画や浅田弘幸先生によるキャラクター原案も初公開!舞台「どろろ」の衣装・刀の複製も展示!ぜひお越しください✨日時 : 1/25(金)〜2/11(月)
場所:Parco Museum 本館7F
入場料など、詳細はこちら→ https://t.co/cFH1ABs5du pic.twitter.com/Hx7oUHrQSx— TVアニメ「どろろ」公式 (@dororo_anime) 2019年1月25日
JR池袋駅から徒歩1分。
外に出た瞬間、目の前にあるという好アクセスでございます。
チケット代は大人1人500円なのだが、1000円でアクリルキーホルダー付きを選ぶことも可能。
これが高いか安いかは完全に人それぞれだと思うが、今の無敵モードの僕には買わない理由がないww
迷わず1000円札を財布から抜き出し、圧倒的なオトナヂカラを誇示するとともにキーホルダーをゲットしてやった。
なお、なぜキーホルダーがカツ丼なのかは知らん。
やべえww
クッソ上がるww
普段こういうところに行くことはほとんどないのだが、たまにはいいっすねww
2019年2月11日までなので、興味があればぜひ。
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