ジェシー・ロドリゲスvsペドロ・ゲバラ。ゲバラじゃキツいと思ったけど想像以上のやられ方。勝てるとしたらフェルナンド・マルティネス一択か? 井岡一翔じゃ難しい気が…【結果・感想】
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
2024年11月9日(日本時間10日)に米・ペンシルベニア州で行われたWBC世界S・フライ級タイトルマッチ。同級王者ジェシー・ロドリゲスと暫定王者ペドロ・ゲバラによる団体内王座統一戦は3R2分47秒TKOでロドリゲスが勝利。戦績を21戦全勝14KOとしている。
無敗のジェシー・ロドリゲスが迎えた暫定王者との統一戦。
ペドロ・ゲバラは元王者とは言えロドリゲス相手にはやや役不足と思われたが……。
結果はそれを上回る圧勝という。
2R以降はほぼ何もさせずに2度のダウンを奪う凄まじいパフォーマンスを見せている。
また下記によると今後は他団体王者との統一戦、もしくは元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレスとの対戦を望んでいるとのこと。
ジェシー・ロドリゲスが暫定王者ゲバラを一蹴 将来的には井上尚弥、中谷潤人との対戦も希望https://t.co/GrVM64RKDW
— スポーツ報知 (@SportsHochi) November 10, 2024
仮にロマゴンに勝利すると、カルロス・クアドラス、シーサケット・ソー・ルンビサイ、ファン・フランシスコ・エストラーダに続き長年S・フライ級をけん引してきた4人をすべて撃破することになる。
ジェシー・ロドリゲスいい選手!! クアドラスに興味がなくて観てなかったけど。ちょっと亀田興毅っぽい。アンカハスがコケて統一戦が消えた井岡に中谷潤人が?
ジェシー・ロドリゲスにはビッグマッチを期待してたけど、他団体王者以外では目ぼしい相手もおらんのよね…
ジェシー・ロドリゲスvsペドロ・ゲバラ。
ロドリゲスにビッグマッチを期待していた身としては、相手がペドロ・ゲバラと聞いて「ああ……」となったことをお伝えする。
ただ、上位ランカーで目ぼしい相手がいるか? と言えばこれまた微妙。
また他団体王者の動向は
WBAのフェルナンド・マルティネスは井岡一翔との再戦が濃厚(正式発表はまだですか?)。
WBOのプメレレ・カフは先日田中恒成に勝利したばかり。
IBFはマルティネスが返上? はく奪?
とタイミングが合わない。
そう考えると今回は仕方なかったのだろうと。
しかもロドリゲスはウェルター級のタイトルマッチ、ジャロン・エニスvsカレン・チュカジアン戦とのダブルメインで扱われるほどプロモーターに推されている。
相手どうこうよりも出場するだけでOKなのかもしれない。
田中恒成vsプメレレ・カフ、中谷潤人vsペッチ・ソー・チットパッタナ。カフはこの日のMVP。ペッチもよかったけど…。中谷はバンタム級卒業でもよくない?
ペドロ・ゲバラがロドリゲスに勝つとは思えなかったよね。横の動きと出入りが苦手
試合についてだが、正直ペドロ・ゲバラがジェシー・ロドリゲスに歯が立つとは思えず。
2017年10月のペドロ・ゲバラvs拳四朗戦を観ると、この選手は横の動きと出入りに置いてきぼりを食う。
あの試合も拳四朗のフットワーク、出入りとジャブに対応が遅れる姿が目に付いた。
ジェシー・ロドリゲスは当時の拳四朗よりも動きが旺盛で攻撃的、しかもサウスポーである。
実力差以上に相性が悪すぎるのではないか。
はっきりと勝敗予想はしていないものの、中盤辺りにロドリゲスがKOするかな? と漠然と考えていた。
武居由樹vsユッタポン・トンデイ決定。ユッタポンはいい選手に見えるけどホントにわからんねw 身体も強そうだし武居はモタつくかもしれん
そして結果は上述の通り3RTKO。
序盤こそゲバラの軽快な動きで「お?」と思わせたものの、2Rにはロドリゲスがほぼ見切ってしまう。
3Rに入るとカウンター気味の左、交錯の際の右でロドリゲスが2度のダウンを奪う。
2度目のダウンで仰向けになったゲバラが自らマウスピースを外したのを見てレフェリーが試合をストップ。
あまりの圧勝っぷりに「制圧完了」という言葉が浮かんでしまった笑
足を使うゲバラ。サニー・エドワーズを参考にしたと思うけど、ちょっと悪手だったかな
まあでも、ゲバラ陣営はちょっと戦略をミスったかな? という感じもする。
この選手は横の動きと出入りの対応に脆さがある申し上げたが、今回は自分も動き回ることを意識していた。
絶えず足を動かして正面を外し、極力コンタクトを減らす。
ロドリゲスの初弾にカウンターを合わせて連打を機能させない。
2023年12月のサニー・エドワーズを参考にしたのだと思うが、なかなか厳しかったなと。
ジェシー・ロドリゲスvsサニー・エドワーズおもしろかった。ロマチェンコvsラッセルJr.を思い出した。自分の得意分野で完敗したエドワーズはプライドがズタボロじゃない?
あれだけ動けるサニー・エドワーズでも後半には捕まったし、動きながらのカウンターでは威力も出ない。
その証拠に2Rには運動量が落ちてロドリゲスに追いつかれてしまう。
それこそ単発で倒された分、ダメージを考えればつるべ打ちに合うよりもよかったまである。
開き直ってのカウンター勝負の方がまだ可能性があった?
なので、むしろ開き直ってカウンターの1発にかけた方が可能性があったのではないか。
拳四朗戦でもそうだが、ゲバラは前後の動きに関してはかなりいい。
バックステップからのリターン、自ら踏み込んでのワンツー等、拳四朗の対処が遅れるシーンが散見された。
またジェシー・ロドリゲス攻略にはワシル・ロマチェンコ同様、下がらないことが重要になる。
スペースを与えた途端にかさにかかって攻めてくるので、それをさせないためには自分から出なくてはならない。
実際、前回のファン・フランシスコ・エストラーダも自ら攻めてダウンをもぎ取ったわけで。
どの道少しでも動きが落ちればあっという間に捕まる。
それならサニー・エドワーズを踏襲して延命を図るよりも1発にかける方がよかった気がする。
まあ、そもそもの相性が悪すぎた上にすべては結果論ですが。
不快の極みリゴンドーが約1年5か月ぶりの試合でダニス・アグエロ・アリアスを1RKO。でも現役続行はよかった。今後も「大嫌い」と言い続けられるw 最後にドネアと再戦とか…ないよな
ロドリゲスに勝てるとしたらフェルナンド・マルティネス一択かな。井岡一翔じゃ厳しい気がするよ
上記の記事によるとジェシー・ロドリゲスは他団体王者との統一戦、それがかなわなければロマゴン戦を望んでいるとのこと。
またこの階級では減量がキツいらしく、階級を上げての中谷潤人戦、井上尚弥戦も視野に入れているとか。
なるほど。
他団体王者との統一戦orロマゴン戦はいいと思う。
恐らくフェルナンド・マルティネスの前に出る馬力、回転力はジェシー・ロドリゲス攻略の最適解。
めちゃくちゃおもしろい組み合わせになりそうである。
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス現地観戦。井岡は今できるすべてを出し切っての完敗。個人的にはこれで引退でも納得かな
同じ理由でロドリゲスvsロマゴンも悪くない。
ロマゴンの波状攻撃とロドリゲスのフットワーク、どちらが上回るかの勝負。
と言っても、さすがに今のロマゴンがロドリゲスに勝つのは難しいとは思うが。
ちなみにジェシー・ロドリゲスvs井岡一翔ははかなり厳しいと思っている。
スタイル的に井岡はロドリゲスに置いてきぼりにされそうだし、エストラーダと似た展開になる気がする。
現状、ロドリゲスに勝つ可能性があるのはやはりフェルナンド・マルティネスかなと。
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス再戦正式発表。どうやって勝てばいいのかわからないけど勝つのは井岡。僕がそう決めた。でも内山高志の終わり方とそっくりなのが…
階級アップ→中谷潤人戦、井上尚弥戦はどうなのよ? S・フライ級がベストに見えるけど
ちなみに階級を上げての中谷潤人戦、井上尚弥戦にはあまりピンときていない。
ロドリゲスは体格的にS・フライ級がベストに見えるし、井上や中谷のように階級アップによってスケールが増す印象もない。
井上尚弥vsサム・グッドマン。チャイノイ・ウォラウトの右をまともに食ったグッドマンの勝率は相当低い気が…。久しぶりのvsオーソドックスの井上はバンタム級時代のスムーズさが戻るかに注目
バンタム級でもトップ戦線で勝負できるとは思うが、スペシャルとまではいかなそうな……。
階級を上げた途端にS・フェザー級時代の無双っぷりが失われたワシル・ロマチェンコと似たパターンである。
それでもタイミング次第では中谷潤人戦実現は可能なはず。
もしやるなら楽しみだし、ぜひ日本でやってほしい(勝手だなオイ笑)。
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
[THE MONEY TEAM] (ザ・マネーチーム) TMT 正規輸入品 MS104-2WK Tシャツ 白ベース×黒 フロイド・メイウェザー・ジュニアコレクション Tシャツ メンズ 半袖 ボクシング アメリカ
パーカー メンズ 長袖 スウェット Gennady Golovkin ゲンナジー・ゴロフキン プルオーバー ゆったり カジュアルおおきいサイズ 人気 服 四季 男女兼用 フード付き ベーシック グラフィックプリント
マニー パッキャオ (2)おしゃれ 多機能 弁当バック手提げ袋 軽量
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!