「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキング。名言だらけのMr.無気力はここぞの場面で超カッチョいいw【後編】

「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキング。名言だらけのMr.無気力はここぞの場面で超カッチョいいw【後編】

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先日から始めた「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキング。
 
いつもはグータラでだらしないけど、やるときゃやる。
ここぞの場面では誰よりも男前でカッチョいい。
物事を俯瞰で見る広い視野の持ち主で、お師匠さま系の名言製造機であることが多い。
 
何とも説明が難しいランキングなのですが、楽しく続けている次第です。
 
 
で、前回は第5、4位と番外編その1、その2を発表したのですが、今回はその後編。いよいよTOP3を発表していきたいと思います。
 
「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキング。視野の広い冷静なお師匠さまタイプは名言製造機【前編】
 
てか、今回に関しては割と自信があったりします。
キャラの名前を聞いた瞬間、多くの方に「あ、わかる!」と思っていただけるのではないかと。
 
そもそもそんなに需要があるの? という話でもありますがw
 

普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ:第3位

坂田銀時(銀魂)

 
江戸の下町かぶき町で何でも屋「万事屋銀ちゃん」を営む男。
天然パーマの銀髪が特徴で、ズボラかつマイペースな性格。従業員の神楽や志村新八にはことあるごとに無気力でだらしない生活態度を咎められるなど、一見頼りない男に思われがちです。
 
ですが、かつては攘夷戦争で活躍した維新志士であり、当時「白夜叉」の異名で恐れられた剣の達人でもあります。
 
また、仲間に危険が及んだりかぶき町が窮地に陥った際は必ず解決のために奔走する義理堅さもあるため、多くの人間から慕われています。自然と周りに人が集まり、いつの間にか仲間の輪ができているのが特徴の人物と言えます。
 
 
はい。
第3位は「銀魂」の坂田銀時でございます。
 
まあ銀さんに関してはね。典型的な「やるときゃやる!!」タイプのキャラで、どこかで必ず出てくると思われた方も多いのではないでしょうか。
 
その上、シリアスパートでの名言製造機っぷりは他の追随を許さない。
 
「銀魂」好きなエピソード(シリアスパート)ベスト3。僕はやっぱり家族/師弟愛に弱いんだよな。あと、◯◯だけは鉄板です
 
中でも僕が好きなのが下記の二つ。

背筋しゃんと伸ばして、お天道様まっすぐ見て生きていかにゃならねーんだ。
しみったれたツラした連中に言っといてくれ。空を見とけって。
あの鉛色の汚ねェ空に俺達がバカでかいおひさん、うちあげてやるってな。

テメーに、荷ごと弟子背負う、背中があるかァァ!!

上は吉原炎上篇で“夜王”鳳仙の本陣に乗り込む際につぶやいた言葉。
で、下が紅蜘蛛篇にて。弟子である月詠の信頼をないがしろにした地雷亜にキレた銀さんが言い放ったひと言です。
 
やっぱり吉原一行と銀さんの絡みはいいっすよね。
特にアニメでの銀さんvs地雷亜戦は銀魂におけるベストバウトの一つと言っても過言ではない。
 
以前にも申し上げましたが、「銀魂」はアニメの出来のよさが原作人気を引っ張り上げた稀有な例だと思います。
 

普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ:第2位

花園千秋(あひるの空)
 

俺タチなんて期待されたことすらないぞ。

俺はお前らが大好きだから、もうしばらく遊んでもらうぞ。

俺達はどうやったって俺達以上にはならん。

天才的なパスセンスと広い視野の持ち主で、チームの司令塔的な役どころ。抜群の反射神経と勘のよさでスピード不足を補うプレースタイル。チーム事情から当初はポイントガードを務めていましたが、実はサイズを活かしたフォワード向きのプレイヤーでもあります。
 
怠け者な性格だが実はプライドが高く格好悪いことが大嫌いで、中学時代に大差をつけられた試合から途中で逃げ出した経験を持ちます。
また、得意技は「人の心を読むこと」。自分をバカにした相手を容赦なくボコる凶暴さが特徴です。
 
 
「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキング第2位は「あひるの空」の花園千秋。と同時に、今回ランクインした中で僕がもっとも気に入っているキャラクターでもあります。

 
てか、素晴らしくないっすか。
ここで花園千秋を持ってくるあたり、我ながらいいセンスをしてると思うのですがww
 
 
まあ意味不明な自画自賛はともかく。「あひるの空」の花園千秋は本当に魅力的なキャラクターだと思っております。
 
寄せ集めの九頭龍高校バスケ部においてのNo.1プレイヤーであり、双子の弟百春の身体能力全開な脳筋プレーとは真逆の冷静かつゲームを俯瞰する司令塔タイプ。空やトビたちにとっての頼れる兄貴分的存在でもあります。
 
ただ、決して完璧な超人というわけでもないのがいい。
大差のついた試合から逃げ出したヤツもそうですが、藤沢菖蒲の深沼綾や新丸子の常盤時貴など、ガチンコ勝負でかなわない相手と遭遇した際にうろたえたりするのも何とも言えない深みがあります。
 
達観した考えや言葉遣い等、とても高校生とは思えない貫禄を持つ千秋ですが、その分マッチアップで手に負えない相手が現れるとチーム自体がガタガタになる。
大黒柱の千秋が通用しない局面でどう立て直すか、他のメンバーがどうやって覚醒するかが「あひるの空」の大きな見どころなわけで。
 
 
また、主人公のチームに“第二の監督”的なキャラを入れたこともある意味革新的だったのではないでしょうか。
練習試合を経験したライバルチーム(新丸子)と公式戦で再戦する流れは「スラムダンク」がフォーマットになっている(湘北vs陵南)と思われますが、千秋のようなお師匠さまキャラが味方にいるパティーンはこれまであまりなかった気がします。
 
千秋と空の関係なんて、完全にピッコロと悟飯ですからね。
北住との練習試合で空にPGをやらせて「俺が点を取る」と宣言したシーンとか、ボカァ涙が出そうになりましたよww

バカモノ。俺はいつだって本気だぞ。
ただ――二つのことを同時にできないだけだ。
不器用な男ですから。

もうカッチョよすぎますよ千秋君w
それでホントに17歳なの?
 
 
あとはまあ、千秋と深沼綾と常盤時貴がチームメートになる世界線はめちゃくちゃワクワクしますよねw
先に結末を描いて、そこに向かう過程を付け足していく手法には賛否両論あるかと思いますが。
 
不遇な知将キャラランキングTOP10その2。5、4位と番外編を発表する。キャラ立ちは凄まじかったし能力も高いのに、扱いが雑すぎて切ないアイツ笑
 

普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ:第1位

上杉達也(タッチ)

 

だったら奇跡を信じればいいじゃないスか。
アテにはしません。信じるだけです。

信頼するのは勝手だが――忘れちゃ困る。おれは上杉達也なんだ。

ついにきました。
「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキング、堂々? の第1位は「タッチ」の上杉達也でございます。
 
上杉和也の双子の兄で、性格は面倒くさがりでいい加減。不愛想で飄々とした態度ながら、なぜか親しみやすく男友達が多いのが特徴でもあります。
 
ことあるごとに優秀な弟和也と比較され、昔から“出がらし”呼ばわりされ続けてきましたが、持って生まれた才能は高く天才肌。和也の没後は幼馴染である南のために野球に取り組み急成長を遂げます。
 
掴みどころがなくぶっきらぼうで誤解されやすいタイプですが、実は相手の気持ちを最優先する性格で、和也を思うあまり南への気持ちを素直に表現できない面もあります。
 
 
ですよね!!
そりゃそうなるでしょうと。
「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキングの第1位は上杉達也(タッチ)しかおらんでしょと。
 
以前も申し上げましたが、こういうランキング遊びをするときは最初に第1位を決定するのが僕の中での基本です。
一番初めに頂点を決めて、そこから徐々に肉付けしていく。今回も坂田銀時は絶対に外せないし、もっとも好きなキャラは花園千秋で間違いありません。
ですが、1位は誰? と聞かれたらそこは「上杉達也」と答えざるを得ない。
 
歴代クソヒロインランキング完結編。結局第1位はアイツしかいないんだよな。過去、もっとも僕を悶絶させたクソヒロインは誰?
 
だってアレでしょ?
上杉達也って「普段はグータラだけどやるときゃやる」の元祖とも言える存在じゃないっすか(違う?)。
 
元祖お師匠さまキャラが「ドラゴンボール」の亀仙人なら、バスケ漫画のフォーマットを構築したのが「スラムダンク」。そして、飄々とした掴みどころのない性格かつ物事を俯瞰で見る名言製造機タイプの元祖は上杉達也をおいて他にいない。
 
クソヒロインの元祖と言えば浅倉南である(僕だけ?)のと同様、上杉達也は間違いなくグータラ界のドンなのであります()
 
 
また、これも以前申し上げた気がしますが、上杉和也は早々に退場させるには魅力に溢れすぎです。
容姿端麗、品行方正、運動神経抜群で学力も学年No.1。誰にでも思いやりのあるお人よしだけど、クソほどさみしがり屋なヤキモチ焼き。実は天才肌の兄貴と努力家の弟という対比もいい。
 
兄達也の人物像を引き立たせるためとはいえ、ここまでパーヘクツな愛されキャラを序盤でポイ捨てしたのは正解ではあるが不正解でもある。
和也の退場が「タッチ」を不朽の名作に押し上げたことは動かしようのない事実ですが、読者に与えたインパクトや喪失感という意味では決してベストとは言えないのかもしれません。
 
「あんたは写真じゃないんだから」と言う言葉で達也が柏葉英二郎を動かしたシーンも文句なしに素晴らしかったですが、それを演出したのも和也の存在があればこそ。
 
序盤での和也の退場に関しては、いまだに自分の中でモヤモヤが残っていたりします。
 
 
最後の一コマが甲子園での優勝の楯とか、The・あだち充って感じでサイコーなんですけどねw
 
 
久しぶりに「タッチ」を読んでみますか。

 
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