井岡一翔とジョシュア・フランコの統一戦浮上? 大晦日にめぼしい対戦相手が見当たらない井岡としてはベストの選択じゃない? フランコにとってもいい話
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WBO世界S・フライ級王者井岡一翔が現WBA同級スーパー王者ジョシュア・フランコと2022年大晦日に日本で統一戦を行う計画が進行中らしい。
Kazuto Ioka-Joshua Franco Title Unification Bout Eyed For New Year's Eve In Japan https://t.co/THHyZSsgXY pic.twitter.com/TlTTHDoE40
— BoxingScene.com (@boxingscene) October 11, 2022
僕のダメダメな英語力で記事を読んでみたところ、
・井岡は日本人初の4階級制覇王者
・毎年大晦日にリングに上がっている
・一度は元IBF王者ジェルウィン・アンカハスとの統一戦が決定したが、新型コロナウイルスの影響で中止に
・ジョシュア・フランコはアンドリュー・モロニーに勝利しWBAレギュラー王座を獲得
・その後ファン・フランシスコ・エストラーダの王座返上?はく奪? によりスーパー王者に昇格した
特に目新しい情報はないが、両陣営が今年大晦日の統一戦開催に向けて話を進めていることは間違いなさそうである。
ジェルウィン・アンカハスのまさかの陥落、現WBO1位が田中恒成、井岡との対戦を熱望するアンドリュー・モロニーは今週末に試合を控えている、などなど。
大晦日のめぼしい対戦相手が見当たらなかった井岡にとってWBA王者ジョシュア・フランコとの統一戦はベストの選択と言えるのではないか。
井岡一翔vsジョシュア・フランコ決定間近? 井岡なら何とかできそうだけどな。もし2団体統一に成功したらWBOを返上して中谷潤人戦を回避するのもアリじゃない?
井岡vsフランコの統一戦はめちゃくちゃいい話。現状、井岡にとってのベストの選択
上述の通り井岡一翔とジョシュア・フランコによるWBA/WBO統一戦が計画されているとのこと。
マジな話、これはめちゃくちゃいいと思う。
ジェルウィン・アンカハスが王座陥落して統一戦が流れ、ランキング内にめぼしい対戦相手も見当たらない井岡にとってはベストとも言える相手。
以前「ジョシュア・フランコと統一戦できねえのか?」と申し上げたことがあるが、これはぜひとも実現してほしい。
井岡一翔はジョシュア・フランコと統一戦できんのか? エストラーダ返上→スーパー王者に昇格の流れで。案外モロニー弟もアリかな? と思い始めてるけど笑
井岡もWBO王座を獲得してから3年以上。決して残り時間が多いとは言えず、ジェシー・ロドリゲスや中谷潤人といった若手も台頭してきている。このまま防衛路線を継続してもジリ貧、近い将来格下に足元をすくわれるパターンも十分あり得る。
ジェルウィン・アンカハスとの統一戦がポシャったのは残念だが、タイムリミットがくる前にジョシュア・フランコの名前が出てきたのは本当によかった。
井岡が2団体統一を果たした後はIBF王者のフェルナンド・マルティネスを引っ張ってこいよ(皮算用)
仮に井岡が2団体統一を果たしたとして、次はIBF王者のフェルナンド・マルティネスを引っ張ってくればいいのではないか(GWくらいを目途に)。
現状、IBFは指名挑戦者のジェイド・ボルネアが順番待ちをしている状態だが、もう少し待ってもらって笑
もしくはマルティネスvsボルネア戦の勝者に声をかけるのでもいい。
あとは今年11月の中谷潤人がフランシスコ・ロドリゲスJr.に勝てば次期挑戦者として横入りする可能性も?
だったら井岡陣営はなおさらフェルナンド・マルティネスとの統一戦を模索するべき。
正直、フェルナンド・マルティネスはあまり長く防衛できるタイプには見えない。
マルティネスとしても中谷潤人のようなムリゲーと対戦するより早い段階で井岡との統一戦に踏み切った方がお得だと思うのだが。
フェルナンド・マルティネスがアンカハスに再び勝利。これでアンカハスはトップ戦線から脱落かな。組みし易しな選手になっちゃったよね。マルティネスは2023年に来日しれ
そして、井岡が3団体統一に成功すればさすがにロマゴンもエストラーダも井岡をシカトできなくなるはず。
2023年大晦日に井岡一翔vsロマゴンorエストラーダ戦が実現すれば最高である。
何も発表されていない段階でここまで皮算用するのもアレだが、今回はそれくらい前向きな話だよねということで。
エストラーダにそっぽを向かれた&GBP離脱直後のジョシュア・フランコにとっても井岡との統一戦はいい話
一方ジョシュア・フランコにとっても井岡との統一戦は悪くない(と思う)。
今年4月にスーパー王者ファン・フランシスコ・エストラーダとの統一戦の入札が行われたものの、落札額は最低価格の12万ドル。フランコ側に入るのはたったの3万ドル(約400万円弱)とのことで、はっきり言って美味しい話ではない。
さらに報酬の低さを理由にエストラーダにそっぽを向かれ、自動的にスーパー王者に昇格したのが8月。エストラーダvsロマゴン戦の度重なる延期もあり何だかんだ1年以上試合から遠ざかっている。
ロマゴンすっげえわ。マルティネスを連打で圧倒。ディフェンシブに傾倒した割り切りで再び上昇気流に。井岡一翔戦が観たいけど、ないんだろうな笑
その状態で持ち上がった井岡との統一戦。
円安とは言えこの試合の報酬がエストラーダ戦よりも低いとは考えにくく、なおかつフランコはGBPからの離脱直後。
諸々を鑑みると話がまとまる可能性は高いと思うのだが。
僕も「大晦日の井岡の対戦相手が見当たらない」「まさかのvs田中恒成Vol2?」「おいおい勘弁してくれよ」と思っていたこともあり、ジョシュア・フランコの名前が出た途端に一気にテンションが上がっている笑
アンカハスとフェルナンド・マルティネスの再戦が今週末。
来週は井岡大好きモロニー弟vsノルベルト・ヒメネス。
で、京口vs拳四朗のアンダーでフランシスコ・ロドリゲスvs中谷潤人。ランキングをボーっと眺めてたら井岡の大晦日の相手が田中恒成しかおらんのだがw
それだけは本気で勘弁してほしい笑— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) October 7, 2022
井岡のマネジメントが有能なのか無能なのかが謎w 僕の手首は回転し過ぎてブランブランですよ笑
しかし、相変わらず井岡のマネジメントは有能なのか無能なのかがよくわからない笑
ジェイビエール・シントロン、田中恒成、フランシスコ・ロドリゲスJr.と3連続で指名戦を強いられた際は「なーにをやっとんねん。もう少し融通を利かせるように働きかけろや」と思ったものの、ジェルウィン・アンカハスとの統一戦、その試合がポシャった直後に福永亮次戦を持ってきたときは「すげえ。マジ有能」と評価は爆上がり。
ところが直近の防衛戦はまたしても指名戦、しかも相手は一度敗れている&典型的な地味強タイプのドニー・ニエテスと聞いて「この無能が!!」となる。
井岡一翔vsドニー・ニエテス再戦。井岡のニエテス対策が素晴らしかった。ニエテスも相当落ちてたね。最後かも? と思って現地観戦したけど勝ってよかった
で、今回ジョシュア・フランコとの統一戦計画を知り「さすが、よくわかってるじゃねえか」と。
恐らくアンカハスvsマルティネスVol.2が10月開催とわかった時点で路線変更したのだと思うが、すでに僕の手首は回転のし過ぎてブランブランである笑
てか、11月に比嘉大吾が出場する興行がタイ人選手だらけなのもひょっとしたら井岡vsフランコ戦を見据えた節約なのかもしれませんね。
まあ、井岡陣営が本人の意向に沿おうとしているのはめちゃくちゃ伝わってくるし、決して無能ではないと思う(なおニエテス戦)。
それでも日本での井岡の人気や立場を考えればもう少しわがままを言ってもいい気もする。
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