東京オリンピック2020総括。競技を1秒も観ていない僕が今回のオリンピックを評価する。アスリートファーストという言葉が世界一嫌いになった

東京オリンピック2020総括。競技を1秒も観ていない僕が今回のオリンピックを評価する。アスリートファーストという言葉が世界一嫌いになった

2021年7月23日から17日間に渡って行われていた東京オリンピック2020が8月8日に終了した。
日本は過去最多のメダル数58個を獲得し、2016年のリオ五輪の41個を大きく更新。2012年のロンドン五輪から3大会連続での最多獲得数更新となっている。
 
また金メダル数27個はリオ五輪の12個から倍以上の増。日本選手の躍動が光る大会だったと言えそうである。


なお僕は今回のオリンピックを1秒も観ていない。
 
理由は先日申し上げた通り。
・なし崩し的な開催
・IOC会長トーマス・バッハの舐め腐った態度
・著しく公平性を欠いたスポーツ大会
 
僕が東京オリンピックに興味が持てない3つの理由。開催に美学を感じない。日本の獲得メダル数の最多更新が成功の最低条件だろうな
 
これらの要因により、まったく興味がわかないまま全日程が終了してしまった。
 
 
と言っても無理に避けていたわけではなく。
たまたま目に入ったニュースなどは普通に読んだりしていたので、どの選手がどんな競技で活躍したかはうっすらとだが知っている。


本当は「オリンピックをまったく観ていない俺カッケー」をアピールしたいところなのだが、そこまで徹底できなかった中途半端さが何とも情けないww
 
 
そして表題の件。
東京オリンピック2020を1秒も観ていない僕が、あえて今大会を総括してみようと思う。
 
競技以外の部分で聞こえてきた情報、関係者の言動や行動等、僕が感じたことを適当に述べていくことにする。
 

実はめちゃくちゃオリンピックをやりたかったんだなあいつら。ゴニョゴニョ誤魔化してたけど結局ノリノリじゃん

まず今回のオリンピック、開催に反対する人や開催期間中も打ち切りを訴える人の声が多数聞こえてきていたのは記憶に新しい。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が発出される中でのオリンピック開催という矛盾に納得できない人は当然ながら山ほど存在した。
 
だが菅首相はこうした意見には耳を貸すことなく、最後までゴニョゴニョと言葉を濁しながら時間切れを待つ卑怯な姿勢に終始。
 
大会期間中に感染者が爆発的に増加しても「オリンピックは感染につながっているわけではない」と述べ、オリンピックが原因ではないことを強調し続けた。


また東京都の小池都知事も7月23日の都議会臨時会で「何としても成功を」と決意表明。


こういった要人たちの言動、行動を見て僕が思ったのが、
「ああ、コイツらオリンピックやりたいんだ」
ということ。
 
時間切れで引っ込みがつかなくなった、中止にした際の損失の方が大きいなどの理由はあれど、大前提として完全にオリンピックをやりたがっとるじゃねえかと。
 
 
GoToキャンペーンによって緊張感が失われ、緊急事態宣言が単なる掛け声と化したのが2020年春。
そこから役人たちが大人数の飲み会等でコロナ感染を自ら促進し、身勝手な人間をより増長させる流れを作り出す。
 
この状態でオリンピックを開催すれば完全にタガが外れるのはわかりきっていたのに。
うわごとのように「安心・安全」を繰り返すだけで具体的な策は提示せず、なし崩し的に海外からの入国をスタートしてしまうという。
 
 
で、とどめは来日後にワンパクの限りを尽くしたトーマス・バッハからの「功労章の金章」授与。


さすがにこの賞のために開催に踏み切ったとは思わないが、ここまでくると清々しさすら感じる。
 
国民が何を喚こうが関係ない。抗議や質問を適当にかわしつつ、すべてが「開催ありき」「最初から中止の選択肢はない」まま進んでいたことに遅ればせながら気づかされた次第である。
 
なるほど。
ホントはめちゃくちゃやりたかったんだねオリンピック。
 
ゴニョゴニョとうやむやな返答でやり過ごしてきたけど。
始まっちまえば勝手に盛り上がるってのも想定通りだったんだろ?
 
うんうんわかるよ。
希望通りやれてよかったね。
 

トーマス・バッハのワンパクっぷりは止まらず。こんなに日本を舐めきった人間が本当に存在したんだな

そしてIOC会長トーマス・バッハのワンパクっぷりはもはや感動的ですらあった。
 
前回も申し上げたが、僕はここまで日本を舐めきった+それを隠そうともしないヤツを見たことがない。
 
 
2021年7月27日までに確認されたこのおっさんの傍若無人な振る舞いは以下。
 
 
2021年7月13日、東京五輪・パラリンピック組織委員会にて「ジャパニーズピープル」を「チャイニーズピープル」と言い間違い。
 
「IOCバッハ会長、中国人と日本人言い間違える「チャイニーズピープル…」組織委訪問で痛恨」
 
 
2021年7月14日、首相官邸を訪れた際に菅総理に「我々が日本国内にリスクを持ち込むことは絶対にない」と、できもしないことを自信たっぷりに断言。さらに「感染状況が改善すれば有観客も検討してほしい」と無茶な要請をする。
 
「バッハ会長「日本にリスク持ち込むことは絶対ない」 首相と会談」
「バッハ会長「改善すれば有観客」要請 菅首相と面会時に」
 
 
2021年7月15日、都庁での小池都知事との会談時に「選手村の他の住人や日本人へのリスクはゼロ」とトンデモ発言。
 
「バッハ氏「日本人へのリスクはゼロ」 小池都知事に花束」
 
 
2021年7月20日、都内ホテルで行われた第138次総会の席で「今回は日本人の忍耐強さを示す大会になる。日本も輝く時だ」と発言。完全に余計なお世話である。
さらに「中止は選択肢になかった」と断言しつつ、実は五輪開催に疑念を持っていたことを明かす。
 
「バッハ会長IOC総会「日本人の忍耐強さを示す大会。日本も輝く時だ」」
「【東京五輪】 バッハ会長、「中止は選択肢になかった」 開催の決意語る」
「バッハ氏、五輪開催の疑念「胸にとどめた」 総会で演説」
 
 
2021年7月23日、開会式が当初の予定から30分延長されているにもかかわらず、4分の持ち時間を大幅に超過し13分にわたって演説。ご存知の通り東京は緊急事態宣言の真っ最中。
 
「五輪開会式 21分遅延で日付変更ギリギリまで実施 バッハ会長大演説 宣言下配慮欠く」
 
 
大会後半に入るとワンパクっぷりはさらに加速し、最終的には光の速さをも超える。
 
 
2021年8月6日、東京都内の会見で「9割がテレビなどで五輪を見た」「日本人が支持し受け入れた」と指摘。
そらテレビつけりゃ何かしらやってるんだから勝手に目に入ってくるでしょ。
 
「バッハ会長、五輪は「成功」 「日本人は受け入れた」」
 
 
同日「五輪開催は日本のため」「日本人の忍耐力を示してもらおうと思った」と断言。「選手村はアパート、住宅として活用できるし、仮に中止していたら日本におけるさまざまな投資が無駄になった。逆にIOCは保険を活用すれば損失はなかった」との説明を。
 
場当たり的な詭弁もここまでくると立派である。
お前に忍耐力を試される筋合いは1mmもないし、選手村が廃虚のまま放置されたり空き家だったりという話は枚挙にいとまがない。
IOCが保険を活用すれば損失はないと言うが、一度保険を使えば以降は値段が跳ね上がることすら想定できないツルツル脳みそに愕然とする。
 
「バッハ会長「日本人の忍耐力示してもらおう」五輪開催は「日本のため」強調」
「バッハ会長が総括会見 中止なら「日本はチャンスを失っていた」「IOCには保険があった」」
 
 
2021年8月7日、会見の席で「新型コロナの検査での陽性率が0.02%だった」ことをあげて感染対策の効果を強調。
毎日検査してりゃ勝手に陽性率は下がるでしょ。
そんなことで誤魔化せると思っているのが日本を舐め腐ってると言ってんだよw
 
「オリンピック IOCバッハ会長「新型コロナ対策は効果的だった」」
 
 
2021年8月8日、総括の会見で「オリンピック開催がコロナ感染拡大に影響した数字的な裏付けはない」と主張。さらに「開催時期は正しかったと自信を持って言える」「バブルが機能していた」と強調する。
 
すげえよお前、ホントにすげえって。
ここまで心のこもらないでまかせを並べるなら、いっそのこと「コロナなんて大したことないでしょ」「何を騒いでんのチャイニーズ……じゃなくてジャップのみなさん」とでも言ってくれた方がまだマシだったのに。
 
「五輪のお祭りムード、コロナ感染拡大に影響か…バッハ会長「数字的な裏付けない」総括会見で一蹴」
「バッハ会長「開催時期は正しかった」 感染拡大への影響を改めて否定」
 
 
繰り返しになるが、僕はこれだけ日本を舐めきった人間を見たのは人生で初めてである。


口を開くたびにいちいち他人の神経を逆撫でするというのは間違いなく才能。
このおっさんの本業は弁護士とのことなので、恐らく普段から詭弁とでまかせで相手をやり込めているのだと想像する。
 

アスリートファーストという言葉が世界一嫌いになった。選手どもの傍若無人さは想定内だったけど、さすがに帰国便での乱痴気騒ぎは許容できん

今回の東京オリンピック2020を経て僕の中で一番変わったのが、
「アスリートファーストという言葉が世界一嫌いになった」
こと。
 
もともと僕はアスリートファースト、選手ファーストという言葉が大嫌いだったのだが、このオリンピックで世界一嫌いな言葉に昇華している。
 
僕が「アスリートファースト」という言葉が好きではない理由。それをまさかセルジオ越後が言語化してくれるとは
 
理由は選手どもの傍若無人な振る舞いが我慢できなかったから。
 
政府の要人たちが「安心・安全」を繰り返す裏で来日した五輪関係者が白昼堂々お酒を飲むなど、開会前から選手村バブルとやらの崩壊は目に見えていた。
 
僕も2020年から国内のスポーツイベントをあれこれ現地観戦したが、完全に統制が取れた現場などはほぼ皆無。自分勝手な人間はどの界隈にも存在するし、国内だけでもこの有様なら世界各国から多くの人間が来日するオリンピックではなおのこと。パーフェクトな管理が不可能なことは100%わかりきっていた。


で、案の定開会後も器物破損や選手村を抜け出しての買い物その他、選手や関係者による不祥事が連日報道され続けた。
 
しかも僕が競技を1秒も観ていないので、不祥事の報道だけが強調される状態に。
 
ただ、ここまでは完全に想像通りだったせいで「くだらえねぇ」「バッカじゃねえの?」と思いつつも「そりゃそうでしょ」という気持ちが残っていたことも事実。
 
 
だが、下記の件はさすがに許容範囲を超えていた。


 

テンションの上がったスポーツ選手が幼稚園児以下のゴミだってことを忘れてたよ。さっさと日本から出て行ってくんねえか

僕は当たり前のことをすっかり忘れていた。
テンションの上がったスポーツ選手が幼稚園児以下のゴミであることを。
 
特にサッカーやラグビーで頭角を表すような人間は学生時代から運動ができて社交性もあるタイプであることが多い。
遠足でのバスの席割でまっ先に一番後ろを占領するようなヤツら。いわゆるクラスのヒエラルキーの頂点にいる人間どもである。
 
僕がサッカーを嫌いな理由。「悩みがある人間はスポーツをやれば解決する」とかいうスポーツ万能クソ理論が反吐が出るほど嫌いです
 
そんなヤツらが曲がりなりにも4年間競技に人生を捧げたのだから、終わった直後の開放感は想像を絶する。
 
ルールがあろうが他人に迷惑がかかろうが関係ない。
お得意の集団心理も手伝い、単なる身体のデカい幼稚園児に成り下がるのである。
 
しかもコイツらは数時間後には母国の地に降り立つわけで、日本にどれだけ迷惑をかけようとも知ったこっちゃないと思っているのは明白。
 
こんな簡単なことを忘れるなど恥ずかしいにもほどがあるのだが、あまりに多くのことが起こりすぎたせいで記憶からスッポリと抜け落ちてしまっていた。
 
 
以前から何度も申し上げているが、スポーツを通して人格が形成されるというのは真っ赤な嘘。クズはクズでしかないし、バカはバカでしかない。
そうでない人間がいないとは言わないが、サッカーやラグビーといった団体競技においては、トップの人間は性格もどんどん増長していくというのは経験上間違いない。
 
 
この件以降、僕はアスリートファーストという言葉が心底嫌いになっている。
SNSで日本に「ARIGATO」を伝える行為も白々しく思えるし、表彰式で人種差別是正を訴える行為も鬱陶しいことこの上ない。
競技終了後にフィールド上で健闘を称え合うのすら邪魔くさい。
 
そんなことはいいから、競技が終わったらさっさと日本から出て行け
そして二度と姿を見せるなバーカ。
 
全競技、全選手に対して敵意しかなかったことを報告しておく。
 
期間中「五輪選手へのSNSでの誹謗中傷」が問題になっていたが、“五輪選手”という雑な括りが許されるのなら僕も同じことをやらせてもらう。
 
お前ら全員さっさと日本から出て行け。
運動だけの脳筋バカとは二度と関わりたくない。
 

今大会が成功だったかは知らんが、少なくとも自分の住む街でのオリンピックは金輪際いらん

以上である。
 
僕の中での東京オリンピック2020の総括は、
 
・日本の要人たち、実はめちゃくちゃオリンピックをやりたがってた
・トーマス・バッハのワンパクっぷり
・アスリートファーストクソ喰らえ
・運動だけの脳筋バカは大嫌い
 
果たしてこれを成功と呼んでいいのかどうか。
前回の記事で「メダル獲得数の更新が成功の最低条件」とは言ったが、それはあくまで最低条件でしかない。
 
実際には5年、10年かけて結論を出すものだと思うが、少なくとも僕は自分の住む街でのオリンピック開催は金輪際お断りである。
 

Advertisement

 

 

 

 

 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!