ライアン・ガルシアvsローランド・ロメロ、ヘイニーvsホセ・ラミレス、スレイマン・シソコvsカバラウスカス、ウェルター級の楽しみな試合目白押しw 佐々木尽vsノーマンJr.は今しかないってタイミングだったな【展望・予想】

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先日佐々木尽とブライアン・ノーマンJr.によるWBO世界ウェルター級タイトルマッチが正式発表されたわけだが。
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.。佐々木尽を応援しない理由が見つからん。いけるぞ佐々木尽。“日本人初のウェルター級世界王者誕生”は字面だけでよだれが溢れる笑
実はそれ以外にもウェルター級で楽しみにしている試合が複数ある。
具体的には、
・ライアン・ガルシアvsローランド・ロメロ
・デビン・ヘイニーvsホセ・カルロス・ラミレス
・スレイマン・シソコvsエギディウス・カバラウスカス
の3試合。
上2つは2025年5月2日、一番下は5月10日(いずれも現地時間)に開催される。
Times Square, New York – Two Weeks To Go 📆
🥊 Ryan Garcia vs Rolly Romero
🥊 Devin Haney vs Jose Ramirez
🥊 Teofimo Lopez vs Arnold BarbozaBuy the PPV NOW for The Ring Magazine card on May 2nd in Times Square live on DAZN powered by #FatalFury: City of the Wolves in… pic.twitter.com/FeXA2aqDTr
— Ring Magazine (@ringmagazine) April 18, 2025
と言いつつ、シソコvsカバラウスカス戦は今のところBoxRecにはラウンド数の表記がない&それ以外の試合もゼロ。
スレイマン・シソコ陣営はこの試合に向けて準備をしているようなので一応試合はあるっぽい……。
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.はマジで「今しかない」ってタイミングだった
しかし、改めて佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.戦は「今しかない」というタイミングだった。
5、6月に佐々木尽の世界戦? vsマリオ・バリオスくるか? デビン・ヘイニーvsホセ・カルロス・ラミレス、スレイマン・シソコvsエギディウス・カバラウスカス。そそる試合が続くなオイw
IBFとWBAはジャロン・エニスとエイマンタス・スタニオニスの統一戦が行われたばかり。その直後にWBA2位ローランド・ロメロと3位ライアン・ガルシアが対戦する。
WBCは3位コナー・ベンがユーバンクと階級差マッチで遊んでいる最中に1位デビン・ヘイニーがカルロス・ラミレスを相手に再起戦、2位スレイマン・シソコと4位カバラウスカスが挑戦者決定戦を行う。
ところが肝心の王者マリオ・バリオスは行方不明(マニー・パッキャオと対戦するという噂も?)。
中心選手たちが別リーグでゴチャゴチャやっている間に大橋プロモーションがWBO王者ブライアン・ノーマンJr.の招へいに成功した。
1位にはアレクシス・ロチャなる選手がいるが、そこはLeminoの援助(井上バブルの恩恵)もあって横入りできたのではないか。ノーマンの指名試合に佐々木尽が直接足を運んだのも大きかった。
佐々木尽は会見で「負けたら死ぬ覚悟で挑む」とコメントしていたが、割と冗談抜きで最初で最後のチャンスと捉えているのかもしれない。
「「言葉は悪いけど…負けたら死ぬ覚悟」 日本人初の快挙へ、ボクサー佐々木尽がついに世界挑戦」
ライアン・ガルシアvsローランド・ロメロ
イサック・クルスにKO負けしたローランド・ロメロと、デビン・ヘイニー戦で体重超過&禁止薬物陽性をやらかしたライアン・ガルシアによるWBA世界ウェルター級タイトルマッチ。
両者ともに初のウェルター級、特にライアンは謹慎明けでいきなりのタイトルショットである。出場選手、経緯ともに謎すぎる一戦だが、そこは「だってボクシングだし」で解決する笑
デビン・ヘイニーが体重超過のライアン・ガルシアに判定負け。ヘイニーの苦手意識もあったかも? 正直、ガルシアの奇行で興味をひかれたよ
両者の過去の試合を眺めてみたところ、どちらも中間距離でのジャブ、近い位置でのフックが得意。自分が前に出る展開で強さを発揮する。
そして、ロメロはライアン・ガルシアのスピードについていけないのではないか。
どちらかと言えばロメロの方が距離が遠いが、ライアンの左フックに反応できるかは何とも言えない。
1発効かせた直後のライアンの爆発力、ハンドスピードは恐らく全階級でもトップクラス。動きに慣れない序盤にアレをもらった場合はそのままKO負けもあり得る。
ロメロが勝つとしたらやはり得意のフックを当てる展開だろうか。
左の差し合いで上回った方が優位に立つと思っているが、ジャブでライアンを下がらせロープに追い詰めたところでブンッ!! という流れを作れれば。
でも、ライアンさんはピンチの際に背中を向けて誤魔化すディフェンスが得意なんですよね……。
そんな感じで勝敗予想はライアン・ガルシアの8RKOにしておく。
イサック・クルスvsローランド・ロメロ。ここまで一方的になるとは。フックぶん回し同士の対戦。得意な距離とディフェンスに差があった
デビン・ヘイニーvsホセ・カルロス・ラミレス
続いてデビン・ヘイニーvsホセ・カルロス・ラミレス戦(144ポンド12回戦)。
両選手にとって過去一重いウェイトだが、キャッチウェイトの経験はホセ・ラミレスの方が多い。
また勝敗オッズはヘイニーに大きく傾いているとのことだが、実際にはそこまで差はないと思っている。
ヘイニーがラミレスを選んだ理由は先日も申し上げた通りジョセフ・ディアス戦やレジス・プログレイス戦と同じノリ。
射程が短いタイプを得意のジャブと機動力でさばき切る算段だと想像する。
デビン・ヘイニーほど毎回ファイトスタイルを変えてくる選手も珍しいよな。プログレイスを圧倒、フルマークで2階級制覇
ただ、ホセ・ラミレスのプレスはディアスやプログレイスとはひと味違う(と思う)。
リチャード・コミーやランセス・バルテレミにも勝利しているし、同じジャブ使いのアーノルド・バルボサJr.とも接戦を演じている。
ガードの上を打たせながらにじり寄る→近い距離で左フックをぶち当てる→ロープ際で連打の流れは普通に脅威。12R動きを落とさず完走するスタミナも兼ね備える。
失速癖のあるヘイニーがアレに耐え切るのは相当しんどいのではないか。
その反面、ホセ・ラミレスはやや決定力に欠ける。
いきなり“ドンッ”とぶち込むライアン・ガルシアとは真逆で相手を追い詰めるまではいいが、そこからなかなか決めきることができない。
というわけで勝敗予想はデビン・ヘイニーの判定勝利。
今回もヘイニーがフラフラしながら何だかんだで粘ると予想する。
でも、ホセ・ラミレスの逆転勝ちもありそうなんですよね(盛大な予防線)。
スレイマン・シソコvsエギディウス・カバラウスカス
ラストは現地時間5月10日のスレイマン・シソコvsエギディウス・カバラウスカス戦。WBC2位と4位による挑戦者決定戦である。
ところが上述の通りこの時期になってもBoxRecにはアンダーカードの表記がなくラウンド数も「?」のまま。さらに開催地は赤道ギニア共和国なる場所。
下記を見ると赤道ギニア共和国でボクシングイベントが開催されるのは2018年以来とのこと。
「Equatorial Guinea」
しかもそのときに組まれたのも1試合のみ。
もしかしたら今回もそういう感じになるのかもしれない。
試合の展望は割とはっきりしていて、スレイマン・シソコのジャブでカバラウスカスが止まるかどうか。
シソコはジャブと左右へのフットワークが持ち味の選手。
中間距離で絶えず角度を変えながらジャブを当てる。このジャブと機動力の両立が一番の長所だと思っている。
だが全体的に火力不足で一定以上のフィジカル、馬力を兼ね備えた相手にはアウトボクシングが機能しなくなる。
2021年5月のキーロン・コンウェイ戦や2022年12月のトゥラーニ・マベング戦では何度も危険地帯に入られる苦しい展開が続いた。
僕のスレイマン・シソコ!! 鋭い左と距離感。でもトップレベルと比べて若干バネが足りないかな…。キーロン・コンウェイもがんばってたな
そして今回のエギディウス・カバラウスカスはまさにそのタイプ。
鋭い踏み込みとハンマーのようなジャブ、チャンスでのラッシュ、などなど。
テレンス・クロフォード戦、バージル・オルティス戦で見せた(序盤の)どう猛なファイトは今でも印象に残っている。
恐らくだが、スレイマン・シソコがあの馬力を抑え込むのは難しい。
多少横に動こうが関係なくラッシュに巻き込まれて最悪序盤KO負け。そこを凌いでもズルズルポイントアウトされるパターンが濃厚に思える。
シソコに勝ち筋があるとすれば、カバラウスカスが前半型なところか。
クロフォード戦でもオルティス戦でも序盤の猛ラッシュから徐々に失速→後半KOで敗れている。
36歳という年齢、身体能力に依存するスタイルを考えると全力で動ける時間はさらに短くなるはず。
・赤道直下の開催地
・前半型のカバラウスカス
・36歳という年齢
シソコが序盤の激強タイムを最小限のダメージで切り抜ければ中盤から後半にかけての逆転もある? かも?
バージル・オルティスvsカバロウスカスのThis is boxingな一戦。オルティスの若さとカバロウスカスの失速癖で大盛り上がり
いや、この試合は楽しみっすねぇ。
カバラウスカス有利とは言ったが、スレイマン・シソコが試合巧者っぷりを発揮する結末も十分考えられる。
勝敗予想はカバラウスカスの判定勝ちにしておくが、スレイマン・シソコの勝ちもあると思っている。
↑予想になってねえw
その前に何ラウンドなのよ?笑
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