きたぜ亀田和毅。アビゲイル・メディナと暫定世界戦決定。予想は7:3くらいで有利かな? 一応「2階級制覇をかけて~」でいいの?【展望・予想】

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ボクシング女性
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2018年10月10日、WBC世界S・バンタム級2位の亀田和毅が1位アビゲイル・メディナと暫定王座決定戦を行うことが発表された。
 
「亀田家大復活の日、亀田和毅vsアビゲイル・メディナ in後楽園ホールを現地観戦してきた。いい試合だったので感想を」


日程は11月12日、場所は東京・後楽園ホール。
王者であるレイ・バルガスが負傷中で試合ができないため、暫定王者が設置されたとのこと。
 
この試合に勝てば亀田和毅は2階級制覇となり、王者レイ・バルガスとの統一戦に進むことになる。
 
「拳四朗がメリンドに圧勝!! これを待ってた。WBSS観戦はテレビでよかったなという話。シーサケットのONEについても少々」
 

亀田和毅世界戦キター!! 後楽園ホールでvsアビゲイル・メディナだって。これに勝てばいよいよレイ・バルガス戦か?

ようやく亀田和毅の世界戦が発表された。
2018年11月12日、後楽園ホール。
 
WBC王者レイ・バルガスの負傷によって暫定王者が設置されたとのことだが、日本での暫定王者の扱いってどうなってるんだっけ?
報道では「2階級制覇をかけて~」とあるが、正確には世界王者とは認められない可能性も?
 
「ダニエル・ローマンがギャビン・マクドネルをKO! い〜い試合でしたね。右のオーバーハンドのタイミングが合ってた」
 
まあどちらにしろ、亀田和毅の試合が決まったのは素直に嬉しい。
本人も言っているように約3年間待ち続けたチャンスなので、ぜひともものにしていただきたいと思う。
 
しかも、仮に今回の試合に勝てば、いよいよレイ・バルガスが日本に来るのか?
それとも、亀田側が海外に出向くことになるのか?
 
先のことはよくわからないが、とにかくがんがれ亀田和毅。
 
「アコスタ快勝! ロドリゲスが仰向けで落下し1発失神KO。すごいものを目撃してしまったw 田口良一戦が観たい」
 

アビゲイル・メディナという選手を初めて観たが、そこそこいいんじゃないの? 亀田にとっても難敵の部類?

相手のアビゲイル・メディナについてだが、僕はこれまでこの選手をまったく知らなかった。
戦績19勝3敗2分10KOのスペイン人というだけで、それ以外の知識がまるで皆無。
 
そもそもスペインのボクシング事情もよく知らないし、わざわざ日本にくるということはなかなかチャンスに恵まれないからか。
 
てか、亀田和毅はスペイン語がペラペラなんだよな確か。
どうでもいいけど。
 
「サンダースが禁止薬物陽性w やるならバレんなよ。ロマゴンvsフェンテス、ムンギアvsクック、レミューvsオサリバン振り返り」
 
そして、このアビゲイル・メディナの試合をちらっと観た印象だが、割といい選手に思える。
 
長い腕を高く上げ、相手のパンチをガード。
攻撃が止んだところで、腕を目いっぱい伸ばして直線的なパンチで攻め込む。
 
単発気味だが1発が重く、チャンスでは全力で腕を振り回す思い切りよさもある。
 
「ゾラニ・テテvsミーシャ・アロイヤン予想。WBSS準々決勝で長身サウスポーとトップアマの塩マッチ?」
 
フットワークや追い足はなく、どちらかと言えば攻防分離気味。特別スピードがあるわけでもない。
だが、とにかく思い切りがよく、相打ち覚悟の1発は迫力十分。
 
身体全体のパワーもありそうで、亀田和毅にとっても難敵の部類に入るのではないか。
 
「井上拓真がヤップに勝利だって。これ、世界王者なれるんちゃう? ウーバーリ? ウォーレン? ペッチ? 松本亮はゾッとした」
 

スピーディでスタイリッシュだが、やや直線的な亀田和毅。2015年のマクドネル戦は完敗だったよね

対する亀田和毅についてだが、こちらは基本的には前後の出入りの選手。
 
動きもスタイリッシュでハンドスピードもあるが、根本の部分は「ガードを上げて急所を守りながらじりじりプレッシャーをかける」亀田家のスタイルを踏襲している(気がする)。
 
ガードを上げて前進し、射程に入ったところでジャブの連打。
スピーディな左でガードの上を叩き、さらにもう一歩前へ。
そのまま至近距離での打ち合いに持ち込み、半身をずらして得意の左ボディを突き刺す。
 
「ドネアvsバーネット予想。ドネアvsフランプトン戦の焼き増しになりそうな…。井上尚弥に対抗できるとすればバーネット?」
 
防御面はガードを中心に、細かい見切りで芯を外す。
ただ、見切りの精度が高いわけではなく、若干パワーレス気味でもある。そのためか、連打を浴びるとまっすぐ後退してロープを背負うシーンも散見される。
 
「エストラーダ辛勝。オルクタのパワーに苦労して判定勝利。危なかったなオイ。vs井岡もおもしろそう?」
 
2015年のジェイミー・マクドネル戦では、左右に動くマクドネルを追いきれずに左で出鼻を挫かれ判定負け。
もう一歩がなかなか踏み出せず、左の精度でもマクドネルに劣った。
 
微妙な判定ではあったが、全体を通して観れば亀田の完敗だった気がする。
 
「村田諒太に「引退してほしくない」理由。コイツの本音が聞きたいんだよな。ボクシング界どうこうじゃなく、てめえがどうしたいか」
 

マクドネルvsメディナは「なるほど」な内容。サイドに動くマクドネルの足にメディナは追いつけず


また、ジェイミー・マクドネルは今回のアビゲイル・メディナとも対戦経験があり、判定での勝利を飾っている。
 
試しにこの試合を観てみたのだが、「なるほど、確かにそうなるよな」と。
 
直線的な動きで腕を振り回すメディナに対し、サイドに回りながら左を連打するマクドネル。
忙しなくアングルを変えるマクドネルにメディナはなかなかついていけず、遠い位置から再三ジャブを被弾する。
 
時おりいいタイミングで右がマクドネルの顔面をかすめるのだが、そこからの連打が出ない。
何となく、亀田和毅と似たような負け方という印象が残る試合だった。
 
「猛獣井上尚弥がマクドネルを1RTKO。あんぐりですね。解説山中慎介に喋る暇を与えない秒殺劇」
 
ただ、マクドネルがメディナの圧力に押されるシーンもあり、決してワンサイドだったわけではない。
 
スペースのある位置では危険なスイングでメディナがマクドネルを追い回し、たびたびロープに追い詰める。
そして、マクドネルも途中でそれに気づき、至近距離での打ち合いに応じる。
 
「ドネアvsバーネット感想。ロマンを捨てて実を取ったドネアと背中痛で棄権のバーネット。ここからだったのに」
 
最終的には接近戦とアウトボクシングを使い分けたマクドネルがメディナを翻弄したが、それなりに苦労した試合だったと言えそう。
 
まあ、そもそもマクドネル兄の試合は毎回際どいという噂もあるのだが。
 
「テテがアロイヤンに快勝! テテがよかったよね。この対応力は予想してなかった。何をIQ高い感じ出してんだよお前ww」
 

出入りとハンドスピードで翻弄しろ亀田。結構おもしろい試合になるかもね

今回の亀田和毅がアビゲイル・メディナに勝つにはどうすればいいかだが、基本的にはマクドネルと同じでいいと思う。
 
攻防分離気味だが迫力満点のフルスイング。
スペースのある位置では思いきり腕を振れるが、インファイトは微妙。
 
これがちょこっと眺めたアビゲイル・メディナの印象で、やはり有効なのは至近距離での勝負に思える。
 
「那須川天心vsメイウェザー戦中止ww 相手がメイウェザーだってことを忘れてたw 那須川天心のスケールのデカさを改めて感じられた」
 
手数、出入りのスピードは亀田。
1発の威力とフィジカルはメディナ。
 
それを踏まえると、とにかくメディナに自由に腕を振らせないことかなと。
 
「村田はブラントに勝負師として負けてる。準備、経験、覚悟。すべての面でブラントが上回り完勝。文句なしの感動的な試合」
 
ガードを上げて距離を詰め、相手にパンチを打つ余裕を与えないくらいの連打を浴びせる。
なるべく中間距離には留まらず、離れるときは思いっきり離れる。
 
マクドネルほど左右の動きのない亀田は、よりメリハリをつけた出入りを意識するべきかなと。
 
「亀田興毅現役最後の復帰戦を観に後楽園ホールに行ってきた。あ、目的は亀田和毅の試合です」
 
至近距離での打ち合いでは、恐らくボディを得意とする亀田が有利。
だが、パワフルなメディナ相手にその位置までどう侵入するか。
 
中間距離で捕まってしまうと、恐らくメディナのストレートの餌食になる。
最悪、ガードの真ん中を通されてのダウンというパティーンすらも。
 
そう考えると、なかなかおもしろい試合になりそうな……。
 
「そして伝説()へ…。 田中恒成が木村翔に判定勝利で最速3階級制覇。至近距離での打撃戦と駆け引き」
 

勝敗予想は亀田和毅の判定勝利。スピード&パワーで勝ちきれ。そしてレイ・バルガス戦に進むんだ

今回の勝敗予想だが、亀田和毅の判定勝利でいきたい。
というか、個人的に亀田和毅に勝ってもらいたいので、僕の単なる願望でもある。
 
7:3くらいで亀田有利か? などと言ったが、7のうちの3くらいは僕の願望込みであることをお伝えしておくww
 
「公平なジャッジなんて存在しないよね。それよりジャッジを味方につけた方が建設的かな?」
 
試合展開としては、申し上げたようにどれだけ亀田の出入りが機能するか。
 
ずっと離れているだけではそのうち捕まる。
ただ、この選手と接近戦で打ち合い続けるのは体力的に厳しい。
 
「プログレイスvsフラナガン感想。あ、こっち側か。警戒し過ぎなフラナガンが結果的にプログレイス対策を見せた?」
 
マクドネルは腕を強く振ってメディナの距離を潰したが、リーチの短い亀田はハンドスピードでそれを補う必要がある。
マクドネルほど左右への動きがない亀田が、直線的なメディナの動きをどれだけいなせるか。
 
階級アップと筋力トレーニングで強化されたフィジカル面がどこまで通用するかの勝負になりそうな気がしている。
 
「俺たちの井岡一翔(SANKYO)が帰ってきたぞ。強豪アローヨに何もさせずに圧勝!! 待たせんじゃねえよボケがww」
 
そして、何だかんだで亀田が勝利し、2階級制覇? を達成するはず。
その流れで王者レイ・バルガスvs亀田和毅の統一戦が実現!! となれば最高かなと思っている。
 
理由?
そんなもん、僕が観たいからに決まってるでしょww
 
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