清水聡vs阿部麗也、栗原慶太vsケネス・ラバー、李健太vs渡来美響、注目試合振り返り。現地観戦も考えたけど後楽園ホールが嫌いすぎて止めたよ笑【結果・感想】

清水聡vs阿部麗也、栗原慶太vsケネス・ラバー、李健太vs渡来美響、注目試合振り返り。現地観戦も考えたけど後楽園ホールが嫌いすぎて止めたよ笑【結果・感想】

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2025年3月現在、花粉症がキツすぎて私生活に支障が出まくっている笑
 
先日さいたまスーパーアリーナでONE172を観戦してきたが、その際も鼻水ズルズルで著しく集中を欠いた。
 
武尊vsロッタン現地観戦。武尊の“終わり”を明確に感じたよ。ロッタンが絶好調だったとはいえ武尊がああいう負け方をするとは。やっぱりK-1に長く居すぎたよな
 
極論、これなら家で配信視聴した方がよかったのでは? というレベル。
そんな感じで今月はボクシング観戦も滞りまくっている。
 
 
その中で興味をひいた&未視聴のままだった試合をようやく観た次第である。
 
具体的には、
・李健太vs渡来美響
・栗原慶太vsケネス・ラバー
・清水聡vs阿部麗也
の3試合。
 
いずれも現地観戦を考えたのだが、上述の通り花粉症がキツすぎるのと後楽園ホール(のボクシング興行)が大嫌いという理由で見合わせている。
 

後楽園ホールのボクシング興行が大嫌い。もう数年行ってないけど相変わらず舐め腐ってるの?

申し上げたように僕は後楽園ホールのボクシング興行が大嫌いで、最後に行ったのはコロナの時期。
もう数年は足を運んでいない。
 
あの空間はとにかく不愉快極まりない。
・座席を守らない客
・ラウンド中に立ち歩く客
・我が物顔で視界を遮るリングサイドの記者
・無駄に図体がデカくて邪魔なリングサイドのカメラマン
・リングサイドに陣取って大声を出す会長やジム連中
・そういうバカを放置する係員
・ロクな演出もない地味で殺風景なイベント
・息をするように発生する計量失敗、試合中止
・チケット代はもちろん満額
 
挙げればキリがないが、後楽園ホールに出入りする横柄で横暴でバカなボクシング関係者、ファンは心の底から嫌い。
ああいう連中に気分を害されるくらいならわざわざ行く必要はない。
高い金を出して自分の貴重な時間を使ってバカと関わるなどあまりに意味不明である。
 
その点、有明アリーナや両国国技館、さいたまスーパーアリーナ等、大きい会場なら不愉快なバカとも距離があるので全然マシ。
 
寺地拳四朗vsユーリ阿久井政悟現地観戦。ユーリの作戦遂行能力と足が動かない拳四朗。拳四朗は過去一出来が悪かった気が。12Rの逆転劇は被弾の仕方の違いが出たのかも? とオモタ
 
てか、最近はどうなんですかね。
相変わらずあの辛気臭い空間を“聖地”などと呼ぶ不愉快な連中が幅を利かせてるの?笑
 

○李健太vs渡来美響×(9R負傷判定 ※85-83、85-83、87-81)

まずはこの試合。
2025年3月1日に行われた日本S・ライト級タイトルマッチ、李健太vs渡来美響戦について。


渡来美響は2022年4月のデビュー戦をたまたま現地観戦して「すげえなコイツ」となった選手。
これだけ強ければそのうち勝手に出てくる、今後に注目だなと思った記憶がある。
 
渡来美響vs柴田尊文、矢作海vs高橋世魁感想。渡来美響のほっときゃ出てくる感と矢作海の入念に準備を重ねて当日を迎えた感。どっちも好きっすね
 
王者李健太の試合は観たことがないが、長身サウスポーで相当強いという話は聞いていた。
なので、見どころは“メイウェザー大好き”渡来美響が李健太の(恐らく)深い懐にどう入るか、スペックの高さで相性の悪さを凌駕できるかかなぁと。
 
ちなみにこの試合は現地観戦も考えたが、結局見送ることに。
なぜなら後楽園ホール(のボクシング興行)が大嫌いだから。
 

身体が強くて動ける長身サウスポー、李健太やべえっすね。渡来美響もよかった

感想としては、李健太やっべえ……。
 
長身サウスポー+KOが少ないというプロフィールからディフェンシブなスタイルを想像していたのだが、いや、めちゃくちゃ攻めるやんけ
 
中に入ってくる渡来美響と同じタイミングで踏み込み、同時打ちのカウンターを合わせる。
序盤こそ渡来の出入り、スピードに押され気味だったが、ダウンを取り返してからは真逆の展開に。8R後半などは渡来の方が手を出せなくなっていたほど。
 
すげえなオイ。
身体が強くて動ける長身サウスポー、国内で誰がこの人に勝てるんですか? という話。
 
 
一方、敗れた渡来美響もよかった。
 
あの距離をどう攻略するのかと思っていたら、一足飛びで中に入って右を当てるという。
1Rにロープ際で右ストレートをぶち当てた瞬間は思わず「うおお!!」と叫んでしまった笑
 
また劣勢を強いられた直後のラウンドでギアを上げる試合運びもgood。
運動能力の高さ、スペック数値に加え、ここで引いたら負けという局面で勝負できるメンタルの強さも感じられた。
今回は相手が悪かったが、今後王者になる力は十分あるのではないか。
 
ただ、そのギアを上げる際に力みが出たのが……。
1Rにぶち当てた右はまっすぐ突き抜ける軌道だったが、ペースを引き戻しにいった際の右はやや外旋回に。動き出しのタメも大きくスムーズさも足りていない。
 
普通に手を出せばパンチが届く李健太に対し、渡来美響は1回1回に力を使う分消耗が激しい。
そのためラウンドを重ねるごとにタイミングを覚えられ、動きが落ちた7Rについにカウンターを合わせられてしまった。
 
力石政法vsエドアルド・ヌニェス。明らかにサウスポーが得意そうなヌニェスとど根性でマグネッシにKO勝ちした力石。また消耗戦になりそうだけど
 

×栗原慶太vsケネス・ラバー○(1R2分33秒TKO)

続いては3月24日に行われた栗原慶太とケネス・ラバーによるOPBF東洋太平洋バンタム級王座統一戦。
暫定王者ケネス・ラバーが正規王者栗原慶太から2度のダウンを奪う快勝で王座統一に成功した試合である。


この試合もマッチメークを聞いた瞬間に現地観戦を考えたのだが、後楽園ホール(のボクシング興行)が大嫌いという理由で止めている。
 
当日は用事があってリアルタイム視聴ができずに後日配信を観ようとしたところ……。
あれ? どこでやってたんだ? と。
 
まさか中継なしか? と諦めかけたものの、心が折れる寸前で「BOXING RAISE」だと知り久しぶりに契約することに。
 

ケネス・ラバーのパッキャオ味。ここから突き抜けるには素材のままアジアを飛び越えるくらいでちょうどいい

感想は多くの方がおっしゃる通りケネス・ラバーがヤバい
 
踏み込みスピードや左の思い切りのよさ等、確かに若い頃のパッキャオにそっくりである。
これまでにも「パッキャオ2世」は何人かいたが、その中でもケネス・ラバーはもっともパッキャオ2世のポテンシャルがありそう笑
 
特にやや広めのスタンスで前後に踏む小刻みなステップが……。
 
遠間でちょんちょんと右を見せる→踏み込みと同時にドーンと左をぶちかます。
いきなりトップギアに入るというか、一瞬でゼロから100に到達する爆発力はマジでパッキャオ2世。
返しの左の速さやダッキングからの復元にもパッキャオの系譜を感じる。
 
堤聖也vs比嘉大吾現地観戦。比嘉惜しかった、堤すごかった。年に何試合も生まれる「年間最高試合候補」の中でも筆頭だねw
 
ただ、戦績を振り返ると実は毎回圧倒しているわけではない。
10回戦で2度ほど接戦を経験しているし、勢いのある序盤をしのがれるとモタつくタイプだと想像する。
 
過去の映像を漁ってもそんな感じ。ガードを固めてズンズン出てくる相手を大いに持て余している。
ペース配分や接近戦での引き出しのなさ等、要するにまだ“素材”なのだろうと。
 
 
まあでも、パッキャオもキャリア序盤の判定試合は普通にあるわけで。
フィジカルのゴリ押しで自信をつける時期は絶対に必要だし、数年後に突き抜けるには素材のままアジアを飛び越えるくらいでちょうどいい笑
 
「ジュント・ナカタニとやりたい」
「ベルトを持っていないテンシン・ナスカワには興味がない」
正直、現時点では中谷潤人には歯が立たないと思うが、何かを起こすとすればこういう自分の幻想に全乗りできる怖いもの知らずだったりする。
 
 
てか、今後はどういう起用をされるんでしょうね。
バンタム級で勝負するかぎり日本との関係は続くと思うが、大手プロモーションに便利使いされて潰されないことを祈る。
 
それこそ次戦でいきなり「日本王者増田陸との統一戦!!」などは絶対に違う。
いずれそういう試合があってもいいが、今はまだ早いよねという話。
 
中谷潤人vsダビド・クエジャル現地観戦。いつも通り中谷の無慈悲なKO勝利。でも出来はよくなかった? 若干もっさりして身体が重そうだった。そろそろ減量苦がきてるのかも?
 

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△清水聡vs阿部麗也△(判定1-0 ※95-95、97-93、95-95)

松本圭佑vs大久祐哉戦が松本の計量失敗により中止となり、メインに繰り上がったこの試合。
 
阿部麗也が終始主導権を握ったと思われたが、結果はまさかのドロー。しかもジャッジ1人が97-93で清水聡を支持するなど印象と採点の乖離が大きい試合となった。


僕もこの試合が正式発表された際に「現地観戦しなくては!!」と思ったものの、すぐに考え直したことをお伝えする。
理由は後楽園ホール(のボクシング興行)が大嫌いだから。
 
で、メインが中止になったと聞いてやはり止めてよかったと。
息をするように計量失敗、試合中止が発生するボクシング興行は相変わらずトチ狂っている。
 
亀田和毅vsアンジェロ・レオは和毅応援に決まってるだろ。不利予想とか知ったこっちゃない。盲目的に和毅を応援するんだよ(レオもがんばれ)
 

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ペースは阿部麗也、でも清水聡のパンチも実は当たってて…

試合の感想だが、いや~、わっかんねえっす
 
ペースを握っているのはどちらかと言えば阿部麗也。
長身の清水を相手に細かくアングルを変えながらうまく中に入っていた。
 
清水聡は上背もあって固そうなパンチを打つ選手だが、横の動きにはやや弱い印象。
今回も左右に動く阿部麗也に置いてきぼりを食うシーンが目立っていた。
 
2023年7月のロベイシ・ラミレスも微妙に角度を変えながら清水を追い詰めたが、阿部陣営もアレを参考にしたのではないか。
 
強かったロベイシ・ラミレス、厳しかった清水聡、期待通りの武居由樹、期待外れの今永虎雅。放置タイム約2時間、スポーツイベントとしてはクソ中のクソでしたね
 
だが、そこまで阿部麗也が優位に立っていたかと言うと……。
確かに主導権を握っていはいるが、クリーンヒットはそこまで多くない。
清水を後退させる、ロープを背負わせるだけで決め手に欠ける。
 
逆に清水のパンチはガードされているように見えて意外と当たっている。
1発1発がいかにも固そうで、阿部の顔がガクンガクンと揺れるのも印象的。
 
実際に効いていたかはともかくアレは有効打と判断されてもおかしくない(気がした)。
もちろん僕が結果を聞いた&判定が物議を醸したことを把握した上で観た影響もあるとは思うが。
 
 
阿部麗也が残念だったのは後半から横の動きが少なくなったことか。
疲労もあったとは思うが、正対する時間が増えたことで清水のパンチがより当たりやすくなった。
 
阿部麗也がルイス・アルベルト・ロペスに8RTKO負け。ちょっと失望したな。久しぶりに「値しない」「ふさわしくない」って思っちゃった
 
なお、今回はどちらが負けてもいたたまれない試合だったので、個人的にこの結果は悪くないと思っている。


忖度判定云々はちょっとわかんねえっす。
 
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