カネロvsチャーロ弟。カネロが案外モタつく気がする。何の根拠もないけど。チャーロが勝つならカスターニョ戦の再現かな。フルスイングで自分の間合いを確保して【展望・予想】

カネロvsチャーロ弟。カネロが案外モタつく気がする。何の根拠もないけど。チャーロが勝つならカスターニョ戦の再現かな。フルスイングで自分の間合いを確保して【展望・予想】

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2023年9月30日(日本時間10月1日)に米・ネバダ州で行われる世界S・ミドル級4団体統一戦。同級統一王者サウル・“カネロ”・アルバレスが現S・ウェルター級4団体統一王者ジャーメル・チャーロと対戦する。
 
 
今年7月に突然対戦が発表され、「4団体統一王者vs4団体統一王者」「比類なき王者対決」等のキャッチフレーズで大々的に伝えられたこの試合。
いつの間にか本番(9月30日)が間近に迫っているわけだが。
 
カネロvsチャーロ弟。久しぶりに「カネロ様」な試合だった。チャーロ弟は早々にスペースを潰されてできることがなくなった
 
その間、シャクール・スティーブンソンvsフランク・マーティン戦がポシャったり、タイソン・フューリーが一向にオレクサンデル・ウシクとの対戦に興味を示さなかったり、デオンティ・ワイルダーとアンソニー・ジョシュアの交渉が○年ぶりn回目の暗礁に乗り上げた(らしい)りと相変わらず「ボクシングがボクシングしとる」と思わせる出来事が続いている。
 
カネロとチャーロ弟の階級差マッチには大いに驚かされたが、やると言ったらやるだけマシである笑
 
 
PBCと3試合契約を締結したカネロにとって恐らく今回は通過点。次戦でチャーロ兄、3戦目でもしかしたらvsテレンス・クロフォード!! などと考えているのかもしれない。
 
クロフォードよ、お前がNo.1だ(1年8か月ぶり2回目)。スペンスを2Rでほぼ攻略、赤子扱いする。スペンスにとっては相性最悪だったかも?
 

カネロが意外と苦戦するんちゃうか? 普通に考えれば階級差でカネロだけど。チャーロの番狂わせに期待している

カネロvsチャーロ弟。
 
表題の通りだが、今回はカネロが意外と苦戦するかもしれないと思っている。
 
前回ジョン・ライダーに大差判定勝ちを収めたものの、下降線に入ったのでは? と思わせる動きが目立ったカネロ。
対するチャーロ弟はブライアン・カスターニョとの再戦に完勝し文句なしのS・ウェルター級4団体統一王者となった。
 
カネロvsジョン・ライダー感想。ダウンで吹っ切れたライダーの健闘。カネロが下降線に入ったという意見には同意せざるを得ないな。切ないけど
 
普通に考えれば2階級上のカネロの勝利が固いが、いや、ちょっと落ち着けよと。案外モタつくんじゃねえかと。
前回の両者の出来、勢いを考えるとチャーロ弟にもチャンスがある? かも?
 
根拠と呼べるものはないが、チャーロ弟の番狂わせに少しだけ期待している。
 

カネロが勝つなら圧力で押し潰す、チャーロが勝つなら自分の間合いをキープするパターンかな。チャーロはカスターニョ戦を再現できれば

まずこの試合でカネロが勝つなら圧力をかけて押し潰すパターンかなと。
 
ゴリゴリ前に出てチャーロにコーナーを背負わせ、ジャブ→ボディ、顔面への連打につなぐ。
チャーロも足を使って距離を取ろうとするが、カネロの馬力に圧倒されて次第に手詰まりになっていく。
 
何となくだが、2020年12月のカラム・スミス戦と似た流れになるのではないか。
 
 
逆にチャーロが優位に立つとすれば前回のブライアン・カスターニョ戦の再現か。
 
前後左右に動きながらフルスイングで前進を鈍らせ徐々にダメージを蓄積させていく。
 
初戦のカスターニョは比較的容易に懐に侵入したが、再戦では初弾のジャブにそのつどカウンターを返され出足を止められまくった。
遠い位置から1発1発に力を込めて腕を振るチャーロを追いきれずに10Rについに力尽きた。
 
覚悟を決めて耐久力勝負に出たチャーロ弟の勝利。面食らって対応が遅れたカスターニョは10Rにダメージが噴き出してジ・エンド。あと、リングサイドのザブ・ジュダーさん笑
 
何となくだが、チャーロは今回も似たような作戦でいく気がする。
 
足を使って正面を外しつつ遠間からのフルスイングで前進を止める。
どこかの段階でカネロの勢いが止まればそこで一気に畳みかける。
 
理想はKO勝ちだが、中盤あたりからペースを掴めばギリギリ判定勝ちできると考えているのではないか。
 

下降線に入ったっぽいカネロ。動きがカクカクして攻防のつなぎにスムーズさがない

申し上げたように前回のカネロは下降線に入ったと思わせるパフォーマンスだった。
 
攻防のつなぎにスムーズさがなくなり全体的にカクカクした動き。
バックステップの距離、スピードが鈍って打ち終わりに防御が間に合わない。
 
目いっぱいエンジンを吹かして前に出るものの、カラム・スミスをケチョンケチョンにしていた頃に比べると明らかに迫力に欠ける。
 
パンチの伸び、攻防の滑らかさ、防御への切り替え。
諸々の数値が目減りしている感じがした。
 
 
チャーロが勝つならどれだけ自分の距離をキープできるか、腕を振るスペースを確保し続けられるかだが、案外今のカネロならそれができてしまう気がしないでもなくもなくはない。
 
 
普通に考えればカネロの圧力が上回る(はず)。
だが、前戦の微妙な出来を考えるとそこまで簡単ではない?
 
スピードではチャーロに分がありそうだしね。
 
は? カネロvsチャーロ弟? 兄貴じゃなくて? 準備期間の足りない兄貴に代わってジャーメルが名乗りを上げたんだろうな。カネロはPBCとの3試合契約を締結
 

カウンター狙いをされるとチャーロは苦しい? 相性的にはカネロの方がよさそう

カネロがカウンター狙いで勝負した場合はチャーロは苦しくなりそう。
 
個人的にチャーロ弟は強化版カシメロだと思っていて、遠い間合いから一足飛びで距離を詰めて1発で仕留める意外性がある。
 
もっとも印象的だったのは2017年10月のエリクソン・ルビン戦。
 
1R後半に飛び込み際の1発ですべてを終わらせたチャーロには度肝を抜かれた。
マットに寝転がったまま痙攣するルビンの姿がかなりのショッキング映像だったことを覚えている。
 
カシメロもゾラニ・テテをアッパー気味の1発でダウンさせたが、(カウンターが得意な)サウスポーが頭を下げた瞬間を狙うのはこの人たちの勝ちパターンなのだろうと。
 
 
ただ、身体ごと飛び込んで打ち込む分、相手に届くまでにはどうしても時間がかかる。
カネロのように上半身の反動でカウンターを打つタイプとはあまり相性がいいとは言えない。
 
タイミング的にはチャーロの右よりカネロのカウンターが当たる確率の方が高いのではないか。
 
カシメロの露骨な失速とンギーチュバの健闘。僕はンギーチュバをまた観たい。伊藤雅雪の未知の強豪を引っ張ってくる能力と謎の喧嘩腰がクセになる笑
 
問題は今の(反応、バックステップが鈍った)カネロにそれができるかどうか。
 
相性がいいと言ってもギリギリのタイミングには変わりない。
 
しかもチャーロはカシメロと違ってジャブやボディ等、前手が多彩。会心の一撃だけに気をつければいいわけではない。
 

勝敗予想はカネロの判定勝ち。散々チャーロを推してからやっぱり置きにいく笑

今回の勝敗予想だが、カネロの判定勝ちでいきたい。
 
散々「チャーロにもチャンスがある」「カネロは下降線に入った」と喚き散らしながらも最終的には置きにいくという笑
 
実際、前回同様カネロのパフォーマンスに「あれ?」となる可能性はあると思う。
長年の激戦の影響なのか、年齢のせいかはわからないが、全盛期と呼べる時間は過ぎた印象。
 
ただ、何だかんだで明確に勝つ気もしている。
 
上述の通りチャーロが勝つなら自分の間合いからフルスイングを当てまくるパターンだと思うが、それを12R続けられるかは疑問。階級下のチャーロがカネロをKOできる感じもしない。
 
確かにカスターニョVol.2の出来は素晴らしかったが、カネロの試合と並べると身体の厚みが全然違うw
 
回り回って結局「カネロがデカかったね」という最初の結論に戻りそうな……。
 
 
というわけで中差判定でカネロ勝利としておく。
カネロが絶好調なら後半KOもある? かも?
 
 
チャーロががんばった方がおもしろいけど。
 
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