マイキー・ガルシアvsブローナー決定!! マジかよスゲー試合だよこのマッチメイク。体重超過あり? 予想困難な一戦の行方は?【予想】

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体重計イメージ
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2017年7月29日(日本時間30日)に米・ニューヨークで、3階級制覇王者でWBC世界ライト級王者ミゲル・アンヘル(マイキー)・ガルシアと、元4階級王者エイドリアン・ブローナーが対戦する。試合は12回戦で行われ、契約体重は140ポンド(S・ライト級)となる。
 
「マイキー・ガルシアがブローナーに判定勝利。階級の壁をちょっと感じたかな。ブローナーもよかったよね?」
 
2017年1月にデジャン・ズラティカニンにKO勝利して王座を獲得したマイキー・ガルシア。希望していたライト級での統一戦実現が見込めないため、今回は1試合限定でS・ライト級に階級を上げるとのこと。
 
「ジャーマル・チャーロさんミドル級初戦キター!! セバスチャン・ヘイランド戦予想。ミドル級でもパワフルな剛腕は健在か」
 
一方エイドリアン・ブローナーは2017年4月にアドリアン・グラナドスに判定勝ちを収めたものの、契約体重を寸前に140ポンドから147ポンドに変更するなど、ウェイト調整に課題を残している。
 
2年半のブランクを経て復帰したマイキーだが、将来的にはS・ライト級進出を目論む。そういう意味でも、今回の強豪ブローナーとの対戦は階級アップへの試金石となる可能性が高い。
 
「スティーブンソンがフォンファラを2RKO!! 顔面かち上げたろか? と言わんばかりの自慢の左が炸裂」
 
ライト級屈指の強打を誇るマイキーが復帰3戦目で迎えたキャリア最強の対戦相手。“プロブレム”エイドリアン・ブローナーとの一戦に大注目である。
 

2017年注目試合がまたしても決定!! マイキー・ガルシアvsエイドリアン・ブローナー。マイキーさん、今回も厳しい戦いに身を投じましたな……

注目試合目白押しの2017年に新たなビッグマッチが決定した。
ミゲル・アンヘル(マイキー)・ガルシアvsエイドリアン・ブローナー。
 
オールドスクールなスタイルで強豪ズラティカニンとの無敗対決を制したマイキーと、前戦でやや低調な内容ながら、アンタッチャブルな動きで健在ぶりをアピールしたブローナー。
 
ファイトスタイルからリング外での言動も含め、好対照な両者の激突という意味でも注目の一戦である。
 
 
なるほど。
このマッチメイクはビックリですね。
マイキー・ガルシアはてっきりホルヘ・リナレスとの統一戦に進むものとばかり思っていたが、まさかブローナーを選ぶとは。
 
「今年一番興味の薄い再戦リナレスvsクローラ。無理ゲー? とびっきりの才能がクローラの努力を凌駕」
 
復帰1戦目が曲者エリオ・ロハス。2戦目が無敗の強豪デジャン・ズラティカニン。で、今回はブローナーですか。
何度も申し上げているように、この人はホントに2年半の空白を埋めるのに一生懸命だなと。
 
「星勝優とトラメイン・ウィリアムズがお気に入りな件。ここ数日の僕の推しメン備忘録」
 
ブローナーは曲がりなりにもウェルター級のトップクラスに対抗できる選手だし、調整試合もなしにぶっつけで挑む相手には思えないのだが。リナレスでも十分強敵だと思っていたのに、それよりさらにワンランク上のブローナーを選択するとは。
ロマゴン並みのハード路線というか、何もそこまで命を削らんでもという気がしないでもない。
 
「マイキー・ガルシア(ミゲル・アンヘル・ガルシア)復活!! ライト級の主人公がエリオ・ロハスに圧勝」
 
まあ、これが本人の意向なのだろうし、ガタガタ言うことでもないのだが。
 

ブローナーのパワーボクシングにマイキー・ガルシアが対応できるか。ちっとも試合展開の予想がつかない

今回の勝敗予想だが、ちょっとよくわからない。
両者の過去の試合をあれこれ観直してはみたのだが、観れば観るほど「う~ん」という感想しか出てこない。
 
「コラレスゥゥウウ〜〜……。カスティジャノスに大苦戦の末ベルトを守る。負傷判定で3度目の防衛成功。負けに近い勝利」
 
まずエイドリアン・ブローナーについてだが、この選手のスタイルは基本的にパワーボクシング。
リング中央に陣取り、得意の左フックのカウンターをちらつかせて相手の出足を止める。
長いリーチと上半身のボディワークで攻撃を受け流し、超絶ハンドスピードで圧倒する。
至近距離の差し合いで優位性を保ち、徐々に前進しながらプレッシャーをかけて相手を飲みこむフィジカル重視のボクシングである。
 
「ポーターvsベルト感想。体力腕力万歳ポーターがベルトを突進力と腕ぶん回しでKOする」
 
ただ、広いスタンスで奥足重心で構えるためにバックステップのレンジは短い。なので、パワー差を活かした強引な前進を得意とする選手を持て余す傾向がある。
突進型のショーン・ポーターやマルコス・マイダナには大いに手を焼き、ガードの外から巻き込むように旋回するマイダナのフックを被弾するシーンも目立った。
 
また至近距離での攻防で圧倒し、じわじわと前進するスタイルのために実は追い足がない。前戦では、巧みな出入りを見せるグラナドスの動きに大いに苦労している。
 
「ブローナー(笑)vsグラナドス感想。エイドリアン同士のキャッチウェイト対決はブローナーの辛勝」
 

階級屈指のマイキーの攻撃力がブローナーに通用するか。あのワンツーの貫通力がポーターやマイダナの突進力を超えるか

対するマイキー・ガルシアだが、こちらは何と言っても圧倒的な攻撃力
とにかく硬質で貫通力の高いワンツーが唯一最大の持ち味である。
 
復帰2戦の内容を振り返ると、1戦目のエリオ・ロハス戦ではグイグイ前進して相手をコーナーに追い詰めてからのワンツーで勝利。
2戦目のズラティカニン戦では、強烈なワンツーで相手の突進力を封じ、下がりながらのカウンターを叩き込んでKO。
要はどんな局面においても破壊力を失わない攻撃力と、それを実現するバランスのよさ。これがこの選手の強みである。
 
「マイキー・ガルシアがズラティカニンにKO勝ち。空中で失神してゆっくり崩れ落ちる衝撃映像」
 
聞くところによると、マイキーはこの試合に大きな自信を持っているとのこと。
恐らく得意のワンツーがブローナーのボディワークを突き抜け、前進を止められると踏んでいるのだと思うが、果たしてどうなるか。
 
「亀田和毅vsイバン・モラレスはわかるわ~ww はっきりと意思が見えるマッチメークはいいね。3兄弟末っ子対決」
 
ブローナーはフェザー級の王者だったエリオ・ロハスとは比較にならないフィジカルがあり、ズラティカニンほど積極的に出てくるわけでもない。
さらに、ここ最近はあまりL字には固執せず、しっかりとガードを高く上げて構える傾向が強い。
 
いくらマイキー・ガルシアでも、そこまでたやすく攻略できるとは思えないのだが。
 
「井上尚弥に勝てる選手? バンタム級で誰が井上尚弥を倒せるか、どうすれば勝てるかを妄想してみる」
 

ブローナーがマイキーをパワーでねじ伏せられるか。意図的な体重超過で押し潰すのも悪くない?

あれこれ考えてもよくわからない今回のマイキーvsブローナーだが、勝敗を分けそうなのはやはりマイキーのワンツーがどこまで通用するか。結局はそれに尽きるような気がする。
 
直線的な突進に弱いブローナーだが、その反面フィジカルで上回る相手にはめっぽう強い。
 
2016年4月に行われたアシュリー・テオフェン戦。
ブローナーが0.4ポンドのウェイトオーバーで王座をはく奪された試合だが、内容的にはベストバウトに近かったと思う。
 
テオフェンの攻撃をものともせずにゴリゴリ前に出てプレッシャーをかけるブローナー↓

ウェイトオーバー後に体重を落とす努力を放棄したというし、異様にデカい体つきを見ると当日はさらに増量してリングに上がったのだろう。168cmのブローナーが、170cmのテオフェンよりはるかに大柄に見える。
 
「ラフファイトとか体重超過とか、別にアリだよな? というお話」
 
また、147ポンド契約で行われたグラナドス戦では若干身体が重そうだったことを鑑みるに、現状この選手のベストは140ポンドと147ポンド(ウェルター級とS・ライト級)の中間くらい。143~143.5ポンド前後(約65kg前後)ではないだろうか。
 
なので、ブローナーが勝利にこだわるのであれば、思い切って罰金覚悟の計量オーバーをやらかすというのも一つの手だと思う。
 
「絶望の帝里木下。アンカハスに手も足も出ずにKO負け。完敗でしたね。ぐうの音も出ないほどの一方的な試合」
 
アシュリー・テオフェン戦同様、計量では0.4~0.5ポンド程度オーバーしておき、「がんばったけど無理でした~。てへぺろ(・ω<)」と言い訳する。
 
そして、当日のリングにはさらに増量した状態で上がる。マイキーのワンツーに耐えうるフィジカルをキープし、物量とハンドスピードでねじ伏せる作戦である。
どうせノンタイトルだし、マイキーも1試合限定の階級アップだし、別にいいでしょ? みたいな。
 
「さっそくトラメイン・ウィリアムズがウィリアム・ゴンサレスと10回戦だって。あと、ドウェイン・ビーモンってのがいいかもね」
 
もしくはグラナドス戦のように、突然契約体重をキャッチウェイトに変更するとか。
まあ、人気者のマイキー相手なので、さすがのブローナーもそこまで傍若無人なAサイドを発揮するのは難しいと思うが。
 
「亀海がコットをダウンさせる未来が見えた。亀海の大の字KO勝利以外あり得ない。やる前からわかる」
 

勝敗予想はマイキー・ガルシアの判定勝利。自信はまったくないですが

というか、ブローナーなら普通に意図的な体重超過をやりかねないというのがね。予想のつかない試合をさらにわからなくしている感は強い。
しかも、以前にも申し上げたように、僕自身がそれをアリっちゃあアリだと思っているのがまた……。
 
「タパレスが大森を11RTKOで粉砕。顎を骨折した大森は病院直行する。意図的な体重超過が「あり」な件」
 
一応マイキー・ガルシアの攻撃力がブローナーのディフェンスを上回ると仮定して、勝敗予想はマイキーの判定勝利としておく。ただ、自信はまったくない。
 
むしろ、マイキーがブローナーを圧倒するほどの強さを見せれば、それこそクロフォードにもバルテレミーにも勝てる可能性も出てくるのではないか。
ロマチェンコは……ちょっとわからない。
 
「は? ソーサがロマチェンコに勝てるわけねえじゃんかww え? 棄権した? よし、批判の時間だああああ」
 
 
いや、もちろん計量オーバーがOKだと言っているわけではないです。
そこそこの罰金を払うだけでキャリアを左右するほど大きな勝利を得られるのであれば、費用対効果を考えれば悪くないんじゃないの? と言っているだけです。
完全に個人的な意見なので、共感もいらないっす。
 
「大激戦のバルテレミーvsキリル・レリク!! まさかの苦戦のバルテレミーはクロフォード打倒を果たせるか?」
 
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