ジョシュ・テイラーvsホセ・カルロス・ラミレスの統一戦は絶対に実現しろよな。グダグダのヘビー級とは違うところを見せろやw
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新型コロナウイルスの影響で2021年に入っても動きが鈍いボクシング界だが、その中でも密かに続報を待っているのがS・ライト級の4団体統一戦の行方である。
現WBC/WBO王者ホセ・カルロス・ラミレスがWBO1位ジャック・カテラルとの指名戦を保留し、WBAスーパー/IBF王座を保持するジョシュ・テイラーとの4団体統一戦を目指すと聞いたのが2020年10月。
「テイラーvs.ラミレス S・ライト級4冠戦が前進 WBO1位のカテラルが統一戦優先に合意」
ところがそこからの続報がなく、いよいよ気になり初めているところ。
ここ最近、僕自身が微妙に忙しいこともあって情報をほとんど追えていないのもあると思うが、何とか無事決まって欲しいと願うばかりである。
ジョシュ・テイラーのクズ度がホセ・ラミレスを振り切る。ラミレスはナイスガイ過ぎるんだよなたぶん。勝負どころでの性格の悪さは大事
テイラーvsラミレス戦は絶対実現しなきゃダメだよな。ヘビー級のグダグダっぷりに興ざめが尋常じゃない
ジョシュ・テイラーvsホセ・カルロス・ラミレスの4団体統一戦。
マジな話、この試合は絶対に実現しなくてはダメな一戦だと思っている。
「対戦に合意!!」してばかりでちっとも話が進まないヘビー級と違い、S・ライト級は比較的スムーズにビッグマッチが決まる階級でもある。
しかも現在、全階級を通して最激戦区と言っても過言ではないほどタレントが揃う状況。
人気階級のウェルター級と有望な若手が多いライト級に挟まれてはいるが、“知名度の割に実力が高い選手”ばかりで本当におもしろい。
それこそ充実度的にはテレンス・クロフォードがジュリアス・インドンゴを下した2017年とは比べ物にならない。
WBSSトーナメントの際も開催地やファイトマネーの問題で進行がグダリまくったものの、出場選手たちは常に準備万端だった記憶がある。
聞くところによると、ヘビー級は「アンソニー・ジョシュアとタイソン・フューリーが対戦に合意!!」したらしいが、基本的にここからが長いのがボクシング。今のところ1mmもテンションが上がらないというのが本音である。
しかしジョシュアとフューリーが対戦に合意と聞いてもびっくりするくらいワクワクしねえな。
文句なしにボクシングの頂上対決なのに。そもそもこれって2018年のワイルダーとジョシュア対戦合意! から続いてるヤツだし、3年間で実現したのがワイルダーとフューリーの2回だけってやっぱり問題あるよ。
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) January 19, 2021
アンソニー・ジョシュア→単なる防衛戦で6万人の会場を埋め尽くす地元の英雄。ザ・主人公
デオンティ・ワイルダー→KO率90%超え、男気溢れるニューヨークのビッグブラザー
タイソン・フューリー→動ける巨漢。神様が気まぐれで生み出した歴代No.1のヘビー級
ここまで個性的な3人が同時に全盛期を迎えていた数年前のヘビー級、もはや奇跡としか言いようがない。そして、このチャンスを逃したボクシング界の失態を僕は一生忘れることはないと誓うww
実現しなきゃダメだった幻の試合。マッチメークが難しいのはわかるけど、そこはやらなきゃアカンかったよねという組み合わせ3選
ここ数年、米国でのボクシング人気がUFCに押されっぱなしらしいが、「いや、そりゃそうだろ」としか言いようがない。
自分たちでも手に負えないほどビジネスを肥大させまくった結果、「誰が一番かを決めようぜ」「強いヤツ同士の試合が観たい」という当たり前をないがしろにしているのだから、人気なんか出るわけないだろっつー話で。
ウェルター級のテレンス・クロフォードvsエロール・スペンスJr.に関しても何かが起こる気配はまったくないし、ホントにしょーもない。
そんな感じで、せめて“谷間の階級”での4団体統一戦くらいは普通に実現することを心から願っている。
有利なのはジョシュ・テイラーじゃない? 左右両構えでインでもアウトでもハイレベル
愚痴ばかりでだいぶ前置きが長くなったが、そろそろ試合の展望を。
まず今回の試合(正式決定したとして)、有利なのはジョシュ・テイラーだと思っている。
以前から申し上げているように僕はこの選手のことが結構好きで、WBSSでの優勝はめちゃくちゃ嬉しかった記憶がある。
左右どちらの構えもハイレベルにこなし、リングを縦横に動くフットワークもある。
WBSS1回戦のライアン・マーティン戦ではマーティンのプレスを鋭い右リードと出入りで捌き、準決勝ではイバン・バランチェクの突進と連打を寄せ付けず。いずれも大差判定勝利でクリアしている。
ラストの決勝戦ではこれまでのアウトボクシングとは一転、強打のレジス・プログレイスと真正面から打ち合い僅差判定ながらもねじ伏せてみせた。
僕のジョシュ・テイラー優勝! プログレイスを僅差判定で下す。WBSS S・ライト級おもしろかったな。運営はグダッてたけど
個人的にジョシュ・テイラーの弱点はフィジカル面だと思っていたので、正直この結果はかなり意外だった。
キリル・レリク戦でプログレイスの剛腕を目の当たりにした後だったこともあり、ジョシュ・テイラーもプログレイスの馬力に飲まれてしまうのではないかと。
しかも、テイラーは2018年6月にビクトル・ポストルをインファイトでねじ伏せているという。
あれだけ動けて左右スイッチもOKな上に、近場でのパワーと連打の両立もできる。
これだけ幅広いボクシングを展開できるジョシュ・テイラーなら、無敗のホセ・ラミレス相手でもそうそう負けることはないだろうと。
ホセ・ラミレスにも可能性はある。馬力十分の突進と近場でのコンビネーション。早い段階でインファイトに持ち込めれば
ただ、ホセ・ラミレスにも勝利の可能性は十分ある(気がする)。
この選手の持ち味は何と言っても突進力。
ガードを高く上げて小刻みに上体を振り、タイミングを測って一気に踏み込む。
そして、持ち前の馬力で無理やり打ち合いに巻き込み、躊躇のないスイングでゴンゴン追い詰めていく。
決して力任せのフルスイング野郎というわけではなく、多彩なコンビネーション使いでもある。
相手にロープを背負わせた状況でのボディ、顔面への打ち分けはウェルター級のホープ、ヴァージル・オルティスを少しだけ彷彿とさせる。
2018年9月のアントニオ・オロスコ戦は僕の中でのラミレスのベストバウトなのだが、噛み合う相手との打ち合いは本当に見応えがある選手である。
恐らくラミレスはバランチェク以上の圧力とパンチの精度、プログレイスをはるかに上回る近場でのディフェンスの持ち主。
ジョシュ・テイラーにとってもここまでの相手と対峙するのは初めてであり、ラミレスの圧力と連打にどう対応するかが今回の一番の見どころになるだろうと。
ややサウスポーが苦手? なラミレス。得意な距離に入るのに苦労する? やっぱりテイラー有利かなぁ
とは言え、できることが多いのは断然ジョシュ・テイラーの方。
しかも、ホセ・ラミレスは2019年2月のホセ・セペダ戦の苦戦でもわかるようにvsサウスポーがやや苦手(だと思う)。2-1の判定で勝利したものの、序盤は左回りのセペダに完全に置いてきぼりを食っていた。
セペダも間違いなくいい選手だが、ジョシュ・テイラーはそれ以上に動ける上に連打も出る。ラミレスとしても、自分の得意な距離を作るまでには相当苦労させられるのではないか。
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まあでも、ジョシュ・テイラーは実はインファイト寄りの選手だったりするわけで。
早い段階で近場での打ち合いが発生すれば、ラミレス有利の展開になる気もする。
流れとしては、2019年7月のホセ・ラミレスvsモーリス・フッカー戦のようなイメージか。
あの試合は序盤はフッカーが打ち下ろし気味のリードジャブでラミレスの前進を止めていたが、徐々に圧力に押されて中盤で決壊した。
要はラミレスが(苦手だと思われるサウスポー相手に)どれだけ早くインファイトに持ち込めるか。そして、近場での打ち合いでプログレイス以上の馬力と精度を発揮できるか。
逆にテイラーはラミレスの突進をいかに寸断するか。インファイトで打ち負けずに押し返せるか。
フィジカル面が心もとないフッカーはラミレスの連打に飲まれてしまったが、プログレイスとの正面衝突で打ち勝ったテイラーなら何とかしちゃうんじゃねえの? みたいな。
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てか、マジでちゃんと実現しろよな?
“谷間の階級だけど実は最激戦区”のお前らまでグダグダしやがったら承知せーへんぞ。
わかってんのか? お?
と思って調べたら、S・ミドル級のカネロvsビリー・ジョー・サンダース戦と被らないように日程を2021年5月8日から移動させるとのこと。
Top Rank rightfully moved Josh Taylor-Jose Ramirez off the same fight date as Canelo-Billy Joe Saunders.
New column from @MikeCoppinger: https://t.co/2alcSYr7Gn
— The Athletic Boxing (@TheAthleticBOX) February 5, 2021
おお、ちゃんと話が進んでたのか。
それは素晴らしい。
ホンマ頼むで。
信じとるからなww
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