アイスホッケー観に行きてえなぁ。さすがにこの時期に東京→日光はヤバすぎるけど、アジアリーグはちゃんと開幕してほしい
新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間が続いている。
僕自身も普段の生活はもちろん、趣味のスポーツ観戦にも多大な影響が出ている。
バスケのBリーグは本来であればプレーオフの一番盛り上がる試合が行われているところ。プロ野球は開幕からそろそろ1ヶ月が経とうとしている時期だし、アメフトのXリーグは東京ドーム決戦に向けて春シーズンのパールボウル真っ只中だったはず。
また、2019年のW杯で飛躍を遂げたラグビーも、トップリーグ開幕後の数戦で中止が決定した。
その他、毎週末に世界のどこかで試合が行われているボクシング、定期的に大会場を借りて開催されるK-1やRIZINなどなど。格闘技関連のイベントも概ね冷温停止中。
2021年に延期が発表された東京オリンピックを含め、僕が普段観ているスポーツイベントは軒並み延期・中止という状況である。
そして、個人的にもっとも気がかりなのがアイスホッケーの「アジアリーグ」。
僕がアイスホッケーに興味を持ったのは2018年11月の日本選手権。東京・東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで現地観戦して以降、アジアリーグや日本代表チームの動向を追ったりしている。
アジアリーグの2019-20シーズンはプレーオフファイナルの途中で打ち切りとなってしまったが、じゃあ、2020-21シーズンは予定通りに開幕できるの?
恐らく8月末〜9月頭くらいのシーズン開幕になるとは思うが、果たしてその時期にスポーツイベントが開催できる状態になっているのか。
アジアリーグや「H.C.栃木日光アイスバックス」のサイトをチラ見しつつ、新シーズンの概要発表を待っている次第である。
目次
また日光でアイスバックスの試合が観たい。去年行った際にめちゃくちゃ楽しかったので
バスケや野球、ラグビー、格闘技は比較的観戦歴が長いのだが、アメフトとアイスホッケーを観始めたのはここ2年くらい。
実際、アメフトの春シーズン中止は結構応えていて、その上アイスホッケーまでなくなってしまうと……。
アメフト観に行きてえなぁ。 Xリーグのパールボウルも全日程中止になったし、2019年のJAPAN X BOWLは神試合だったからな。#アメフトhttps://t.co/YG2a9LknnN pic.twitter.com/7FJRa78hAC
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) April 28, 2020
さすがに「ウッキー!!」となりかねないww
アイスホッケーシーズンが始まる数ヶ月後には今の状況が好転していることを願っている。
というか、また日光に行きたいんですよね……。
2019年2月15日のH.C.栃木日光アイスバックスvs東北フリーブレイズ戦を初めて霧降アリーナで観たのだが、もうクッソ楽しかったので。
- 栃木日光アイスバックスvs東北フリーブレイズin霧降アリーナ現地観戦が最高杉。これで指定席3500円? やっす!!【2020.2.15感想】
- アイスホッケーは集客に苦戦してるってホント? 霧降アリーナを初めて訪れて感じたことを列挙してみる。代表選手の過酷さにビックリ
現地観戦の感想のほかに「観戦スポーツとしてのアイスホッケーは超おもしろい」「もう少し工夫すればもっとよくなりそうなのにもったいないよね」などと偉そうに語ったりもしたが、今となってはそういう当たり前がめちゃくちゃありがたい。
イベント運営や会場の居心地がどうとか。そういう諸々はあくまで平和な日常があってこそ。エンターテイメントは間違いなく人生にとって重要な要素だが、生活基盤がしっかりしてこそのものというのを改めて思い知らされている。
アジアリーグ加入を目指すと言われていた横浜GRITSの情報もストップしちゃってるしね。
もっと言うと、もう少しゆっくり日光観光をしたかったというのもある。
結局前回は日光東照宮しか行けなかったので。次回は車で行くor現地でレンタカーを借りるなどしてあれこれまわりたいですね。
まあ、さすがに今の時期の東京→日光は全方位的に喧嘩を売ることになるので、すぐにどうこうというわけではないですが。
当事者意識が足りないよね。彼らは絶対に満員電車に乗らないしコンビニで働かないから
しかし今回のコロナ騒動以降、人々の心がどんどん荒んでいくのを感じる。
僕も近頃は意識してSNSから離れるようにしているのだが、たま〜にのぞくと罵詈雑言の嵐であっという間に気が滅入ってしまう。
こんなん言うとアレだけど、2、3日意識してSNSを見ないようにしてみたらめちゃくちゃストレス減ったわw 普段からどれだけ余計な情報を入れて無駄にカリカリしてるかってことやね。 情報のプチ断食や〜()
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) April 10, 2020
普段はああいうマウントの取り合いも生暖かい目でサラッと流せるのだが、ここ最近のヤツはねぇ……。
特に著名人が「新型コロナウイルスよりもインフルエンザの方がはるかに危険」「急いで経済を回さないとコロナで亡くなる方<<自殺者の状況がどんどん広がる」と主張しながら世間の自粛ムードに苦言を呈す姿は何とも言えないものがある。
新型コロナウイルスとインフルエンザの患者のデータを比較しつつ、
「ほら、過剰に恐れてもしょうがないでしょ」
「それより経済を停滞させる方がよっぽど危険ですよ」
みたいな。
この意見は非常にわかるし、経済が停滞する深刻度は多くの方が思うよりもはるかにヤバいというのも理解できる。
ただ、当事者意識がねえなぁと。
「コロナは恐るるに足らず」「経済を回す方を優先しろ」と訴える著名人の方は100%満員電車に乗らないし、スーパーやコンビニで働いていない。今後もその立場に立つことはないと断言できる。
世界中で未知のウイルスが蔓延する中、東京のど真ん中で毎朝通勤ラッシュに揺られる恐怖や不特定多数の客と強制的に触れ合うコンビニ店員の恐怖など、彼らが理解できるわけもない。
仮にこのまま自粛ムードが続いて日本経済がどん底に落ちた場合、彼らが「それ見ろ」「俺が言った通りだろ」と勝ち誇るのは目に見えているしね。
自分の身に降りかかって初めてわかることもある。“未知の恐怖”は正論やデータをあっさり超えていく
もっと言うと、あくまで彼らは「自分はかからない」と意味不明に思っていることも大きい。
自分や身近な人間が入院したり、最悪亡くなったりということが起きれば考えも一気に変わるのだと思う。
「PCR検査を増やすべきではない」と散々主張していた橋下徹氏が、自身が体調を崩した途端に脱兎のごとくPCR検査に走ったことは記憶に新しい。
僕もそこまで近しい方ではないが、先日仕事関係の方が1人亡くなられた。
要は、自分の身に降りかかって初めてわかることもあるよという話。
「90%以上の人が無自覚、無症状でやり過ごせる新型コロナウイルスより、毎年数千人が亡くなるインフルエンザの方がよっぽど恐ろしい」
「過剰に怖がらずに適度にケアしながら普段通りの生活に戻していこうよ」
「このままだと日本の経済が停滞してコロナの数百倍以上の自殺者が出るよ」
この主張はもっともなのだが、“未知のウイルスに対する恐怖”はそういう正論やデータをあっさりと超えていく。
人は正論では動かないというか、多くの識者()の方々は「みんなもそうだから元気出せよ」という言葉が当事者にとってはいっさい慰めにならないことをわかった方がいい。
緊急事態宣言? 三密を避けろ? 笑わせんなよ。言葉が理解できない脳みそツルツルのチンパンジーには猟銃でわからせるしかねえって
まあ、なかなか難しいですよね。
緊急事態宣言を5月末まで延ばすという話も出ているが、僕もさすがにそれはやり過ぎだとは思う。
だが、いくら「危険は少ないから大丈夫」と言われても、現段階では人が密集する場所に率先して行く気にはならない。
「緊急事態宣言、延長を」と小池知事https://t.co/zojDfSy5VR
— 共同通信公式 (@kyodo_official) April 29, 2020
“ほどほど”の線引きをどこにするのか。
恐怖で凝り固まった日本人(僕を含む)のマインドをどうほぐしていくのか。
当事者意識のない人間が、当事者にならないために頭をひねらなくてはならない。
これはなかなか骨の折れる作業である。
なので、アレだ。
とりあえずアイスホッケー観に行きてえなぁ。
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