ロマチェンコvsリゴンドー予想。利害の一致だろ? 先行きが見えない同士の消去法マッチ。ってゴメン、ちょっと楽しみにしてるw【予想・展望】
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2017年12月9日(日本時間10日)、米・ニューヨーク州で行われるWBO世界S・フェザー級タイトルマッチ。
同級王者ワシル・ロマチェンコと、挑戦者で現WBA世界S・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドーの一戦が行われる。
「ロマチェンコ圧勝。リゴンドーにもノーマス。体重差じゃないぞ? 相性が悪過ぎた結果だぞ?」
ともに五輪連覇を果たし、PFPランキングでも常に上位に顔を揃える両者のマッチメーク。
アマエリート同士の珠玉の対決が実現する。
リゴンドーは18戦17勝11KO1無効試合。2014年末に天笠尚の挑戦を受けたこともある、日本でもおなじみの選手である。
「サンダースvsレミュー予想。実は○○じゃないサンダース。間違ってWOWOWで生中継されないかな」
対する王者ロマチェンコは、現在10戦9勝1敗7KO。
プロ2戦目でオルランド・サリドのラフなファイトに屈したものの、S・フェザー級進出以降は持ち前の技巧に加えて力強さも増している。
しかも、直近の3戦はすべてギブアップ勝利と、相手の心を折る圧倒的なファイトは圧巻である。
「は? ソーサがロマチェンコに勝てるわけねえじゃんかww え? 棄権した? よし、批判の時間だあああああぁぁぁ」
“ハイテク”ワシル・ロマチェンコか。
“ジャッカル”ギジェルモ・リゴンドーか。
ボクシング界最高峰の技巧派による世紀の一戦に大注目である。
- 1. PFPトップ10常連で五輪連覇の技巧派同士のドリームマッチ。何だかんだで楽しみだわww
- 2. 勝敗予想はロマチェンコの判定勝利。まあまあロマチェンコの一方的な試合になるんじゃないかな
- 3. 超絶スピードの攻防分離。究極のリスク管理のロマチェンコスタイル
- 4. 一定の距離をキープしてのカウンター使いのリゴンドー。でも、意外とダウンもするんだよね
- 5. 中間距離で手は出さず、得意のプレスで逃げ場を塞ぐ。もみ合いにさえ持ち込めば、ロマチェンコのイージーゲームになるんじゃないか?
- 6. リゴンドーが勝つには? 結局、左のカウンターでビビらせるしかないんですよ。ロマチェンコを一か八かの舞台に上がらせてからがスタート
- 7. リゴンドー負けたらどうすんの? 引退しちゃう? 日本でドネアとリマッチすればいいじゃん
PFPトップ10常連で五輪連覇の技巧派同士のドリームマッチ。何だかんだで楽しみだわww
ワシル・ロマチェンコvsギジェルモ・リゴンドー。
ともに五輪連覇を果たした技巧派にして、PFPトップ10常連同士の対決が実現する。
「強過ぎるのに稼げない」せいで相手が見つからないロマチェンコと、「強過ぎるけど試合がつまらない」ために試合枯れが激しいリゴンドー。
ともにビッグマッチを切望しながらなかなか話がまとまらず、やきもきしていた両陣営の思惑が一致した一戦である。
「レイ・バルガスvsオスカル・ネグレテ予想。瀬戸際の試合ですね。レイ・バルガスが微妙な才能マンか、マジの階級No.1か」
S・フェザー級のロマチェンコに対し、リゴンドーはS・バンタム級。すでに2階級差のある両者だが、それでもこのドリームマッチを楽しみにしている人は多い。
当の僕も、実を言うとそこそこ楽しみにしている。
普段「リゴンドーが大嫌い」と連呼しているのだが、本音を申し上げると最近はそこまで嫌っているわけではない。
というより、あまりに「嫌い」と言い過ぎたせいで、軽く峠を越えてしまったww
「リゴンドーに勝てる選手見つけた。リゴンドーの倒し方、勝ち方考えた。無謀な挑戦を前向きな妄想に」
なので、この試合についてはどちらを応援することもない。
純粋に「どうなるんだろう?」と、あーだこーだと妄想を膨らませている次第である。
「セルゲイ・リピネッツvs近藤明広だってさ。よーわからんけど、どうやって勝てばいいんだろね。中谷正義なら勝てるんでね?」
勝敗予想はロマチェンコの判定勝利。まあまあロマチェンコの一方的な試合になるんじゃないかな
では、まず勝敗予想から。
ロマチェンコの判定勝利。
今回はこれでいきたい。
一応言っておくと、自信はまったくない。
ロマチェンコのKO勝利もあるだろうし、逆の結果になることも当然考えられる。
「ベテルビエフvsコーリン感想。攻略法が見えたような見えないような…。ベテルビエフの剛腕フィジカルにコーリンが撃沈」
ただ、いろいろと頭をひねっていくと、一番可能性の高いと思われるのがロマチェンコの勝利。多くの方がおっしゃる通り、それが無難かつ鉄板の結末ではないだろうか。
そして、僕個人としては、ロマチェンコがそこそこリゴンドーを圧倒して勝つと予想している。
「サンダースvsウィリー・モンローJr.とかいうアラサー大男2人のお見合いが36分間続く地獄。俺がリゴンドーを嫌いな理由がコレですよww」
序盤はお互い様子見のラウンドが続き、中盤4、5Rあたりでロマチェンコがギアを入れる。
徐々にロマチェンコがリゴンドーを追い詰めるシーンが増え、少しずつリゴンドーが疲弊していく。
そして、手詰まりになったリゴンドーがコーナーで防戦一方になり、ロマチェンコの右を被弾してダウン。
すぐに立ち上り、ダメージを覆い隠すように前に出る。
だが、ロマチェンコはリゴンドーの攻撃を落ち着いてさばき、逆に体格差を活かして追い詰めていく。
再びコーナーを背負わされ、連打を浴びたリゴンドーがこの日2度目のダウン。
カウント8で立ち上がるが、足元がおぼつかない。1度目のダウンとは違い、ダメージの深さがありありと見てとれる。
それを確認したロマチェンコは、さらに一段ギアを上げて襲いかかる。
みたいな。
「トラメイン・ウィリアムズvsアレクセイ・コラド。ウィリアムズの2017年ラスト。超絶見切りのテクニシャンが登場するぞ」
終盤にロマチェンコが1、2度ダウンを奪い、そのまま12R終了のゴングが鳴る。結果は中〜大差判定でのロマチェンコ勝利。
何となくだが、そんな展開をイメージしている。
自信はまったくないのだが(2回目)。
「ジョシュ・テイラーvsミゲル・バスケスが本日No.1の名勝負だった件。テイラーはヤバいww こいつならクロフォードにも勝てるかも」
超絶スピードの攻防分離。究極のリスク管理のロマチェンコスタイル
恐らくだが、今回の試合は期待されるような超絶技巧のオンパレードにはならない。
どちらかと言うと、ロマチェンコがパワーボクシングでねじ伏せにかかるのではないか。
以前にも申し上げたように、ロマチェンコのスタイルは基本的には攻防分離。
ガードの上を叩かせ、打ち終わりを待って反撃開始。前後左右と自在に角度を変えながらプレスをかけ、空いた場所にパンチを打ち込む。
やっていることは、実はミドル級の村田諒太に近い。
「村田再戦で勝利!! 絶不調のエンダム(ヌジカム)にTKO勝ちでミドル級戴冠。疑惑の判定から因縁に終止符を打つ」
だが村田諒太のような剛腕タイプとは違い、超絶スピードと正確性に加えて見切りもいい。
そのため相手が徐々に手を出せなくなり、気づけばラウンドのほぼすべての時間帯がロマチェンコの攻撃という状態を作り上げてしまう。
「エジディウス・カバロウスカスとかいうウェルター級の井上尚弥。リトアニアの井上キタコレww こんなに似てる選手は初めて」
いくら手を出しても当たらず、相手の攻撃は避けられない。
少しでも気を抜くと、たちまちKOパンチが飛んでくる。
一方的にタコ殴りにされたあげく、心を折られてギブアップ。
「ロマチェンコ攻略の糸口見っけ? マリアガボッコボコ。今日も対戦相手をオモチャにして遊ぶ」
攻防兼備に見えるほどスピーディな攻防分離のパワーボクシング。
これが僕が思う、覚醒したロマチェンコの強さである。
そして今回のリゴンドー戦では、そのパワーボクシングに目いっぱいメーターを振ってくるのではないかと予想している。
「田口負ける? ミラン・メリンドとの統一戦で2017年大トリ。ヤバいな田口。パワーでどこまで圧倒できるか」
自分からは極力手を出さず、ガードを上げて間合いを詰める。
逃げ場を塞ぐようにジグザグにプレスをかけ、じっくり近づく。
ガードの上を叩かせながら袋小路に追い詰め、カウンターに注意しつつ攻撃開始。
強弱と角度に変化を持たせ、コンパクトな連打を最短距離で打ち込んでいく。
自ら手を出さないことでリゴンドーからカウンターのタイミングを奪い、ガードと見切りで攻撃を防ぐ。
なるべくスペースを作らず至近距離をキープし、強弱を効かせた連打を浴びせる。
近場でのもみ合いで圧倒し、一瞬の隙を狙ってドカン。
「リナレスはキャンベルに二度と関わるなww 2-1の判定でスレスレ勝利。危ない試合だった。再戦したら負けるんでない?」
スピードとフィジカル差を全面に押し出したパワフルなボクシング。なおかつ、リスク管理を最優先した究極の攻防分離。
すごいのはわかるけど、なぜかワクワクしない。
曲芸のような動きで観客を釘付けにするロマチェンコだが、いまいち心が動かない理由はこの辺にあるのだと思う。
「アンカハスがコンラン兄をダウンさせまくって圧勝。さすがww 微妙なジャッジをものともせずに防衛成功。SUPERFLY2参戦あるか?」
一定の距離をキープしてのカウンター使いのリゴンドー。でも、意外とダウンもするんだよね
対するリゴンドーだが、この選手の基本スタイルは言うまでもなくカウンターの1発狙い。
抜群のバックギアで一定の距離をキープし、相手の踏み込みに合わせてカウンターを叩き込む。
一瞬で距離を詰めるレンジと、1発で顎を砕くスペシャルなカウンター。
これで対戦相手に恐怖を植え付け、身体を硬直させて踏み込みを鈍らせる。
そして、その状況でも自分からは手を出さず、最小限の動きでラウンドを支配してポイントを奪う。
リゴンドーの試合が膠着ばかりでつまらないと言われる最大の要因がコレである。
「安全運転で完勝のトラメイン・ウィリアムズ。デリック・マレーに判定勝利。てか、ホントにリゴンドーに似てる」
だが、超絶スピードと見切りを兼ね備えているといっても、カウンターパンチャーであることには変わりない。極端な話、自分から手を出さなければカウンターが飛んでくることはない。
さらにこの選手には、サイドに回り込んだ際に中途半端な位置で足を揃えて停滞する癖がある。
自分の見切りに絶対の自信があるのだと思うが、妙な位置に留まったまま、ダッキングのみで攻撃をさばくシーンが目立つ。
ドネア戦や天笠尚戦で喫したダウンも、相手のサイドに留まり、足が揃ったところに被弾というパターンである。
「リナレスがロマチェンコにKO陥落。あ〜惜しい。もう少しだったけどな。これがスピード&パワーの偉大さ」
中間距離で手は出さず、得意のプレスで逃げ場を塞ぐ。もみ合いにさえ持ち込めば、ロマチェンコのイージーゲームになるんじゃないか?
つまり、身体を思いきり密着させカウンターのスペースを潰し、インファイトに持ち込みさえすれば必ずチャンスはくる。
天笠尚は距離を詰める過程で我慢しきれずカウンターの餌食になったが、ロマチェンコの足があればそれも可能なはず。
しかも、もともと2階級の差がある両者。もみ合いになればロマチェンコはフィジカル差でねじ伏せられるし、至近距離での連打は丸田陽七太戦の大竹秀典をはるかに凌ぐ。
ひょっとしたら、得意の「ガードをどかしてアッパー」も拝めるのではないか。
「この試合をわからないヤツはニワカだ!! エリスランディ・ララvsガウシャのハイレベルな駆け引きの末に生まれた芸術的ボクシング」
キャリアで唯一のサウスポー対決となったゲイリー・ラッセルJr.戦。
あの試合のロマチェンコは、ハンドスピードを活かして連打を振るうラッセルに対し、積極的にカウンターを合わせにいっていた。
直線的なラッセルのパンチならを回避できるという判断が働いたのだと思うが、それ以上にガードを開けさせる意味合いの方が強かった気がする。
「はあ、ラッセルたん…。エスカンドンを接近戦で圧倒して勝利!! この試合好き過ぎて、もう5回くらい観てるw」
だが今回のリゴンドーは、自分から向かってくることはまずない。
たとえ前に出てきたとしても、ロマチェンコならバックステップと見切りで逃げ切ることが可能。仮に追いつかれても、がっちりガードを固めれば何とかなるのではないか。
中間距離では手を出さずにガードを上げて近づく。
近距離ではポジショニングとパンチを出すタイミングに気をつけてジワジワ削る。
ダウン後に自ら前に出てダメージをごまかすのもリゴンドーの巧さだが、恐らくロマチェンコはそれも想定済み。
ダウンをとっても無理に深追いはせず、攻撃はしっかりガード。
リゴンドーがカウンタースタイルに閉じこもったところを見計らって、再びプレス開始。
これを繰り返していれば、普通にロマチェンコが大差判定で勝利すると思うのだが、いかがだろうか。
「尾川堅一がテビン・ファーマーに勝つには? どうすりゃいいのかサッパリわかりませんが、一応考えてみる」
リゴンドーが勝つには? 結局、左のカウンターでビビらせるしかないんですよ。ロマチェンコを一か八かの舞台に上がらせてからがスタート
逆にリゴンドーが有利な展開に持ち込むには、必殺のカウンターがどれだけ通用するか。ロマチェンコに踏み込みを躊躇させることができるか。ほぼそれにかかっていると言っても過言ではない。
申し上げたように、ロマチェンコの作戦は恐らくパワーボクシング。
ガードを固め、攻防分離のスタイルでプレスをかけてくるはずで、めったなことではカウンターのチャンスは訪れない。
「ドーピングって何でいけないの? ルイス・ネリ問題に絡んで気になっていたことを調べてみた。自分なりの意見も言ってみようか」
なのでリゴンドーとしては、なるべく早い段階で自分のパンチ力を見せておく必要がある。
開始直後から前に出て、ガードの上からでもいいのでパンチを強振する。序盤のうちにできるだけロマチェンコの警戒心を煽っておきたい。2013年のノニト・ドネア戦のように。
それでロマチェンコの出足を少しでも鈍らせることができれば、自分の距離をキープしやすくなる。ロマチェンコの手数を抑え、リードの差し合いからの左というパターンも見えてくる。
もしかしたら、ジリ貧になったロマチェンコが攻防分離を捨て、リスクを背負ってカウンター勝負に身を投じることもあるかもしれない。
「大竹秀典vs丸田陽七太感想。丸田はちょっと期待はずれだったなぁ。てか、大竹vs臼井なんて試合があったんかい!」
直線的なラッセルをおびき出すためでもなく、ミゲル・マリアガを小突いて遊ぶためでもない。本当の意味での一か八かの勝負。
そして、その状況に持ち込まない限り、リゴンドーに勝ち目はない。リゴンドーが勝機を見出すには、そこまでロマチェンコを追い詰めることが必須になる。
しかも、カウンター勝負に持ち込んでも、自分が撃沈する可能性も十分あり得るという状況。
「コラレス陥落。マチャドのカウンターで壮絶ダウン。って、体重超過で負けるってどこのネタキャラだよw これからどうすんねん」
そう考えると、どうしてもリゴンドーが圧倒的不利と言わざるを得ない。
階級差やフィジカル差はもちろん、根本的な相性の部分で。
まあ、自信はないのだが(3回目)。
「拳四朗は和製ロマチェンコを目指せ。ゲバラに消耗戦で勝利!! だけど、これじゃない感半端ない」
リゴンドー負けたらどうすんの? 引退しちゃう? 日本でドネアとリマッチすればいいじゃん
ちなみにだが、仮にリゴンドーが負けた場合、その後はどうするのだろうか。
年齢も年齢だし、やっぱり引退してしまうのか。
それこそ、最後に日本に来てドネアとリマッチすればいいような気がするのだが。
思い出づくりにもなるし、「ドネアvsリゴンドーin 両国国技館」となれば、間違いなくファンは大喜びである。
まあ、個人的にあまり興味はわきませんが。
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