それでも松坂大輔（ソフトバンク）の復活を諦めない。故障? 心労? 右肩筋疲労? ノースローで長期リハビリ中?

福岡ソフトバンクホークスに所属する松坂大輔投手の状態がなかなか上向かないらしい。

今年3月18日にインフルエンザで離脱。

開幕が絶望になったものの、そう長くはかからないだろうと見られていた松坂。だが、その後肩の筋疲労が抜けない状態が続き、離脱から一ヶ月近く経った4月15日現在でも投球練習すらできていないという。

一部、身体よりも心理的なストレスが大きく投球再開に踏み切れないとの報道や、投手コーチと二人三脚でフォームを作り直すため復帰まではまだ時間がかかるといった報道がされるなど、本人の状況はあまりかんばしいものではないようである。

そういった状況の中、3年12億円とも言われる大型契約もありファンの間からは松坂に対する批判の声も多数あがってきており、状況は非常に厳しいと言わざるを得ない。平成の怪物・松坂大輔。ここからの巻き返しはあるのだろうか。

苦戦するとは予想していたけれど……

みなさんも同じ意見だと思いますが、ちょっとこの展開は予想外でした。

「松坂大輔（ソフトバンク・ホークス）の2015年成績予想」と題した前回の記事で、2015年の松坂大輔はかなり苦戦するのではないかと予想していました。かなり低めに見積もって7勝6敗 防御率4.46 投球回89回1/3くらいではないかと。

またこの数年、1年を通して先発ローテーションを守ったことがないことを鑑みても、シーズン序盤での離脱もあるとは思っていました。

ですが、開幕前にいなくなるとはさすがに思いませんでした。

確かにOP戦での投球を観る限り、かなり怪我をしやすいフォームであるという印象は受けました。とはいえ、シーズン前のわずか数試合でどうこうなるとは思えなかったのもまた事実です。

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インフルエンザ自体は仕方がない。どんなに気をつけていても、なるときはなる。

病気療養によるブランクで開幕に間に合わない。これも仕方がない。一、二週間調整期間を延ばせばどうということはないはず。

ただ、それ以降ボールを一度投げただけで、その後はまったくノースローの状態になるとはさすがに予想がつきませんでした。

報道ばかりが先行して実際の部分があまり見えてこないので、下手なことは言えないのですが、本当にどうしちゃったんでしょうか。

それでもあえて言います。松坂はやってくれます

はい。

豪快に恥をかくかもしれませんが、思いっきり断言します。

大丈夫です。それでも松坂はやってくれます。

「先発がやりたい」という思いでメジャーを諦めた覚悟。

古巣の西武でもない、高校時代の同僚が多数いるDeNAベイスターズでもない、縁もゆかりもない福岡という新天地に飛びこんだ覚悟。

批判を受けることをわかりきった上で結んだ大型契約。なおかつ失敗しても痛くも痒くもない財力を誇る親会社。

何より、平成の怪物と呼ばれた日本のエース・松坂大輔が、これほどの覚悟を胸に日本復帰を決めたのである。これで活躍しないわけがない。

そして極めつけは、僕が松坂を応援しているから大丈夫という超攻撃的かつ自分勝手な理屈。もはや活躍しない理由を見つける方が難しい。そうは思いませんか?

僕にはハッキリと見えています。

すべての批判を打ち消すほどの豪速球を投げ込む松坂の姿が。

福岡ドームのマウンドで躍動し、ファンから喝采を受ける松坂の姿が。

そして、いっせいに手のひらを裏返す世間の姿が。

書いているうちに開き直ってきました。

仕切り直してもう一度、今シーズンの松坂の成績を予想してみます。

6月上旬に初登板。8勝3敗 防御率3.24 投球回84回2/3。

これでいきたいと思います。

「気持ち悪い」と言われるかもしれませんが、思いっきり信じ続けてやろうと思います。

繰り返しになりますが、理由は僕が松坂を応援しているからです。

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最後に

だんだんテンションが上がっておかしな方向にいってしまいましたが、本当に松坂投手にはがんばってもらいたいです。心からそう願っています。個人的に、これだけ華のある選手というのはなかなかいないと思っているので。

クリーンナップを相手にすると、どんどん球速が上がっていくという非科学的さ。相手への闘争心を隠そうともしない姿勢。人を惹きつける魅力という意味では群を抜いているのではないでしょうか。選手の健康状態という観点から言うと、あまり褒められたタイプではないのかもしれませんが。

とにかく気楽にやってほしいです。

何といっても親会社はIT業界の帝王・ソフトバンクです。

3年12億だろうが、失敗しても誤差の範囲内と考えればいいのです。

そうすればおのずと結果はついてくる……はず?

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