嫌いな会場ワースト3（スポーツ観戦）。二度と行きたくない。できれば行きたくない屋内会場を発表するぞ

先日、下記の記事が掲載されました。

東京五輪に向けて新設された有明体操競技場。多くの木材が使われているのが特徴で、観客には「木のぬくもり」が好評な半面、座席の硬さから「お尻が痛くなる」とのため息も漏れています。https://t.co/OB49Vyl0eg

— 毎日新聞 (@mainichi) November 28, 2019

東京五輪・パラリンピック開催に向けて新設された有明体操競技場で、こけら落としイベントとして行われたトランポリン世界選手権。
 
その際、木製の座席の座り心地が悪く、観客からは「お尻が痛い」との意見が聞かれたとのこと。また選手たちもクッション持参を積極的に呼びかけるなど、座り心地の悪さを指摘する声が多く挙がる状況。
 
これに対し、会場責任者の福井孝一氏は「木のぬくもりを感じて座ってもらいたい」と理解を求めるコメントを出したという。
 
 
以前「好きな会場ベスト3」と題して、僕がスポーツ観戦をする上でお気に入りの会場を挙げさせていただいたことがあります。
 
「好きな会場ベスト3（スポーツ観戦）。アクセス、居心地、雰囲気その他。僕の好きな屋内会場を発表するぞ」
 
・駅からのアクセス
・座席の座り心地
の2つの条件をもとに、また行ってみたい会場ベスト3を発表しました。
 
それに関連して、いずれ「嫌いな会場ワースト3」もやろうと思っていたのですが、なかなかそのタイミングがなく。どうしても批判的な言葉を並べざるを得ないため、それなりに心の準備が必要になる。
 
正直、このままやらなくてもいいかな? とも思っていたのですが、上記の東京五輪・パラリンピック会場の記事が出たことで「お、キタこれ」と。「やるなら今しかあれへんぞ」と思い立った次第でございます。
 
そんな感じで、今回は僕の「嫌いな会場ワースト3」を発表していきます。
 
ちなみにですが、前回の「好きな会場ベスト3」と同様、「1000〜5000人前後収容の屋内会場」に絞って選出しております。
 

嫌いな会場ワースト3（スポーツ観戦）：第3位

「町田市総合体育館」
 
まず第3位は「町田市総合体育館」です。
 
ここにはフットサルのFリーグ、ペスカドーラ町田の試合を観に訪れたのですが、一番の理由はアクセスの悪さ。
 
「フットサル観戦w 何グレードアップしちゃってんだよビックリするだろ」
 
“町田市総合”と名乗っているくせに町田駅から徒歩で行けず、隣のJR成瀬駅まで出る必要があります。しかも成瀬駅からも徒歩10分ほど歩かなければならず、率直に申し上げてクソです。
 
また駅周りはびっくりするくらい何もなく、完全に「住むための街」そのもの。帰りに飯を食ったりお酒を飲んだりといった楽しみはほぼ皆無です。
 
そして、アリーナ席は禁断のコレ↓

背もたれも隣との仕切りもないただの板っきれ。僕のケツと腰を無慈悲に破壊していく最悪なアイツです。
 
最初に申し上げた
・駅からのアクセス
・座席の座り心地
の条件を2つとも悪い意味で満たした「町田市総合体育館」。文句なしの第3位でございます。
 
スポーツ中継が観にくい会場、視聴意欲を根こそぎ刈り取られる会場ワースト3。現地観戦ではなく、画面越しで最悪だと（僕が）思う会場を列挙していく
 

嫌いな会場ワースト3（スポーツ観戦）：第3位

「とどろきアリーナ」
 
続いては「とどろきアリーナ」です。
先ほどの町田市総合体育館と同率3位に食い込みました。
 
ここを訪れるのは主にバスケのBリーグを観戦するため。
「川崎ブレイブサンダース」がホームとしている会場で、先日もvs三遠ネオフェニックス戦を観戦してきました。
 
「にわかファン獲得に一番成功してるのはラグビーじゃなくてバスケだから。川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックス」
 
嫌いな理由としては、町田市総合体育館と同様、とにかくアクセスが悪過ぎること。
JR南武線武蔵中原駅から徒歩15分という僻地にあり、なおかつ会場までの道がすこぶるわかりにくい。
 
あの辺もJR成瀬駅と同じ「住むための街」で、周囲には団地や民家が立ち並びます。また、川崎市だけあって富士通グループの会社が多く、とにかくデカい建物ばかりが目立って他には何もない。
 
バスケ観戦はめちゃくちゃ楽しいのでたびたび訪れるのですが、あくまで理由は「イベントが楽しい」から。とどろきアリーナに足を運ぶこと自体はあまり本意ではないのが正直なところです。
 
ところが、ど平日にもかかわらず客入りは凄まじい。

あんな僻地にありながらもこれだけの集客力を誇る川崎ブレイブサンダースの営業努力はお見事としか言いようがありません。
 

嫌いな会場ワースト3（スポーツ観戦）：第2位

「後楽園ホール」
 
第2位は「後楽園ホール」です。
ここにはだいたい年4、5回のペースで訪れており、ボクシング観戦が中心です。そして、何だかんだで僕がもっとも足を運ぶ会場でもあります。
 
とはいえ、以前から申し上げているように僕は後楽園ホールが嫌いです。
理由は「座席の座り心地の悪さ」「居心地の悪さ」に尽きます。
 
「中谷潤人vsミラン・メリンド、赤穂亮vsグオン・ギョンミン感想。ダイナミックグローブ589in後楽園ホール」
 
「ボクシングの聖地」などと呼ばれて重宝される後楽園ホールですが、正直何度訪れても僕には何がいいのかさっぱりわかりません。
 
北側の座席は板切れ1枚で30分もすればケツがクソ痛くなるし、それは西側、東側も同じ。
南側は一応それなりの座席ではありますが、隣との距離も近く前の座席とのスペースもないため決して居心地がいいわけではありません。
 
以前、亀田興毅プロデュースのイベントを観に行った際、元横浜ベイスターズの大魔神佐々木が北側の席でデカい身体を小さくして窮屈そうに座っている姿が印象的でした。
 
だったらリングサイドはどうよ? と思うのですが、実際は単なるパイプ椅子が並べてあるだけ。
その上、前の人の恰幅がよかったり座高が高かったりすると最悪。高い山に視界を遮られ、リングが半分以上見えないまま試合が進んでいくというクソのような時間を過ごす羽目になります。
 
で、帰りにエレベーターが混んでいる場合は非常階段を降りるのですが、そこの落書きがとにかくひどい。


「情緒があっていい」
「アートだ」
という意見もあるようですが、いや別に……。
 
 
それでも生観戦したいと思う選手はいるので毎回プレイガイドを漁るのですが、基本的に座席が自動割り当てなんですよね。
 
で、割り当てられた座席を見て、
 
「北側? ないわ〜。却下」
「西（東）側か…。却下だな」
「南側ね。でも、ここは窮屈だから却下」
「立ち見席? 4000円も払って立ち見はねえわw 却下」
 
こんな感じで「購入」ボタンを押さずにサイトを立ち去ったことが誇張抜きで20回以上あります。
 
千葉と東京を直通で結ぶJR線&東京を縦断する地下鉄が乗り入れる駅から徒歩5分というスーパーアクセスに加え、周囲は遅くまでやっている飲食店がズラッと並ぶ好条件なのに。
 
「座席の座り心地の悪さ」「居心地の悪さ」がそれらの利点をあっさり上回っていくんですよね。
 
 
ボクシングのにわか女子を増やす方法?
後楽園ホールの座席改修と非常階段の壁の掃除じゃないの?

どうやったらボクシングもにわか女子が増えるだろうか（もちろんいい意味のにわかです。）女性ファン増やしたいなあとずっと思ってる。

— 増田美香 (@mika_masudam) October 22, 2019

嫌いな会場ワースト3（スポーツ観戦）：第1位

「大田区総合体育館」
 
長々と僕の嫌いな会場について語ってきましたが、ついに発表です。
「嫌いな会場ワースト3」ランキング、映えある（?）第1位は「大田区総合体育館」です。
 
ここにはボクシング観戦、格闘技観戦などで訪れたことがあるのですが、もうとにかく嫌い。二度と行きたくないと断言できるほどに嫌いです。
 
理由は明白で、今回の条件である
・駅からのアクセス
・座席の座り心地
このどちらにも見事なまでに当てはまります。
 
 
まずアクセスに関しては、最悪以外の言葉が見つからない。
 
JR蒲田駅から徒歩で向かうのですが、真剣に前だけを向いて歩いてガッツリ20分。多摩堤通りを第一京浜に向かって歩くのですが、駅を少し離れるとあっという間に何もなくなります。
 
呑川を超えるころには単なる広い道が広がるのみで、初めて行った際には「これ、ホントに着くの?」と不安になったほどです。
 
 
そして、さらに最悪なのが座席。
町田市総合体育館や後楽園ホールと同様、仕切りもない単なる板っきれ一枚に座らされ、4、5時間の苦行を強いられます。
前の席とのスペースもほぼなく、軽く足を組み替えることも不可能。少し膝を伸ばそうものなら前の人の背中を蹴ってしまう地獄。
 
「え? ホントにここに最後まで座るの?」
「いや、そんなバカなww」
「途中で何かのフォローがあるんだろ?」
などと現実逃避したくなるほどの座り心地の悪さです。
 
わざわざ高い金を払って自分の時間を使って遊びに行っているのに、こんな修行僧のような仕打ちを受けなくてはならない意味がわかりません。
 
東京ドームバルコニー席（巨人vsMLB：8000円）

 
舞浜アンフィシアター（巌流島：1万円）

 
大田区総合体育館（KNOCK OUT：8000円）

 
てめえ、客舐めんじゃねえぞww
 
「KNOCK OUT FIRST IMPACTで那須川天心を生観戦してきたぞ」
 
正直、後楽園ホールに関しては出場選手と座席の兼ね合いで悩んだりもするのですが、大田区総合体育館だけは開催場所を見た瞬間に「却下」です。
 
2019年12月31日の井岡一翔vsジェイビエール・シントロン戦は田中恒成との抱き合わせでかなり豪華なラインナップなのですが、開催地が大田区総合体育館というだけで「うん、テレビでええわ」と。

井岡一翔の初防衛戦は12月31日、シントロンとhttps://t.co/iMuvh3C5oX

— 毎日新聞 (@mainichi) October 10, 2019

しかもイベントスタートが15:00台とかで、井岡の試合はゴールデンでの放送とのこと。
仮に19:00からの生中継と考えると、少なくとも4時間は大田区総合体育館の座席で耐えなくてはならない。
 
いや〜、ねえわ〜。
大田区総合体育館ねえわ〜ww
 
その後も目ぼしい試合が追加されているようですが、いくら煽ってきても無駄だから。大田区総合体育館という字面がすべての魅力をかき消しちゃうからww
 
「真夏の東京五輪会場に座布団持参が必須」というのも大概だが、大田区総合体育館に4時間も十分拷問っすわ。