平岡アンディvsイスマエル・バロッソ、佐々木尽vsカミル・バラが楽しみ。大橋プロモーションのイベントでは久々に納得感がある笑【展望・予想】
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2024年9月3日に東京・有明アリーナで開催されるLemino興行。井上尚弥vsTJ・ドヘニー、武居由樹vs比嘉大吾のダブル世界戦が予定されているが、今回はそれ以外。
・平岡アンディvsイスマエル・バロッソ(WBA世界S・ライト級挑戦者決定戦)
・佐々木尽vsカミル・バラ(東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ)
の2試合についてである。
平岡アンディvsバロッソ、佐々木尽vsカミル・バラ、下町俊貴vs津川龍也。平岡アンディのベストバウト。1、2試合目がガラガラすぎて…
以前から
「大橋プロモーションはいちいちやり口がセコい」
「井上尚弥人気に乗じてやりたい放題やるのはいいけど、もっと前向きになれ」
「国内、アジア圏でちょこまか小細工するより中量級の選手をプッシュせんかい」
「平岡アンディと佐々木尽にチャンスを持ってこいや」
と喚き散らしてきた。
今回それがようやく実現するわけで、個人的にかなり楽しみにしている。
イスマエル・バロッソは平岡アンディにとって過去一の強敵、佐々木尽は大きな舞台でアピールできる絶好の機会。
正直、大橋プロモーション主催のイベントとしては久しぶりに納得感がある笑
井上尚弥vsTJ・ドヘニー正式発表。アンダーに平岡アンディの挑戦者決定戦、佐々木尽のアジア2冠戦。そうだよ、これが井上バブルの正しい使い方だよ笑
平岡アンディvsイスマエル・バロッソ
まずはこの試合。
平岡アンディは2023年12月以来約9か月ぶり、イスマエル・バロッソは今年1月にオハラ・デービスを1RKOして以来。試合間隔はほぼ同じである。
ただ、対戦相手が若干微妙な平岡に対してバロッソはローランド・ロメロ、オハラ・デービスと強豪との試合を経ている。
これはアジア圏から先の試合を組むのが難しい日本との差なのだろうと。
まあ、平岡アンディに関しては同情する部分も多い。
WBO-AP王座を防衛しても「もう日本、アジアでやることはない」と言われ、返上後の調整試合では相手が物足りないと言われる(僕も言った)。
東京ドームでの井上尚弥vsルイス・ネリ戦にも出場がなく今度は「試合間隔が長すぎる」と言われてしまう(僕も言った)。
マッチメークの難しさを考慮せずにあれこれ難癖をつけられていると想像する(僕もその1人)。
平岡アンディがラガンベイを圧倒して2RTKO勝利。タコ踊り反省ワロタw ふざけてたとは思わないけどガッカリしたよね。次も観たい要素が皆無だったし
サウスポー対決が苦手ではない平岡アンディ。サウスポーとの対戦が少ないバロッソ
とりあえず平岡アンディは前回のセバスチャン・ディアス戦を観る限りサウスポーは苦手ではなさそう。
前手の右が多彩でワンツーがスムーズなアウトボクサー。
サウスポー同士の対戦でも右リードがスパスパ出る。
またイスマエル・バロッソがサウスポーに負けているのも大きい。
キャリアを振り返るとvsサウスポーはわずか2戦。
2018年8月にBotirzhon Akhmedov(読めないw)に9RKO負けを喫しているのもこの相手が選ばれた理由なのだと思う。
井上尚弥vsTJ・ドヘニー。ドヘニーの4敗、勝利した相手を振り返ると井上との相性はそこまで悪くない? めっちゃ応援するけど勝つのは…
勝敗予想はバロッソの5RKO。見どころは平岡の右リード、バロッソの左ストレートかなぁ
申し上げたように平岡アンディはサウスポー同士の対戦でも多彩な右が機能する。
入ってきたところに右フックを合わせるのも得意。
今回もこの右が通用するかが重要になりそうである。
だがディフェンス面はやや危なっかしく、相手の踏み込みに回避が間に合わないシーンが目立つ。
前回も中間距離で何度か顔を跳ね上げられていたが、恐らくバロッソの踏み込み、圧力はセバスチャン・ディアスの比ではない。
両手をバンザイした状態でまっすぐ下がるあの動きは絶好のカモになるかもしれない。
平岡アンディは右リードが通用するか、回避が間に合うか。
イスマエル・バロッソはローランド・ロメロをダウンさせた左ストレートがサウスポー相手にも機能するか、前手のジャブがスムーズに出るか。
平岡が勝つなら判定or後半KO。
バロッソが勝つなら前半~中盤でのKO。
みたいな感じかなぁと。
勝敗予想は……。
イスマエル・バロッソの5RKOにしておきますか。
清水聡vsロベイシ・ラミレス戦と同じラウンド数ということで。
強かったロベイシ・ラミレス、厳しかった清水聡、期待通りの武居由樹、期待外れの今永虎雅。放置タイム約2時間、スポーツイベントとしてはクソ中のクソでしたね
佐々木尽vsカミル・バラ
続いてはこの試合。
王者佐々木尽は今年5月の復帰戦以来のリング。
一方のカミル・バラは2023年6月以来約1年3か月ぶりの実戦となる。
しかも2019年5月から2022年3月まで3年近くブランクを作るなど、試合間隔がやたらと長い。
また2017年5月のジョージ・カンボソスJr.戦(ライト級)が唯一の黒星だが、そこから4試合でウェルター級まで階級を上げている。
いろいろと謎の多い選手である。
まあ、それを言うなら前回佐々木尽と対戦したジョー・ノイナイも2022年3月にS・フェザー級→同年12月にウェルター級と理解不能な増減を繰り返しているが笑
佐々木尽の復帰戦がビミョい。ジョー・ノイナイに5RKO勝利。「スタニオニスとバリオスには勝てる」←それを東京ドームで言わんかいw
カミル・バラはモロニーやグッドマンと似たタイプ
カミル・バラの試合を漁ってみたが、割といい選手に思える。
ジャブが長く横の動きが旺盛。
正面を外しながら中に入るタイミングを探すスタイル。
馬力はそこまでではないが、すべてのパラメータが平均以上。同国のジェイソン・モロニーやサム・グッドマンと似たタイプである。
ルイス・アルベルト・ロペス陥落。アンジェロ・レオの左カウンターでアディオス。亀田和毅の言うロペス対策をまんま実行してたな
小原佳太とカミル・バラはどっちが上っすかね? 勝敗予想は期待を込めて佐々木尽の5RKO
佐々木尽のキャリアでカミル・バラと近いタイプは小原佳太だと思うが、小原とバラのどちらが上かはよくわからない。
パンチの威力、殺傷力は小原佳太だが、あの選手はふくらはぎを痛めてから足の動きが鈍った。
機動力はカミル・バラに軍配が上がるが、バラは小原と違って動いている最中はあまりジャブが出ない。しかもライト級から上げてきた選手なのでフィジカル面も未知数である。
何となくだが、1発が当たりやすい&もらいやすいのは小原佳太。ポイント勝負で苦戦しそう&どこかで1発当てれば終わりそうなのがカミル・バラかなと。
佐々木尽にとっては小原佳太よりやりにくい相手だが、前回のジョー・ノイナイ戦同様、馬力でねじ伏せる展開に持ち込めば何とかなるのではないか。
もちろんあんなブンブン丸ではなく小原戦のようにジャブで組み立てる流れを期待する。
佐々木尽vs小原佳太→100点満点、阿部麗也vsキコマル→微妙、井上拓真vsリボリオ・ソリス→ダントツ最下位。天心、オラスクアガ、佐々木尽がこの日の功労者
というわけで勝敗予想は願望を込めて佐々木尽の5RKO。
大舞台で豪快なKO勝利を挙げて「井上の他にもおもしろい日本人選手がおるやんけ」となれば最高である笑
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