シャクール・スティーブンソンvsフェリックス・カラバロおもんなさ過ぎワロタw 久しぶりのボクシング、うすうすな試合だったな【結果・感想】

シャクール・スティーブンソンvsフェリックス・カラバロおもんなさ過ぎワロタw 久しぶりのボクシング、うすうすな試合だったな【結果・感想】

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2020年6月9日(日本時間10日)、米・ネバダ州ラスベガスで行われたS・フェザー級ノンタイトル10回戦。
WBO世界フェザー級王者シャクール・スティーブンソンとフェリックス・カラバロが対戦し、6R1分31秒TKOでスティーブンソンが勝利。S・フェザー級初戦を飾るとともに戦績を14戦全勝とした試合である。
 
 
開始直後からガードを上げて前進を続けるカラバロに対し、スティーブンソンは精度の高い連打で迎撃。
ガードの間から顔面、ボディに次々とヒットを重ね、1R目に早くも最初のダウンを奪う。
 
その後もスティーブンソンは中間距離でカラバロを圧倒し、至近距離での打ち合いでもいっさい寄せつけない。
そして最後は左ボディをカウンター気味にヒットしての悶絶KO勝利。格の違いを見せつけたスティーブンソンが戦績を14戦全勝とした。
 
モロニーvsバエズ感想。僕はジェイソン・モロニーが好きなんですよね。井上尚弥とはロドリゲスではなくvsモロニーが観たかった
 

久しぶりのボクシング。スティーブンソンvsカラバロ、ビックリするくらいおもんなかったw

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたボクシング興行がラスベガスのMGMグランドで再開した。
 
メインにはWBO世界フェザー級王者シャクール・スティーブンソンがフェリックス・カラバロとのノンタイトル戦に登場。6Rにカウンター気味のボディで悶絶TKO勝利を飾り、“ネクスト・メイウェザー”の呼び声通りの実力を示したわけだが……。
 
いや~、おもんねえなあww
 
恐らく米国では約3か月ぶりのボクシング興行で、なおかつメインを務めるのはトッププロスペクトのシャクール・スティーブンソン。僕もそれなりに注目していたのだが。
 
前に出て接近戦に巻き込みたいカラバロに対し、スティーブンソンは中間距離でどっしり構えて待ち受ける。
だが両者の実力差はあまりに大きく、初回を観て「ああ、これはキツいな」と感じた方は多いのではないか。
 
高く腕を掲げて距離を詰めるカラバロだが、決して防御が堅いわけではない。ガードの間を次々に割られ、パンチの戻り際を狙う踏み込みもない。ブロック&リターンのタイプながらプレスとジャブを両立できる感じもしない。
 
聞くところによると4週間ほど前に急きょ抜擢された選手とのことで、新型コロナウイルスの影響でマッチメークも難しかったのだと想像する。
 
対人練習もままならない中、練習台的に駆り出されたことは気の毒だが、試合として満足できたか? と聞かれればちょっと厳しいものがある。
 
まあ、イベント再開1発目ということを考えれば仕方ないのかもしれませんが。
 

シャクール・スティーブンソンはさすがだった。この選手を攻略できるヤツがおるんか? クリス・コルバートに挑戦は…ないか

そして、シャクール・スティーブンソンについては「もう、さすがでした」としか。
 
相手のカラバロがスピードについてこられないことがわかると、中間距離でガードの間を次々通しまくる。
 
頭を下げた瞬間に左右フックをヒットし、一歩下がりながら軽く右フック。
カラバロの意識が顔面にいったところで立て続けに左右ボディを入れ、わずかに角度を変えてアッパーをねじ込む。
 
相手が強引に近づいてくれば、鋭いバックステップとサイドへの動きですぐに距離をとる。
 
安全に確実に。危険な距離では絶対に打ち合わず、流れの中でKOできればそれでいい。
 
 
前回のジョエト・ゴンサレス戦でも思ったのだが、この選手の中間距離での精度とスピードはホントにすごい。
 
シャクール「決着(ケリ)つけさせてもらいます。ジョエトの兄貴…」→ラッシュスタイルで36分間
 
右リードでガードをずらしてど真ん中に左ストレート。さらに外側から右フックをぶん回してサッとポジションを変える。
 
接近戦以外でも普通にボディが出るし、どんな局面でも1発1発の威力が失われない。その上、無理やり近づいて身体を寄せればクリンチで動きを封じられてしまうという。
 
 
中間距離での危険地帯を踏み越え、さらに近場でのクリンチを攻略する。
そんなことができる選手が周辺階級にいるの? という話。
 
ゲイリー・ラッセルJr.の回転力ならどうよ? とも思ったが、どうやらスティーブンソンは今後もS・フェザー級でリングに上がる予定とのこと。
 
以前と比べて身体つきも一回りゴツくなっているようだし、ここに力強さが加わればマジでエロール・スペンスJr.の上位互換になっちゃう? かも?
 
試合はクッソおもんないけどなww
 
 
ちなみにだが、S・フェザー級に進出するのであればWBA暫定王者のクリス・コルバートとの試合が観たい。
 
コルバートがスティーブンソン相手にどこまでやれるか、ジェスレル・コラレスvsクリス・コルバート戦以上の塩試合になるのか。
 
でも、コルバートならガチのシャクール・スティーブンソンを引っ張り出せるかもしれない。
いや、無理かもしれない。
 
そんな感じで割と興味のあるマッチメークだったりする。

 
ただアレか。
クリス・コルバートはPBCでシャクールはESPNか。
さすがに暫定王座戦でアル・ヘイモンとボブ・アラムの歩み寄りに期待するのは現実味がなさ過ぎるか……。
 
コルバートvsコラレス感想。コルバートいいな。対抗王者にも勝てるんじゃない? 安定のクソ試合でUFCとの差が明確だけど
 

満足とは言い難いイベントだったな。UFCの食あたりを起こしそうな濃口に慣れていたせいで

なお、久しぶりに開催されたボクシング興行はあまりにうすうすな内容で、率直に申し上げて満足とはほど遠い。
 
同じ無観客でも食あたりを起こしそうなほど濃口のUFCを見慣れていたせいか、ボクシングとの落差はなかなかのもの。
 
・ヌルマゴメドフとの頂上対決が流れたファーガソンがジャスティン・ゲイジーに敗れる。
・ドミニク・クルーズを退けたヘンリー・セフードが突如引退を表明。
・3連敗中の元王者コーディ・ガーブラントが豪快KOで久々の勝利。
・最強女王アマンダ・ヌネスが盤石の強さでスペンサーを下してフェザー級防衛。
 
別に批判するつもりもないのだが、UFCの勢いにボクシングが押されているというのもわかる気がする。
 
中でも年齢的にタイムリミットの迫るトニー・ファーガソンの敗北は胸にくるものがあった。


5月の段階で興行再開に踏み切ったUFCもすごいが、練習環境の確保すら難しい中であれだけのクオリティ、ドラマを見せてくれたトップ選手たちにはリスペクトしかない。
 
落日のファーガソン。ゲイジーのカウンターに血まみれレフェリーストップ。今回がヌルマゴとのラストチャンスだったんだろうな
 

UFCの思い切りのよさ、ダナ・ホワイトのリーダーシップに驚かされる。見事にUSAスポーツをけん引しちゃってる

以前にも申し上げたが、新型コロナウイルス感染拡大以降のUFCの思い切りのよさ、代表ダナ・ホワイトの勝負勘には本当に驚かされる。
 
・カリフォルニア州での開催が不可→すぐさまフロリダ州開催に切り替え
・メインを務めるはずのヌルマゴメドフが入国不可→間髪入れずにジャスティン・ゲイジーを起用
・ダナ・ホワイトが自身の所有するプライベート・アイランドでの開催を豪語
・前日計量で選手から陽性が出るものの、まったく怯むことなく開催に突き進む
・トランプ大統領の声明を引っ張り出してUFC249を開催
・PPVビジネスの強みを発揮し、他のスポーツからの注目を集める
 
主要スポーツの多くが再開を尻込みする中、濃厚接触の極致とも言えるMMAイベントをいっさい躊躇せずに開催に踏み切る。その結果、見事にUSAスポーツの指標となってみせた。
このバイタリティの高さ、勝負勘の鋭さはマジでお見事である。


今回のトップランク興行でも出場を予定していたミカエラ・メイヤーが新型コロナウイルス陽性のために欠場となったが、それでもイベント開催に踏み切れたのはUFCの件がまったくの無関係とは思えない。
 
一連の強行突破によって多くのものを手に入れたというか、単純な売り上げ以上の価値をUFCは得たのではないか。
 
もちろん今後どうなるかは不明だが、少なくとも現時点でのダナ・ホワイトのリーダーシップに対しては恐れ入りましたの言葉しかない。
 
 
すげえww
ホントにファイトアイランドとやらで開催するらしいぞw


 
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