佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.。佐々木尽を応援しない理由が見つからん。いけるぞ佐々木尽。“日本人初のウェルター級世界王者誕生”は字面だけでよだれが溢れる笑【展望・予想】

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噂されていた試合が正式発表された。
佐々木尽とブライアン・ノーマンJr.によるWBO世界ウェルター級タイトルマッチ。2025年6月19日に東京・大田区総合体育館で開催される。
この両者は数ヶ月前から話が出ていて、今年3月には佐々木尽がノーマンの防衛戦を訪れ挑戦状を渡したりもしていた。
僕も「もうすぐ発表されるんだろうな」と思いつつも“ウェルター級のタイトルマッチが日本で行われる”ことにいまいちピンとず。
で、先日の会見でようやく気のせいではなかったと気づいた次第である笑
下記の通り日本でウェルター級タイトルマッチが開催されるのは36年ぶりとのこと。
36年ぶり国内ウエルター級世界挑戦が実現!日本人初快挙へ佐々木尽vsノーマン発表 6・19大田区総合― スポニチ Sponichi Annex 格闘技 https://t.co/rmTcnuyn8b
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) April 25, 2025
がんばれ佐々木尽。不利予想とか関係ない。そういう試合じゃないんですよ
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.。
今年初めに話が浮上し、数日前にほぼ確定の情報が流れたこの試合。
上述の通り僕はウェルター級のタイトルマッチが日本開催されることにピンとこなかったのだが、佐々木尽の会見&正式発表でようやく現実を直視できた笑
ウェルター級はこれまで日本人王者が誕生していない超絶難易度の階級。王者ブライアン・ノーマンも見るからに才能に溢れる選手で、さすがの佐々木尽でも難しいという意見が多い。
正直僕も相当厳しいと思っているが、同時にこの試合はそういうことじゃないとも思っている。
現状、佐々木尽は日本で唯一(と言ってもいい)ウェルター級王座戴冠の可能性を持った選手。
その佐々木尽が無敗王者のブライアン・ノーマンに挑む。
これを応援しない理由はどこにも見当たらない笑
だから勝て佐々木尽。
不利予想など知ったとか。
何でもいいから勝て。
どんなことをしてでも勝て。
#佐々木尽 #待ってろ世界 #lemino pic.twitter.com/7XV3Eq9020
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) April 25, 2025
そんな感じのテンションである。
平岡アンディvsバロッソ、佐々木尽vsカミル・バラ、下町俊貴vs津川龍也。平岡アンディのベストバウト。1、2試合目がガラガラすぎて…
見るからに才能の塊みたいなブライアン・ノーマンJr.。自分のことが好きそうな感じがガンボアと被る笑
僕の勝手なブライアン・ノーマンの印象は運動神経とタイミングの人。
瞬間的なスピード、見切りのよさが持ち味で、運動神経を全面に出したカウンターや飛び込み際、下がりながらのフックが得意。
交錯の中で1発ぶち込む→相手が怯んだ瞬間にギアを上げてラッシュを浴びせる流れが主な勝ちパターンである。
ディフェンス面は目のよさを活かした見切り、距離で外す動きが中心。
特にキャリア初期はメイウェザーのようなL字+上体をクネクネさせる動きが多かった。
ただ近年は相手のレベルが上がったこともあってか、ガードの上を打たせて打ち終わりを狙うやり方が増えている。
上述の通りブライアン・ノーマンは見るからに才能がある選手で試合運びにも華がある。
だがその反面、危なっかしさも感じる。
どこかで1発もらいそうな雰囲気が漂っているところや、誰よりも自分のことを好きそうな感じが若い頃のユリオルキス・ガンボアと被る笑
佐々木尽が勝てると豪語してるブライアン・ノーマンJr.、センスのゴリ押しでねじ伏せにいく感じとか、唐突に顎にもらってコテンとなる危なっかしさが嫌いじゃない笑
自分大好きな天才タイプなんだろうな。
若いときのユリオルキス・ガンボアとも少し被るwhttps://t.co/qeczzCSJqW
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) September 12, 2024
正直ジャロン・エニスに佐々木尽のフックが当たるとは思えないが、ノーマンならもしかしたら……という期待感がある。
ジャロン・エニスvsスタニオニスは相性が悪すぎたな。エニスのディフェンスは盤石ではないけど効いた素振りがまったくない。佐々木尽はこんなヤツにどうやって勝つんだ?
佐々木尽が勝つには接近戦かな。でも、あのやり方はダメージが溜まりやすいのが…
佐々木尽が勝つにはやはり接近戦だろうか。
一番参考になりそうなのは2024年5月のノーマンvsジオバニ・サンティリャン戦。
初回からサンティリャンが距離を詰めてロープ際の打ち合いに巻き込む。スペースを潰しまくってノーマンに糞詰まりを起こさせた試合である。
近場の打ち合いを得意とする佐々木尽もこれをやるのが一番いいのではないか。
特に佐々木尽は左ボディがめちゃくちゃ強烈。
近距離であのボディを打たれるのはノーマンも嫌なはず。ボディで足が止まったところで全力の左をぶち込めば1発で終わる可能性もある(知らん)。
だが、このやり方は距離を詰めるまでにダメージが溜まりやすいのが……。
打ち合いの距離に到達するまでにどうしても被弾は増える。序盤から中盤までノーマンを苦しめたサンティリャンも9、10Rは顔面が血まみれだった。
しかも佐々木尽のハの字の構えとノーマンのアッパーは相性が悪そう。
サンティリャンがアッパーをもらって崩れ落ちるシーンなどはノーマンvs佐々木尽戦にもそのまま流用できる気ががが。
佐々木尽が剛腕で豊島亮太を1RKO。あそこで勝負したら佐々木尽は強いよな。アブラハム・ノバvsアダム・ロペス戦と井上尚弥の次戦についてとか
案外中間距離でも悪くない? 前回のデリック・クエバスもいいタイミングで当てていた
また前回のノーマンvsデリック・クエバス戦を観ると、中間距離で勝負するのも案外悪くない(気がする)。
結果はノーマンの3RTKOだが、実はクエバスのパンチもいい角度で入っている。
ノーマンはディフェンスが危なっかしい、ガンボア味があると申し上げたが、それがよく出た試合である。
一瞬のスピード、カウンターのタイミングは確かに凄まじい。
クエバスは中間距離での差し合いでは佐々木尽よりも上だと思うが、その相手にああいう勝ち方ができるのはやはりとんでもない。
だがロープ際の被弾で一瞬動きが止まったり、遠間から飛び込んでくる相手への対応、などなど。
「おや?」と思うシーンもいくつか見られた。
クエバスのように切り合いばかりを挑むのでは分が悪いが、要所で1発を狙うのは割とアリ? かも?
小原佳太戦のコンディションが必須じゃない? 何をするにもあのジャブが出ないと…
僕の中での佐々木尽のベストバウトは2023年4月の小原佳太戦。
ダウンの応酬の末に佐々木尽が3RTKO勝ちした試合だが、このときのコンディションならノーマン相手でも期待できるのではないか。
佐々木尽vs小原佳太→100点満点、阿部麗也vsキコマル→微妙、井上拓真vsリボリオ・ソリス→ダントツ最下位。天心、オラスクアガ、佐々木尽がこの日の功労者
逆に前回の坂井祥紀戦の感じだとちょっと厳しい(気がする)。
坂井は自分から出てきてくれたがノーマンはそういうタイプではない。
前に出て打ち合うにも中間距離で勝負するにしてもやはり小原戦のジャブは必須になる(と思う)。
あのジャブが出ればノーマンの下がりながら打つフックをドンピシャで食う危険もあるが、勝ちパターンに持っていける可能性が生まれる。
「佐々木尽が勝つなら序盤」という意見を見かけたが、その状況を作り出すにもジャブがどれだけ機能するかにかかっている(気がする)。
ガードを上げて前進する坂井戦のやり方では2021年10月の平岡アンディ戦以上の虐殺タイムが続きそう。
なので、佐々木尽はとにかく小原戦並みのコンディションでリングに上がることが大事。そこが今回の見どころの一つかなと。
もしかしたら左肩腱板断裂によってぶん回しの左やジャブの連打が難しくなっているのかもしれませんね。
佐々木尽vs坂井祥紀戦。佐々木尽の豪快KOでスカッとしたかったけど。坂井祥紀のディフェンスマスターっぷりが…。“溜め”の大きい佐々木尽と流れるような連打の坂井祥紀
勝敗予想(単なる希望)は佐々木尽の4RKO勝ち。勝率2割(僕調べ)なら十分期待できる?
いや、楽しみっす。
日本人初のウェルター級世界王者誕生は字面だけでよだれが止まらない笑
その反面、中谷正義vsワシル・ロマチェンコ、吉野修一郎vsシャクール・スティーブンソンのように絶望させられるパティーンもありそうなのが……。
シャクール・スティーブンソンがジーマーでバイヤーすぎる件。吉野修一郎に6Rストップ勝ち。すでにエドウィン・バレロなら? パッキャオなら? の領域に見える
でもブライアン・ノーマンJr.はロマチェンコやシャクールではなくどちらかと言えばフェリックス・ベルデホ寄りだと思うんですよね。
というわけで勝敗予想(単なる希望)は佐々木尽の4RKO勝ち。
ノーマンの序盤〜中盤KOが70%、終盤KOが10%、判定が10%。
佐々木尽の判定勝ちはまずないと考えて、序盤〜中盤KOが20%。
勝率2割なら期待する価値は十分でしょ。
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