サンロッカーズ渋谷vs信州ブレイブウォリアーズ現地観戦。久々のB1観戦でレベルの高さ、観客の熱狂に驚いたw オイオイ、B3とは全然ちげえな【2024.5.5感想】
2024年5月5日に東京・青山学院記念館で行われたBリーグ2023-24シーズン第36節、サンロッカーズ渋谷vs信州ブレイブウォリアーズ戦を現地観戦してきました。
結果は82-59でサンロッカーズ渋谷が勝利。
最終戦でCS進出に望みをつないだ試合です(同日行われたシーホース三河vs三遠ネオフェニックスでシーホース三河が勝利したためCS進出はならず)。
一方、現在17位の信州ブレイブウォリアーズはすでにB2降格が決定しており、この日も大差をつけられての敗戦となりました。
僕はバスケのBリーグをちょいちょい現地観戦するのですが、最近はチケットが取りやすいB3ばかり観ています。B1の会場に足を運んだのは2019年以来でした。
にわかファン獲得に一番成功してるのはラグビーじゃなくてバスケだから。川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックス
というわけで、今回の感想をB1とB3の違いを含めて言っていくことにします。
観客の多さにオドレエタ。熱量がB3とは桁違い
まず会場入りして思ったのが、観客がめちゃくちゃ多い!!
B3の試合は満席になることはあまりなく、2階席などはガラガラだったりします(チームによる?)。
ところが久しぶりのB1観戦のこの日は全然違う。
入場口の進まなさに「うわぁ……」となり、場内に足を踏み入れた瞬間の熱気にもう一度「うわぁ……」となりました笑
正直、これは予想外でしたね。
以前行ったときもここまでではなかったこともあって完全に気を抜いておりました笑
なお試合前のアナウンスで知ったのですが、この日はサンロッカーズ渋谷のCS進出がかかった大事な一戦だったとのこと。
大型連休&最終節&ホームゲーム&CS争いというスペシャルな日にノコノコ足を運んだわけです笑
そうこうしているうちに両チームのアップが終わり選手紹介に移ります。
ジョシュ・ホーキンソンキター♪───O(≧∇≦)O────♪
この選手が本日のお目当てだったりします。
場内総立ちのカウントダウンが終わり、いよいよ試合開始です。
レベルたっけえw 素人目にもB3との違いがわかる。B1でしのぎを削る選手のすごさ
試合についてですが、スタートしてすぐに「B3と全然ちげえわ……」と思ったことをお伝えします。
選手個々のスピード、ドリブルの鋭さ、タッチの少なさ、緩急その他。
僕が観ていたB3の試合とはまったく別物。素人目にもわかるほどのレベル差でした。
マジな話、僕はB3の試合も十分すごいと感じていました。
さすがはプロのバスケ選手。我々素人とは根本的に違う。
比べるのも失礼だけど。
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ところがB1の試合はそこからさらに2段ほどハイレベル。
どんな競技でもそうですが、いろいろなカテゴリーの試合を観るとトップのすごさがより際立ちます。
それほどB1でしのぎを削る選手たちのスピード、パワーはとんでもなかったです。
2Qに引き離されたのがすべて。5分近く得点が止まったのはしんどかった
得点に関しては、2Qに差がついてしまったのがすべてだったなと。
パス回しに差がある、信州は万能センターのホーキンソンを止められないというのは開始早々にわかったのですが、それでも1Qはどうにか食い下がりました。
ところが2Qの1分すぎあたりから信州がガクッと失速します。
パス回しについていけずにフリーを作られる→余裕を持ってシュートを打たれるの繰り返し。
ファウルがかさんだのもこの時間帯からでした。
で、あれよあれよのうちに19点差まで離され、5分近く無得点が続くという。
立ち上がりにいい動きを見せた信州の25番ジャスティン・マッツも完全に止まりましたね。
逆に渋谷の34番ライアン・ケリーはここからどんどん調子を上げていきます(この日のMVPに選出)。
最終的に23点差がついたゲームですが、結局ここでの失速が最後まで響きました。
唯一のチャンスは3Qの2分あたり。格下が格上を食うには勝負どころを逃したら絶対にダメ
辛うじて信州にチャンスがあったとすれば3Qの2分あたり。
3ポイント1本を含む3連続得点を挙げて48-36と12点差に迫るわけですが、マジで追いつくならここしかなかった。
3連続得点、しかも相手のオフェンスを止めて再びチャンスを得る。
この1本を決めればマジでわからんぞ! というシュートでしたが、これを外して逆に渋谷のライアン・ケリーに決められてしまう。
正直、この1本を取られた時点で信州の勝ちはなくなったと言っても過言ではない。
僕もあの時間帯だけはクソほど声を張り上げて信州を応援していました笑
「絶対に決めろ」
「この1本は何としても決めろ!」
「何が何でも止めろ!!」
「ここを決められたら終わる!!」
「あ〜あぁぁぁぁああ!!!」
「うわぁ、ダメかぁ……」
別に信州のファンでも何でもないけど笑
だって一方的な試合じゃつまんないじゃないっすか笑
いや、勝負どころって本当にありますからね。
格下が格上を食うなら特に。
数少ないチャンスは絶対に逃したらダメです。
今回は3Qにペースを引き寄せられなかった時点で信州の負けが確定した感じですね。
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渡邊雄太がサンロッカーズ渋谷に入ったらめちゃくちゃフィットしそう。インサイドを切り裂く点取り屋
ちなみに日本移籍を発表した渡邊雄太の獲得候補チームにサンロッカーズ渋谷も入っているとか。
この試合を観て、確かに渡邊雄太が入ればもう一段上に行けそうだなと思いました。
スピーディなパス回しによるボール運び、万能センターのホーキンソンとサンロッカーズ渋谷にはそれなりにコマが揃っていますが、インサイドは若干物足りない。
ここに相手ディフェンスを切り裂く点取り屋が加入すれば完全体に至るのではないかと。
資金力や環境等でどうなるかはわかりませんが、獲得を検討する価値は十分ありそうです。
観客数4103人は青山学院記念館での最多。やっぱりバスケ観戦はいいですね
この日の観客数は4103人。
青山学院記念館での最多を更新したとか。
なるほど。
やっぱり相当な客入りだったんですね。
マスコットのサンディー。
会場を駆け回ったりタイムアウト時に踊ったりと忙しなく稼働しておりました笑
そういえば今回はチアリーダーによるハーフタイムショーがなかったですね。
NBAオールスターで観るスキルズチャレンジみたいな企画だけで。
割と楽しみにしていたのでちょっと残念でした。
各チーム、ヘッドコーチがゲーム中に1度だけビデオ判定を要求できます。
試合後にサンロッカーズのヘッドコーチ、ルカ・パヴィチェヴィッチ氏がシーズンを総括します。
以上でございます。
うん。
やっぱりバスケ観戦はいいですね。
申し上げた通りB1観戦はレベルの高さに驚き場内の熱気に圧倒されました笑
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