阪神香田がヤバい。香田勲男容疑者52歳。職業:2017年阪神無能投手コーチ兼投手陣崩壊担当
開幕から1か月が経とうとしている2017年日本プロ野球。
我が阪神タイガース(ファンでも何でもない)は4月25日現在、20試合を終えて11勝9敗でセリーグ3位につけている。
チーム再建の旗手として招へいした金本監督の2年目の今シーズン。ここまでは順調な滑り出しと言えそうである。
だが、果たしてこの勢いのままシーズンを乗り切れるのか。それとも、例年通り夏場前後に失速し優勝を逃してしまうのか。
「阪神CS進出決定(予定)!! 1stステージで当たるのはDeNAと巨人どっちがいい? 2位と3位フィニッシュどっちがいい?」
シーズン最初の1か月ということで、ここでいったん我が阪神タイガース(ファンでも何でもない)の戦いっぷりを振り返ってみたい。
「松坂大輔さんの2017年成績予想【定例報告】オープン戦ラスト登板で広島を相手に7回無安打無失点」
阪神のチーム成績はこんな感じ。救援陣に依存したチーム状況が浮き彫りに
まず、4月25日終了時点でのチーム成績は概ね以下の通りである。
・20試合11勝9敗(3位)
・打率.240(4位)
・本塁打10本(4位←下位3チームが同数)
・長打率.318(5位)
・エラー数18(6位)
・四球数88(1位)
・出塁率.335(2位)
・防御率2.97(2位←上位2チームが同数)
・完投数0(5位←下位2チームが同数)
・セーブ数9(1位)
・QS率50%(6位)
これを見てわかるのは、ここまでの阪神は、
・打率は低く、長打力もない
・守備がヤバい
・四球を選べるので出塁率は高い
・投手陣はいい
・先発陣がイニングを稼げず、救援陣に依存している
ということ。
つまり、打力のなさと守備の緩さを投手陣(特に救援陣)がカバーしている状態である。
「2017年阪神優勝の可能性は? 阪神ってどんなチーム? どの部分を改善すればいいの」
そして、冒頭の「この勢いのままシーズンを乗り切れるのか」についてだが、はっきり言って難しいと言わざるを得ない。高確率で例年通りにシーズン半ば(もっと早い?)で急激な失速を見せ、低空飛行のまま着地すると予想している。
前回の記事でも申し上げたが、阪神の今シーズンの予想順位は5位。うまくいっても4位かなあ? といったところである。
「2017年阪神が5位になる理由。2017年シーズンスタート!! 破綻した内野守備とリリーフ酷使」
投手コーチ香田の運用がヤバい。よくカレンダーを見ろよ。まだ4月だぞ
開幕から順調に勝ち星を重ねる阪神だが、この勢いは続かない。近いうちに失速してBクラスに転落する可能性が高い。
これが4月の戦いっぷりを観た上での僕の予想である。
「巨人高橋由伸監督辞任←同情の声多数。阪神金本監督続投←批判多数。そんなにおかしいかね? 仕方ないと思うんだが」
理由は表題の通り。
「香田がヤバい」。
これに尽きる。
阪神の投手コーチである香田勲男(52)。
アイツはヤバい。
マジでヤバい。
以前、横浜DeNAベイスターズの監督を4年間務めた中畑を散々無能呼ばわりしたが、香田のヤバさはそれに匹敵する。
「ベイスターズCS初進出に際して愚将中畑清を語る。まあCS進出は1年遅かったよな」
セリーグ屈指の投手陣を擁する阪神ではあるが、アイツに運用を任せている限り上がり目はない。必ずどこかで疲弊して失速する。
そう、これはすでに決定事項なのであるww
では、具体的に香田勲男(52)のどの辺がヤバいのか。
まず今年の阪神の勝ち継投は7回桑原→8回マテオ→9回ドリス。主にこの3人が担っている。
そして、3人の現在の登板数が、
桑原11試合
マテオ12試合
ドリス12試合
である。
さらにチームの総セーブ数9(セリーグ1位)に対し、ドリスのセーブ数が9。
繰り返しになるが、現在の阪神のチーム成績が11勝9敗。
11勝のうち、ドリスのセーブ数が9である。
どれだけ今の阪神が桑原、マテオ、ドリスの3人に依存しまくっているかがおわかりだろうか。
それこそ勝ちゲームには必ず彼ら3人が出てくるレベルで。
何度も言うように、今は4月である。
勝負の8月でもラストスパートをかける9月でもなく、シーズン序盤の4月である。
これを見ただけでも、香田勲男(52)の運用がいかに馬鹿げてるかをご理解いただけると思う。
しかもドリスは、阪神の球団月間最多セーブ記録10に王手をかけているとのこと。
ちなみにだが、この球団記録を持っているのは2007年8月、2011年8月の藤川球児、そして2014年7月の呉昇桓。
「藤川球児は死なず。聖地に神が舞い降りた夜。雷鳴のような猛虎の叫びを火の玉ストレートが切り裂く!!」
あえてもう一度言わせていただく。
今は4月だ。
ドリス以上にヤバいのがマテオ。彼の起用は観ていて哀しくなるレベル
ドリスの起用法も大概だが、さらにヤバいのが8回を任されているマテオである。
ご存知のように、このピッチャーはサイドスローから150kmを超えるストレートと140km前後の高速スライダーを投げる剛腕。ドリスに負けず劣らず、NPBレベルを超えた能力を持つ投手である。
そして、香田勲男(52)のゴミ運用の一番の被害者でもある。
開幕から約1か月。
ここまで2連投が2回、3連投が1回、回跨ぎが2回。
はっきり言って、昨シーズンの3イニング61球からまったく改善が見られていない。
特に酷かったのが4月20日の中日戦である。
2-3で迎えた8回裏、2アウト1塁でビシエドを迎えた場面でなぜかマウンドに送られるマテオ。前日にも1/3イニングを投げており、しれっと2連投である。
「阪神補強はよせいや!! 優勝する気ないんか? さっさと金使え!! ジャブジャブ金使って右の大砲獲ってこいや」
だが、この日のマテオはビシエドに投じた初球をホームランされ、2点を献上してしまう。実質勝負ありの1球だった。
というより、マテオを出すなら回の頭から出しておけという話である。右のビシエドに左の高橋を当てるのは不安なのはわかるが、回の途中に駆り出されるマテオの身になれ。
ところが、香田勲男(52)の奇行はこれで終わらない。
何をトチ狂ったか、ホームランを打たれたマテオをその1球で降板させ、サウスポーの岩崎をマウンドに送るのである。
「鳥谷敬守備劣化と絶不調の原因はレーシック? 成績低迷で阪神ファンの堪忍袋が限界に」
投手を無駄に引っ張り、傷口を広げて被害を拡大させるクソ采配。こういうことをやっているから投手陣が疲弊するんですよ
マジな話、香田勲男(52)は何がしたいのだろうか。
あれではあまりにマテオが不憫すぎる。ピンチを迎えたままマウンドを降りる高橋もかわいそうだし、何一ついいことがない。
そもそもこの試合では、好投していた青柳を7回まで引っ張ったあげくにホームランで同点にされている。そのあと2アウト1、2塁の状況で桑原を投入したものの、結局タイムリーを浴びて勝ち越されるというクソ采配を発揮しているのである。
結果論でも何でもなく、青柳は7回の先頭打者にホームランを打たれた時点で交代させるべきだったはず。
「藤浪イップスってマジか…。復帰登板で5回途中7安打7四死球3失点KO。2017年阪神終焉? NPB史上屈指の才能がががが」
香田勲男(52)の運用は本当にこの手のパターンが多い。
昨シーズンの岩貞しかり、今シーズン成長株の秋山拓巳しかり。
せっかく好投していたピッチャーを無理に引っ張り、ピンチを迎えたところで慌ててリリーフを投入。おかげでそれまでのいいイメージがそっくり消えてしまうのである。
おまけにピンチの場面で駆り出されるリリーフもキツイし、どこからどう見ても悪手以外の何物でもない。
とりあえずアレだ。
マテオは大至急腕のいい弁護士を雇おう。
「有能or無能? 阪神タイガース和田監督の采配がいかに有能だったかを考えるの巻」
チームの特徴と球場特性を考えた運用を心がけるのは基本中の基本だけどな。香田勲男(52)にはなぜそれがわからないのかね
何度も申し上げているように、今シーズンの阪神タイガースの投手陣はいい。
逆にチーム打率やチーム本塁打は軒並み下位に沈み、おまけにエラー数はセリーグ1位。攻撃陣と守備の緩さを投手陣がカバーするスタイルである。
ライト方面から逆風が吹く甲子園を本拠地とし、中心打者は福留、糸井、鳥谷、髙山という左打者。
しかも3番が35歳の糸井、4番が40歳の福留というベテランに加え、5番は通年働いた経験のない原口である。糸井と福留はシーズンをフルで働くのは難しいし、経験の浅い原口が調子を維持できるとも思えない。
そう考えると、チームの打撃成績が下位に沈むのは当たり前の話で、むしろよくやっている方だとも言える。
セリーグ屈指の投手陣に多くの得点や長打が期待できない打撃陣。しかも中軸の3人は通年働ける保証がない。
これらを鑑みれば、今シーズンの阪神はロースコアの接戦が増えるのは必然である。
なおかつQS率が50%、完投数が0と、先発がイニングを食えていない状況。
何から何まで救援陣の運用がカギになる要素ばかりである。
「敗因は実力? 采配? 侍ジャパン敗退。アメリカに準決勝で2-1で敗れて世界一奪還ならず」
それを怪我明けのマテオと手術明けのドリスを4月からフル回転させ、「球団最多セーブ記録に王手!!」などとやっているのだから話にならない。
せめて3点差以上のケースではマテオ、ドリスは出さない。藤川や松田で代替するくらいの柔軟性があってしかるべきなのに。
というか、球場特性とチーム編成を照らし合わせた運用など、首脳陣の仕事としては基本中の基本だと思うのだが。
勝負どころの8月後半~9月に多少無理をしてもらう。そのために、シーズン序盤はいかに余力を残して戦うかを考える。それがペナントレースで優勝を狙う上での当たり前の采配なはずなのだが。
何でもかんでも桑原マテオドリス。
勝ち試合では必ずマテオドリス。
困ったときにはマテオ、セーブシチュエーションでは100%ドリス。
4月からこんなことをやっていたのでは、あっという間に疲弊するに決まっている。
「マニー・ラミレス日本プロ野球NPB移籍の可能性? 実は一番需要があるのが西武じゃないの?」
右の大砲がいない阪神は、キャンベルがゴミだった場合は緊急補強も視野に入れるべきとも言われている。
だが、実は香田勲男(52)の更迭こそが一番の補強というのがファイナルアンサーなのかもしれない。
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