中谷潤人vs西田凌佑無事に決定してよかった。西田勝て、絶対勝て。既定路線の井上尚弥vs中谷潤人の東京ドーム構想をひっくり返せ。皮算用してるヤツらを全員絶望させろ【展望・予想】

中谷潤人vs西田凌佑無事に決定してよかった。西田勝て、絶対勝て。既定路線の井上尚弥vs中谷潤人の東京ドーム構想をひっくり返せ。皮算用してるヤツらを全員絶望させろ【展望・予想】

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2025年6月8日に東京・有明コロシアムで行われるWBC/IBF世界バンタム級王座統一戦、WBC王者中谷潤人とIBF王者西田凌佑が対戦する。


 
この両者は今年2月の中谷vsダビド・クエジャル戦後に西田がリングに上がり、対戦の口約束を交わした経緯がある。
その後「西田はIBFの指名戦を優先する」という話も出たものの、先日無事に2団体統一戦が正式発表された。
 
なおWBC王者中谷は来年秋の井上尚弥戦に向けて階級アップを考えているとか。なので、今回がバンタム級での最後の試合になる可能性が高い。
 
那須川天心vsビクトル・サンティリャン。サンティリャンは要注意だと思うぞ。長身サウスポーで右が多彩。しかも顔面がジョン・ジョーンズにちょっと似てるw この選手を完封したらすごい
 

中谷潤人vs西田凌佑正式決定。王手プロモーションの小細工が大嫌いな僕は西田応援です

中谷潤人vs西田凌佑。
 
今年2月にリング上で両者が顔を合わせてからなかなか動きがなく、一時は西田はIBFの防衛戦に進むのでは? とまで言われていた。
 
その中でようやく正式発表があったわけだが。
僕もこの対戦を楽しみにしていたので無事に決まって本当によかった。
 
ただ、ここからの展開が既定路線っぽくなっているのが好きじゃない
中谷が西田に勝つ→中谷が階級アップ→空位の王座を那須川天心と増田陸(?)で分け合う流れができているのが……。
 
先日もちょろっと言ったように僕は王手プロモーションの貧乏臭い小細工が大嫌い
それを覆してもらうためにも今回は西田を全力で応援する。
 
西田本人も「井上尚弥vs中谷潤人の踏み台になる気はない」とコメントしていたが、マジでその通り。
 
何が何でも勝って全部をひっくり返せ。
井上vs中谷で皮算用しているヤツらをまとめて絶望させやがれ笑


 
TJ・ドヘニーがジャフェスリー・ラミドを1RKO。最高かよドヘニー。驚きすぎてテンションがおかしいw 大橋プロモーションの思惑をぶっ壊したのも爽快だった
 

打倒中谷潤人の可能性があるのは西田だけじゃない? 陣営の作戦とそれを実行する本人の能力

表題の通りだが、西田凌佑は現バンタム級で唯一中谷に勝てる可能性がある選手だと思っている。
 
中谷と同じ長身サウスポー。
プロ3戦目で大森将平、4戦目で比嘉大吾からWBO-AP王座を奪取し3度の防衛。満を持してエマヌエル・ロドリゲスに挑戦、判定勝ちでIBF王座を戴冠している。
キャリア10戦ながらも中身はめちゃくちゃ濃く対戦相手のレベルは中谷にも匹敵するのでは? というほど。
 
 
何よりいいのが相手の嫌がることを躊躇なくやれる、それを最後まで貫けること。
 
比嘉大吾戦では遠い位置からの打ち下ろしで削り、近場では身長差を活かして上からのしかかるクリンチ&ボディを駆使して比嘉のよさを封じた。
エマヌエル・ロドリゲス戦では中間距離で互角に打ち合い、もう一歩中に入って(ロドリゲスの弱点である)ボディでダウンを奪ってみせた。
 
西田凌佑がエマヌエル・ロドリゲスに勝利。ジャブで圧倒してロドリゲスに中間距離を諦めさせる。そういえば比嘉戦でも接近戦やってたわ
 
どうすれば相手が嫌がるか、相手の長所を消せるかを見抜く陣営の分析力。
その陣営が立てた作戦を忠実に実行、最後までやり切る本人の技術と精神力。
これが西田凌佑チームの一番の持ち味(だと思う)。
 
圧倒的な強さを見せる中谷潤人を西田陣営がどう分析、攻略するかに注目している。
 

大森将平戦は思った以上に自分から打ち合いに行ってた。開始とともにガーっと出たのは驚いた

西田凌佑のキャリアでサウスポーとの対戦は2020年12月の大森将平戦と2021年12月の大橋哲朗戦。
どちらも判定で勝利しているが、長身サウスポーという意味ではやはり大森将平戦だろうか。
 
と思って漁ってみたところ……。

おお、何かめちゃくちゃ打ち合ってる
 
漠然と「足を使う西田を大森が追いかける」展開をイメージしていたが、実際にはそんなことはなく。
むしろ西田が前に出て大森の前進を止めるシーンが目立つ。
試合開始とともにガーっと出て腕を振りまくったアレは大森の強打を封じるとともにペースを引き寄せる狙いもあったと想像する。
 
なるほど。
こういう相手の度肝を抜く作戦を立てる、それをサラッとやれてしまうのが西田チームの持ち味。
中谷戦でも驚かせてくれることを期待する笑
 
西田凌佑vsアンチャイ・ドンスア。序盤はおっかなびっくり。でもボディのタイミングを掴んでからはよかった。勝負どころでの力強さは武居由樹や那須川天心にはないもの
 

中谷潤人vsペッチは似たような攻撃と防御が交互に入れ替わる展開。能力の差が際立った

一方、中谷潤人のキャリアで長身サウスポーとの対戦で思いつくのは前々回のペッチ・ソー・チットパッタナ。6RKO負けを喫したペッチだが、動き自体はよかったと思う。
 

 
田中恒成vsプメレレ・カフ、中谷潤人vsペッチ・ソー・チットパッタナ。カフはこの日のMVP。ペッチもよかったけど…。中谷はバンタム級卒業でもよくない?
 
あの試合は両者が似た攻撃、防御を交互に繰り返していた印象。
やや遠い位置で対峙し一方が「せーの」で右、もしくはワンツーを打ち込む。そこに他方がカウンターを合わせる→数発の交錯が発生→両者がパッと離れて再び遠間で対峙。
 
「ジャブで距離を測って~」「ガードを上げて圧力を~」といった組み立てはなく、いきなり“切り合い”が始まる。
 
そして、その交錯で中谷は常にペッチを上回る。
中谷の初弾の右がヒットしペッチの右は届かない。
ペッチが入ってきたところに合わせる中谷のカウンターがペッチの顔面を揺らし、逆にペッチのカウンターはガードの上、もしくは距離で回避される。
時おりペッチの左が中谷の顔面を捉えるものの、その5倍くらいの被弾を許す。
 
攻守が頻繁に入れ替わる分、能力差が顕著に表れていた。
 

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西田は普通に被弾はするよね。あのサイドへの動きが中谷に通用すればもしかしたら…

ディフェンスがいいと言われている西田だが、大森将平戦やエマヌエル・ロドリゲス戦を観る限り被弾は普通にある
 
大森戦では遠間からの右をちょくちょくもらっていたし、ロドリゲス戦での顔の腫れはなかなかだった。
正直、中谷相手に中間距離~近い位置で正面から打ち合うのは厳しいのではないか。
 
それとも微妙にサイドに動いてアングルを変えるアレが通用すればいける? のか?
 
2020年11月のジーメル・マグラモ戦以降、中谷の相手で横の動きを使うタイプは見当たらない。
ビンセント・アストロラビオやフランシスコ・ロドリゲスJr.等、直線的な選手が多い。
 
西田がエマヌエル・ロドリゲス戦のようなボディ狙いで中谷を攻略するのは恐らく難しい。
やはり正面を外しながらのポイント勝負になると思うが、あのフットワークで遠間からすっ飛んでくる中谷の右を回避できるかどうか。
大森はスルスルっと立ち位置を変える西田の動きに戸惑っていたが、大森よりも低く構える中谷にはより効果的? かも?
 
中谷潤人vsビンセント・アストロラビオ。今回も中谷がやヴぁいw アストロラビオもいい動きしてたのに。今すぐ階級アップして井上尚弥戦目指すのもアリ?
 
諸々を加味すると、何だかんだで中盤から後半にかけて中谷がKO勝ちしそうな気がする。
ペッチや前回のクエジャル同様、近場の打ち合いで効かされる→無慈悲な追撃で崩れ落ちる感じで。
 

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勝敗予想は西田の判定勝利。理由は「僕が応援しているから」

勝敗予想だが、西田凌佑の判定勝ちでいかせていただく。
理由は僕が西田を応援しているから。
 
散々中谷有利を唱えてきてアレだが、知ったこっちゃない。
 
西田が勝つ。
僕が決めた。
 
陣営の作戦と西田の遂行能力の高さに期待する。
「おお、すげえ!!」「そんな方法が!!」という試合運びで下馬評をひっくり返せ。
 
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