SLAM DUNK(スラムダンク)新作映画の声優交代にファンが激怒? アニメ再放送での陵南戦直後の発表は完全にマズったよな。キャラのイメージが定着したところだったし

SLAM DUNK(スラムダンク)新作映画の声優交代にファンが激怒? アニメ再放送での陵南戦直後の発表は完全にマズったよな。キャラのイメージが定着したところだったし

映画・マンガ・ドラマ記事一覧
 
2022年12月3日に公開されるSLAM DUNK(スラムダンク)の新作映画「FIRST SLAM DUNK」の最新情報が11月4日に解禁され、湘北高校の主要メンバー5人の声優が全員交代することが明かされている。
 
この発表を受けて続投を期待していたアニメファンや原作ファンから怒りと失望の声が溢れているとのこと。


当時の声優陣は今でも第一線で活躍しており、全員が交代することに納得できないファンは多い。しかも発表が公開1か月前だったこと、すでに前売りチケットの販売が開始されていることなど、タイミングの悪さも影響しているという。
 
往年の名作の新作映画を楽しみにしていたファンにとっては完全な不意打ちとなった声優陣の交代発表。これが興行成績にどこまで響くのかにも注目が集まる。
 
映画「THE FIRST SLAM DUNK」が最高すぎた。何回泣きそうになったかわからん。特定の人にはとことん刺さる。主人公宮城リョータの視点ですべてを回想シーンに
 

スラムダンクの新作映画は僕も楽しみにしておりますよ。少ない情報からあれこれ想像しつつ…

スラムダンクの新作映画は僕もかなり楽しみにしていて、以前「全国大会編をやるなら豊玉戦は必須」「山王戦と分けて二部制にするべき」と喚き散らしたこともある。
 
映画「スラムダンク」が二部作でなければならない理由。まさか豊玉戦を端折るつもりじゃねえだろうなw
 


 
また「THE FIRST SLAM DUNK」というタイトルから
「花道が初めてダンクを決めたのっていつだっけ?」
「ああ、海南戦で牧をふっ飛ばしたアレか」
「ベンチの流川が『ぶちかませ!!』って叫んだヤツね」
 
「でも、さすがに海南戦からスタートするのは中途半端すぎるよな……」
「PVでも花道は坊主頭だったし」
などなど。
少ない情報からあれこれ想像しつつワクワクしていた次第である。
 
で、先日湘北の主要メンバーの声優が全員交代することが発表されたわけだが、これについて僕が思ったことを言っていく。
 

主要メンバー5人の声優交代を聞いた僕→「マジかよ……」。アニメ再放送での陵南戦直後の発表はマズいだろ

まず今回の発表を聞いた率直な感想は「マジかよ……」である。
 
全員ではないにしろ何人かは残るだろうと勝手に思っていたので、全員が交代すると聞いてズッコケそうになったことをお伝えしておく。
 
理由としては、やはりタイミングの悪さに尽きる。
多くの方がおっしゃるように前売り券を販売→公開1か月前の声優陣交代発表はあまりに後出しすぎる。
 
前売り券を購入するような熱心なファンは往年のキャストに期待していただろうし、名前を出されてガッカリされる新キャスト勢も不憫。情報統制でネタを小出しにするやり方は大いに結構なのだが、ここまで下心が透けて見えるとちょっとキツい。
 
 
そして何よりマズかったのが、先行してTVアニメを再放送したこと
YouTubeでも期間限定で無料配信されているし、各キャラのイメージを抜群のタイミングで定着させてしまったのがよくなかった。
 
 
実を言うと僕はスラムダンクのアニメにはそこまで思い入れがない。
観たのもリアルタイムではなく(アニマックスか何かの)再放送、すでにTV放送から30年近く経っていることを考えれば声優陣交代も普通にあり得ると思っていた。
 
ただ、直近での再放送、YouTube配信のおかげで少々テンションが変わった。
旧アニメに触れたことで各キャラのイメージが完全によみがえってしまったのである。
TV放送から年月が流れ、最近では原作を読んでも各キャラのセリフが“あの声”で脳内再生されることもなくなっていたのに……。
 
申し上げたように僕はアニメにそこまで思い入れがない、再放送もYouTubeで何話か眺めただけの人間だが、すでに花道の声は草尾毅さんだしゴリの声は梁田清之さん以外に考えられない状態になっている。
 
上述の通り何人かは残るだろうと思っていたので、全員が交代すると聞いて「うっそーん」となった次第である。
 
男性声優「この声は卑怯だろ」ランキング。一度聞いたら忘れない、耳に残るイケボベスト7
 

「主題歌はWANDS? 大黒摩季?」って言ってた人も声優陣の続投が前提だったはず。すでに“肉の口”になってたんだよ笑

今回の発表があるちょっと前に「主題歌は当然WANDS!!、大黒摩季だろ!!」といった主張を目にした覚えがある(初期の主題歌『君が好きだと叫びたい』を歌ったBAADは1999年に解散? 消滅?)が、ああいうのも声優陣の続投を前提とした話だったのではないか。
 
たとえば知り合いと「ウマい肉食いたいね~」と話しているうちにいつの間にか“肉の口”になっちゃうパティーン、あるじゃないっすか。
で、実際に出てきたのが魚だったりすると「おい!!」みたいな。
 
「今日の俺はすでに“肉の口”なんだよ」
「もっとこう、脂っこくて健康に悪いヤツが食いてえんだよ」
 
「セクシー田中さん」の作者・芦原妃名子氏の件がキツい。漫画原作の映像作品を純粋に楽しめなくなる。でも、実は逆のパターンもあったり…
 
さらに言うと、ご存じの通りアニメ版は全国大会直前で終了している。
映画公開に合わせてTVアニメを再放送すれば、その流れで全国大会編に突入する空気になるのは当たり前の話である。
その状況の中、(アニメ内で)湘北が陵南に勝利→全国大会出場が決定したタイミングで声優陣交代の発表を持ってきたのは悪手以外の何ものでもない。
 
アニメ版にそこまで思い入れがない僕ですら豪快にズッコケたのだから、当時の思い出を大切にしている方にとっては耐え難い仕打ちだったと想像する。
 
 
上記の「新作映画『スラムダンク』声優交代にファン激怒の理由」の記事内で「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を引き合いに出しているが、あのアニメはリメイクの際に大々的なプロモーションがあったわけではない。過剰に情報を隠すことも往年のファンをいたずらに刺激する演出もなかった(はず。僕が知らないだけかも)。
 
2年間で全100話をO.A.するアニメと一発勝負の劇場映画では勝手が違うのだとは思うが、それを踏まえた上で。ここまで露骨な下心、やらかしを擁護するのはなかなか難しい。
 
「セクシー田中さん」の作者・芦原妃名子氏の件がキツい。漫画原作の映像作品を純粋に楽しめなくなる。でも、実は逆のパターンもあったり…
 

作品の出来に自信があるなら“普通”でよかったんだよ。妙な小細工をせずに火の玉ストレートで勝負しろやww

「じゃあ、どんなやり方が正解だったの?」と聞かれても答えようがないのだが、僕としては「普通でよかっただろ」と思っている。
 
あらすじ紹介、声優陣紹介、インタビュー等の段階を踏んで公開日を迎える。過剰な情報統制などはせずにプロモーションの一環としてアニメを再放送するだけでよかった。
 
 
今だから言うが、コレ↓が公開された際に少しだけ「うっざ」と思ってしまった。

いや、散々引っ張った上に「新情報解禁!!」とほざいて何ぞこれ。
いつまでカッコつけてりゃ気が済むんだよ。
 
で、先日公開されたコレ↓を観て「おいおい、今の段階でま~だこんなことやっとるんか」と。

楽しみなことには変わりないが、秘密主義がすぎるせいで少々ウンザリさせられたことを報告させていただく。
 
 
そんなことより肝心の内容の方をだな……。
ここまでくるとさすがにダルいぞ。
 
楽しみだけどさ笑
 
 
当時のアニメに不満を持っていたらしい作者も今回の劇場版には満足しているとか。
 
作品の出来に自信があるならなおさらである。
おかしな小細工などせず堂々と勝負すればよかったじゃねえか、ど真ん中の火の玉ストレートを投げ込んできやがれと僕などは思うのだが。
 
「スラムダンクの新作映画」というだけで一定以上の観客動員は約束されているのだから、プロモーションはマジで“普通”でよかった。
 
・徹底した情報統制によって期待感を煽る
・往年のファンをごっそり取り込む
双方をできるだけ最大化してやろう、特別感を出そうと画策した結果、熱心な原作ファンの逆鱗に触れてしまった。
 
あれこれややこしく考えすぎたことが裏目に出た典型例である。
 
映画「THE FIRST SLAM DUNK」を人生で初めて映画館リピートした。ダークヒロインの宮城カオル(母親)に感情移入。バスケだけが生きる支え
 
まあ、映画は観るけどね笑
 
映画・マンガ・ドラマ記事一覧
 

Advertisement

 

 

 

 

【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!