エスピノーザはこのまま無双するかも? DeNAジャクソンはもう一歩、中日の大失速に絶望が止まらないw【2024.4.25感想】
3月29日の開幕から観戦を続けている2024年プロ野球。
シーズン前にあれこれ予想した選手の動向を追っているわけだが、今回もその感想である。
ちなみに開幕3日前に巨人を電撃退団したルーグネッド・オドーアがNYヤンキースとマイナー契約を結んだとのこと。
2軍調整拒否で巨人退団のオドーア、ヤンキースとマイナー契約正式発表 フロリダのルーキーレベルで調整か/大リーグ/デイリースポーツ online https://t.co/zq3Nw57iLX #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) April 14, 2024
これを受けて「2軍行きを拒否して帰国した割にマイナー契約はいいんかい!!」というツッコミが多数見られたが、マジでそれ笑
プライド云々以前に日本が合わなかったのだと想像する。
また2010年代半ばのMLBはホームランが激増した時期で、各所で飛ぶボール疑惑がささやかれていた。
「マー君の錯覚ではない?メジャーの公式球が「飛ぶボール」に変わっていた?」
この時期に活躍した&フリースインガー系の打者は地雷率が高いとおっしゃっていた方がいたが、要するにオドーアもそれに該当するのかもしれない。
まあ、今となってはどちらでもいいですが。
中日が大失速。 「今年は強い」とほざいた途端にw
まずは中日ドラゴンズについて。
先日「中日が強い」「今シーズンはチャンスかもしれん」と申し上げたのだが、その日からまさかの大失速。怒涛の5連敗であっという間に貯金を吐き出してしまった。
おかしい、中日が強いだと…? 舐めプを覚えたライデル・マルティネス、飛ばないボール、中田翔の存在感
24日の巨人戦の勝利で踏みとどまったものの、こんなにわかりやすく失速するか? と驚くとともに絶望が止まらない笑
特に好調だった投手陣が突然バカスカ打たれているのがキツい。
先発陣の充実+広いバンテリンドームに飛ばないボールが加わりひょっとしたらひょっとするぞ? と思ったのに。
確かに「ボールが変更されたのでは?」と噂が立つくらい、ある日を境にホームランが量産されている。
4/16:2失点
4/17:無失点
~~~~~(何かが起きた?)
4/18:11失点
4/19:7失点
4/20:15失点
↑
こんなことあります?笑
本当にボールが変わっているのならマジでシャレになっていない。
シーズン中に、それもノーアナウンスでボールを変更するなどあまりに非常識。中日どうこう以前に各チームの戦略がぐちゃぐちゃになってしまう。
中日の立浪和義監督も11日の取材で「日曜(7日)も12球団で6試合やってホームランは1本。どう考えても飛ばないでしょ」と私見を述べている。
今季のボールは飛ばない!? 本塁打3割減少、中日・立浪監督「どう考えても」守備でも違和感感じる選手も#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ #dragons#立浪和義 #プロ野球https://t.co/zpI1BWx0XJ
— 中日スポーツ (@chuspo) April 23, 2024
いや、自分からバラしてどうするw
そこはしれっと恩恵を享受しておけばいいんだよw
僕は中日立浪監督を嫌いじゃない第2弾。京田陽太放出が間違いじゃなかった理由。ホームでの物足りなさとビジターでの驚異的な弱さ
アンドレ・ジャクソン(DeNA)
DeNAのアンドレ・ジャクソンは4月23日の阪神戦で先発、5回1/3 102球を投げて被安打5失点1で勝ち負けつかず。
だが前回の広島戦での2回2/3、8失点からは大幅な改善を果たしている。
トレバー・バウアー、今永昇太の後釜として加入したジャクソンだが、ここまでは4試合で1勝2敗、防御率5.68とやや苦戦が続く。
コンスタントに150kmを超えるまっすぐ、130km台のナックルカーブ、140km弱のチェンジアップと高スペックではあるが、いまいち安定感が足りない。
開幕前に「いいピッチャーだけど投球パターンが単調」「エース級の活躍をするかはわからない」と申し上げたが、今のところその通りの内容である。
2024年プロ野球、新加入の助っ人適当考察。オドーアの電撃退団を受けて。円安+ハイレベルな日本は海外選手にとって面倒くさい場所
要因としては、やはり対左に苦労しているのが大きい。
対右の被打率.256に対して対左は.321とすこぶる悪い。
具体的には左打者の外側に落ちるチェンジアップがいまいち制御しきれていない。
高めにフワッと浮いたり投げた瞬間に低いとわかったり。ストライクからボールになる軌道で操れていない印象である。
この球をカッター、スライダーと組み合わせて使えればもっと楽になると思うのだが。
スペックの高さは間違いないので本当に「あとちょっと」という感じである。
プロ野球2024年新加入助っ人振り返り。がんばったジャクソン、後半失速したエスピノーザ、早々に弱点が露呈したディカーソン、秒で消えたレイノルズ
アンダーソン・エスピノーザ(オリックス)
そして完全に実力を見誤っていたオリックスのアンダーソン・エスピノーザ。
開幕前に「このピッチャーは素材型」「今年はローテーションの谷間orシーズン終盤にちょろっと出てくるくらい」だと思っていたら、4戦3勝、防御率0.33と凄まじい投球を続けている。
4月24日の西武戦でも7回を投げて99球被安打2奪三振7で無失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りるも、クローザーの平野佳寿が打たれて勝ち負けはつかず。惜しくも球団史上初の新外国人開幕4戦4勝を逃している。
正直、この日は絶好調とまではいかなかった(と思う)。
何本もいい当たりをされていた上にうわずった球も多かった。
オリックスの中嶋聡監督も試合後に「エスピノーザはちょっと重そうだった」とコメントしている。
「2024.04.24 WED」
エスピノーザはちょっと重そうだったんですけど、内容的にはよく頑張って投げたと思いますし、試合を作る能力を見せてくれていると思います。
だが、もともとの実力の高さもあり試合はしっかりと作ってみせた。
投球の半分以上を占める2シームは140km後半、力を入れれば150kmを超えてくる。
小さい変化と大きく沈む2種類を使い分けているようだが、この球を右打者の内側に躊躇なく投げ込めるのが素晴らしい。
またカッター、縦スラ、ナックルカーブと左方向に変化する球も豊富。
縦スラとナックルカーブの軌道、スピードが微妙に違うのも打者を戸惑わせる要因となっているのではないか。
で、たま~に投げる本気の4シームは157、158kmを叩き出す。
マジな話、「何で日本にいるの?」「年俸4500万(推定)って正気ですか?」と聞きたくなるレベル。
MLBの元トッププロスペクトという触れ込みも納得である(開幕前は素材型とか抜かしてただろw)。
サイヤング賞投手ダラス・カイケルが千葉ロッテ入団。近年はシンカーが打ちごろの球に。ZOZOマリンでのチェンジアップ次第かな
あとはアレだ。
オリックスの内野陣の優秀さがゴロを打たせるピッチングスタイルとマッチしているのもいい。
申し上げたように今回のエスピノーザは(これまでに比べて)若干出来が悪かった。
今後も疲労や対策等で「あれ?」という日もあると思うが、逆にこのままスイスイいってしまいそうでもある。
引き続き注目していきたい選手である。
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