FC町田ゼルビアvsFC東京現地観戦。本日も正義を執行!! 俺たちのスター黒田剛はリアリストであり軍曹でもある笑【2024.11.9感想】
2024年11月9日に東京・国立競技場で行われたJリーグ第36節、FC町田ゼルビアvsFC東京戦を現地観戦してきました。
結果は3-0で町田が勝利。直近5戦での不調(2分3敗)から脱却し、6試合ぶりの勝利を挙げています。
今シーズン、FC町田ゼルビアの試合を現地観戦するのは6月22日以来になります。
黒田剛「我々が正義」←これがおもしろすぎて町田ゼルビアvsアビスパ福岡戦を現地観戦。つまらないと評判の町田ゼルビアどうなの?
きっかけは天皇杯で筑波大学に負けた際に町田の黒田監督が言い放った「町田ゼルビアは決して悪ではないし、我々が正義」のひと言。
アレのインパクトが凄まじく、一気に興味がわいた次第です笑
【町田】黒田監督「ゼルビアは悪ではない。我々が正義」魂の逆転勝利後に「天皇杯ショック」語る #zelvia #黒田剛 https://t.co/XBdlED6Gxj
— 日刊スポーツ (@nikkansports) June 15, 2024
と言っても今回は招待券なのであまりデカいことは言えず笑
しかも応募したことをすっかり忘れており、当選メールを見つけた際に「ん?」となったことをお伝えします。
町田が誹謗中傷への対応を発表。ムカつく要素は満載だけどそれが誹謗中傷をしていい理由にはならん
なお町田に対する風当たりは相変わらず強く、先日チームが公式SNSで誹謗中傷への対応を発表する事態に。
誹謗中傷に対する対応について
詳細はこちらhttps://t.co/BviTjZEBse#FC町田ゼルビア #zelvia
— FC町田ゼルビア (@FcMachidaZelvia) October 15, 2024
ところが上記の表明に対して「自業自得」「だったらあんたらの監督は〜」的な書き込み(SNSや掲示板)が山ほど目に入ってきました。
うん。
意味がわからないですね。
少し前に「町田のペナルティ数」とともにラフプレーの多さを指摘する意見を見かけた記憶があります。
確かに町田は反則ギリギリのラフプレーが目立つ上に監督もちょくちょく余計なことを言います。
未確認ですが、ボールに水をかける等、マナーを逸脱した行為もあったとか。
確かにムカつく要素は満載ですが、それが誹謗中傷していい理由にはならん。
毎回思うのですが、なぜSNS上のバカどもの判断基準は白か黒しかないのでしょうか。
“敵”と認定した相手には何を言ってもいい、たとえ他人の生活をむちゃくちゃにしても許される。
むしろそれが正義ですらある。
冗談でしょ?
にわかには信じられませんせんが、これがSNSの現実です。
会ったこともない、会話したこともない人に話しかけるだけでも緊張する人間(僕)としては、平然と他人に罵声を浴びせるあいつらのマインドには感動すら覚えます笑
そんな感じで僕のスタンスは完全に「町田がんばれ」。
J1優勝は厳しくなりましたが、諦めずに最後まで走り抜けていただければ。
ちなみにJ1残留争い中のコンサドーレ札幌のファンが知り合いにいるのですが、とりあえずLINEで「来いよ高みへ」と煽っておきました笑
ゴール裏は案外見やすかった。がんばれ町田。俺たちの黒田剛、待ってたぞ笑
この日到着したのは開始1時間ほど前。
ピッチ上では両チームのOBによるトークが行われています。
しばらくするとホームの町田の選手紹介が始まります。
望月ヘンリーキター♪───O(≧∇≦)O────♪
前回現地観戦した際に僕が気に入った選手です。
両チームのアップがスタートしました。
VARの説明が入ります。
なお今回も3層の上段に座りましたが、案外見やすかったですね。
4月のFC東京vs鹿島アントラーズ戦では角度がキツかったせいか、かなり豆粒だった覚えがあるのですが。
FC東京vs鹿島アントラーズ現地観戦感想。観客52772人はすげえ。レギュラーシーズンの1試合で国立競技場が95%以上埋まる…
また国立よりひと回り小さい味の素スタジアムもゴール裏がよかったと記憶しています。
FC東京vsコンサドーレ札幌現地観戦。人生初のJ1観戦すげえ楽しかった。サッカーはゴール裏+高い位置から観るといいかもしれん。また行きたいな
チケット代を安く済ませるにはゴール裏の上段が狙い目かもしれませんね(招待券だけど笑)。
俺たちの黒田剛キター♪───O(≧∇≦)O────♪
そうだよ。
僕はお前に会いにきたんだよ笑
今日も期待してるぞ(プレーするのは選手だけど)。
もはやチームの誰よりも目立つ存在。
名前で客を集められるスターと言っても過言ではない(過言だろ笑)。
冗談はともかく町田がんばれ。
この日の町田は強かった。偏った戦術ではなく正面突破を仕掛けるど真ん中の勝負
試合についてですが、この日の町田は強かったですね。
ロングスロー、縦パス、ラフな当たりを駆使したカウンター戦術で勝ちを重ねてきた(らしい)はずが、最近は各チームの対策が進んでうまくいっていなかったとか。
僕が観た試合(アビスパ福岡戦)では「なるべく町田にボールを持たせる」「決定力がない町田には普通に攻めさせた方がいい」ということで、あえてボールポゼッションを下げて失点を防いでいた記憶があります。
他チームもそれをさらに進化(どう進化させたかは不明w)させて町田を封じにかかっていると想像します。
ですが、今回の町田はあまり偏った戦術は見られず。
むしろ「ドリブルでサイドを駆け上がる→中央にパス→中央突破からシュートにつなぐ」といったオーソドックス? な作戦、真正面からガチンコ勝負をしかけるシーンが目立ちました。
そして、それが思いっきり機能して3-0の勝利。
「つまらない」とコキ下される従来のサッカーとはひと味違うというか。
個人的にはめちゃくちゃ楽しめたことをお伝えします。
もちろんロングスローも縦パスもあるし、ラフに潰しにいく局面もあります。
ただ、あの程度ならどのチームもやっているだろうという感じで変な空気が流れることもなく。
少なくとも前回(今年6月)のような「町田のペナルティが起きるたびにブーイング」という異様な雰囲気はありませんでした。
システム変更が功を奏した? 「これが町田の魂」サイコーすぎるでしょ笑
下記によると、町田はこれまでとシステムを変えてこの試合に臨んだとのこと。
3バックで蘇った町田、逆転優勝に望みつなぐ6戦ぶり白星!! FC東京は過去9勝1分”新国立無敗神話”に幕https://t.co/eKquxW3TZs#ゲキサカ #Jリーグ #サッカー
— ゲキサカ (@gekisaka) November 9, 2024
ほほう、3-5-2ね。
試合前のOBトークでそんなことを言ってたような……笑
要するに中盤を厚くしたことでパス回しがスムーズになった? のか?
素人の僕にはよくわからないですが、とにかく敵陣でパスがよく通っていたしドリブル突破も随所に見られました。
対策されたらそれを上回るためにさらに作戦を練る。
トッププロ同士のハイレベルな駆け引きが繰り広げられていたと想像します。
中でも記事内で名前が挙がっているFWエリキ(11番)はよかったですね。
キープ力と馬力、パスを受けてから前を向くまでの速さ等、かなり目立っていました。
「選手たちが果敢にプレーしてくれる姿が目に焼き付いている。これが町田の魂だ、というものを表現してくれた」
町田・黒田剛監督 6戦ぶり白星に「これが町田の魂だ、というものを表現してくれた」https://t.co/IzZW1Gru8u
— スポーツ報知 (@SportsHochi) November 9, 2024
「町田の魂」サイコーすぎる笑
僕はこのおっさんのこういうところが狂おしいほど好きですね。
目指すサッカーは超リアリストなのにメンタルは完全に“軍曹”という。
確かにあれだけ嫌われて、選手に物議を醸す作戦を強いて、それでもブレないのは相当な精神力を要するはず。
そう考えると、たま〜に出る余計なひと言くらいは大目に見てやろうぜと思わないでもない笑
観客数は45,288人。おおむね楽しめた1日です。バカに視界を遮られたことを除けば
この日の観客数は45,288人。
前回(4月7日)現地観戦したFC東京vs鹿島アントラーズ戦での52,772人には及びませんが、十分凄い数字ではないでしょうか。
駅までの道のりもめちゃくちゃ混んでたしね。
もちろん相手がFC東京だったのもあると思いますが。
あと、無料チケットをばら撒いたのも(小声)。
応援していた町田が勝利し、スター黒田(?)の姿も見られた。
ゴール裏上段が見やすいこともわかった。
表題の通りおおむね満足な現地観戦となりました。
一つ言うなら、遅れてきた前の席のバカが試合が始まってもずーっと立ったままゴソゴソやってたことにキレそうになったくらい。
周りの迷惑を考えないバカってマジでどこにでもいますよね。
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