KNOCK OUT.56現地観戦。カルロス・モタとゴンナパーをお目当てに足を運んだ。UNLIMITEDルールはやっぱり人を選ぶよね。肘を解禁したゴンナパーが化け物すぎてワロスw【2025.8.29感想】

2025年8月29日に東京・後楽園ホールで開催された「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」を現地観戦してきた。
KOCK OUTの現地観戦は2024年末の横浜武道館での「K.O CLIMAX 2024」以来。
ずっと気にはなっていたのだが、なんだかんだで8ヶ月空いてしまった。
中島玲、渡部太基、森岡悠樹、壱・センチャイジムみんなすげえ。KNOCK OUTすげえ。キックすげえ。斜陽なんて嘘だろ? 熱狂しかあれへん
大会直前のアウトな発言にテンションダダ下がり。お咎めなしの運営にもガッカリしたよね
久々のKOCK OUT現地観戦を楽しみにしていたところ、大会直前に出場選手の1人がクソのような発言を。
ぱんちゃん璃奈の100%アウトな発言に取り巻きが「アム・ザ・ロケット絶対勝て」みたいな空気になるって、相変わらず“格闘家だから許される”の典型だよな。
楽しそうに茶化してるヤツもいるし。不倫した芸能人が年単位で消えるご時世にこれが大した問題にならない格闘技界のアングラっぷりな。 https://t.co/FurmvtIFDm
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) August 27, 2025
僕はぱんちゃん璃奈が出場することすら知らずにチケットを購入したのだが、コイツがいると知っていれば買わなかったかもしれない。
また団体からあの発言に対して何かあるのかな? と思っていたらまったくお咎めなし。
セミファイナルの前にリングインした代表も「シッティチャイと契約しました!!」「対戦したい選手はSNSで表明してください!!」とほざくのみでいっさい触れることもなく。
いやいや。
そのSNSでアウトな発言をした選手への見解を述べるのが先だろ笑
政治家なら辞職、芸能人なら年単位で干されるレベルの発言が大した問題にならない。それどころか楽しそうに茶化す人間すらいる。
格闘技界のこういうアングラっぷりには心底残念な気持ちになる。
まあ、しょせん格闘技なんてそんなもんだよね。
○カルロス・モタvs中村悠磨×(判定3-0 ※29-28、29-28、29-28)
ではここからはお目当ての試合の感想を。
まずは第5試合のカルロス・モタvs中村悠磨戦について。
カルロス・モタは上記の「K.O CLIMAX 2024」で初めて観た選手。
倉本一真、大沢文也が参戦。KNOCK OUT-UNLIMITEDとかいう謎ルール。ストライカー寄りのMMAファイター、組みのできる立ち技選手に適正?
慣れないルールで一生懸命がんばる姿、試合後に「また呼んでほしい」「来月でも構わない」とコメントするなどKNOCK OUTを気に入っている感じが印象に残った。
ところが次戦ではなぜかキックルールに駆り出されてKO負けを喫するという。
この扱いの悪さには胸糞が悪くなったが、今回再びUNLIMITEDルールでの参戦と聞いて現地観戦を決めた次第である。
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8・29 後楽園ホール
KNOCK OUT.56
~NEW BEGINNING~
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MMAPLANET 高島学氏によるコラム公開‼
KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級
🟥カルロス・モタ(ブラジル)
ーーー🆚ーーー
🟦中村悠磨… pic.twitter.com/qIfrmTz1Lf— KNOCK OUT(ノックアウト)公式 (@kb_knockout) August 14, 2025
なお相手の中村悠磨は185cmの長身選手。
この時点で「あ、それは……」と思ったのだが。
ギリギリちぎったモタ。いきなり中村悠磨の右をもらって警戒心MAXに
結果としては、カルロス・モタがギリギリちぎった感じ。
開始直後に中村悠磨の右で一瞬ガクッときたモタが警戒心をMAXに。
それ以降、リング(八角形)をサークルしながら踏み込みのタイミングを探る。
時おり出すローやミドルが意外と強力で、なおかつ左右に動き続けて中村に的を絞らせない。
2Rに入るとモタも中村の“長さ”に慣れてきたのか、両者の交錯が増え始める。
この右でダウンを奪い、
膝をつきながらのタックル。
3Rには上からパウンドを落とすシーンも。
恐らく1Rは中村、2、3Rはモタのポイント。
結果、29-28×3となったのだろうと。
勝ち名乗りを受けるモタ。
ナイスファイト。
リング上から腰にベルトの形を作ってアピールしていたのは「タイトルマッチをやらせろ」という意味だったのだろうか?
って、インタビューなしかい!!
ウソだろオイ。
勝利者インタビューは必ずやってたのになぜモタだけなしなんだよ。
いくら何でも扱いが悪すぎるだろ。
もしかして通訳がいなかったとか?
ゴミ発言をした選手への対応といい、運営に対してはマジで残念な気持ちになる。
UNLIMITEDルールは人を選ぶ。グラップラー系のMMA選手と身体能力の高い長身選手の対戦はこうなるよね
そして、やはりUNLIMITEDルールは人を選ぶよなと。
前回「グランドに素養のある立ち技選手orストライカータイプのMMA選手がやるとおもしろくなる」と申し上げたが、マジでそんな感じ。
第3試合などは両選手ともグランドでの対応力があるため立ち技でバチバチ打ち合うことが可能。
これがグランドに免疫がない同士だと大沢文也vsバズーカ巧樹戦のような惨劇が起きる。
そしてめちゃくちゃ難しいのが「グラップラー系のMMAファイターvs身体能力の高い長身選手」の組み合わせ。
その典型例が現王者倉本一真である。
倉本の過去2戦の相手、重森陽太と栗秋祥梧はどちらも手足が長く身体能力が高いタイプ。
僕はMMA選手としては“長くて動ける選手”(ジョン・ジョーンズ、カマル・ウスマン、MVPなど)がもっとも適性が高いと思っているが、両選手ともその系統である。
倒されても長い手足を絡めてグランドでそれなりに粘れる。
組みがないルールなので一本を取られる危険もない。
必然的にグラップラーとの対戦は「タックル→グランドでの膠着」の繰り返しになる。
カルロス・モタの相手が身長185cmの中村悠磨と聞いて「あ……」と思ったのはそういう理由である。
いや、マジでこのルールはマッチメークが重要になりますね。
第3試合の高塩竜司vs石田協戦のような組み合わせなら確実におもしろくなるが、“勝利だけ”を重視するならグラップラー系のMMAファイターが最有力。
ルールの調整を含めてここの塩梅をどうするかが課題だと思う。
朝倉海UFC2連敗。ティム・エリオットにギロチンで一本負け。1Rのテイクダウンで「これは勝てる」となったらしい。今後渡米する日本人RIZINファイターの契約にも影響しそうな負け方。極論おぎちゃんの方がいい勝負できるかも?
○ゴンナパー・ウィラサクレックvs下地奏人×(3R32秒KO)
そして僕のもう一つのお目当てがセミファイナルのゴンナパー・ウィラサクレックvs下地奏人戦である。
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8・29 後楽園ホール
KNOCK OUT.56
~NEW BEGINNING~
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バウトレビュー 井原芳徳氏によるコラム公開‼
KNOCK OUT-RED ライト級
🟥下地奏人(フリー)
ーーー🆚ーーー
🟦ゴンナパー・ウィラサクレック… pic.twitter.com/caS6yWRAv2— KNOCK OUT(ノックアウト)公式 (@kb_knockout) August 18, 2025
ゴンナパーは2022年のTHE MTACHの白鳥大珠戦でのKOが印象的で、いつか現地観戦したいと思っていた選手。
KNOCK OUT参戦で肘が解禁されたことによる化け物っぷりをめちゃくちゃ楽しみにしていた。
カルロス・モタとゴンナパー・ウィラサクレック目当てでKNOCK OUT行ってきました。
カルロス・モタは去年の栗秋祥梧戦でお気に入りに、ゴンナパーはTHE MATCHで白鳥大珠をぶっ倒した試合を観て、いつか現地観戦したいと思ってた選手です。
カルロス・モタちょっとゴツくなってたっすね。#ko56 pic.twitter.com/0x6QfBIvSu
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) August 29, 2025
対戦相手の下地奏人は昨年末の「K.O CLIMAX 2024」にも出場しており、衝撃的な1発KOで「うおー!!」となったことを覚えている。
僕が応援するのはゴンナパーだが、それはそれとしていい試合になることを期待していた。
THE MATCHロスでキックに興味が向かない。改めて武尊は那須川天心に手も足も出ずに負けてる。ゴンナパー・ウィラサクレックvs白鳥大珠戦、原口健飛vs山崎秀晃戦が好きすぎて
力の差が大きかった。肘を解禁したゴンナパーの化け物っぷり。下地の攻撃がまったく効かない
結論としては、両者の力の差が大きかった。
肘ありのゴンナパーは思った通り(思った以上)の化け物で、もしかしたらK-1時代はポテンシャルをフルに発揮できていなかったのかもしれない。
K-1とどちらがいいギャラをもらっているのかはわからないが、適正で言えば断然KNOCK OUTだろうと。
なお下地奏人もがんばっていたと思う。
1Rのダウンで面食らったものの、持ち味? のカウンターは再三ヒットしていた。
煽りVで“目のよさ”が強調されていたが、なるほど確かに。
相手の攻撃を見切る、そこに合わせる動きが際立っていた。
ただ、効かない。
ちっとも効かない。
下地の攻撃がいいタイミングで当たってもゴンナパーは怯むことなく前進を続ける。
で、ガードの上からでもお構いなしにキックをぶち込み下地を後退させる。
離れた位置では左ミドル、中間距離では被弾関係なく前進。
クリンチ際でニュルニュルっと肘を捻じ込み側頭部をズゴーン。
遠い位置での意味不明な馬力に加えて近場の揉み合い、ロープ際での殺傷力。
特に身体を寄せた位置での強さ、テクニックの高さはK-1時代には発揮できなかったもの。
もしかしてKNOCK OUTは触れてはいけない領域に踏み込んでしまったのでは? と極端なことを考えながら眺めていた次第である。
勝利後に喜びを表現するゴンナパー。
顔の傷を見ると攻撃はちゃんと当たってるんですよね。
全然効かないだけで。
娘さんを抱っこしながらのインタビュー。
今回ゴンナパーは家族を伴って来日したとのこと。
そりゃモチベーションも上がりますよね。
以上でございます。
相変わらず一生懸命だったカルロス・モタと、そのモタへの扱いの悪さ、UNLIMITEDルールの“まだまだ感”。さらに肘を解禁したゴンナパーのヤヴァさを山ほど見せつけられた日だった。
なおそれ以外の(印象に残った)試合については後日。
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