シャクール・スティーブンソンvsアルテム・ハルチュニャン、オシャキー・フォスターvsロブソン・コンセイサンのTOPRANK興行。フォスターvsコンセイサンはいい対戦だね【予想・展望】

シャクール・スティーブンソンvsアルテム・ハルチュニャン、オシャキー・フォスターvsロブソン・コンセイサンのTOPRANK興行。フォスターvsコンセイサンはいい対戦だね【予想・展望】

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2024年7月6日(日本時間7日)に米・ニュージャージー州で開催されるトップランク興行。WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソンが同級6位アルテム・ハルチュニャンと対戦する。
 
アルテム・ハルチュニャンは先日ジャーボンティ・デービスと対戦したフランク・マーティンに僅差判定負けを喫した実力者で、今回が初の世界戦となる。
 
ジャーボンティ・デービスがマーティンを8RKO。マーティン2R途中までがんばったけど右の器用さが足りなかったかな。デービスを攻略できそうなのはアイツ?
 
またセミファイナル? にはWBC世界S・フェザー級王者オシャキー・フォスターとロブソン・コンセイサンの一戦も予定されており、こちらも注目である。


 

シャクール・スティーブンソンvsアルテム・ハルチュニャン

シャクール・スティーブンソンの初防衛戦。
 
現在21戦全勝のシャクールだが、前回のエドウィン・デ・ロス・サントス戦でやや評価を下げている。
 
シャクール・スティーブンソンvsロス・サントス前代未聞の手数の少なさ。でも僕はおもしろかったw 突進力のある連打型のサウスポーに可能性を感じたよ
 
また今年2月には突然引退を宣言するなど不可解な行動も目につく。
 
自分が話題の中心にいないことに焦っているのか、単純なかまってちゃんなのかは不明だが、とにかくよくわからない笑
2023年4月の吉野修一郎戦でのインパクトに比べると期待値は下降気味である。
 
 
一方、対戦相手のアルテム・ハルチュニャンは前戦でフランク・マーティンに負けた選手。
もともと知らなかった上に復帰戦もなしで即タイトルマッチが組まれたのもピンとこない。
 

ハルチュニャンが思ったよりもよさげ。機動力のある連打型で面倒くさいタイプ

挑戦者アルテム・ハルチュニャンの試合をいくつか眺めたが、思ったよりもよさそう。
 
前後左右に動き回る機動力に接近戦での連打。
相手の反撃姿勢が整う前にパッと離れるバックステップもいい。
しかも、一連の動きを高いガードをキープしたままやれる。
 
フランク・マーティン戦では3-0の判定負けながらも115-112、115-112、114-113としっかり食い下がった。
軽く試合を眺めてみたが、ちょこまか動いて連打を浴びせるファイトは相手がサウスポーでも影響はないように思える。
 
 
シャクール・スティーブンソンのような“待ち”の選手にとって目の前でこれだけ動かれるのはかなり面倒くさいのではないか。
 
 
前回のロス・サントスは踏み込みスピードと1発の威力、左構えというネタを兼ね備えていた。
それに対して今回のハルチュニャンは自ら懐に入ってどんどん試合を動かすスタイル。
 
正反対というか、ここまで両極端な相手と連続してぶつかるのもそれはそれでおもしろい笑
 
シャクール・スティーブンソンがジーマーでバイヤーすぎる件。吉野修一郎に6Rストップ勝ち。すでにエドウィン・バレロなら? パッキャオなら? の領域に見える
 

ハルチュニャンは左右の動きが通用するかが重要。勝敗予想はシャクールだけど

試合の見どころはハルチュニャンがシャクールの懐に入れるか、接近戦でどこまでやれるか。
要するにいつも通りのシャクールの試合である笑
 
映像を観る限りハルチュニャンは1発の威力はそこまでではない。
出入りと連打によるポイント勝負、もしくは嫌倒れさせるのが主な勝ちパターンだと想像する。
 
 
対するシャクールは右リードで出足を止める→強引に入ってきたところにアッパーやボディで迎撃する“待ち”のスタイル。
 
ハルチュニャンが優位に立つにはこの右リードをどうかいくぐるか、左右の動きが通用するかが重要になる。
 
ガードを上げてにじり寄るやり方ではシャクールに勝てないの吉野修一郎やオスカル・バルデスのやられ方で山ほど証明されている。

 
ハルチュニャンが勝機を見出すには持ち前の機動力を発揮して中に入る&それを12R継続する必要がある。
 
 
恐らくシャクールにとってもこれだけ動き回るタイプは初めて。
ハルチュニャンのがんばり、ジャイアントキリングに期待しておく。
 
 
あ、勝敗予想はシャクールの大差判定勝ちです。
できればKOで終わらせてもらいたい(言ってることがめちゃくちゃだろ笑)。
 

オシャキー・フォスターvsロブソン・コンセイサン

そして僕が楽しみにしているのがこちら。
WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ、オシャキー・フォスターvsロブソン・コンセイサン戦である。
 
 
王者オシャキー・フォスターは2023年11月にレイ・バルガスに勝利し王座を戴冠。今回が3度目の防衛戦となる。
 
レイ・バルガスvsオシャキー・フォスター。フォスターは絶対に関わっちゃダメなヤツ。バルガスにとっては初めて遭遇するタイプ。三階級制覇を欲張ったせいで笑
 
対する挑戦者ロブソン・コンセイサンは4回目の世界戦を迎える。
 
しかも過去3度の世界戦は「おおぅ……」という試合ばかり。
 
オスカル・バルデス戦では禁止薬物陽性反応が出たバルデスを終始コントロールしながらの判定負け。
シャクール・スティーブンソン戦ではシャクールの体重超過を受け入れた上で大差判定負け。
そして2023年11月のエマヌエル・ナバレッテ戦は惜しくもドロー。
 
「これだけチャンスがくる中で報われないのはどうなのよ」「そろそろ王座につかせてあげてもいいんじゃない?」と勝手なことを考えたりしている。
 
 
正直、フォスターが相手なら十分チャンスはあると思うのだが。
 

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左リードの勝負になる? レイ・バルガスはこのリードの差し合いで負けた

この試合は左リードの勝負になる気がしている。
 
下記の通りフォスターは左リードの正確性、出入りのスピードでレイ・バルガスを上回った。

動きが直線的で攻撃のバリエーションが少ないレイ・バルガスに対し、フォスターは横の動きとスピーディなジャブで差をつけてみせた。
 
その点、ロブソン・コンセイサンはレイ・バルガスよりも距離が長くジャブも多彩。
瞬間的なスピードはバルガスに及ばないが、ジャブの差し合いではもう少しやれると予想する。

 
サム・グッドマンvsチャイノイ・ウォラウト。グッドマンは井上尚弥戦を目指すなら打ち合いで勝たなきゃダメかな。例の“グッドマンは逃げた”祭りは心底クソだった
 

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見切りのよさとスピード差でオシャキー・フォスターの判定勝ちを予想しておく

この試合の見どころは、
コンセイサンのジャブがどこまで通用するか。
フォスターがピョンピョン跳ねまわるモードに移行した際にコンセイサンに追いかける足があるか。
だと思っている。
 
ジャブの精度と長さはロブソン・コンセイサン。
スピードと出入り、見切りのよさはオシャキー・フォスター。
 
腕を下げてL字気味に構えるフォスターの顔面にジャブが当たればコンセイサン有利。
そのジャブを避ける&入ってきたところにカウンター、近場のボディ等で迎撃する流れを作ればフォスターが有利になる。
 
ホームアドバンテージの存在を現役のジャッジが公式に認めたのはすげえな。コンセイサンがバルデスに勝つにはわずかな希望すら与えちゃダメだった
 
勝敗予想は……オシャキー・フォスターの判定勝ちにしておきますか。
何とも言えないのだが、見切りのよさとスピード差でフォスターかなぁと。
 
 
なお僕はどちらのファンでもないので逆の結果になってもノーダメです笑
 
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