男なら絶対にやったマンガの必殺技ランキングその3。屋内には校庭以上の夢とロマンが詰まっている。一度は試した無駄にカッコいい技の数々完結編
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過去2回、完全なる自己満足のみで続けてきた「男なら絶対にやったマンガの必殺技ランキング」。
男なら一度はマネした人気マンガの必殺技をシチュエーションごとに回想しているわけですが、今回はその第3弾となります。
→男なら絶対にやったことあるマンガの必殺技ランキングその1。最強の必殺技には男のロマンが全部詰まっているのである
→男なら絶対にやったマンガの必殺技ランキングその2。誰もがマネしたくなるカッコいい必殺技あれこれ。次から次へと出てきて収拾がつかんww
そして、いいかげん長くなってきたのでそろそろ完結させたいところ。何とか全3回で終わりたいのですが、困ったことにどんどん出てきやがるというねww
とりあえず前置きが長くなってもアレなので、さっそくスタートしていきます。
男なら絶対にやったマンガの必殺技:休み時間編(屋内)
先日の第2弾の際に「休み時間編(屋外)」を発表しましたが、今度はその“屋内バージョン”でございます。
屋内は屋外以上にさまざまな要素、小道具が揃っており、より必殺技の再現度も上がります。それに伴い、我々技の使用者()のワクワク度も大幅にアップすること間違いなしです。
●帽子でアイスラッガー
作品名:ウルトラセブン
使用者:ウルトラセブン
これはもう、やらないヤツがいたの? というくらいポピュラーな必殺技。
帽子(キャップ)を潰してつばの部分を上に向けて頭に乗せ、そのまま両手で打ち出す。「アイスラッガー!!」の掛け声とともに発射するブーメランは青白い光をまとい、 にっくき敵()を真っ二つに切り裂きます。
3分間という限られた時間で地球の平和を守る。
ウルトラの星で生を受けた戦士に課せられた使命は何よりも重いのです。
●机に二重の極み
作品名:るろうに剣心
使用者:相楽左之助
二重の極みの最大の魅力は何と言っても「俺にもできそう」感に尽きます。
「パンチングマシンにコークスクリュー」の際にも申し上げましたが、この“あわよくばできるんじゃねえか”の持つ高揚感は尋常じゃない。
“気を発する”や“空高く飛び上がる”などはどう考えても不可能というのは理解できますが、二重の極みは俺たちでもがんばれば何とかなるんじゃねえかと。
目にも止まらぬスピードで放つ二連撃により、単なる素人にも凄まじい破壊力を生み出すことは可能なはず。石やコンクリートは無理でも机くらいならもしかしたら……。
そう、二重の極みには果てしなき男の夢があるのです()
机だけではなく、知り合いの二の腕でもめっちゃ練習したよねww
●鉛筆でベアクロー
作品名:キン肉マン
使用者:ウォーズマン
そりゃあ、やるに決まってるでしょww
だってアレですよ?
機械超人ウォーズマンの手甲部分から飛び出す4本の鉤爪なんて、ワクワクしないわけがないww
しかも高速回転で相手を突き刺す必殺技の名前が「スクリュードライバー」っすよww
セリフは「コーホー」のみで人間の言葉を理解できないと思ったら、実は普通にしゃべれましたとか。どこまで男の中二病を刺激するんですかという話。
ラーメンマンの脳天を突き刺して植物状態に陥らせた?
何じゃそりゃ?
狂おしいほどの残虐性じゃないっすか。
おいおい最高かよウォーズマン。
冷酷非情な機械超人が戦いを通して徐々に人の心を知るというベタな流れもよかったですよね。
●友だちと協力してパロスペシャル
作品名:キン肉マン
使用者:ウォーズマン
お気づきかと思いますが、ウォーズマンの技には溢れんばかりのロマン()があります。
このパロスペシャルも二重の極みと同様、“何とかなりそう”な感じが最高にいい。
同じキン肉マンの技でもマッスルドッキングやキン肉バスターは絶望的ですが、パロスペシャルは休み時間に軽く試すにはちょうどいい難易度です。
技をかけられる友だちの全面協力が必須ですが、そこはまあ、いろいろあるじゃないっすか……。クラス内のヒエラルキーとか。
ちなみに「モップでバラクーダ」という合わせ技もあるにはあるのですが、さすがにモップを頭にかぶる勇気は僕にはなかったですね……。
●獲物を見つけてクロスボンバー
作品名:キン肉マン
使用者:ヘルミッショネルズ
これまた「がんばれば俺たちでもできるんじゃねえか?」感満載の技。
技をかける人間2人、技を食らう人間1人の計3人という、マッスルドッキングに次ぐ大所帯の技ですが、お手軽さだけで言えば雲泥の差があります。
なぜなら両サイドからラリアットを食らわすだけだから。
しかもヘルミッショネルズの2人は腕に“マグネットパワー”を宿し、「プラス」と「マイナス」の磁力で引き合うことによって技の威力を高めることができる。
この“マグネットパワー”とかいう意味不明な設定もまた、我々オーディエンスの男心を絶妙に震わせます。
この世に男児として生を受けたからにはクロスボンバーを試さないわけにはいかない。それが侍としての矜持なのです(違
え? ラリアットで挟み撃ちにするとなぜマスクがすっ飛ぶのかって?
ロマンが空を駆け巡るからに決まってるだろ()
●席の離れたヤツに魔貫光殺砲
作品名:ドラゴンボール
使用者:ピッコロ大魔王
ピッコロさんの最大の必殺技である魔貫光殺砲。
“気”を溜めるのに時間がかかることが最大の弱点ですが、額に指先を当てて意識を集中するフォームのカッコよさは他の追随を許しません。
指先一点のみに“気”を集め、それを高速で放出する。らせん状のビーム、サイヤ人の戦闘服を軽く突き抜ける貫通力その他。作中屈指とも言えるカッコよさに加えて技名はまさかの「魔貫光殺砲」(まかんこうさっぽう)です。
僕の全エネルギーを集めた魔貫光殺砲が、あそこの席? に座るアイツの胸を何度貫いたことか。
「なかなかの技だ……。まともにくらったらアウトだったぜ」
あまりの中二病に身震いが止まりませんw
てか、やっぱり必殺技には欠点がないとダメですよね。パワーを溜めるのに時間がかかるとか、回数に限りがあるとか。こういう縛りの中で使うから視聴者(読者)側もハラハラするわけで、あまりに完全無欠過ぎてもいまいち燃えるものがない。
そういう意味でも「ターミネーター3」はチート過ぎました……。
ターミネーター3の評価がクソだということを再認識した件
●下敷きで超サイヤ人
作品名:ドラゴンボール
使用者:孫悟空他多数
1000年に一度現れると言われる伝説の超サイヤ人。
金髪に逆毛、青い目、身体全体を覆う金色の炎。
穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士として帝王フリーザの前に立ちはだかるわけですが、超サイヤ人ほど「怒髪天」という言葉を体現したのはマンガ史においてもなかったのではないでしょうか。
そして、黒髪が基本のジャパニーズがナチュラルのままこれを再現するのはほぼ不可能です。
残された手段は下敷きによる摩擦のみ。
つまり怒りとは摩擦、1000年ぶりに現れた伝説とは下敷きのことだったのです(100%違う)。
男なら絶対にやったマンガの必殺技:番外編
お次は「番外編」です。
これといった必殺技ではないのですが、誰しもが一度はやっただろというもの。
たとえば「友だちと協力してパロスペシャル」のパロスペシャルを“コブラツイスト”に変換すると「ああ、なるほど」となりませんか?
要するにそういうことでございます。
●廊下で四の字固め
コブラツイスト、ドロップキックと並ぶ超ポピュラーなプロレス技。それもマンガに登場する必殺技のような「がんばればできるかも」ではなく、実際にできるのがいい。
もちろん友だちの協力が不可欠ですが、足の組み方さえ把握すれば誰にでも可能な技です。
そして、一番の問題は実は大して痛くないこと。
「タイガーマスク」や「キン肉マン」を真剣に観ていた人間は特にですが、四の字固めのあまりの利かなさに戸惑った方も多いのではないでしょうかw
痛くないのがわかってるかのかは不明ですが、先生も完全にスルーだったしねww
「刃牙シリーズ」大擂台賽編ベストバウト10。アニメ「バキ」大擂台賽編スタート記念のクソ企画やりますw
●延髄に「トンッ」
相手の背後に超スピードで回り込み、延髄に水平チョップを打ち込む技。
軽く「トンッ」と当てるだけなのに食らった側は白目をむいて失神するという。この爽快感、お手軽感も手伝い、多くの方がマネした技だと思います。
んで、できるわけねえという。
以前「水曜日のダウンタウン」で「延髄に「トンッ」で気絶させることは可能なのか」という検証企画があった気がしますが、我々「トンッ」のヴェテラン()から言わせればあまりに今さらです。
どれだけ修行を積んでも「トンッ」だけで人間は失神しないし、そもそも目にもとまらぬ速さで背後に回り込むこと自体が不可能です。
でも、この技のロマンは確かに凄まじいですよね。
もしかしたら達人にしかわからないツボがあるのかもしれない。
もしかしたら軽く振り下ろすだけでも威力が出る角度があるのかもしれない。
人体の不思議を追求したくなる気持ちは痛いほどわかりますww
刃牙(バキ)シリーズベストバウトランキング。名勝負7選第3位と2位を発表。最強を決める男たちの狂想曲ww
ようやく終了です。ベスト3はやっぱり…
長々と語ってきましたが、ようやく一通り終了しました。
過去もっともバカバカしくくだらないネタでしたが、僕的には超楽しかったのでアリですねw
なお、これまで挙げた中でベスト3を決めるとすれば、
第3位:傘で卍解
第2位:机に二重の極み
第1位:プールでかめはめ波
こんな感じでしょうか。
やはりプールの汎用性の高さは他を圧倒します。
今回は挙げておりませんが、当然ながら水中では連打系の技も鉄板です。
「プールでペガサス流星拳」
「プールで狼牙風風拳」
などなど。
ただ、「気円斬」だけはどうすればいいかが最後までわからなかったっすね……。
赤司征十郎の「天帝の眼(エンペラーアイ)」への憧れもすごかったですが、実際には試合中にガンを飛ばすだけになるのが……。
ついでに言うと、技ではないですが「自然(ロギア)系最強種」(ろぎあけいさいきょうしゅ)の語呂のよさには問答無用で震え上がった記憶があります。
って、こんなことを言ってたらまた終わらなくなるじゃねえかww
次回は「カッコいい技名ランキング」でございます
次回予告として、今度は「カッコいい技名ランキング」を発表していきたいと思っております。
技名をいろいろと検索しているうちに「ああ、こんなのもあったわw」と思い出すことが多く、このままポイ捨てするには惜しいということで。
今回の「男なら絶対にやったマンガの必殺技」と同じくらいバカバカしいランキングですが、どこかのタイミングでできれば。
一応、先行して第10位~第6位を発表しておきます。
●第10位
邪王炎殺黒龍波(じゃおうえんさつこくりゅうは)
作品名:幽遊白書
使用者:飛影
●第9位
滅びの爆裂疾風弾(ほろびのバーストストリーム)
作品名:遊戯王
使用者:海馬瀬人
●第8位
大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)
作品名:BLEACH
使用者:日番谷冬獅郎
●第7位
天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)
作品名:るろうに剣心
使用者:緋村剣心
●第6位
一刀流居合 獅子歌歌(いっとうりゅういあい ししそんそん)
作品名:ONE PIECE
使用者:ロロノア・ゾロ
この“ふり仮名がないと何のこっちゃわかれへん”時点でだいぶヤバいですww
そして、ここから先は僕の好みが思いっきり反映された自己満全開のランキングとなります。
僕的カッコいい技名ランキング。マンガ作品の中で最高にカッコいいと思っている技名ベスト5を発表するぞ
どこに需要があるかすら定かではありませんが、もしよければお付き合いください。
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