井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス大晦日に再戦? やるなら応援するけど…。復帰後の井岡の試合で好きなのはあの試合。実は田中恒成より強敵だったんじゃ?

井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス大晦日に再戦? やるなら応援するけど…。復帰後の井岡の試合で好きなのはあの試合。実は田中恒成より強敵だったんじゃ?

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先日たまたま目に入ってきた記事。


元4階級制覇王者井岡一翔がWBA/IBF同級統一王者フェルナンド・マルティネスとの再戦を計画しているとのこと。
記事によると日にちは大晦日、場所は東京であると。
 
だが「現段階では何も決まっていない」旨の井岡陣営のコメントを報じた記事も出ており、どうなるかは不明である。


 
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス再戦正式発表。どうやって勝てばいいのかわからないけど勝つのは井岡。僕がそう決めた。でも内山高志の終わり方とそっくりなのが…
 

井岡一翔vsフェルナンド・マルティネスが大晦日に再戦? 井岡陣営は割と優秀だと思うの

井岡一翔とフェルナンド・マルティネスの再戦の噂。
個人的に前回の負けで井岡は引退かな? と思っていたのでこれが本当なら大歓迎である。
 
だがあの負け方を観る限り再戦しても井岡が勝つのは……。
持てるすべてを出し切った上での完敗という印象で、あそこから盛り返すのは相当厳しいのではないか。
 
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス現地観戦。井岡は今できるすべてを出し切っての完敗。個人的にはこれで引退でも納得かな
 
もちろん応援はするけど。
 
 
またここまでのムーブを見る限り井岡陣営はぼちぼち優秀な気がしている。
 
ジョシュア・フランコ、フェルナンド・マルティネスと2度の統一戦を実現させ、その両者とのダイレクトリマッチを引っ張ってきている(噂だけど)。
井岡の希望をかなえようという意気込みは随所に感じられる。
 
井上尚弥が破格すぎて忘れがちだが、軽量級の相場を考えれば(大手プロモーションの後ろ盾もない中で)十分がんばっていると思うのだが、どうだろうか。
アホみたいに吹っかけてきたファン・フランシスコ・エストラーダは例外として。
 
ジェシー・ロドリゲス一段覚醒したかもしれん。エストラーダにボディでKO勝ち。これは井岡も厳しそう。むしろフェルナンド・マルティネスの方が…
 
あとはまあ、井岡が引退すると志成プロモーションの単独興行が難しくなる側面もあるのかもしれない。
 
AbemaTVと専属契約中の堤駿斗は体調不良による欠場や体重超過等、コンディション面が不安定。
他にもいい選手はいるが、どの選手も主役を張れるほどのインパクトはない。
 
その辺の兼ね合いも考えた上での再戦なのかな? と勝手に想像している。
 

復帰後の井岡一翔の試合で僕が好きなのは…。やっぱり井岡ってすげえなと思った試合

表題の件だが、S・フライ級以降の井岡一翔の試合で僕が好きなのは2018年9月のマックウィリアムス・アローヨ戦である。
 
2017年大晦日の引退表明後、約1年5ヶ月ぶりの復帰戦。また井岡がキャリアで唯一北米のリングに上がった試合でもある。
 
拠点を東京に移しての初戦、強豪アローヨを相手に文句なしの判定勝利にめちゃくちゃ痺れた覚えがある。
 
しかもこれまでに比べて前傾姿勢で打ち合うシーンが増えたのもいい。
階級アップを見据えてフィジカル面を強化してきたとのことで、その成果が見えた試合でもあった。
 
井岡一翔vsホスベル・ぺレス。ラスボス(エストラーダ)戦が消えた直後の代替試合、結構危ない? 対策はフランコVol.2と同じでよさそう
 
正直、試合前はどうなるかがまったくわからず「苦戦もあるかも?」とすら思っていた。
 
だが、いざ試合が始まると井岡が得意のジャブ、ボディを駆使してどんどん攻めていく。
 
中間距離〜接近戦で技術差を見せつけた上での明確な勝利。
久しぶりに観た井岡に感動するとともに「やっぱりこの選手ってすげえんだな」と思った次第である。
 

アイツも十分強敵だった。もしかしたら田中恒成よりも強かったんじゃない?

だが、改めて観直すとアローヨも十分強い
 
間違いなく井岡の勝ちだが、アローヨのパンチもかなり当たっている。
試合後の井岡の顔がボコボコだった上に中盤あたりで一瞬グラっとなるシーンもある。
 
それこそ2020年大晦日の田中恒成よりも強いのでは? と思うほど。
 
ジェシー・ロドリゲスvsペドロ・ゲバラ。ゲバラじゃキツいと思ったけど想像以上のやられ方。勝てるとしたらフェルナンド・マルティネス一択か? 井岡一翔じゃ難しい気が…
 
前傾姿勢での打ち合いに加えて階級アップも影響していたのだと思うが、結果を知った上での視聴ながらもハラハラしてしまった笑
 

井岡の動きが今と全然違う。足の運び、滑らかさが一目瞭然

さらに井岡のキレッキレっぷりが……。
 
見た目のシャープさはもちろん、ジャブのスムーズさが今とは全然違う。
何より足の運び、滑らかさの違いは一目瞭然。
 
 
年齢が上がるどうしても下半身の衰えは進む。
柔軟性や膝のバネが落ちるにともない上下動が大きくなり、逆に左右の移動幅は狭まる。
結果として全体的に動きがカクカクする。
 
当然井岡も例外ではなく、直近のフェルナンド・マルティネス戦と比べれば違いは明らかである。
 
特にマルティネス戦では横の動きがびっくりするくらい少ない。
リングを広く使うマルティネスを追いきれなかった、出入りについていけなかったことを考えると、典型的な加齢による衰えと言えるのではないか。
 
筋力自体はある程度キープできても横の動きについていけなくなる。瞬間的な切り返し、ストップ&ゴーに置いてきぼりにされる。
これはもう、トップ選手だろうと関係なく誰もが通る道である。
 
カネロvsハイメ・ムンギアおもしろかった!! 試合巧者のベテランを勢いでねじ伏せるやり方はカネロvsゴロフキンVol.2を思い出した
 

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ジャブのスムーズさが失われた気が…。身体つきもどことなくボテッとしたしね

そして上述の通り今の井岡はジャブのスムーズさが失われた印象。
 
2022年大晦日のジョシュア・フランコVol.1では距離を取って勝負しようとしたものの、このジャブが足りずに何度も侵入を許した。
 
井岡vsフランコ、カネロvsゴロフキンVol.1みたいな試合だった。井岡は負けなくてよかった。階級最強を証明するか思い出マッチにシフトするかで次戦が決まる?
 
これも下半身の衰えが大きいというか、踏ん張りが利かないせいで威力が足りず、威力が足りないせいでジャブが脅威にならない。結果、パンチの引きに合わせて中に入られてしまうために迂闊に手を出せなくなる悪循環。
 
逆に2018年のアローヨ戦では前手のジャブがスパスパ顔面を捉えてうまく流れを寸断している。
極論、この試合のコンディションならフェルナンド・マルティネスにも勝てたのでは? というくらい。
 
2018年と同等のコンディションをキープするなど無茶な話だが、とにかくしんどい。
 
先日のマルティネス戦で井岡の身体つきがボテッとした(ように見えた)と申し上げたが、誇張抜きで終わりは近いのだろうと。


 

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井岡にはがんばってほしい。内山高志と同じ結末はあまりに切ない

いや、でもホントにがんばってほしいですね井岡一翔。
 
望んだ相手との対戦がかなわず別の相手に完敗→大みそかに再戦するも連敗→引退の流れはジェスレル・コラレスに2度負けた内山高志と思いっきり被る。
 
内山の引退の仕方はいまだに残念な思いがあるので、井岡がそうならないことを願う。
 
と言いつつ、現状勝ち筋が見えないのがキツい……。
 
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