井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス再戦正式発表。どうやって勝てばいいのかわからないけど勝つのは井岡。僕がそう決めた。でも内山高志の終わり方とそっくりなのが…【展望・予想】

井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス再戦正式発表。どうやって勝てばいいのかわからないけど勝つのは井岡。僕がそう決めた。でも内山高志の終わり方とそっくりなのが…【展望・予想】

「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
2024年12月31日に東京・大田区総合体育館で元WBA世界S・フライ級王者井岡一翔が同級王者フェルナンド・マルティネスに挑戦する。


この両者は今年7月に対戦し3-0の判定でマルティネスが勝利。約6か月ぶりの再戦となる。
なお前回はWBA/WBOの統一戦だったが、マルティネスがIBF王座を返上したため今回はWBAの王座戦として行われる。
 

井岡vsマルティネス再戦!! やっぱり井岡陣営はがんばってたんだろうな

井岡一翔とフェルナンド・マルティネスの再戦が正式発表されたわけだが。
 
下記によると井岡陣営が早い段階で再戦のオファーを出す→マルティネス側も合意したものの、IBFがダイレクトリマッチを認めなかったためやむなく返上したとのこと。


なるほど。
海外の情報? でははく奪と出ていた気もするが、実際にはマルティネスが指名戦を回避するために自ら手放したと。
それだけ井岡陣営のオファーが魅力的だったということか。
 
昨年はファイトマネーを理由にファン・フランシスコ・エストラーダにフラれた井岡だが、何だかんだで陣営はがんばっているのだと思う。
Abemaマネーも手伝って軽量級としては十分な条件を提示していると想像する。
 
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス大晦日に再戦? やるなら応援するけど…。復帰後の井岡の試合で好きなのはあの試合。実は田中恒成より強敵だったんじゃ?
 

あの内容で再戦? の答えは「井岡だからOK」

また「あの内容でダイレクトリマッチはどうなのよ?」という意見については「井岡だから」で解決している(僕の中では)。
 
今の井岡は間違いなく現役最終盤。
「最強を目指す」「強い相手を倒す」よりも“自分の望む試合”を優先する段階に入っている。
これまでの実績を考えれば最後くらいは多少好き勝手にやっても許される。井岡一翔はそういうランクの選手である。
 
むしろ7月の試合で引退かと思っていた分、現役を続けることがわかってテンションが上がったくらい笑
そんな感じで(僕は)大みそかを楽しみにしている。
 
そうか、井岡一翔vsエストラーダあかんか。倍額よこせってのはキツいな。PPVの売り上げによる歩合制ならもしかしたら…。
 

内山高志の最後と流れがそっくりなのが…。井岡の場合は統一戦もできたけど

ネガティブな部分としては、「完敗→ダイレクトリマッチ」のまで流れが内山高志とそっくりなところ。
望んだ試合がなかなか実現せずにポッと出の謎挑戦者(ジェスレル・コラレス)に負けて王座陥落、大みそかのダイレクトリマッチで再び敗北を喫して引退という。
 
長年希望していたエストラーダ戦がかなわずフェルナンド・マルティネスに完敗、そのマルティネスとの再戦に挑む井岡の状況が当時の内山高志と思いっきり被る。
仮に敗れた場合は高確率で引退だろうし、内山のあの切ない終わり方をまた繰り返すのかと。
 
井岡一翔vsホスベル・ペレス現地観戦。12度目の大晦日は具志堅の13度防衛にも匹敵する偉業。でも、井岡の出来自体はそこまでよくなかった?
 
あえて違う部分を挙げるなら、井岡陣営は交渉をめちゃくちゃがんばっていることか。
上述の通りエストラーダ陣営とは何度も交渉を重ねたようだし、それ以外にもジョシュア・フランコ戦、フェルナンド・マルティネス戦と2度の統一戦を実現してきた。
 
ニコラス・ウォータース、ハビエル・フォルトゥナ、北米進出その他。噂ばかりが先行して結局何も起こらなかった内山とは対戦相手の知名度、タイトルマッチの規模でははるかに上回る。
 
そう考えるとこの試合で引退となっても(内山の哀しい最後に比べれば)多少は納得できるかな? という気もする。
もちろん地上波に依存していた内山とAbemaパワーが使える井岡では出せる条件が違う、そもそも階級が違うことは大前提で。
 
 
↓期待を持って内山の動向を注視していた時期が僕にもありました。

内山にとっては“次”が正念場

渡辺会長は次こそは内山の希望を叶えたいと話す。だが、コラレス戦の次は今のところフォルトゥナとの指名戦が優先される

「内山高志の米国進出が遅れた理由 米国テレビ局の影響と日程面の問題」
 

井岡はどう立ち回る? やることをやって負けた試合からどう立て直せば…

今回の再戦だが、井岡はどう立ち回るつもりだろうか。
 
再戦にめっぽう強い、IQが高いと言われる井岡だが、前回の負け方を踏まえるとあそこからひっくり返すのは相当難しいと思うのだが。
 
ジョシュア・フランコとの初戦ではカウンター中心の“待ち”で勝負したが、思ったよりもフランコの圧力が強く容易に中に入られた。
 
それを受けて再戦ではジャブを多めに“前”で打ち合うファイトを選択。
先に手を出す、初弾にカウンターを合わせるやり方でフランコが勢いづく前に寸断することに成功した。
 
さらに2023年大みそかのホスベル・ペレス戦でも自ら前に出るファイトで久しぶりのKO勝利を挙げた。
 
そして迎えたフェルナンド・マルティネスとの統一戦。
前に出る馬力、連打と思い切りのよさが持ち味のマルティネスに対抗するには直近2戦同様、ジャブとカウンター、ボディを駆使して“前”で勝負するのがいいのでは? と思っていたところ……。
 
その通りのファイトを見せ、完膚なきまでにやられた
長所を封じられた、ひらひらと誤魔化されたとかではなく力を出し切った上で負けた。
 
僕が「これで引退かも?」と思ったのも井岡がやることをやり尽くしての完敗だった(ように見えた)からである。
 
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス現地観戦。井岡は今できるすべてを出し切っての完敗。個人的にはこれで引退でも納得かな
 

Advertisement

 

効かされてもしれっと復活するマルティネス。どうすればいいのかマジでわからんな

前回のマルティネスはとにかく粘り強かった
 
再三ボディを効かされて失速するのだが、しばらくするとムクムクと持ち直してくる。
 
僕も1Rにマルティネスがボディで「うっ」となる姿を観て「あ、これは大丈夫かな」「これを続けていけばそのうち落ちるんじゃない?」と思ったことを覚えている。
あの状態から何度も復活してきたのはかなり意外だった。
 
 
また勢いと出入りのスピードでも差をつけられた印象。
 
予想通り“前”で勝負しにいった井岡だが、マルティネスの回転力、フルスイングへの対応で早々に手いっぱいになる。
近場では防御一辺倒にならざるを得ず、迂闊にガードを下げることができない。
 
フランコ戦、ペレス戦で見せたジャブ、カウンターを出すタイミングが見つからず。どうにか打ち終わりにフックを返すも、マルティネスはすでに安全圏に待避している。
 
井岡一翔が再戦でジョシュア・フランコに判定勝ち。どのモチベーションで現地観戦すればよかったの? 試合成立までのギャンブル性が高すぎるんだよw
 
かと言ってジョシュア・フランコVol.1のようなカウンター狙いではさらに厳しくなるのではないか。
フランコに容易に懐に入られたことを考えると、それを上回るマルティネスの馬力を受け止められる感じはしない。
 
さらにここぞの場面でやや爆発力が足りないのが井岡の短所でもある。
 
12Rをトータルで考える計画性の高さ、自分を客観視する冷静さが井岡の持ち味だが、その分野性的な荒々しさには欠ける。
たとえば井上尚弥のような(ほどではなくても)火力があればボディを効かせたところからKOまで持っていけた可能性も?
 
などなど。
どう勝機を見出せばいいのかが本当にわからない。
 

Advertisement

 

勝敗予想は井岡の判定勝利。理由は僕がそう決めたから

勝敗予想だが、井岡の判定勝利でいきたい。
 
長々と井岡不利の展望を並べてきたが、そんなことは関係ない。
勝つのは井岡である。
 
なぜなら僕がそう決めたから
 
 
いやもう、がんばれ井岡。
マジでがんばれ。
僕のような素人には思いつかない対策でびっくりさせてくれ笑
 
 
あ、でもマルティネスのことも好きです。
 
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 

Advertisement

 
[THE MONEY TEAM] (ザ・マネーチーム) TMT 正規輸入品 MS104-2WK Tシャツ 白ベース×黒 フロイド・メイウェザー・ジュニアコレクション Tシャツ メンズ 半袖 ボクシング アメリカ
 
パーカー メンズ 長袖 スウェット Gennady Golovkin ゲンナジー・ゴロフキン プルオーバー ゆったり カジュアルおおきいサイズ 人気 服 四季 男女兼用 フード付き ベーシック グラフィックプリント
 
マニー パッキャオ (2)おしゃれ 多機能 弁当バック手提げ袋 軽量
 

 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!