岩佐亮佑を諦めないw 敵地でのvsアフマダリエフは強敵+苦戦必至だと思うけどぶっ倒せ。僕が許す。覚醒した? お前を信じとるぞ、お?

岩佐亮佑を諦めないw 敵地でのvsアフマダリエフは強敵+苦戦必至だと思うけどぶっ倒せ。僕が許す。覚醒した? お前を信じとるぞ、お?

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IBF世界S・バンタム級暫定王者岩佐亮佑とIBF/WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフの統一戦がアフマダリエフの地元ウズベキスタンで計画されているとのこと。
 
アフマダリエフをプロモートするマッチルームUSAのエディ・ハーンによると、この試合は2021年4月2日(日本時間3日)にウズベキスタンでの開催が有力で、同興行にはウズベキスタン出身の有力選手も多数出場を予定しているとか。
 
岩佐亮佑、敵地でアフマダリエフに5RTKO負け。レフェリーがストップのタイミングを探してたよね。セコンドが声をかけてもよかった?
 
2019年12月にマーロン・タパレスに会心の勝利を挙げた岩佐にとってもアフマダリエフはキャリアでトップクラスの強敵。さらに前回同様、再び敵地に乗り込んでの一戦となる。
 
新型コロナウイルスの影響もあって1年半近くリングから離れているものの、直近2戦で素晴らしい勝ち方を見せた岩佐の覚醒に期待である。
 

岩佐亮佑vsムロジョン・アフマダリエフの統一戦はいつ実現するの? そろそろ正式発表が欲しいけど

ちょいちょい話に挙がっている岩佐亮佑vsムロジョン・アフマダリエフのIBF王座統一戦。
 
岩佐亮佑がマーロン・タパレスを下して暫定王座についたのが2019年12月。
また、アフマダリエフがダニエル・ローマンとの2団体統一戦に勝利したのが2020年1月なので、両者ともにすでに1年以上リングから離れている計算になる。
 
特に岩佐はIBFの暫定王者ということで身動きが取れない状況でもあり、さっさと次戦が決まればいいのにと思っていたところ……。
 
最初は2020年11月にvsアフマダリエフ!!
その次は2021年3月にvsアフマダリエフ!!
で、今回は2021年4月にvsアフマダリエフ!!
 
そろそろ本決まりの情報が欲しいわけだが、その辺どうなのよ? と。
 
エディ・ハーンの中でアフマダリエフはあまり優先順位が高くないのかもしれないが、そんなことは知ったこっちゃない。こっちはずーっと待っとんねんと。
 
ちなみに僕は山ほど苦労を重ねてきた岩佐亮佑にはそこそこ思い入れがある。アフマダリエフは過去一レベルで強敵だとは思うが、今回も何とか切り抜けてもらいたい。
 
岩佐亮佑がタパレスにスカ勝ち!! セサール・フアレスとの打ち合いで吹っ切れたっぽいなコイツ。オラ感動したぞw
 

僕の中での岩佐亮佑はセンス抜群のカウンター使い。でも、KO負けしてからは消極的な試合運びが目につくように…

僕の中での岩佐亮佑の印象は、天才肌のカウンター使い
 
相手のパンチに同時打ちのタイミングで合わせるカウンターは抜群で、最初に観たときは度肝を抜かれた記憶がある。
さらに右リードが多彩+鋭さもあり、相手が右構えだろうが左構えだろうが関係なくスムーズに出る。
 
右を器用に使って相手を正面に誘い出し、タイミング抜群の左で仕留める。
何となくだが、元L・ヘビー級王者のアドニス・スティーブンソンっぽさのある選手。
 
 
だが、その一方で消極的な試合運びが目に付くことも多い。
特に階級アップ後は相手の攻撃を警戒するあまり、過剰に距離をとって自分から手が出なくなるパターンも。
 
階級アップに加えて敵地でリー・ハスキンスにKOされたことも影響しているのだと思うが、2017年9月の小國以載戦での勝利以降はエルネスト・サウロン戦、TJ・ドヘニー戦とがっかりさせられる試合が続いていた。
 
 
ただ、直近2戦では何かが吹っ切れたように自ら前に出て腕を振りまくっての勝利。
中でも2019年2月のセサール・フアレス戦でのファイトは文句なしに素晴らしい。相手の突進に顔を背けて後退する悪癖もなく、自信満々だったバンタム級時代を彷彿とさせるパフォーマンスだった(気がする)。
 
あの試合を踏襲できれば、たとえアフマダリエフ相手でも十分可能性はあるように思えるのだが。
 
ジョシュ・テイラーvsホセ・カルロス・ラミレスの統一戦は絶対に実現しろよな。グダグダのヘビー級とは違うところを見せろやw
 

アフマダリエフは強敵だろうな。リーチが長くてハイテク要素もあるフルスイング野郎

対するムロジョン・アフマダリエフについてだが、この選手ははっきり言って強敵だと思う。
 
身長166cmに対してリーチが173cmと腕が長いのが特徴。当然距離も遠い。
さらに岩佐同様、左右関係なく右リードが出るタイプで、1発1発の思い切りのよさに関しては岩佐をはるかに上回る。
 
前後左右に動きながら空いている場所を探すスタイルはハイテク要素もあり、そこに躊躇のないフルスイングが上乗せされる。
前傾気味の重心+大振りによって打ち終わりに不安定になるシーンも見受けられるが、真正面から身体ごとぶつかっていくことでカウンターのチャンスを潰しているイメージ。
 
初期のエドウィン・バレロのような野性味あるスイングに加え、正面衝突で当たり負けしない馬力も兼ね備える。それこそマーロン・タパレスよりも一段上のサウスポーと言えるのではないか。
 
エドウィン・バレロの化け物感。本能と勢いで戴冠を果たし、ピタルア戦での2階級制覇とともに一気に成熟した。ここからが全盛期だったんだよな
 
前回のダニエル・ローマン戦でも自ら前に出てローマンの連打を寸断し、最後までリズムを作らせることなく判定勝利を挙げてみせた。
マジな話、ダニエル・ローマンがあそこまで自分の間合いで戦えずに終わったのはあの試合が初めてだった気がする。
 

岩佐にとってアフマダリエフは相性が悪そう…。遠い間合いが得意で身体の強さもあるサウスポー

そして、岩佐亮佑にとってアフマダリエフはあまり相性のいい相手とは思えない。
 
これまでの岩佐の敗戦は2011年3月の山中慎介戦、2015年6月のリー・ハスキンス戦、2018年8月のTJ・ドヘニー戦の3つ。
 
いずれもサウスポーということでこの選手はvsサウスポーが苦手だと思われがちだが、それ以上に距離を外されることの方が大きく影響している(気がする)。
 
 
基本的に岩佐はアングルと間合いの調整に長けたタイプ。
右リードで距離を測りながら微妙に角度を変えつつ、左のカウンターを打つタイミングを探す。
 
中間距離での差し合いでは抜群のセンスを発揮するが、その一方で相手が自分の間合いから外れた途端にモタモタし始める。
 
山中慎介は遠い間合いから左を打ち込む長距離砲で、リー・ハスキンスは山中に比べてディフェンシブながらも離れた位置からのカウンターを得意とする。
 
またTJ・ドヘニーは試合前はファイタータイプだと言われていたが、実際の試合では12Rにわたってアウトボクシングを完遂してみせた。
 
中間距離での差し合い、カウンターを得意とする岩佐にとって、離れた位置で勝負するサウスポーというのは天敵の部類と言える。
 
ダニエル・ローマン陥落。アフマダリエフの馬力と足がコンビネーションを機能させず。うん、コイツ相当すごいな
 
で、今回のアフマダリエフも思いっきりそのタイプ。
身長に比べてリーチが長く、遠間からのフルスイングを持ち味とする。さらにvsサウスポーでも関係なく右リードが機能し、1発1発にまったく躊躇がない。
 
ゴンゴン前に出てくる相手にタジタジになる岩佐としては相当やっかいな相手である。
 

結局前に出て腕を振るしかないんだろうな。僕は山中戦での岩佐を諦めないww

まあでも、この試合で岩佐が勝つには前に出て腕を振るしかないんだろうなという気はする。
 
直近2戦、セサール・フアレス戦、マーロン・タパレス戦同様、被弾覚悟で前進して距離を潰し、流れの中でカウンターを狙う。アフマダリエフのスペースを奪った上で打ち合いでねじ伏せるのがもっとも効果的なのだろうと。
 
 
アフマダリエフの過去の試合を観ると、前に出た際の強さは目を見張るものがある。
もちろんバックステップからのリターンも利くので、やろうと思えば距離をとって戦うことも可能。幅の広さ、できることの多さに関しては岩佐よりも一枚も二枚も上に思える。
 
だが、どちらかと言えばファイター寄りの選手で基本はフルスイング上等。岩佐が少しでも隙を見せればどんどん前進してくるはず。
 
なので、相手にリズムを作らせないためにも岩佐は自分から前に出た方がよさそうである。
過去、山中慎介やリー・ハスキンスにはそれでKOを食らっているが、アフマダリエフのパンチには彼らほどの精度はない(タパレスと同じくらい?)。
 
恐らく被弾もするし効かされるシーンも出てくるとは思うが、どうにか我慢してカウンターをねじ込むチャンスを見出してもらいたい。
 
アフマダリエフのスペックが
・攻撃力は山中慎介に及ばない
・TJ・ドヘニーのようにアウトボクシングに徹することはない
ことを祈りつつ。
 
 
いやもう、アレなんですよね。
何だかんだで2011年3月の山中慎介戦での印象は強烈だったんでね。
 
山中慎介はトマス・ロハス戦までが好き。岩佐亮佑戦はいまだに忘れられない。「神の左」を連呼され出してから「ん?」となった
 
それ以降、消極的な試合運びには何度もがっかりさせられたが、それでも岩佐亮佑を諦めきれないのはあの試合があるからなんですよねww
 
だから、今回は何としてもぶっ倒せ岩佐。
アフマダリエフの顔面を崩壊させちまえ。
 
僕が許す。
 
 
てか、その前にさっさと開催地と日時を正式決定しろやという話だけど。
 
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