那須川天心vsビクトル・サンティリャン。サンティリャンは要注意だと思うぞ。長身サウスポーで右が多彩。しかも顔面がジョン・ジョーンズにちょっと似てるw この選手を完封したらすごい【展望・予想】

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先日発表された「Prime Video Boxing 13」。
2025年6月8日に東京・有明コロシアムで中谷潤人vs西田凌佑戦(WBC/IBF世界バンタム級王座統一戦)をメイン? に那須川天心vsビクトル・サンティリャン戦、坪井智也vsバン・タオ・トラン戦が行われる。
◤ 情報解禁 ◢
『Prime Video Boxing 13』バンタム級トリプルマッチを
6月8日(日) プライムビデオで独占ライブ配信!WBC IBF世界バンタム級王座統一戦
中谷潤人🇯🇵 vs 西田凌佑🇯🇵バンタム級10回戦
那須川天心🇯🇵 vs サンティリャン🇩🇲WBO APバンタム級王座決定戦
坪井智也🇯🇵 vs… pic.twitter.com/OA4gVdou47— Prime Video Sport JP(プライムビデオスポーツ) (@pvsportjp) April 18, 2025
那須川天心vsサンティリャン戦は天心にとっての世界前哨戦にあたるとのこと。本人も今年秋の世界戦実現を目指して「ここからが本当の勝負」とコメントしている。
天心vsビクトル・サンティリャンはあり得るマッチメイクだったよね。長身サウスポーでKO率が低い
今年2月に元王者ジェイソン・モロニーに勝利した那須川天心。
次戦の相手についてはあれこれ予想が飛び交っていたが、僕の中でビクトル・サンティリャンは割とあり得るマッチメイクだった。
モロニー戦後に天心が発した「現世界王者はサウスポーが多い」「次回はサウスポーがいい」旨のコメント。それを受けてバンタム級のランキングを眺めたところ、もっとも適任そうなのがビクトル・サンティリャン。
長身サウスポーでKO率が低く、キャリア唯一の敗戦は2023年6月の石田匠戦(現在14勝1敗5KO)。
同じく長身サウスポーの武居由樹を想定しつつ1発KO負けの危険も少ない。ランキング的にも説得力がある。
陣営の戦略としても天心本人にとっても(チャンスを得られるサンティリャンにも)最適な選択に思える。
その他の候補としては、下記で申し上げた通り井岡一翔と対戦したジェイビエール・シントロン、前回中谷潤人に挑戦したペッチ・ソー・チットパッタナあたり。
那須川天心vsジェイソン・モロニー現地観戦おもしろかった。適応は進んだけどいい意味での“ボクサーらしくなさ”が薄れた気も…。基本的にメンタルが“こっち側”なんだろうね
その中からもっともベターな相手に落ち着いた印象である。
天心vsシントロンには興味をひかれたが、どちらかを選ぶならやはりサンティリャンですかね。
那須川天心の相手は
本命:ビクトル・サンティリャン
対抗:ジェイビエール・シントロン
大穴:ペッチ・ソーチットパッタナ前回の試合後に「次はサウスポーがいい」と言ってたのでこんな感じだったけど。
高身長+低KO率。
武居由樹を想定しつつ大けがしない相手としてサンティリャンはベストじゃない?— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) April 18, 2025
サンティリャンの特徴は「自分から打ち合う」「右リードが多彩」「ジョン・ジョーンズに似ている」
ビクトル・サンティリャンの印象としては、
・背が高い
・リーチがある
・自分から打ち合う
・vsサウスポーの右ジャブが多彩
・顔がジョン・ジョーンズに似ている
前戦を観る限りサンティリャンはサウスポー同士の対戦に苦手意識はなさそう。
角度的に右が当たることを考えればでやりやすいまである。
さらに長身サウスポー+長リーチだが実はアウトボクサーではない。
むしろ右ジャブを中心に自分から試合を動かすタイプに見える。
右リードで相手の顔面を揺らしつつ死角からオーバーハンドの左をねじ込む。
近距離ではボディ、顔面の打ち分けが機能する。
ぶっちゃけ武居由樹とは全然違う笑
なお接近戦で肘を曲げて上から打ち下ろすアレはゴロフキンが得意だったヤツ(ボラード?)と少し似ている。
天心としてもこの距離に長く留まるのはよくないのではないか。
そして何よりビクトル・サンティリャンはジョン・ジョーンズに(少し)似ている。
ジョン・ジョーンズはMMA版PFPとも言われる強者で、禁止薬物陽性と逮捕を繰り返す正真正銘のクズ。
その選手に顔面が似ている(少し)時点で警戒度はMAXである笑
天心にとってサンティリャンは始めてのタイプ。横の動きとスピード差で勝負すれば…
一方の那須川天心だが、ここまでの6戦でサウスポーとの対戦はない。
また167cmの上背は2024年10月のジェルウィン・アシロ(168cm)に次いで過去2番目の長身。
キック時代にこれ系の選手との対戦があったかは不明だが、ボクシング転向後はもっとも尖ったタイプである。
唯一プロテストで相手を務めた南出仁がサウスポー&天心がスピード差を見せつけたらしいが、いや、全然わかんねえ……笑
天心の長身サウスポーへの対応と近場の打ち合いがこの試合の見どころかなと。
前回のモロニー戦を含む各試合を参考にすると、サンティリャンに有効なのは横の動きかな? と思う。
サンティリャンはどちらかと言えばベタ足でにじり寄る→足を止めて打ち合うファイトが中心。パンチを回避してスルッと回り込む動きが得意な天心には置いてきぼりを食うのではないか。
またサンティリャンの右は確かに多彩だが、申し上げたようにその場で打ち合うシーンが多い。
天心のバックステップなら距離で避けることは十分可能に思える。
右リードを当ててすぐに安全圏に退避、サイドに動きながら左を当てる。
根本的にスピードが違うので距離さえ間違えなければ何とかなりそう。
那須川天心vsジェルウィン・アシロ。アシロが強かった&遠間からすっ飛んでくる剛腕との相性もよくない? 天心の調子も悪かったかもね
勝敗予想は天心の判定勝利だけど、危ないシーンもある気がするよ
サンティリャンの攻撃で危ないのはやはり死角から飛んでくる左だろうか。
恐らく今回もどこかで両者が近場で打ち合うことになる(はず)。
天心がスピードで翻弄すると言っても10Rやり切るのは不可能だし、本人もモロニー戦での打ち合いが自信になったと言っていた。あえて受けて立つパターンもあるのではないか。
モロニー戦でいきなりの右にグラっときたことを考えると、打ち合いの最中にサンティリャンの左をポコーンともらうとちょっと危ない? かも?
逆にこの選手を完封できればサウスポー対策もOK、文句なしに世界戦へGO!! でいい。
そんな感じで勝敗予想は天心の判定勝利。と同時に前回同様「あ、ヤバい!!」というシーンもあると予想しておく。
何より強調しておかなければいけないのが、
「武居由樹とサンティリャンは全然タイプが違う」
「ジョン・ジョーンズに顔が似てる」
ことである笑
武居由樹vsユッタポン・トンデイ決定。ユッタポンはいい選手に見えるけどホントにわからんねw 身体も強そうだし武居はモタつくかもしれん
王手の小細工が大嫌い。坪井智也vsバン・タオ・トランはバン・タオ・トランを全力で応援する
なお今回の「Prime Video Boxing 13」では坪井智也のWBO-AP王座戦が組まれている。
このタイトルは直近で天心が返上したもの。坪井の世界ランキング入り&“国内最速タイ2戦目でのタイトルマッチ”のための返上なのは明らかである。
そして僕はこういう大手の小細工が大嫌い。
確かにWBO-APタイトルのおかげでチャンスは増えたが、現状タイトル戦の経緯、扱いが微妙すぎる。
天心や武居由樹がタイトルを保持したままキャッチウェイト10回戦(武居は8回戦)をやったり、先日は11位と14位の選手で王座を争ったり。
特にデビュー2戦目の坪井にタイトル戦が回ってきたのは王手の政治力としか言いようがない。
というわけで僕はこの試合、対戦相手のバン・タオ・トランを全力で応援する。
僕は天心返上→坪井智也決定戦みたいな大手の貧乏臭い小手先ムーブが大嫌いなのでコケちまえと少しだけ思ってますね。
中谷潤人vs西田凌佑も「井上尚弥vs中谷のために拓真を人身御供として捧げろ」的なアレと同じ空気を感じるから西田応援です。
東京ドーム構想を全部ぶっ壊して高笑いしろ笑 https://t.co/Z3orhNEf4X— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) April 19, 2025
下記の通り2023年10月にTJ・ドヘニーがジャフェスリー・ラミドをKOした瞬間は血管が弾け飛ぶくらい興奮した。
TJ・ドヘニーがジャフェスリー・ラミドを1RKO。最高かよドヘニー。驚きすぎてテンションがおかしいw 大橋プロモーションの思惑をぶっ壊したのも爽快だった
井上尚弥バブルに全乗りしてやりたい放題だった大橋プロモーションの思惑を潰したドヘニーは改めて最高だったので、バン・タオ・トランにはその再現を期待する。
まあ、坪井智也のデビュー戦を観る限り勝つのは相当難しいと思うが。
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