恵方巻きビジネスが絶対にコケる3つの理由。恵方巻き大量廃棄? だから恵方巻きにはポテンシャルはないとあれほど…

NO IMAGE

海苔巻きイメージ
恵方巻きの売れ残り、大量廃棄が問題となっている。
 
節分に恵方の方角を向いて太巻き寿司を1本食べると、願い事が叶ってその年を健康に過ごせるという風習。近畿地方が発祥とされ、10年ほど前からコンビニやスーパーで力を入れ定番化したとのこと。


ところが4年ほど前から売り上げが落ち、近年では売れ残りで廃棄される商品の総額が10億円に上るとの推計結果も出るなど、大きな問題として取り上げられている。


 

だから言っただろ。恵方巻きビジネスはコケると。2013年から(プライベートで)言い続けてきたからな

近年、問題視される恵方巻きの大量廃棄問題。
ここ10年ほどコンビニ業界やスーパーなどが力を入れていたが、4年前をピークに売り上げが減少。年々廃棄される量が増えているとか。
 
これについては、マジで表題の通り。
「だから言っただろ。恵方巻きにポテンシャルはないとあれほど……」
 
僕は2013年から「恵方巻きは絶対定着しないから止めとけ」とずっと警笛を鳴らし続けてきた(プライベートで)のだが、それがようやく現実味を帯びてきた感じ。
 
当時はもの珍しさで飛ぶように売れたようだが、ブームが去ればこんなもん。
恵方巻きごときを定番化しようなど笑止千万である(ん?)
 
「「何か違う」「ちょっと嫌だな」という肌感覚、直感はそこそこ信頼できるよねって話」
 
というわけで、今回は「恵方巻きビジネスが絶対にコケる3つの理由」と題して、恵方巻きがビジネスとして成り立たない理由をシャープかつスタイリッシュに述べてこうと思う。
 

恵方巻きビジネスが絶対にコケる理由その1

「ターゲットがはっきりしない」
 
まずは1つ目。
読んで字のごとくなのだが、恵方巻きは誰をターゲットにしているのかがいまいちわからない。
恵方の方角を向いて食べると縁起がいいとのことだが、はっきり言って食品として食べにく過ぎる
 
あんなデカブツを頬張るなんて誰にでもできるもんじゃないし、そもそも食べきれるのかも怪しい。
 
毎年プロ野球のキャンプで助っ人外国人が恵方巻きを食べさせられているが、あんなもんPRにもなってないからなww


185cm、90kgの大男がキツそうに食うようなものが、我々一般ピーポーの口に合うわけがないww
そりゃあ、ペトリックもロマックも1年で解雇されるっつうの(違う)。
 
 
それに対して、豆まきのエンタメっぷりね。
 
豆を投げつけて鬼を追い払い、福を呼び寄せる。
自分の年齢の数だけ豆を食べて、無病息災を願う。
 
完璧すぐる。
 
泣きながら鬼を追い払うゲーム性と、去年よりも1粒多く豆が食べられるワクワク。
子どものエンターテイメントとしては非の打ち所がない。
 
「政治的発言をする芸能人が仕事を干されるのが当然なワケ。正しいか間違いか、右か左かは関係ない」
 

恵方巻きビジネスが絶対にコケる理由その2

「時期が悪い」
 
続いて2つ目の「時期が悪い」についてだが、個人的にこれは恵方巻きビジネスがコケる最大の理由だと思っている。
 
繰り返しになるが、毎年2月3日の節分に恵方の方角を向いて食べるのが恵方巻きの風習。そして、上述のように同日には子ども向けの大正義イベント「豆まき」が存在する。
 
家族一緒に楽しめる大イベント・豆まきvsターゲットがはっきりしない恵方巻き。
最初から勝負は見えていると言っても過言ではない。
 
「多摩ニュータウン=ゴーストタウンとかいう風評被害。クソ賑わっててワロタw ここがゴーストタウンなら日本の9割ゴーストタウンだわ」
 
しかも直近にはクリスマス、大晦日、正月。直後にはバレンタインデーと、豆まき以上の大正義イベントに挟まれているという絶望。
 
クリスマスは言わずと知れた家族や恋人が愛を確かめ合う聖なる夜。
バレンタインデーは1年に1度、すべての女性が乙女になれる日。なおかつ1ヶ月後のホワイトデーとのパッケージで楽しめる。
 
どちらも1年でもっとも盛り上がるイベントと言っても過言ではない。
 
つまり、この超絶イベントに挟まれた恵方巻きビジネスが定番化する道理など、どこにもありはしないのであるww
 
そらアナタ。
嵐と浜崎あゆみのライブと同日に島谷ひとみがライブやったって歯が立たないでしょ。それと一緒ですよ(失礼)。
 
ついでに言うと、恵方巻きっておせち料理とも軽くカブってるからな。
 

恵方巻きビジネスが絶対にコケる理由その3


「おいしそうじゃない」
 
ラスト、3つ目の理由。
これは僕の好みの問題かもしれないが、恵方巻きはビジュアル的にいまいちおいしそうに見えない
また、あまりに味が想像しやすく意外性も安心感も足りない。
 
要するにインパクトがない
 
「部落差別ねえ…。それより僕のブラック田舎あるあるを紹介してみようか」
 
まあ、恵方巻きって結局ただの巨大な海苔巻きですからね。
 
僕も過去に1度食べたことがあるが、もうホントにそのまんま。みなさんが普段召し上がっている海苔巻きの味と何ら変わりない。
ただひたすらデカくて食べにくいってだけ。
 
バレンタインのチョコレートのように、好き嫌いが分かれるようなものでもなければ形や色、包装で遊べるわけでもない。中に包むネタくらいしか変化をつける術がなく、あまりにも「普通」。
 
さすがに「デカい海苔巻き」だけで定番化できるほど世の中甘くない。大量廃棄も当然の流れと言える。
 

あとは撤退のタイミングだろうな。ここを間違わずに綺麗に止めるのが吉

そんな感じで「恵方巻きビジネスが絶対にコケる3つの理由」を述べてきたのだが、いかがでしょうか。
これだけボロカス言っておいて、いかがもクソもないのだが。
 
まあでも、10年間も続けば一概にコケたとは言えないのかな?
一過性のブームとしては上出来だし、一時代を築いたことは間違いない。
 
「北海道好きな街、もう一度行きたい街ベスト5(5~3位)。観光の参考にはならないよ。僕が好きなだけだから」
 
「絶対コケる」と言い続けてはきたが、恵方巻きは売れ筋商品としての役割を十分に果たした。あとは引き際というか、切り捨てるタイミングを間違わないことが重要なんだろうなと。
 
コンビニのバイトが無理筋なノルマを課されて、自腹を切らされる状況は絶対にアカンからね。
 
 
一応言っておくと、基本的にネタです。
 
 

 

 

 

自費出版 ブログランキングへ
 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!