アイスホッケーヒーローズ2019現地観戦感想。日本製紙クレインズ解散寸前。アイスホッケーの明日のために()【2019.3.23】
表題の通りですが、2019年3月23、24日に東京・ダイドードリンコアイスアリーナで開催された「アイスホッケーヒーローズ2019」を現地観戦してきました。
「3月23・24日「アイスホッケーヒーローズ2019」 開催!」
東京で史上初&史上最大級のアイスホッケーイベント! 『アイスホッケーヒーローズ2019』開催決定!! 日本代表戦・オールスター戦 詳しい情報はアジアリーグHP https://t.co/Xt47zCHXOL #IceHockey #アジアリーグ #アイスホッケー #王子イーグルス #東北フリーブレイズ #日本製紙クレインズ #icebucks pic.twitter.com/9QAgshH16b
— アイスホッケーヒーローズ2019 (@ICEHOCKEYHEROES) 2019年2月21日
2018年12月に日本選手権を現地で観て以来、日本アイスホッケー界がかなりヤバい状況であることを知りました。
「明るい話題が欲しいぞアイスホッケー界。迫る。日本製紙クレインズ 廃部とアジアリーグ存亡の危機?」
名門の日本製紙クレインズが3月いっぱいで解散が決定したこと。
アイスホッケーのトップリーグは「アジアリーグ」と言って、日本チームの他に韓国、ロシアを含めた計8チームで行われていること。ところが、日本製紙クレインズだけでなく韓国の「ハイワン」も今シーズン限りでのリーグ離脱を表明していること。
日本製紙クレインズにとって最後のシーズンとなった2018-2019年は、プレーオフ決勝でロシアの「サハリン」に敗れ、惜しくも2位に終わったこと。
「今季限り廃部の日本製紙が逆転負け、70年歴史に幕」
北海道の釧路はもともと「氷都・釧路」と呼ばれ、日本製紙クレインズの解散は大事件。釧路からトップチームが消滅してしまうことは、競技そのものに大打撃を与える危険性をはらんでいること。
そして、有志による署名活動等を行ってはいるが、なかなかチームの引き受け先が見つからないこと。
「H.C.栃木日光アイスバックス」のようにプロ化に踏み切るか、どこかの企業チームとして存続するか、それともチーム自体が消滅するかというギリギリの状態であること。
そんな中でファン拡大を目指し、H.C.栃木日光アイスバックスの運営による「アイスホッケーヒーローズ2019」の初開催が決定したそうです。
「日本製紙クレインズ 廃部ワロタw 経営悪化によりアイスホッケーから完全撤退を発表。来年釧路に行こうと思ってたのに」
で、日本製紙クレインズの解散についていろいろと言った手前、これは観に行かなきゃダメだろという謎の使命感()に突き動かされ、ダイドードリンコアリーナに足を運んだ次第でございます。
- 1. 行ったのは23日の方。関東大学学生選抜vsヤングアジアリーグ/男子日本代表vsアジアリーグ選抜の2試合を観てきました
- 2. 試合を垂れ流すだけの日本選手権とは全然違う。音楽とMC、照明効果で気分が180度変わる
- 3. やっぱりあるのね地獄の“空白タイム”。観客が置いてきぼりを食う最悪な時間
- 4. メインの男子日本代表vsアジアリーグ選抜。会場が暗転され、選手が1人ずつ紹介される。20分プレーして15分休む競技って珍しいよね
- 5. 日本代表負けたぞオイww 世界選手権が間近に迫ってるらしいけど、いいのか?
- 6. なかなか楽しいイベントだった。アイスホッケーはあの“空白タイム”を何とかするのが急務かなと思いました
行ったのは23日の方。関東大学学生選抜vsヤングアジアリーグ/男子日本代表vsアジアリーグ選抜の2試合を観てきました
まず、今回僕が行ったのは3月23日の方。
・関東大学学生選抜vsヤングアジアリーグ
・男子日本代表vsアジアリーグ選抜
の2試合を観てきました。
といっても、会場に到着したのは14:30前後。一試合目の第3ピリオド開始の寸前でした。
白いユニフォームがヤングアジアリーグ。対する関東大学学生選抜は混合チームだけあって、黄色や赤などバラバラのユニフォームです。
第3ピリオド残り12:33で得点は2-5。ヤングアジアリーグが3点をリードしています。
久しぶりに目の前で観たけど、やっぱり迫力すごいねアイスホッケー。
ゴンゴンぶつかるし、スピード感が尋常じゃない。
そして、前回の日本選手権と違ったのが「リプレイ」があること。
前回は「ビデオ判定」と称して何度もプレーが止まる割に、なぜかいっさいリプレイを流さない地獄。ほぼアイスホッケー初見の人間としては、とにかくしんどかった記憶があります。
また、今回は実況席の声が場内に流れ、各プレーの詳細をある程度知ることもできました。この辺も観戦初心者としてはありがたかったです。
試合は結局第3ピリオドに1点を追加したヤングアジアリーグが2-6で勝利。トップチームの実力を見せつけました。
試合後、両チームが健闘を称え合い、
各チームからベストプレーヤーが1人ずつ発表されます。
それぞれインタビューを受けます。
最後はみんな揃っての写真撮影。
試合を垂れ流すだけの日本選手権とは全然違う。音楽とMC、照明効果で気分が180度変わる
うん。
全然違う。
前回の日本選手権とは全然違う。
「アイスホッケーの現地観戦は太る。アイスホッケー第86回全日本選手権大会準決勝の感想。速い!激しい!目まぐるしい!」
会場の演出、進行その他。
試合を垂れ流すだけの日本選手権とはスポーツイベントとしての楽しさが段違い。
音楽で会場を盛り上げるDJ CREWさん。
普段はH.C.栃木日光アイスバックスのホームゲームでDJをしているとのこと。
そうなんだよな。
音楽とMC、照明効果があるだけで、こっちのテンションもまったく別物になる。
試合を垂れ流しにしておいて「1回観てもらえば絶対魅力が伝わる」などと言ってる場合じゃないんですよ。リピーターを増やすには、いかに初見の説得力を高めるかだと思うんですよね。
一度H.C.栃木日光アイスバックスのホームゲームは現地観戦してみたいと思ってたけど、これはますます期待が高まる? かな?
「アイスホッケー日本代表がスロベニアに敗れて五輪出場断たれる。でも感動した。日本は全然弱くない」
やっぱりあるのね地獄の“空白タイム”。観客が置いてきぼりを食う最悪な時間
と思ったら、
次の男子日本代表vsアジアリーグ選抜の試合まで60分。
リンクを製氷車が往復するだけの“空白タイム”のスタートです。
いや、マジか。
やっぱりこうなっちゃうのね。
毎度同じようなことを言っておりますが、僕はこういう観客放置の空白タイムが大っ嫌い。再入場OKとはいえ、会場の周りにあるのはマクドナルドとセブンイレブン、スーパーのみ。いきなり1時間の休憩を丸投げされてもやることがない。しかも相変わらず場内は寒く、じっとしているだけでも厳しい状況。
宣伝や運営どうこうはもちろんだけど、とりあえずここを何とかせんと初観戦の人がリピーターになるのは難しいんじゃないの? とは思うかな。
そんな絶望の中、15分過ぎくらいに選手のインタービューが始まりました。
H.C.栃木日光アイスバックスの選手が日光のよさ、来シーズンに向けての意気込み等を語っています。
おお、ええやん。
そういうことですよ。こういうちょっとした工夫だけで気分は全然変わる。
インタビュー後、アジアリーグ選抜と日本代表メンバーのアップがスタートします。
再び製氷車。
う〜ん、長えなぁ……。
メインの男子日本代表vsアジアリーグ選抜。会場が暗転され、選手が1人ずつ紹介される。20分プレーして15分休む競技って珍しいよね
いよいよメインの試合です。
開始まで残り10分となったところで会場が暗転され、メンバー1人1人が紹介されます。
いいね〜、テンション上がるね〜ww
何か偉い感じの人がレッドカーペット上でフェイスオフしてました。
そして、ついに試合開始。
とりあえず思ったのが、学生選抜やヤングアジアリーグの面々に比べて身体が一回りデカい。
日本代表とアジアリーグ選抜といえば、恐らく現状の日本アイスホッケー界でのベストメンバー。それなりに違うということでしょうか。
「アイスホッケーにはアリーナDJが足りない? 東北フリーブレイズvs王子イーグルスatアジアリーグを観てきた」
試合はいきなりアジアリーグ選抜が先制。
スピーディな展開でおもしろいです。
ただ、やっぱり放置プレイはピリオド間でも問答無用に発生しますww
第2ピリオド開始まで残り13分。
いや、これってどうなんでしょうね。
20分プレーして15分休む競技ってなかなか珍しいと思うんですが、必然的に発生するこの空白タイムをどうにか工夫できないんでしょうか。よくわかりませんが。
「フットサル観戦w 何グレードアップしちゃってんだよビックリするだろ」
日本代表負けたぞオイww 世界選手権が間近に迫ってるらしいけど、いいのか?
第2ピリオドスタートです。
日本代表が1点返すと、すぐさまアジアリーグ選抜が1点を追加し1-2。
その後はこう着が続くジリジリとした展開です。
何か相談してる。プレーが止まったけど、実況席でも状況がよくわかってないみたい。
そして、結局最後まで得点は動かず。1-2でアジアリーグ選抜が日本代表を下しました。
って、負けてどうするww
4月から世界選手権がスタートするって言ってたけど、これは負けていい試合だったのか?
それとも、和気あいあいとしたお祭りだからある程度は仕方ないのか?
まあ、どっちでもいいけどさ。
「北海道好きな街、もう一度行きたい街ベスト5(5~3位)。観光の参考にはならないよ。僕が好きなだけだから」
両チームが整列してあいさつです。
各チームからベストプレイヤーが選出され、記念品が贈られます。
そして、例によって全員で記念撮影して終了です。
なかなか楽しいイベントだった。アイスホッケーはあの“空白タイム”を何とかするのが急務かなと思いました
だいたいこんな感じなのですが、なかなか楽しかったですね。少なくとも前回の日本選手権のように「1回でいいかな?」とはならなかったです。
「アイスホッケーの現地観戦は1回でいいやと思ったけど、アジアリーグでのH.C.栃木日光アイスバックスは観てみたい」
ただ、何度も言うように途中途中に入る「空白タイム」がキツすぎる。
「試合前練習30分+3ピリオド合計60分+休憩タイム30分」×2試合+試合間の空白60分。
合計約6時間のうち、試合以外の“空白の時間”が約3時間。これを初見の人に問答無用に受け入れろというのはなかなか厳しい気がします。
僕は今回、1試合目のラストから観ましたが、それでも十分キツい。
・空白タイムが長い
・会場がクソ寒い
・付近に何もない
あらかじめこの三重苦を承知していたのでそれなりに覚悟を持って臨めましたが、何も知らずにノコノコ出向いた前回はホントにキツかったww
てか、そもそも「覚悟」なんてものが必要な時点でスポーツイベントとしてどうなの? という噂もありますが。
「サッカースタジアムのアクセスの悪さは客足に影響するのか検証してみる。人生初のサッカー(J2)観戦はクソ微妙だった」
他の方の感想を見ると「概ね楽しかったけど、内輪感が抜けない」「宣伝が全然足りてない」といった声が多かったようですが、その辺は僕にはよくわかりません。確かにチーム数が少ないせいで、男子日本代表vsアジアリーグ選抜と言っても「普段のメンバーをシャッフルしてるだけやんけ」という気もしましたが。
それより、あの空白タイムを何とかする方が先決かなと。思い切って1日1試合にして、イベント自体をコンパクトにするとかね。
あくまで僕個人の意見なので適当に聞き流していただいてOKですが。
自費出版 ブログランキングへ
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!
-
前の記事
イチロー引退。スカした言動と態度とは裏腹に人一倍暑苦しくて泥臭いヒットマン。競技性orエンタメなんていう議論が全部不毛に思えるよな 2019.03.24
-
次の記事
井岡一翔がいれば大丈夫。4階級制覇に向けて大貴ジムで日本復帰。アストン・パリクテとの決定戦か 2019.03.26